サーフ釣り靴おすすめ8選!長靴でも大丈夫?夏用シューズも紹介!

サーフ釣りでの定番のスタイルと言えば、ゲームベストを背負い、ウェーダーを履いて釣りをするスタイルかと思います。

しかし、夏の暑い時期にウェーダーを履いて釣りをしていると、暑いし何より蒸れて不快で釣りどころじゃありません。

この暑い時期に現れるスタイルが、ハーフパンツや水着にサンダルなどの靴を履いて行う、俗にいう「タンパニング」です。

サーフ釣りでの靴は、どんな靴でも良いわけではなく、選択を誤ればまともに釣りができなくなります。

そこで今回は、サーフフィッシングにおすすめなシューズと、ウェーダーがない場合、長靴でも代用が可能かという点を解説していきます。

高山泰行
執筆者
  • 釣り歴30年

愛知県出身在住。物心ついた時から竿を握り、小学生のころ近所の野池に釣りに行くようになり、完全にハマる。二十歳前後までバス釣りをメインに様々な釣りを経験し、現在はソルトをメインに日夜竿を振り回す。流行り、メディアに捕らわれない釣り方を日々模索中。マイボートを購入し、のんびりおにぎりを食べるのが目標。

サーフ釣りは長靴でも大丈夫?

長靴でもサーフフィッシングは可能ですが、率直なところ、サーフでのルアーフィッシングに長靴は向いていないと思います。

サーフフィッシングにおいてウェーダーは、立ちこむためではなく、波で濡れない為の波除けとしてつかっています。

長靴では少しの波で水が入ってしまうため、必然的に遠目からのキャストを強いられ、ブレイクラインが遠くなってしまいます。最悪届きません。

以上は釣果についてですが、安全面でも注意が必要です。

以前長靴でサーフフィッシングをしている方が、中に水が入ったことにびっくりして、急に足を上げてしまい、波に足を取られ、転倒して引きずり込まれているのを見ました。

サーフは埋まりやすく、長靴はぬげやすいというところも注意しましょう。

長靴でサーフフィッシングをする方は、波に近寄らないことが重要です。

いわゆる急深やどん深サーフといわれる場所だと、ショアのブレイクが近いため、波が穏やか日なら一歩引いた場所からでも十分な釣果が期待できます。

波が高い日や、波足が長い日は諦めましょう。

ウェーダーの有無にかかわらず、サーフは早めの見切りが肝心です。

サーフ釣りに適した靴(シューズ)の選び方

サーフでタンパニングする場合、靴はサンダルになると思います。

サンダルにもいろんな種類があるので、どういったものが向いているのか見ていきましょう。

水抜けがよい

サンダルならほぼこの条件は満たしていると思いますが、水に濡れるわけですから大切な条件です。

いつまでも水に居座られたら、足が不快で嫌ですよね。

水抜けのよいサンダルは、砂もたまりにくくおすすめです。

砂が入りにくい

ここを見落とすと、釣りどころではなくなってしまいます。

遠浅サーフなどで見られる、細かい砂ならまだいいのですが、粒が中途半端に大きい砂利浜などは中に入った砂が凶器に変わります。

立っていることもままならないくらい痛いです。

脱げにくい

特に細かい砂のサーフは引き波の際に、必ず足が砂に埋まっていきます。

しばらく同じ場所で釣りをしていると、かなり身長が縮んでしまいます。

その状態で砂から足を引き抜くので、脱げやすい靴はストレスになってしまう他、引っかかって転倒の恐れも出てくるので、脱げにくいものを選びましょう。

鼻緒のついているタイプは、踏ん張ることも多いサーフフィッシングでは、指の間が痛くなるのでおすすめしません。

サーフ釣り靴おすすめ8選

【クロックス】
クラシック クロッグ(10001)

この形状のサンダルの元祖といえばクロックス。

意外と知られていませんが、もとはデッキシューズ(ボート用のシューズ)として作られているシューズで、水との相性は抜群です。

クロッグには底面の足先周りに穴の開いているものと、穴が開いていないタイプがあるので、このクラシッククロッグのような穴の開いているタイプを選びましょう。

穴が開いていないとずっと水と砂が居座ります。

【ダイワ】
ラジアルデッキサンダル(DL-14101)

ダイワのクロックスです。

サーフでの使用する場合は上記のクラシッククロッグと性能差はないので、釣り具メーカーの製品が使いたい場合はこちらか下記のシマノ選ぶとよいでしょう。

クロックスとの差は、底面がラジアルデッキソールになっていて、ボートで抜群のグリップ力を発揮してくれるところです。

【ダイワ】
ラジアルデッキフィットサンダル(DL-14201)

上記モデルとの違いは、かかとまで覆う靴のような形状をしており、フィット感がよいところです。

フィット感がよいので、歩きにくいサーフでは疲れにくくおすすめです。

フィット感がよいため、中に砂が入った際の吐き出す作業は、少し面倒かもしれません。

【シマノ】
EVAIR マリンフィッシングシューズ(FS-091I)

シマノのクロックスです。

こちらも全面を覆うタイプになっています。

大きなホールで水抜けがよく、面ファスナーで調整ができるためフィット感がよく、履き脱ぎもしやすくなっています。

ソールが着脱式になっているため、外すと厚手のソックスを履いても着用できるようになっています。

足保護のためにネオプレーンのソックスをはいても良いかもしれません。

【メレル】
ハイドロモック

メレルはアウトドアシューズのメーカーです。

この辺りはクロックスを筆頭に類似の製品が多数存在するため、好きなデザインを選びましょう。

このハイドロモックのデザインは特徴的な無数の楕円で構成されており、苦手な方も多いきがします。

【リバレイ】
RBB サーフシューズ

RBB サーフシューズは夏場のサーフフィッシングを想定した作りになっていて、全体がニットでおおわれているのが特徴です。

砂の侵入を極力抑えた作りと、靴底にホールがあり、水抜けも抜群です。

靴ひもによる調整と足首のナイロンベルトでフィット感がよく、サーフフィッシングをストレスなく楽しめます。

【アディダス 】
TERREX CC JAWPAW (BC0443)

スポーツアパレルブランドのアディダスより、マリンシューズをご紹介します。

マリンシューズとはマリンアクティビティで小石やサンゴから足を保護するためのシューズで、速乾性に優れています。

このシューズの特徴は、クライマクールというシューズ内部に風を呼び込んで、熱や蒸れを取り除くテクノロジーが搭載されています。

底面にも水抜き用のホールが開いているため、水抜けがよく快適な釣りができます。

【ジェットパイロット】
ハイカット ハイドロシューズ(JP7402)

マリンアクティビティのウエアを扱っているジェットパイロットのマリンシューズです。

ハイカットのデザインと、足首のドローコードで砂の侵入を極力おさえてくれます。

底面に水抜き用のホールはありませんが、砂の侵入を考慮しての設計と思われます。

遠浅サーフなどの砂が細かいサーフで活躍してくれるでしょう。

まとめ

夏のサーフフィッシングはウェーダーは履かずに、サーフに合ったシューズで楽しみましょう。

露出の多いシューズを履く方は、クラゲや砂浜にいる生物に気を付けてください。

クラゲの毒は死んでも有効なので、流れた触手に触れるだけでやられてしまいます。

最近では遠州灘サーフなどで猛毒のクラゲである、カツオノエボシの漂着も多数報告されています。触手は10m以上に及びます。

浜辺に多いスナホリムシも注意です。非常に小さく、噛まれると痛いだけですが厄介です。

マリンシューズの方も、長靴の方も、安全に注意してサーフフィッシングを楽しみましょう。

紹介アイテム一覧

サーフの釣り靴の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

クロックス
クラシック クロッグ(10001)
ダイワ
ラジアルデッキサンダル(DL-14101)
ダイワ
ラジアルデッキフィットサンダル(DL-14201)
シマノ
EVAIR マリンフィッシングシューズ(FS-091I)
メレル
ハイドロモック
リバレイ
RBB サーフシューズ
アディダス
TERREX CC JAWPAW (BC0443)
ジェットパイロット
ハイカット ハイドロシューズ(JP7402)