超高反発ドライバーおすすめ10選!メリットやデメリットも!

超高反発ドライバーとは、フェース面を薄くすることで、ボールに対する反発力を高めて飛距離を出すドライバーです。

2008年にR&A(英国ゴルフ協会)は、クラブフェースの反発係数が0.83を超えてはならないというSLEルールを制定しました。

超高反発ドライバーはこのルールには適合しておらず、反発係数が0.83以上のルール不適合クラブです。

したがって、正式なゴルフ競技で使用することはできませんが、飛距離を出したいシニアや非力なゴルファーに人気を博しています。

超高反発ドライバーを使うメリット

飛距離がアップする

超高反発ドライバーの構造は、フェース面を薄くして反発力を高めることで、ボール初速をアップさせて飛距離が出るようにしています。

一般的に、へッドスピードが40m/s以下のゴルファーが使用することで、効果的にその性能を発揮することが可能です。

つまり、シニアや女性ゴルファーが筋力をアップしてヘッドスピードを速めなくても、従来通りのスイングで飛距離を伸ばせます。

フェアウエイキープ率が高くなる

ゴルフルールでは、ドライバーのヘッド体積は460cc以下と定められているものの、超高反発ドライバーは460cc以上のモデルが多くあります。

ヘッドが大きいと慣性モーメントも大きくなるため、方向性が安定してフェアウエイキープ率が高くなるのです。

また、大きなヘッドはスイートスポットも広くなるため、超高反発ドライバ―はミスヒットに寛容なクラブとも言えます。

ストレスがなくなりスコアがアップする

飛距離を伸ばしたいゴルファーにとって、スイングを変えることなく飛距離を伸ばせることが理想です。

超高反発ドライバーは、従来のスイングを変えずに飛距離が伸ばせるので、ストレスなくプレーすることができます。

また、フェアウェイキープ率も高くなるので、必然的にスコアアップに繋がるのも魅力です。

特にシニアゴルファーは若い頃の飛距離に近づくことで、セカンドショットでツーオンを狙えるようになります。

この精神的優越感はメンタル面でかなりのプラスに繋がり、楽しくプレーすることができるでしょう。

超高反発ドライバーを使うデメリット

非公認モデルを嫌がる人がいる

公認モデルを使用している人からすれば、飛距離が出る超高反発ドライバーの使用をズルいと感じる人もいるようです。

そのような同伴者から使用についての指摘を受けると、その日のラウンドは一日中面白くないものになります。

ゴルフ仲間たちと一緒にゴルフする場合は、スタート前に超高反発ドライバーの使用を確認することが必要でしょう。

競技ゴルフでは使用できない

月例などの競技ゴルフで、ルール不適合クラブの超高反発ドライバーを使用することはできません。

カジュアルコンペであっても、コンペは順位で賞品が決まるので、コンペで使用すると顰蹙を買ってしまいます。

使用できるのは、家族ゴルフや気心の知れた仲間内のラウンドに留まり、競技やコンペで使用することはできません。

ヘッドスピードの早い人には向いていない

ヘッドスピードが速いゴルファーがもっと飛距離を稼ごうとして、反発力の高いドライバーを使用しても飛距離は伸びません。

もともとスイングスピードの遅いゴルファー向けの設計のため、ヘッドスピードが早いとスピン量が増え、ボールが吹き上がってしまいます。

ボールは飛ぶどころか、逆に公認モデルのドライバーよりも飛距離は伸びません。

超高反発ドライバーの選び方

自分のヘッドスピードを知る

超高反発ドライバーは、へッドスピードが40m/s以下の方が使用すると、その性能を存分に発揮できます。

クラブ選びで大切なことは、自分のヘッドスピードを知ることです。

ヘッドスピードは計測器を購入しなくとも、ゴルフショップやレッスン先で測定することができます。

ヘッドスピードが40m/s以上ある場合には、せっかくの超高反発ドライバーも宝の持ち腐れとなってしまいます。

反発係数を必ず確認する

一般のゴルフショップではルール不適合クラブは販売されていないことから、ネットショップで購入することになります。

まず 反発係数が0.83以上であるかをしっかりと確認してから購入してください。

また、最近ではクラブメーカー側も反発係数をできる限り0.83ギリギリに設計して製造しています。

ヘッドスピードがちょっと遅いぐらいのゴルファーは、競技ゴルフでも使用できる公認モデルを購入したほうが良いでしょう。

クラブスペックの確認も重要

シャフトの固さや長さは、現在使用しているエースドライバーのスペックを基準に選んでください。

飛ばそうとしてシャフトが固くて長い超高反発ドライバーを購入しても、違和感で振り切ることができません。

超高反発ドライバーは、ヘッドスピードが速くない方でも速くスイングができるよう軽く作られています。

そのため、総重量は特に気にしなくとも問題はありません。

ネットショップの注意点

超高反発ゴルフドライバーは、ほとんどがネットショップからの購入なので、自分に合ったクラブかどうか試打で確認することができません。

適合モデルは試打ができ、バランスが違ってもおおよそ見当がつくので、写真やデザインだけで選ぶことができます。

超高反発モデルは反発係数やシャフトスペック(フレックス・長さ)など、必ず商品説明を確認して購入しないと失敗します。

超高反発ドライバーおすすめ10選

【ダイナゴルフ】
ダイナミクス プレステージ(dxp-11-95-s)

引用:Amazon

ヘッドにチタン素材比10倍の硬度のチタンを使用しています。

これにより、2mmを切った超極薄1.9ミリフェースが可能となり、反発係数が0.85以上の高反発を実現しました。

ヘッドのトゥ側肉厚を薄くして、ヒール側に重心を置いたライ角設定および、オフセットラインを採用しています。

よって、オートマチックにつかまりの良い豪快なスイングが可能になりました。

フェアウェイを捉え、飛距離20ヤードアップの弾道も夢ではありません。

【WORKS GOLF】
マキシマックスロイヤルプレミア(‎DW-HR-EMXW)

引用:Amazon

ドラコンプロの多くが使用する、ワークスゴルフの製品です。

反発力+1.7mmのフェースで同社の史上最高の飛距離性能を実現し、非力な方でも遠くに飛ばせるように設計されています。

体積が480ccのヘッドは低重心設計で、ボールの上りやすさとつかまりやすさを追求しています。

43.5~47インチの間で選べるカスタムシャフトもあり、短尺シャフトにして飛距離と安定性を手に入れることも可能です。

【ワールドイーグル】
KV1(‎WE-KV1)

引用:Amazon

このクラブの特徴は、ダブル・トランポリン機能と呼ばれるフェースの後ろ側にある大きな溝です。

この溝がインパクトの際に収縮することで、大きなスプリング効果を発揮し、ボールの初速を向上させます。

低重心のシャローフェースは高弾道のボールを実現し、フェースの中央面をわずかに膨らませています。

そのため、スイートスポットを外してもボールのスピン量を抑えられるのです。

クラブ重量も284gと軽量で、非力なゴルファーも安定したバラツキのない飛距離が得られます。

ヘッドスピード40m/sで飛距離は260~280ヤードを狙えるクラブです。

【MUTSUMI HONMA】
MH500X

引用:Amazon

フェースは2041β系チタン素材を使い、反発係数を0.85~0.86の超高反発仕様に仕上げています。

フェース面はスイートスポットを2.7mm、その周りが2.4~2.5mmの部分肉厚型の構造です。

フェース面にレーザー彫刻が施されており、これによりスピン量が抑えられてランが稼げます。

ずば抜けた反発力の大きな飛距離と無駄なスピン量を減少させ、安定したショットを可能にしたドライバーです。

【日本ゴルフスクール】
ロードスター3D

引用:Amazon

日本ゴルフスクールが30年の指導ノウハウから開発した製品で、目指したのはシニアでも10ヤードの飛距離アップです。

キャリーを伸ばすためにハイパーβチタンを採用し、最薄部1.8mmの肉厚変動フェースによって、驚くほどの反発係数を実現しています。

シニアゴルファーのヘッドスピード35m/秒以下に良いと言われる、12度のハイロフトを採用してボールも上がります。

45インチのシャフトをツートンカラーにして、43インチの短尺ような感覚でスイングできるようにして、ミート率を向上させました。

シニアゴルファーの強い味方になってくれること間違いなしです。

【ヤードハンター】
ブラックドライバーオリジナルカーボンシャフトプレミアム

引用:Amazon

ヘッド体積が500ccもあるこのクラブは、慣性モーメントを最大限に活かし、安定した方向性と飛距離が期待できる製品です。

チタンの10倍硬い硬度のジュラルミンヘッドを採用しており、反発係数は0.835~0.847と高水準の数値になります。

シャローフェース&バックのヘッドは低重心で振り抜きやすく、楽に高弾道のボールを打つことができます。

価格も手頃なので、超高反発ドライバーを試してみたいゴルファーには丁度良いかもしれません。

【WORKS GOLF】
エレガントマキシマックス

引用:Amazon

女性に優しい、軽い、短い、速い、弾くを備えた、「私だってもっと飛ばしたい!」という願望を叶えた女性専用ドライバーです。

SP-700βチタンの2.2㎜薄肉フェースの反発係数0.85以上で、激弾で驚異の飛距離を実現します。

ヒール側からトゥ側の0.4~0.6mmの段階肉厚構造のクラウンは、ヘッド容量が460ccでもつかまりが良く、自然なヘッドターンが可能です。

女性専用の超軽量のシャフトを採用しています。

総重量も284gと軽量で、女性でも最終ホールまで疲れ知らずのフルスイングが可能なクラブに仕上げられています。

【PING】
G425 LST

引用:Amazon

極薄で反発係数の高い、PING独自のフェースを搭載し、クラウンはカーボンを採用して低重心設計と安定性を叶えました。

ヘッドサイズは440ccと小ぶりながらも、ウェイト・ポジションが3つ搭載され、弾道調整の機能性を高くしています。

バックスピン量を少なくした強弾道で、飛距離を出すことができます。

【テーラーメイド】
SIMMAX(U3194308)

引用:Amazon

チタンのヘッドを採用して、反発係数をルールの上限の0.83ギリギリまで上げたモデルです。

空気抵抗減少を目指したヘッドデザインがヘッドスピードを上げてくれるので、ややヘッドスピードが遅くとも飛距離が出ます。

460ccの大型フェ―スは低重心で、スイートエリアも広いので、ミスヒットにも寛容性があります。

【ホンマゴルフ】
XP-1

引用:Amazon

全クラブ自社組み立てによるホンマゴルフのトータル設計で、ヘッドとシャフトのバランスが非常に良いドライバーです。

低重心化により、安定した打ち出し角と反発力の高いクラブフェースは、スイートエリアも広く抜群の安定感です。

高ミート率で飛距離を伸ばす発想のドライバーで、へッドスピードが43m/s程度のゴルファーであれば使用できます。

まとめ

今回は超高反発ドライバーについて説明しました。

ドライバーの飛距離はゴルフの醍醐味のひとつなので、無理をせずに飛距離が出る超高反発ドライバーは魅力的です。

メリットやデメリット、自分に合うかどうかを確認してから使用を検討してください。

紹介アイテム一覧

超高反発ドライバーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

ダイナゴルフ
ダイナミクス プレステージ(dxp-11-95-s)
WORKS GOLF
マキシマックスロイヤルプレミア(‎DW-HR-EMXW)
ワールドイーグル
KV1(‎WE-KV1)
MUTSUMI HONMA
MH500X
日本ゴルフスクール
ロードスター3D
ヤードハンター
ブラックドライバーオリジナルカーボンシャフトプレミアム
WORKS GOLF
エレガントマキシマックス
PING
G425 LST
テーラーメイド
SIMMAX(U3194308)
ホンマゴルフ
XP-1