シマノのロックフィッシュ専用ロッド全解説&おすすめ!ベイトロッドも!

爆発的な人気を見せるロックフィッシュゲームですが、攻めの幅を広げるために専用ロッドは欠かせません。

磯やボートからベイトロッドで狙う豪快なスタイルや、漁港でのテクニカルなスタイルなど、多様化するスタイルの中でロッドの役割も変化してきました。

そこで今回は、数あるメーカーの中からシマノのおすすめロックフィッシュロッドをピックアップして、特徴や役割について紹介したいと思います。

本間信成
執筆者
  • 釣り歴20年
  • 大会上位入賞経験あり

東北の豊かな海で主に根魚やイカメタル、マダイに没頭しています。 内陸住みなので海までは車で1時間半。それでも毎週ドラマを求めて通い続けています。 坊主上等で納得できる釣りを追い求めるストイックアングラーです。 夢は自分の船を持って誰も知らないポイントを開拓することです。

シマノとは

シマノは大阪に本社を持つ「釣具総合メーカー」で、ダイワと人気を二分して高い人気を誇っています。

「ステラ」や「アンタレス」などの名機と呼ばれるリールや、アパレル関係まで幅広く商品をラインナップし、しっかりとした品質には定評があります。

また、自転車部品を扱うメーカーとしても世界的に有名で変速機やブレーキなどの部品では世界トップシェアです。

技術力の高さ、知名度ともに申し分なく、「高品質低価格」が魅力のメーカーといえるでしょう。

商品のラインナップも多く、初心者から上級者まで、豊富な種類の中から自分が求めるロッドを選ぶことができます。

シマノのロックフィッシュロッド一覧と特徴

エントリーモデルから、技術を数多く詰め込んだハイエンドモデルまで発売されており、ありとあらゆるニーズに応えられるラインナップになっています。

  • ハードロッカーBB
  • ハードロッカー
  • ハードロッカーXR
  • ハードロッカーエクスチューン

上記4シリーズが、シマノがロックフィッシュ専用に発売しているロッドです。

それぞれのモデルの価格帯や性能の違いなどを見ていきましょう。

ハードロッカーBB

これからロックフィッシュを始めるなら、まず最初に手に取ってもらいたい1本。

中級者の方も状況に合わせたモデルを数本持つことで、あらゆる状況に対応可能です。

17800〜19500円の手頃なモデルながら、カーボンテープで締め上げてブレを抑える「ハイパワーX」を備えており、ビッグフィッシュにも負けないパワーを持ちます。

上位モデルと比べるとリールシート周りの作りがやや劣ったり、自重が重いという点はありますが、「値段の割に使いやすい!」と驚くようなロッドに仕上がっています。

おすすめモデル

【シマノ】ハードロッカーBB B72H + 

12〜56gまで扱えるヘビーバーサタイルと呼ばれるベイトロッドで、Hの操作性を持ちながらXHのパワーを持っています。

7フィート2インチと言う適度な長さは、漁港で足元回りをテンポ良く探ったり、ボートロックで激しい根周りを丁寧に探るのにぴったりなロッドです。

これからボートロックを始めるという方に特におすすめでしょう。

【シマノ】ハードロッカーBB   B76M

ベイトロッドながらMというややライトなベイトモデルで、8〜32gまで対応します。

プレッシャーが年々高くなっていくフィールドにも対応でき、食わせの繊細なアクションや、ショートバイトも乗せることができます。

場所を選ばず使用することができ、操作性も高いロッドです。

ハードロッカー

ハードロッカーシリーズのベーシックモデルで、アイナメ、ソイ類、ハタ類など、全国あらゆるロックフィッシュに対応できるよう、番手ごとに調整して作られています。

「ハイパワーX」に加え、グリップ周りには軽くて強い「CI4 +」も使われており、誰が使っても満足できる強度と感度を備えています。

値段は26000円程度と、性能と価格のバランスも良い商品となっています。

おすすめモデル

ハードロッカー S76M  

使用ウェイトが6〜24gで、軽量のリグ全般に対応できるスピニングモデル。

漁港周りのあらゆるシーンでこの一本でこなせる仕様で、特にスイミングアクションを得意としています。

各ポイントをテンポ良く探っていき、手数を増やして魚を探すのにぴったりです。

ハードロッカー B710XH

磯場などのストラクチャが入り組んだ場所に適したベイトロッド。

8フィート近い長さを活かしたロングキャストや、ロッドの高さを活かした誘いができ、根がかりを回避しつつ魚を浮かせるパワーがあります。

ロッド1本であらゆるロックフィッシュシーンに使えるロッドです。

ハードロッカー S92H

陸っぱりからロックフィッシュゲームで大きなアドバンテージとなる「大遠投」が得意なロングスピニングモデルです。

他の人が届かないような場所までワームを届けたり、効率良く広範囲を探ることもでき、魚に出会う確率を増やしてくれます。

またロングロッドとしては自重132gは非常に軽量で、1日使用しても疲れにくい重さになっています。

ハードロッカー(S83MH) 

8フィート3インチという絶妙な長さで、磯、漁港、ボートと使うシーンを選ばないロッドです。

8〜32g対応でパワーと繊細さ両方を持ち合わせており、いかなる状況、どんな釣り方にも対応できる点が魅力。

117gという軽い自重で、「ロングロッドだと疲れる」という方でも一日中疲れ知らずで使用できます。

ハードロッカーXR

「ハイパワーX」と「CI4 +」に加え、「スパイラルXコア」によってスパイラルXとの比較で、ネジリ強度10%、つぶれ強度が15%強化されたロッドです。

また、空気抵抗まで考慮され、軽量化した「Xガイド」と「チタンSiC」によってガイドのトラブルレス性能もアップしています。

価格は36800〜41300円とやや高めの設定ですが、周りのアングラーに差をつけたいと思う方におすすめできる性能があります。

おすすめモデル

ハードロッカーXR B68MSB

ベイトロッドでありながらソリッドティップで、プレッシャーの高い魚達にも繊細なアプローチができるように設計されています。

その一方で、バットパワーはしっかりしているので非力な印象は全く受けません。

人的プレッシャーの中で変わりつつある魚に威力を発揮してくれるボート用ロッドです。

ハードロッカーXR 76ML +

6〜24gまで幅広く対応し、特に漁港で多用される10g前後のジグヘッドやテキサスリグの操作が気持ちよくできるロッドです。

繊細な誘いと、軽いシンカーでの食わせの釣りを得意としながら、繊細なティップでショートバイトも弾かず乗せることができます。

また、強いバットも持ち合わせ、ボートロックで活躍することも多いです。

ハードロッカーエクスチューン

ハードロッカーエクスチューンはシマノのロックフィッシュロッドの最高峰モデル。

特徴的なのは「ナノアロイ」と「トレカ」によって、異次元の軽さと高強度、耐衝撃性と柔軟性を獲得したことです。

それらは従来、両立が非常に難しいとされていましたが、最新技術によって実現しました。

さらに「トルザイトガイド」による軽量化と、「カーボンモノコックグリップ」による感度アップも忘れてはいけません。

最高の使用感を求めるアングラーにおすすめのロッドといえるでしょう。

価格は46500〜50000円。

おすすめモデル

ハードロッカー エクスチューン B68H-S/SBOAT

ソリッドティップが特徴的なボート用ベイトロッドです。

最近のボートロックは、ハイプレッシャーなエリアや状況も増え、簡単に釣れないケースもあります。

そんな時は、ショートバイトを乗せる繊細なティップと、ロックフィッシュロッドとして重要なバットパワーを持ち合わせたこのロッドがおすすめです。

ハードロッカー エクスチューン(S76L/M -S)

Lパワーのティップと、Mパワーのバットを持ったスピニングロッドです。

4〜24gまでのウェイトに対応しており、漁港まわりのプレッシャーがかかった魚を狙うような場面で特に活躍します。

また、ボートでのスイミングアクションも得意で、繊細なソリッドティップがスイミング中のバイトも弾かず乗せてくれます。

まとめ

今回の記事では、シマノのロックフィッシュロッドの特徴やおすすめ商品について紹介してきました。

ロッド探しで悩んでいる時間も非常に楽しい時間です。

楽しみながら自分に合ったロッドを見つけて、ロックフィッシュゲームを満喫してください。

紹介アイテム一覧

シマノのロックフィッシュロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

ハードロッカーBB
ハードロッカー
ハードロッカーXR
ハードロッカーエクスチューン
シマノのロックフィッシュロッド
さらに探したい方