海の世界を自由に楽しめるシュノーケリング。
水中用カメラで撮影を楽しむのも人気な一方、海中でカメラを落としてしまう紛失事故も多く発生しています。
カメラの紛失は、本体だけでなく写真データも同時に失うため、精神的ショックもとても大きなものです。
海中での紛失は、専用のストラップをつけることで防ぐことができます。
この記事では、シュノーケリング向けカメラのストラップを使うメリット、デメリットや、おすすめ10選についてご紹介します。
目次
- 1 シュノーケリング向けカメラのストラップを使うメリット
- 2 シュノーケリング向けカメラのストラップを使うデメリット
- 3 シュノーケリング向けカメラのストラップの選び方
- 4 シュノーケリング向けカメラのストラップおすすめ10選
- 4.1 【inovative】スナッピーコイルSSカラビナ(LR1300)
- 4.2 【The Standard】スナッピーコイル(80169036)
- 4.3 【BBC】リストストラップ2(077004-BBCRIS)
- 4.4 【エツミ】アクションフロートストラップ(VE-2235)
- 4.5 【OLYMPUS】フローティングストラップ Tough(TG)シリーズ用(CHS-09)
- 4.6 【Ringke】フローティングストラップ 2個入り(RFTST-BN-NS)
- 4.7 【Smatree】フロートストラップ 3個入り
- 4.8 【JJC】フローティングストラップ(ST-8O)
- 4.9 【CamKix】2in1フローティングリストストラップ&ヘッドストラップフローター(D0022-WHF-YEL)
- 4.10 【VKESEN】フローティングハンドグリップ(VGP-0001)
- 5 まとめ
シュノーケリング向けカメラのストラップを使うメリット
紛失を防ぐ
ストラップを使う最大のメリットは、カメラの紛失を防ぐことです。
水深の浅い場所ならば、うっかり落としてしまっても、潜って取りにいくことができます。
しかし、ボートで行くような水深の深い場所の場合、取りにいくのはほぼ不可能です。
紛失防止のためにも、カメラのストラップはしっかりとつけたうえで、撮影を楽しむことをおすすめします。
落下による破損を防ぐ
シュノーケリングは、マスクやシュノーケル、フィンなど必要なものも多く、慣れるまでは装着するのも大変です。
海に入る前でも、ストラップをつけておくことで、うっかり手を滑らせてカメラを落としてしまうのを防げます。
特に、初心者の方はストラップをつけて落下を予防し、身支度に集中できるようにするのがおすすめです。
自分のカメラを見分ける目印になる
多くの方が水中用カメラを使うようになり、カメラの機種が被る機会も増えました。
カメラを誤って取り違えてしまわないよう、目印としてストラップをつけておくのもおすすめです。
また、目立つストラップで主張することにより、盗難のリスクを減らすこともできます。
カメラを携行する際は、取り違えや盗難にも気を配ることをおすすめします。
シュノーケリング向けカメラのストラップを使うデメリット
動きが制限される
手首に通して使うタイプのストラップは、どうしても片腕の自由が制限されてしまい、思い通りに動けずに不便だと感じる方もいます。
特に岩場を歩く際は、転倒しないように注意が必要です。
両腕をフリーに使いたい方は、ライフジャケットなどにつける、スナッピーコイル型のストラップを検討するとよいでしょう。
シーズンごとの点検が必要
カメラの紛失や落下を防ぐためのストラップですが、つけているから大丈夫だと過信するのは危険です。
丈夫な素材で作られてはいても、ストラップの紐やベルト部分は、経年劣化により摩耗していきます。
大切なカメラを紛失しないためにも、できればシーズンごとに状態をチェックし、適切な買い替えの検討をおすすめします。
サンゴを傷つけないように注意が必要
海中ではストラップの長さの分だけ、カメラは身体から離れた状態になります。
特にリゾート地では、サンゴにぶつけて折ってしまわないように注意が必要です。
また、フィンで砂を巻き上げてしまうと、被った砂でサンゴは窒息してしまいます。
撮影に夢中になるあまり、サンゴを傷つけることのないように注意が必要です。
シュノーケリング向けカメラのストラップの選び方
ストラップのタイプで選ぶ
ストラップには、スナッピーコイルと腕に通して使うタイプの2つの形状があります。
スナッピーコイルは主に、ダイビングのBCDジャケットにつけて使用するものです。
シュノーケリングの場合は、ライフジャケットに装着することが多いでしょう。
両手をフリーに使いたい方におすすめですが、ライフジャケット着用のため、シュノーケリングは水面遊泳に限られます。
海の中も自在に楽しみたい方には、腕に通して使うストラップがおすすめです。
輪に腕を通すシンプルな構造ですが、片腕の動きがやや制限され、人によっては慣れるまで不自由さを感じることもあります。
ストラップを検討する際は、まずフリーに両手を使いたいのか、水中も楽しみたいのかを検討するとよいでしょう。
浮力の強さで選ぶ
腕に通して使うストラップには、水面に浮くフローティングタイプも展開されており、浮力の強さを選ぶことができます。
浮力の強いストラップをつけておけば、万が一腕から外れてしまっても、ストラップの浮力でカメラは水面に浮かびあがります。
一方で、浮力の弱いストラップの場合は、潜るときにストラップ自体の浮力に邪魔されないため、スムーズな潜水が可能です。
比較的浅瀬の続くビーチで素潜りを楽しみたい場合は、浮力の弱いタイプ。
水深の深さに不安がある場合は浮力の強いタイプなど、行く場所と使い勝手の好みによって選び分けるとよいでしょう。
フロートが対応できる最大重量で選ぶ
フローティングタイプのストラップは、フロートが対応できる最大重量を確認したうえで購入することをおすすめします。
あくまで目印代わりや、底まで沈まないためなら問題ありませんが、カメラの重量によっては水面に浮かばない場合もあります。
浮力が足りないときは、2個セットを購入して重ねつけしたり、浮力の強いタイプのストラップを選んだりするとよいでしょう。
注意しなくてはならないのが、ストラップの重ねつけや浮力の強いものは、それなりにかさ張りもすることです。
すっきりとした使い心地を求めたいのか、浮力を重視したいのか。
自分の重視するポイントをしっかりと検討したうえで、選ぶことをおすすめします。
メーカーで選ぶ
カメラの製造元メーカーによっては、純正のフローティングストラップが発売されている場合もあります。
寄せられた口コミを見ると、純正品の質の良さを褒める一方で、残念ながら期待したほどではなかったという口コミも散見されます。
しかしながら、ブランドのロゴの入った純正ストラップはやはり目を引き、こだわりを感じさせるアイテムです。
お気に入りの水中カメラを使用している方は、カメラの製造元メーカーと合わせた純正ストラップを検討するのもおすすめです。
シュノーケリング向けカメラのストラップおすすめ10選
【inovative】
スナッピーコイルSSカラビナ(LR1300)
ダイビングの水中写真愛好家の間でもよく使用されている、耐久性に優れたスナッピーコイルです。
スナッピーコイルは、ワンタッチ式のバックルを外すと、コイルスプリングが長く伸びるようになっています。
そのため、動きを妨げずに撮影することが可能です。
ほかのスナッピーコイルと比べて高価ですが、耐久性が高く、長い間安心して使えると評価の高いアイテムです。
【The Standard】
スナッピーコイル(80169036)
The Standardは、ダイビング用のウェイトやマウスピースなど、アクセサリー関連を幅広く提案しているブランドです。
使いやすさを考慮し、通常のスナッピーコイルよりもコンパクトなサイズで作られています。
水中カメラ以外にも、水中ライトを取り付けるなど、カスタマイズが可能です。
フック部分のバネも軽く、女性でも扱いやすいデザインです。
【BBC】
リストストラップ2(077004-BBCRIS)
腕に通して使いたいけれど、浮力が弱めですっきりとした使い心地が希望の方には、こちらのBBCのストラップがおすすめです。
シンプルな形状ながら耐久性に優れており、ダイビングで本格的に水中写真を楽しむ人にも愛用者が多いです。
ブルー、オレンジ、レモン、ブラックの4色展開で、好みに合わせた色を選ぶこともできます。
【エツミ】
アクションフロートストラップ(VE-2235)
水中で長時間使用しても腕が疲れないように工夫された、クッション入りのストラップです。
スナップボタン付きのベルトがついているため、抜けにくいよう腕を通してからの調節も可能です。
クッション部分が厚いため、ウェットスーツ着用時よりも、水着かラッシュガード着用のときに使用する方が、着脱しやすいでしょう。
【OLYMPUS】
フローティングストラップ Tough(TG)シリーズ用(CHS-09)
フロート部分の鮮やかな赤が海中でも目立ちやすい、OLYMPUSの純正フローティングストラップです。
うっかり手を放してしまっても、海面に浮かびあがる十分な浮力を備えているので、安心して水中撮影が楽しめます。
ただし、純正品だからと過信するのは禁物です。
経年劣化を念頭に置き、シーズンごとに紐が擦り切れていないかなど、チェックはしっかりと行うことをおすすめします。
【Ringke】
フローティングストラップ 2個入り(RFTST-BN-NS)
可愛らしいトロピカル柄が特徴的な、フローティングストラップです。
目を引く柄で、すぐに自分のだとわかるため、目印としてとても役に立ちます。
浮力の対応重量は200gまでとなっていますが、口コミによると、若干浮力が弱めと感じることもあるようです。
目印としての効果を重視したストラップをお探しの方に、特におすすめでしょう。
【Smatree】
フロートストラップ 3個入り
鮮やかな色が目を引く、扱いやすいストラップです。
比較的購入しやすい価格帯ですが、腕を通す輪の部分がやや大きめのため、腕の細い方は抜け落ちないよう注意が必要です。
3個セットのため、好みの色も選びやすく、浮力が足りない場合には、ストラップを重ねて浮力の調整をすることも可能でしょう。
【JJC】
フローティングストラップ(ST-8O)
一般的なフローティングストラップが、浮力の対応は最大200gまでとしているものが多いのに対し、こちらは319gまで対応が可能です。
フロートが太めな分、やや腕を通すのが窮屈に感じられますが、スナップボタンがついているので、ある程度の調節も可能です。
色はオレンジ・青・赤の3色展開で、好みの色を選ぶことができます。
【CamKix】
2in1フローティングリストストラップ&ヘッドストラップフローター(D0022-WHF-YEL)
GoProなどのアクションカメラ用のフローティングストラップを探している方には、こちらのストラップがおすすめです。
手首に巻いて使用するほか、ヘッドストラップにも取り付けて使用できるため、用途に合わせた使い分けができます。
ウェットスーツと同じネオプレーン素材で作られているため、耐久性にも優れたストラップです。
【VKESEN】
フローティングハンドグリップ(VGP-0001)
しっかりとアクションカメラを持って撮影したい方には、こちらがおすすめです。
ハンドグリップはカメラを安定させ、ぶれを防いで快適な水中撮影を可能にします。
落下防止のため、撮影の際は先端についたストラップをしっかりと腕に通して使用することをおすすめします。
まとめ
カメラを紛失することなく、シュノーケリングの思い出を安全に持ち帰るためにも、カメラのストラップはぜひ検討したいものです。
使い勝手に合わせてそれぞれのタイプを比較し、快適な水中撮影を楽しみましょう。
シュノーケリング向けカメラのストラップの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方