スイッシャー(プロップベイト)おすすめ12選!シンキングモデル等も紹介!

ルアーにプロペラが付けられているスイッシャー(プロップベイト)はバス釣りトップウォーター系ルアーの中でも爆発力を秘めたルアーです。

スイッシャーのタイプは複数あり、シングルやダブルスイッシャーはもちろん、フローティングやシンキングモデルも存在します。

今回はそんな多彩なスイッシャーの中でもおすすめルアーをご紹介します。

落合宗一
執筆者
  • バス釣り歴20年
  • 年間釣行100日超え

中部地方出身のバス釣りアングラー。小学生から地元河川を中心に釣りを初め、バス釣りの面白さにどんどんのめり込んでいきました。今ではワクワクするような非日常を感じる事が出来るような釣りが大好きで、新規フィールドの開拓にもチャレンジしています。

スイッシャー(プロップベイト)とは

スイッシャーは一般的にプロペラが付けられているルアーの事を言います。

ルアーに着けられているプロペラの数はシングルタイプとダブルタイプが一般的です。

プロペラはルアーの前後に着けられているので、回転により大きな水しぶきや水中を大きく攪拌することが出来るルアーです。

スイッシャー(プロップベイト)のメリット

他には無いアピール力がある

スイッシャーは、他のルアーには無いアピール力を発揮する力を持っています。

プロペラ回転による水の攪拌や、プロペラが回転する時に発生する金属的な音はスイッシャーのならではであると言えます。

バスの中には、スイッシャーでなければ口を使わない魚は多いと言われており、長い経験を持っている方も愛用しています。

初心者でも使いやすい

スイッシャーは数あるルアーの中でも扱いやすいルアーの一つでもあります。

スイッシャーを使用する時の基本操作は、ただ巻きであることが多く、ルアー操作が苦手な方でも問題なく使用することができます。

巻くだけでバスを引き寄せて釣ることができるので、初心者でも使いやすいルアーであるとも言えます。

見切られにくい

スイッシャーは見切られにくい場合があります。

多くのルアーが小魚を模して作られているので、水が澄んだ釣り場でも見切らにくくなっています。

プロペラで大きく水を攪拌して魚を引き寄せますが、プロペラ以外は無駄に大きな動きをしない点も見切られにくい理由と言えます。

他のルアーを見切ってしまうバスにも有効となる場合が多くあります。

使い方が多彩

スイッシャーはただ巻きでも使用することができますが、ロッド操作を使用することで多彩な動きを出すことが可能です。

遠投して幅広く使用することも可能ですが、バスが高確率で潜んでいる箇所をじっくりと攻めることもできります。

ルアーごとに得意としている動きがあるので、使い方によってルアーを変えるのもおすすめです。

ゆっくりと誘える

魚の活性が低く、高速で動くルアーに対しての反応が悪い時にも、スイッシャーは活躍できます。

ゆっくりと巻き取ると、ルアー全体が動き出すよりも早く、プロペラが回り出すので、足の遅い魚も追いつき、口を使ってくれます。

プロペラの反応が良いルアーを選択する必要がありますが、低活性時にも活躍できるのは、スイッシャーの魅力です。

スイッシャー(プロップベイト)のデメリット

飛距離が出にくい

スイッシャーの特徴であるプロペラは、高いアピール力を発揮させることができる重要な部品の一つです。

しかしながら、キャスティング時の飛距離においては、空気抵抗を発生させる元となってしまい、高い飛距離を出しにくくなります。

プロペラが大きいほど空気抵抗を生むので、飛距離が出しにくくなってしまいます。

動きの感覚が掴みにくい

スイッシャーを使用する時のデメリットとして、ルアー自体の動きが掴みにくい点があります。

プロペラの回転は釣り人の手元には伝わりにくく、プロペラが回転しているかどうかは、目視以外で確認しにくいのが事実です。

ルアー本体が大きく動くものは別ですが、動きの小さいものは特に感覚が掴みにくいと言えます。

プロペラが固まる

プロップベイトを使用する時には常に確認しておきたいのが、プロベラの状態です。

常に大きな抵抗なく回転していることが理想ですが、プロペラにウィードや、ゴミが挟まり、動きが悪くなることは多くあります。

プロペラが接続されているパーツの隙間などに異物が挟まっていないかは、常に確認しながら使用することが必要となってきます。

スイッシャー(プロップベイト)の選び方

プロペラの数

シングル

ルアーに一枚のみプロペラが付けられているタイプがシングルスイッシャーです、

ダブルスイッシャーと比べて、水しぶきや波動が弱めで、ナチュラルアピールが出来るルアーとなっています。

また、通常のペンシルベイトなどと比較してペラが付いている分移動距離を抑えることが出来るので、ピンスポット攻略にも適していると言われています。

ダブル

シングルスイッシャーよりも水しぶきや波動を強くされているのが、ダブルスイッシャーです。

シングルスイッシャーよりもアピール力が強めなので、効率よく水面やサブサーフェスでバスを引き付けることが出来るようになっています。

また、ペラがダブルとなっている分、更に移動距離を抑えることが可能となっています。

浮力

フローティングタイプ

フローティングタイプは水面でのポーズが可能となっているので、ストップ&ゴーのアクションが可能となり、スイッシャーのアピールで水深のあるエリアでからでもバスを浮き上がらせることが出来ます。

また、移動距離を抑えて、しっかりと水押しするドッグウィークが可能なモデルもあります。

シンキングタイプ

シンキングタイプを使用するメリットは表層はもちろん、サブサーフェスまでレンジを落として使用することが出来る点にあります。

また、水中でしっかりペラが水を攪拌しながらI字の動きを出すのもシンキングタイプの特徴です。

TOPにはバイトしにくい状況を打破することが出来るルアーとなっているので、フローティングタイプとの状況による使い分けがおすすめです。

サイズ

スイッシャーを選ぶ時に、最適なサイズを選ぶことで、釣果を高めることができます。

スイッシャー自体はアピール力の強いルアーですが、大型のルアーを使用することで、更に高いアピール力を出すことができます。

釣り場が波立って多少荒れている状態でもルアーの存在をかき消されることなく、バスにルアーの存在を知らせることができます。

釣り場が荒れていない状態や、水が澄んでいる場合は、バスが捕食する小魚のサイズに合わせるのも有効な手段の一つです。

釣り場で必要なアピール力、捕食している小魚のサイズ、狙いたいバスのサイズを考慮してルアーサイズを選ぶ必要があります。

異なるサイズを準備しておき、状況に合わせて選択しましょう。

カラー

使用するカラーも釣果を高めるには重要です。

“反射色“,”膨張色“”透明色“の3つはカラーの王道と言われており、状況に応じて反応の違いを試してみることがお勧めです。

反射色はある程度広域からバスを引き寄せることができ、見切られにくい色でもあります。

膨張色は水が濁っている状態でも、バスへルアーの存在を認識させやすい色です、

水の透明度が高く、反射色では簡単にルアーを見切る状況では、より本物に近い透明色を選ぶのも有効です。

水面を攻略するために作られているルアーであれば、バスからはルアーの腹部と側面が確認できている状態にあります。

ルアーの背中部分に着目し、釣り人から視認しやすい色を選ぶのもおすすめです。

季節・天候

季節や天候によってルアー選びは大きく変わります。

スイッシャーは、春から秋にかけて特に有効とされています。

春は産卵が終わった後から有効となり、バス自体もできるだけ早く産卵の体力回復を行うため、大型ルアーにも果敢に口を使います。

バス自体も産卵後で体力が無いことから、できるだけゆっくり移動するものを好みます。

このことからも、スイッシャーもロッド操作を駆使して一か所で粘れるタイプが有利です。

秋になるとバスの体力は万全であり、ルアーを追いまわす体力がありますが、その分、簡単にルアーを見切ります。

春とは異なりできるだけ、高速で巻くことができるスイッシャーが有効となります。

価格相場

スイッシャーの価格相場は、1500円程度となっています。

ルアーサイズや製造している会社によって価格変動幅が大きく、1000円程度で購入できるものから、2000円程度のモノも存在しています。

ペラの個数や大きさによる価格変動はあまり大きく無く、他のミノーやトップウォータールアーと同程度で購入可能です。

ルアーが持つ性能と実績を重視して選び出すことがおすすめとなります。

スイッシャー(プロップベイト)おすすめ12選

【DUO】
レアリス スピンベイト60(シンキング)

小型のスイッシャーで、数釣りからビックバスまで幅広いターゲットに対応することが出来るルアーです。

小粒のスイッシャーですが、ボディーサイズに対して重量が重く設定されているので、キャスティング性能も優れています。

I字形のスイッシャーで、ルアーのボディーに余分な動きがない分、スレたフィールドで活躍できます。

【DEPS】
コーリングハスラー(シンキング)

ビックバスに狙いを絞ることができる125mmのロングボディーを持っているのが、コーリングハスラーです。

カバー周りでの使用も想定されているので、スナッグレス性能を高めるためのワイヤーガードが付けられており、積極的に障害物へのアプローチが可能です。

着水時点で水平姿勢となるので、ペラの動き出しが良く、ストライクゾーンを長く取れるのもこのルアーの特徴です。

【ダイワ】
スティーズプロップ(シンキング)

高レスポンスのスイッシャーとして高い人気が出ているモデルで、琵琶湖の北湖を中心に活躍されている長谷川耕司プロの監修によって作り上げられたルアーです。

ルアーカラーに合わせて表面加工処理の”サクサス”が施されたペラが搭載されて高レスポンスなペラ回転を実現しています。

フックサイズも大き目のものが設定されているので、ビックバスでもしっかりとフックセット可能です。

【ノリーズ】
ビハドウ110(フローティング)

強アピールの一般的なダブルスイッシャーと反対に、あくまでもナチュラルアピールを重視したルアーです。

ナチュラルなアピールを出すためにボディーサイズに対して、小型のペラが取り付けられていることが特徴です。

また、ペラは前後で逆回転を行うように設計されているので、弱くて複雑な水流を出すことが可能となっています。

通常のスイッシャーでは反応しないバスを反応させることが可能なルアーです。

【スミス】
ヘドン ウンデッドスプーク(フローティング)

往年の名作として知られているダブルスイッシャーです。

一般的なスイッシャーには角度が付けれているペラが取り付けられていますが、このダブルスイッシャーは角度が付けられていない直ペラが搭載されています。

このため、アクション時にルアーの移動距離を抑えることが出来るようになっており、じっくりとピンポイントが攻めることが出来る様になっています。

スミス
ヘドン ウンデッドスプーク フローティング

【ジャッカル】
チョップカット(フローティング)

ジャッカルの川島プロの監修によって作られたスイッシャーで、大型のペラが付けられているモデルとなります。

通常のスイッシャーと異なり、ペラの設置位置に段差が設けられているので、一枚目のペラで作ったバブルを二枚目のペラで切ることが出来るルアーとなっています。

ただ巻きはもちろん、移動距離を抑えたドッグウォークも得意としている、人気スイッシャーです。

【ガンクラフト】
KAITEN(シンキング)

ビックベイトのスイッシャータイプとして人気が高いのがKAITENです。

ボディーが全く動かず、後方に取り付けられたペラによるアクションで、スレバスにスイッチを入れることが出来るルアーです。

178mmで2ozを上回る重量が設定されているので、10mレンジまでのディープエリアまで探ることが出来きるルアーです。

ビックレイクやリザーバーのディープエリア攻略に最適となっています。

【メガバス】
X-80 プロップダーター(フローティング) 

人気ルアーメーカーのメガバスにラインナップされている、名作ルアーの一つです。

ただ巻きを行うと、弱った小魚の様にヨタヨタとボディーを左右に倒し、細かいスプラッシュを出しながら引いてくることが可能です。

また、トゥイッチを加えることで、リアルなスプラッシュサウンドを出し、バスの捕食スイッチを入れる使い方もできます。

ナチュラル系のプロップベイトとして、各地で実績の高いモデルです。

【エバーグリーン】
プロップマジック75(シンキング)

小型のシングルスイッシャーで抜群の飛距離を出すことが出来るルアーです。

このルアーは低重心設計がされており、ダブルのマグネット重心移動システムが搭載されているので、ロングディスタンスアプローチが可能となっています。

また、シンキングタイプで上向きのアイ設定がされているので、レンジキープがし易いのも特徴となっています。

【スミス】
ヘドン ベビートーピード(フローティング)

非常にシンプルなデザインの小型シングルスイッシャーのルアーとなっています。

トゥイッチを行う時にボディー全体でしっかりと水押しするデザインとなっており、ボディーサイズ以上のアピール力を持っているルアーです。

ユーザーの口コミでは、最高のトップウォータールアーとしても評価されているルアーで、必要に応じてチューニングを行う楽しみを残しているルアーです。

【デプス】
バズジェット

水面が波立ってしまい一般的なルアーでは、アピール不足となってしまう状況でも活躍することができるルアーです。

ただ巻きすると大きくボディーを動かし、ルアー後部につけられているプロペラで水しぶきを作りながらアピールします。

ルアーを潜らせると釣れない、けれども水面が荒れてアピール力が足りない時には特に頼りになるルアーです。

【シマノ】
バンタム トリプルインパクト

名作プロップルアーの一つとして多くの釣り人から高い評価を受けているルアーです。

小魚のような形状を持ち、非常に小刻みにボディーを動かしながら、プロペラでアピールすることができるルアーとなっています。

飛距離にも優れており、遠投しやすく、広範囲から魚を呼ぶことができるので、広大な釣り場で魚を探す時にも有効です。

まとめ

トップウォーターシーズンで他を圧倒することが出来るポテンシャルを秘めたスイッシャーは必ずタックルボックスに入れておくべきルアーです。

なかなか魚の居場所が分からない時や、バイトが得られない時のお助けルアーとしても信頼できるプロップベイトを見つけ出してくださいね。

紹介アイテム一覧

スイッシャー(プロップベイト)の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

DUO
レアリス スピンベイト60(シンキング)
DEPS
コーリングハスラー(シンキング)
ダイワ
スティーズプロップ(シンキング)
ノリーズ
ビハドウ110(フローティング)
スミス
ヘドン ウンデッドスプーク(フローティング)
ジャッカル
チョップカット(フローティング)
ガンクラフト
KAITEN(シンキング)
メガバス
X-80 プロップダーター(フローティング) 
エバーグリーン
プロップマジック75(シンキング)
スミス
ヘドン ベビートーピード(フローティング)
デプス
バズジェット
シマノ
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