近年、スノーボードの人気が高まってきています。
スノーボードに挑戦したいと考えている人や、レンタルボードを卒業して自分のボードが欲しいと考えている人も多いのではないでしょうか。
板にもさまざまな特徴があり、それに伴い向き不向きがあるので、どのような板を買えば良いのか分からない人も多いでしょう。
そこでこの記事では、数ある板の中でどのような板を買えば良いのか、性能や値段を考慮してコスパ最強のスノボ板10選を紹介します。
コスパ最強のスノボ板のメリット・デメリットにも触れていくので、参考にしてみて下さい。
コスパ最強のスノボ板を使うメリット
未経験でも始めやすい
スノーボードを始めるためには、最低でもスノーボード、ビンディング、ブーツの3点が必要になります。
ビンディングやブーツも少なからず高額なので、コスパの良いスノボ板を買うことで必要資金を抑えることが可能です。
また、初心者向けのエントリーボードも数多く出ているので、幅広く選ぶことができます。
新しいジャンルに挑戦しやすい
一口にスノーボードと言っても、さまざまなジャンルがあります。
オリンピック種目のハーフパイプやビッグエア、スロープスタイルのほか、知名度が上がりつつあるグラトリなど、全て特徴が異なります。
それぞれの種目によって適正な板の形状などが異なるため、力を入れるジャンルによって板を使い分けるという方も。
また、タイプの異なる板を持っているとスノーコンディションに合わせて板を選べるので、楽しみ方の幅が一気に広がるでしょう。
コスパ最強のスノボ板を使うデメリット
値段だけを求めすぎてしまうと、物足りなさを感じる場合もあります。
特に上級者の方では、反発がもう少し欲しい、柔らかすぎるなど、感じる部分が出てくるものです。
また、滑りのスタイルにもよりますが、板が折れるということも少なからずあります。
かといって、新しく始めたばかりの方で頻繁に板が折れることはあまりないので安心してください。
コスパ最強のスノボ板おすすめ10選
【FNTC】
TNT-R
グラトリで人気の高いスノーボードメーカーからリリースされているTNT Rです。
形状は昨年までのVーダブルキャンバーからLーダブルキャンバーに変わり、グラトリのやり易さはそのままに、滑走性能を高めたモデル。
また、FNTCから出されている板は、有効エッジが短い点が特徴の一つです。
有効エッジが通常の板よりも短いことにより、ノーズやテール部分でのエッジの引っ掛かりを抑え、取り回しが非常に良くなっています。
【FNTC】
TNTーC
FNTCからリリースされているTNT Cです。
キャンバー形状の板ですが、有効エッジが短いため、取り回しの良さが魅力のモデルとなっています。
キャンバー形状と言うこともあり、滑走性能が高いです。
また、ノーズ部分に採用されている少し高さのあるロッカー形状により、非圧雪コースやパウダースノーでも十分に楽しめます。
【Burton】
Good Company(23bur00131)
スノーボードの王道メーカー、BurtonからリリースされているGood Companyです。
形状はフルキャンバーで、圧雪された綺麗なバーンでの滑走性能に優れており、高速域でも安定した滑走ができます。
また、キッカーのエントリーがしやすく、着地した際の衝撃吸収性能も高いので、下半身の疲労を軽減してくれるモデルです。
キャンバーに慣れている方なら、非常に乗りやすいフルキャンバーと言えます。
ですが、エッジの引っ掛かりがあるため、ある程度ターンができる中級者以上におすすめです。
【Burton】
Rip Chord(BURTON21066)
Burtonからリリースされているボードです。
形状がフラットロッカーで、エッジの引っ掛かりがなく、操作性に優れています。
さらに、エッジから反対のエッジにかけてソール面が面取りされており、船底のような形になっている点が特徴的です。
操作性が非常に高いため、どのような地形やスノーコンディションでも使用でき、スノーボードの楽しさを実感できます。
オールラウンドのイージーランディングモデルで、初心者から中級者におすすめです。
【YONEX】
Growent(grwt)
YONEXからリリースされているGrowentです。
イージーライドキャンバーという形状で、ノーズ部分とテール部分が広く設計されているグラトリ板になります。
プレス面積が広いため、安定したプレスを長く続けることが可能です。
また、角張ったノーズとテールによって、踏む位置がわかりやすく反発を強く受けることができます。
空中での操作性にも長けているため、自身のスタイルを出しやすいモデルです。
【YONEX】
DECLIC(yn-dec)
YONEXからリリースされているDECLICです。
先程のGrowentと性能はほぼ同じですが、DECLICはレディースモデルで、フレックスが柔らかくなっています。
そのため、女性でも無理なくグラトリを楽しめるのが特徴です。
サイズ展開は136、139、142、145の4種類で、グラトリを楽しみたい女性におすすめのモデルと言えます。
【ALLIAN】
GRIND(14-grind)
人気メーカーのALLIANからリリースされているGRINDです。
形状はハイブリッドキャンバーで、テールとノーズにかけてフラットゾーンを設けたボード。
それにより、取り回しの良さと高い滑走性能を併せ持っています。
ウエストが広めで有効エッジが短い点が特徴で、弾きやプレスの安定感があり、高回転の技が打ちやすいです。
グラトリやジブ、スピン系、プレス系など、幅広いジャンルで能力を発揮します。
初心者でも乗りやすく、上級者でも楽しむことができるモデルです。
【K2】
Standard(tspr)
人気メーカーのK2からリリースされているStandardです。
形状はハイブリッドキャンバーでソフトフレックスであるため、取り回しが良くオールラウンドで使いやすいモデルとなっています。
ノーズとテールが少し薄めに作られており、スウィングウエイトが軽く扱いやすいです。
初心者向けの上達に最適な板と言って良いでしょう。
サイズ展開も多く、自分に合ったサイズを見つけやすいです。
【CAPiTA】
PATHFINDER(22ca01pathfinder)
人気メーカーのCAPiTAからリリースされているPATHFINDERです。
形状はキャンバーで、ノーズとテール部分にゼロキャンバーを設けることで操作性を高めており、エッジの引っ掛かりも気になりません。
また、フレックスが柔らかく、オーリーやプレスといったトリックを打ちやすくなっています。
ソールは摩擦係数の低い素材を採用しており、気持ちの良い滑走ができるボードです。
【RIDE】
Heart Breaker(23rid00123)
RIDEからリリースされているHeart Breakerです。
ツインハイブリットキャンバー形状のレディースモデル。
中央部分のキャンバーにより反発が強く、オーリーやキッカーで高さを出しやすくなっています。
また、衝撃吸収にも優れているので、キッカーの着地の安定感や高速域での板のバタつきを抑えてくれるメリットも。
ノーズとテール部分がロッカー形状になっており、スムーズなターンの切り返しがしやすくなっています。
まとめ
年々スノーボードも進化しており、滑走性や操作性など各種性能が高くなっています。
滑走性能や操作性と一括りに言っても、メーカーにより採用している技術や素材が異なるため、乗り味もさまざまです。
メーカーで板を決めるのも一つの手段ですが、初めは板の形状で絞っていくと見つけやすくなるでしょう。
自分好みのスノボ板を見つけるためには、たくさん乗ってみることが必要です。
今回紹介した10選を参考に、自身のスタイルやレベルに合ったスノボ板を見つけてみてくださいね。
コスパ最強のスノボ板の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方