一軍シーバスルアーおすすめ20選!最強に釣れる反則ルアーを厳選!

シーバス釣りは様々なルアーを使用して攻略する必要があるため、ゲーム性が高く人気があります。

様々なルアーを持っているシーバスアングラーは、自分の中で実績が高くよく使用するルアーを一軍ルアーとして厳選して釣り場に持っていきます。

一軍ルアーにはベテランアングラーの中でこれは絶対に外せないという人気のルアーがあり、そのようなルアーを参考にして使用すると釣果に結びつきやすいです。

今回は一軍ルアーとしておすすめで最強のルアーを紹介するので、ぜひご参考にしてください。

山下洋太
執筆者
  • 釣り歴18年
  • 年間釣行300日超え
  • 調理師資格あり

三浦半島、真鶴半島、伊豆半島の地磯がメインフィールド。ターゲットは主にロックフィッシュで、アカハタやオオモンハタ、メバルを狙っています。家の近くにも海があり、時間があまりない日は近所でシーバス釣りやチニング、アジングなどを楽しんでいます。また調理師資格を持っており、釣り魚を使った料理も得意です。

目次

シーバスルアーの一軍とは

シーバスルアーの一軍とは、実績が高く、信頼が厚いルアーのことです。

ベテランアングラーになればなるほど、一軍ルアーのみを場所によって持ち替えて使用しています。

多くのアングラーが一軍ルアーとして用意しているルアーの多くは同じルアーになる傾向があり、そのようなルアーを参考にして用意すると釣果が出やすくなります。

また周りのアングラーがどんなルアーを使用しているか常にチェックするとその釣り場に有効なルアーがわかる場合があります。

一軍ルアーは場所によって大きく異なるため、場所ごとに一軍ルアーを決めてボックスに用意しておくといいでしょう。

一軍シーバス用ミノーおすすめ2選

【シマノ】
サイレントアサシン120F フラッシュブースト(Fマイワシ)

シマノのサイレントアサシンは飛距離がよく出て、よく泳ぐおすすめのミノーです。

フラッシュブーストが搭載されたモデルはルアーが止まっていてもフラッシングするため、強くシーバスにアピールできます。

また遅いリトリーブから速いリトリーブまでどのような速度でもしっかりと泳ぐため、状況に合わせた使い方がしやすいこともこのルアーの特徴となります。

【ダイワ】
シーバスハンターⅲ 90f(不夜城)

ダイワのシーバスハンターⅲはコスパに優れたおすすめのミノーです。

低価格ながら基本的な性能はしっかりと備わっています。

まだシーバス釣りを始めたばかりの頃は、ノットが解けてルアーが飛んでいってしまうこともあります。

そのためこのような低価格で使い勝手の良いルアーを複数個持っておくことをおすすめします。

一軍シーバス用シンキングペンシルおすすめ2選

【ロンジン】
レビン(チャートバックキャンディー)

ロンジンはシーバスアングラーに人気の高いルアーメーカーです。

その中でレビンはオーソドックスなシンキングペンシルで、扱いやすくおすすめします。

飛距離が出しやすいため、初心者でも広範囲に探りやすいルアーとなります。

通常のシンキングペンシルは引き抵抗が弱く操作感が低いですが、レビンは程よい引き抵抗があるので、操作感も抜群です。

【ラッキークラフト】
ワンダー80(メタリックイワシ)

ラッキークラフトのワンダー80は長年シーバスアングラーに人気が高いおすすめのシンキングペンシルです。

どのような場面においても使うことができる懐の深さがあります。

また空気抵抗が少なく、遠投性能に優れています。

アクションを加えてもいい動きをするため、ただ巻き以外でも使用してみましょう。

一軍シーバス用ペンシルベイトおすすめ2選

【ナダ】
クロウ 90mm

ナダのクロウは13gで90mmと扱いやすいサイズのペンシルベイトです。

水深が浅くミノーやバイブレーションで攻略できないポイントでは最強のルアーと言えます。

遠投性能にも優れているため、広範囲を探ることができる便利なルアーです。

さらにラトルが入っているため、広範囲に強くアピールすることもできます。

【ダイワ】
モアザン ソルトペンシル-F 95F(サイトブルピンイワシ)

ダイワのモアザンはシーバスアングラーに大人気のシリーズです。

モアザンシリーズのソルトペンシルは名作ルアーと呼ばれているT.D.ソルトペンシルから基本性能やシルエットをほぼそのまま継承しています。

アクションにも反応よく動き、ドッグウォークやトゥイッチを効果的に加えることができます。

ダイワ
モアザン ソルトペンシル-F 95F サイトブルピンイワシ

一軍シーバス用バイブレーション・メタルバイブおすすめ2選

【バスデイ】
レンジバイブ 70ES(ライムチャートヘッドイワシ)

バスデイのレンジバイブは長年シーバスアングラーに愛用されている定番のバイブレーションです。

バイブレーションを初めて使う人にはまずこのレンジバイブ70ESをおすすめします。

飛距離、動きどれをとっても一級品で、誰でも簡単に操作することができます。

バイブレーションは斜めに泳ぎ使いにくいものがありますが、レンジバイブは斜めにならずしっかりと真っ直ぐ泳ぎます。

バスデイ
レンジバイブ 70ES ライムチャートヘッドイワシ

【コアマン】
IP-26アイアンプレートSC (グリーンピンク)

コアマンはVJシリーズなどシーバスアングラーに大人気のルアーを数多く販売しています。

アイアンプレートはシーバス用のメタルバイブで実釣性能が非常に優れたおすすめのルアーです。

今回紹介する名前にSCがついているものはシングルフック化されたモデルです。

シングルフック化されたことにより空気抵抗が激減し、さらに遠投できるメタルバイブとなります。

一軍シーバス用メタルジグおすすめ2選

【アイマ】
ガン吉 20g(イワシ)

アイマのガン吉は岸壁の際でメタルジグを操作してシーバスを狙う岸壁ジギングように作られたメタルジグですが、キャスティングして使うこともできます。

遠投性能が非常に高く、弾丸のようにルアーがかっ飛びます。

遠くでナブラが起きている時にもルアーを届かせることができ、今まで釣れなかった魚を手中に収めることができます。

【ジーク】
Rサーディン ver.2 30g(ハガレシルバー)

ジークは湘南発の人気ルアーメーカーです。

特にメタルジグは種類が多く、全て人気が高いためチェックしましょう。

その中でRサーディンver.2はカタクチイワシを模したフォルムの使いやすいメタルジグとなります。

フォール時にヒラヒラと動き、ベイトが弱ったアクションを再現します。

一軍シーバス用スピンテールジグおすすめ2選

【邪道】
クルクル カウンターアタック 16g(大野SP)

邪道のクルクルは長年定番のシーバス用スピンテールジグです。

遠投性能が高いため、広範囲を探りたい時に使用することをおすすめします。

カウンターアタックはストラクチャー周りをタイトに、スピーディーに探りたい時に最適のルアーと言えます。

実績が高いおすすめのルアーなので絶対にチェックしましょう。

【シマノ】
エクスセンス サルベージブレード AR-C 28g(チャートバック)

エクスセンスシリーズのサルベージブレードは遠投性能が非常に高いぶっ飛び系のスピンテールジグです。

大きなラインアイがあり、キャスト時にはスナップがルアー後方へスライドして移動します。

そのため重心がある頭側が先になるように飛ぶため、今までのスピンテールジグよりも遥かに飛ぶようにできています。

シマノ
エクスセンス サルベージブレード AR-C 28g チャートバック

一軍シーバス用ワームおすすめ2選

【マルジン】
UKシャッド 3.5in(ナノハナ)

マルジンから販売されているUKシャッドは小魚によく似たシルエットで、リアルにできているワームです。

テールが良く動き、シーバスに強くアピールすることができます。

専用のジグヘッドを使用して、かつ通常のワームとは違うセット方法になるため、ホームページ等で確認しておきましょう。

【ワンズ】
しぼり 3インチ(#012)

ワンズから販売されているしぼりはマニアックでコアなシーバスアングラーに人気が高いワームです。

特にハクやチアユなどがベイトとなるマイクロベイトパターンで絶大な効果を発揮します。

また状況によってワームを切り、サイズダウンして使用することもできます。

2g程度の軽量ジグヘッドと組み合わせて使用することをおすすめします。

一軍シーバス用ビッグベイトおすすめ2選

【ジャッカル】
ダウズスイマー220sf(コペトンスイマー)

ジャッカルのダウズスイマーは大人気のビッグベイトです。

一時期は品薄で入手困難なレアルアーで探し回ったアングラーも多いのではないでしょうか。

ジョイント式のビッグベイトはキャスト時に回転し、飛距離が出ないものがありますが、ダウズスイマーは飛行姿勢が良く、遠投できます。

動きも良くアピール力があるため、大型シーバス攻略に役立つおすすめルアーです。

【タカミヤ】
FALKEN Rベイト S.W(UVボラ)

釣具のポイントオリジナルのFALKEN Rシリーズはコスパが高く、人気があります。

今回紹介するベイトS.Wは150mmで34gとやや小型で初心者でも扱いやすいです。

価格も非常に安いので、初めてビッグベイトを使用するアングラーにおすすめします。

ジョイントボディのため、強くフラッシングし、シーバスにアピールできます。

一軍シーバス用ビックミノーおすすめ2選

【エバーグリーン】
ストリームデーモン 160mm(コットンキャンディ)

エバーグリーンのストリームデーモンはビックミノーでは定番で実績が高いミノーです。

このルアーはモンスターシーバスを釣るために設計されたルアーとなります。

小型のシーバスがヒットしにくいため、場荒れすることを防ぐことができます。

ランカーシーバスだけを釣りたいアングラーにぴったりのルアーと言えるでしょう。

エバーグリーン
ストリームデーモン 160mm コットンキャンディ

【シマノ】
エクスセンス ブラストシャッド 170F X AR-C(メッキイワシ)

シマノのブラストシャッド170Fは170mmで55gあるビッグミノーです。

ビッグミノーは比較的浅いレンジを引くように設計されていることが多いですが、ブラストシャッドは少し深めの80cm〜100cmのレンジを引くことができます。

引き抵抗が大きくなりますが、ベイトを追うシーバスがいるレンジに設定されているため、釣果につながることが多いおすすめのビッグミノーです。

シマノ
エクスセンス ブラストシャッド 170F X AR-C メッキイワシ

一軍シーバス用ポッパーおすすめ2選

【シマノ】
バンタム ワールドポッパー 69F(キョウリンワカサギ)

シマノのワールドポッパーはフラッシュブースト搭載で唯一無二のアピールができるポッパーです。

フラッシュブーストはルアーが止まっている状況でもフラッシングし、シーバスにアピールできます。

ポッパーを操作するときはアクションを加えて止める間を与えますが、その間の時にもシーバスにアピールし、誤爆を軽減することが期待できます。

シマノ
バンタム ワールドポッパー 69F キョウリンワカサギ

【ウォーターランド】
レッドアイポップ(ブルー/シルバー)

ウォーターランドのレッドアイポップは大物が好む捕食音系のポップ音が出るため、シーバスにアピールできるおすすめのポッパーです。

またポップ音が重低音で、水中深くまで響き渡りシーバスの捕食スイッチを入れることができます。

アクションを加えやすい設計で、ドッグウォークなどが簡単にできます。

ウォーターランド
レッドアイポップ ブルー シルバー

一軍シーバスルアーの選び方や使い分け方

場所によって使い分ける

サーフ

サーフは比較的外洋に面していることが多く、大型シーバスが狙える絶好のポイントです。

サーフでのシーバスを攻略するためには飛距離が出て、しっかりと泳ぐルアーを一軍ルアーとして選択する必要があります。

具体的にはフローティングミノー、シンキングミノー、シンキングペンシル、バイブレーションと様々なルアーがサーフでのシーバス釣りに有効です。

外洋に面しているサーフではイワシなどのベイトフィッシュが回遊してくることが多く、イワシが遠くを回遊している場合は遠投が必要になります。

遠投できるルアーを持っていないと沖のボイルが攻めきれず、もどかしい思いをすることがありますので、必ず遠投できるルアーを用意しましょう。

またイワシが波打ち際にいる時もありますが、このような時は波打ち際でシーバスがヒットすることがあります。

波打ち際のような流れが複雑な場所においてもしっかりと泳ぎ、シーバスにアピールすることができるルアーがサーフで有効となります。

干潟

干潟はウェーディングするシーバスアングラーに人気が高く、時期によっては大型シーバスがよく釣れる魅力のあるポイントです。

ウェーディングでシーバスを狙う時には、エイ対策や深みに落ちないようにエントリーコースを熟知しておく必要があります。

干潟は干潮になる非常に浅いポイントなので、基本的には表層を探ることができるルアーが有効となります。

イワシがベイトとなるときは7cm〜9cmのミノーやシンキングペンシルを使用しましょう。

大型が釣れるコノシロパターンになると表層系のビッグミノーやビッグベイトに反応がよく、一軍ルアーとしてローテーションに組み込む必要が出てきます。

例外としてハゼが多くなる夏から秋は底付近をじっくりと探ることができるバイブレーションやシンキングペンシルにも反応が良くなります。

磯は足場が悪く敷居が高いポイントですが、コアなアングラーが足繁く通う人気の釣り場です。

磯でシーバスを狙う場合は遠投性能が高く、狙ったトレースコースを通すことができるミノーが有効となります。

また足元から水深があるポイントではバイブレーションも有効になることもありますが、磯では根がかりが起こりやすいので注意して操作する必要があります。

沖にしもりがあるポイントではしもりの際を舐めるようにルアーを通すと大型シーバスが釣れることが多いです。

そのような場面でルアーが斜めに泳いでしまうと狙いのコースから外れるだけでなく、根がかりが多発してしまい釣りのテンポが悪くなってしまいます。

そのためルアーが斜めに泳ぐことなく、しっかりと真っ直ぐ泳ぐ性能がルアーに備わっている必要があります。

河口

河口はプランクトンが集まりやすく、そのプランクトンを捕食するためにベイトフィッシュが集まります。

シーバスがそのベイトフィッシュを追いかけ回遊してくるため、回遊待ちをして釣りをすることが河口でのシーバス釣りの特徴となります。

回遊待ちの釣りでは広範囲を探り、回遊してくるシーバスとの遭遇率を少しでも上げる必要があります。

そのため遠投できるルアーで、広範囲を探る釣り方が奏功することが多いです。

用意したいルアーとしては、ミノー、シンキングペンシル、バイブレーションなどが挙げられます。

またシーバスが回遊してきてボイルをしているときは表層を攻めることができるペンシルベイトも有効に場合があります。

この釣り方ではルアーのカラーが派手目なものが効果的かつ広範囲にアピールできるため、ゴールド系やチャート系のカラーを選ぶようにしましょう。

河川

河川は大型シーバスが釣れることが多く、人気が高いフィールドです。

場所にもよりますが、河川では居着きと呼ばれるその場所を住処にして行動範囲が狭いシーバスがいることが多いです。

そのためピンスポットを狙うためのキャスタビリティに優れていて、かつ立ち上がりがいいルアーを使用するといいでしょう。

立ち上がりのいいルアーとは、着水後リーリングしたらすぐに動き出すルアーのことです。

ピンスポットを狙う時には立ち上がりのいいルアーを使用しないと、ルアーが動き出す頃には狙いのポイントを通り過ぎている場合があります。

重心移動システムを採用しているルアーの中には立ち上がりの悪いルアーがあるので注意しましょう。

具体的にはミノー、シンキングペンシルなどが有効になり、河川での釣行前に用意しておくことをおすすめします。

季節やパターンによって使い分ける

イワシ、コノシロパターン

イワシやコノシロがベイトになるパターンはシーバス釣りで最も知られているパターンではないでしょうか。

このパターンはイワシまたはコノシロがいれば成立するので通年シーバスを狙うことができるパターンとなります。

イワシがベイトになるときは比較的幅広く様々なルアーで釣れるため、ベイトのサイズとレンジが合うルアーを選択して狙ってみましょう。

一方コノシロがベイトになるときは、ビッグベイトやビッグミノーに反応が良くなります。

日中にイワシやコノシロを狙うときはチャートやゴールドなど派手なカラーを、夜間に狙う場合はホワイト系などの視認性が高いカラーを選択することをおすすめします。

マイクロベイトパターン

マイクロベイトパターンとは、春に小さなベイトフィッシュを捕食するシーバスを狙うパターンのことです。

マイクロバイトパターンの代表的なベイトフィッシュとしてボラの稚魚であるハクが挙げられます。

アングラーの間でハクパターンとも呼ばれ、難攻不落と言われる難しいパターンで有名です。

ハクがベイトになるときは、50mm程度のシンキングペンシルとワームが外せないルアーとなります。

シンキングペンシルはトゥイッチなどのアクションに反応がよく、左右に激しく動くものがいいでしょう。

またワームでハクパターンを攻略できる場面もあります。

ワームを使用する場合は2g前後の軽量ジグヘッドに3インチ程度のピンテール系ワームをセットして使用することをおすすめします。

落ち鮎パターン

鮎は夏から秋にかけて産卵し、産卵後は弱り川の流れに従って川を下ります。

その鮎を捕食しているシーバスを狙うのが落ち鮎パターンです。

落ち鮎はサイズが大きく大きいものでは30センチにもなるため、ビッグベイトやビッグミノーでの攻略が有効となります。

落ち鮎パターンでは、鮎が流れに流されている動きを演出できるドリフトに反応がいいため試してみましょう。

そのためフローティング系のルアーよりもサスペンドやシンキングのルアーを使用するとドリフトしやすいためおすすめです。

サヨリパターン

サヨリパターンとは名の通りサヨリがベイトになるパターンのことです。

このパターンは他のパターンに比べ、攻略方法が確立されていなく非常に難しいパターンと言えます。

その理由としてはサヨリは移動速度が速く、横に幅広く一定のレンジにいることが挙げられます。

サヨリは水面下30cm程度のレンジにいることが多いため、水面や水面直下を引くことができるペンシルベイトやシンキングペンシルに好反応になる場合が多いです。

ボイルがでたらその付近にルアーを投げるとヒットすることが多いため、遠くのボイルでも直撃できる遠投性能があるルアーを選びましょう。

種類は状況に合ったルアーを使う(持ち歩く)

ミノー

ミノーは小魚の形や動きに似せたルアーのことで、シーバス釣りに最も使用されているタイプのルアーです。

ミノーにはフローティング、シンキング、サスペンドがあり、ポイントの水深やルアーに加えたいアクションで使い分けましょう。

フローティングミノーはリーリングをやめると浮くルアーで、浅いポイントを攻略するときに効果を発揮します。

一方シンキングミノーは沈むルアーで、水深があるポイントでもレンジを入れて攻略することができます。

サスペンドミノーは浮きも沈みもしないルアーのことで、ドリフト釣法に最適です。

サイズとしては7cm〜12cm程度のものを用意して、その時にいるベイトのサイズに合わせて使用すると釣果につながります。

シンキングペンシル

シンキングペンシルはミノー同様にシーバスフィッシングで幅広く使用されています。

シンキングペンシルはその名の通り沈むルアーで様々なレンジを攻略できます。

ペンシル形状で空気抵抗が少なく遠投性能に長けたルアーで、広く探りたい時に使用するといいでしょう。

またミノーよりアピールが弱めなので、よりナチュラルに攻めたいハイプレッシャーなエリアでも使用することをおすすめします。

イワシ、コノシロ、ハクなどのベイトフィッシュがいる場面で使用できるため、代表的なパターン全てで有効なルアーです。

あまり知られていない使い方としては、ハゼパターンでボトムをドリフトしてハゼを捕食するシーバスを狙う方法があります。

足元にハゼがたくさんいるポイントでぜひお試しください。

ペンシルベイト

ペンシルベイトはシンキングペンシル同様、ペンシル形状で空気抵抗が少なく遠投性能に長けたルアーです。

シンキングペンシルとは違いペンシルベイトは水面に浮くルアーなので、トップウォーター系のルアーとなります。

シーバスがボイルしている状況で有効になるので、ボイルが多発している時に使用してみましょう。

またハクパターンではルアーを水面で浮かし、流れに乗せて引き波を立てるとシーバスが喰ってくることがあります。

5cm〜12cmくらいのサイズを用意して使用しましょう。

小型で軽量なものはトゥイッチなどのアクションにレスポンスよく動きます。

大型のペンシルベイトはトゥイッチのような細かなアクションにはやや不向きですが、ドッグウォークのようなロッドを大きく動かしてアクションを加えるとしっかりと動きます。

バイブレーション・メタルバイブ

バイブレーションは小魚の形をしていて小刻みに震えるルアーのことです。

バイブレーションには金属でできたものがありメタルバイブと呼び、シーバスアングラーの間では鉄板バイブや鉄板と呼ぶことも多いです。

ミノーやシンキングペンシルでは攻略しきれない深場を攻める時のバイブレーションの出番があります。

特にメタルバイブでは遠投ができるため、水深があるポイントで広範囲を素早く探るのに最適のルアーと言えます。

バイブレーションの基本操作はただ巻きですが、ボトムバンプやボトムズル引きにも対応しており、ボトム付近でシーバスが捕食しているハゼパターンにも使用できます。

メタルジグ

メタルジグは鉛やタングステンでできたルアーのことで、空気抵抗が少なく、高い遠投性能があります。

他のルアーで届かないポイントにもルアーを届かせることができ、なかなか攻略できない遠くのナブラも攻めることができます。

またレンジも表層からボトムまで全てのレンジを攻略できる便利で懐が深い特徴もあります。

冬のボートシーバスではジギングでシーバスを狙う場面があり、そのような時期にボート釣行の予定があるアングラーは必ず用意しておきましょう。

スピンテールジグ

スピンテールジグとは、魚の形を模した金属製のルアーのテールにブレードがついたルアーのことです。

非常にアピールが強いため、なかなかシーバスが反応しない状況でも思わず口を使うようなルアーです。

魚を寄せる力は強いですが、シーバスがすぐにスレることが特徴です。

そのためルアーローテーションとしては最終手段として使用することをおすすめします。

他のルアーをいくら投げても反応がなかったのに、一投目であっさりと釣れることもあるため、必ずタックルボックスにしのばせておきましょう。

ワーム

ワームは喰わせ力が高く、シーバスがスレているハイプレッシャーなポイントでも釣果につながることがあるおすすめのルアーです。

近年は様々な形状のワームがあり、シーバスの攻略に役立ちます。

特に人気が高いのはただ巻きでバイブレーションのような動きをするものや、左右に激しくダートするものが挙げられます。

シーバスに使用されることが多いワームの形状として、シャッドテールとピンテールがあります。

シャッドテールはアピールが強めで、浮き上がりやすいワームです。

イワシやいなっこがベイトになるときに使用すると釣果につながることがあります。

一方ピンテールのワームはアピールが弱めで、ハイプレッシャーなポイントで使用するといいでしょう。

特にハクパターンの時に無類の強さを発揮することがあるので、春にシーバスを狙うといきは必ず用意しましょう。

ビッグベイト

ビッグベイトは近年人気が高く、大型シーバスが釣れる魅力が高いルアーです。

15cm〜30cmほどのものが多く、ベイトの大きさに合わせて使用するといいでしょう。

ビッグベイトが効果を発揮するパターンとしては、コノシロパターンや落ち鮎パターンが挙げられます。

コノシロや鮎は大型のものだと30cm近くまで大きくなります。

そのためビッグベイトでしかマッチザベイトすることができないため、これらがベイトになるときはビッグベイトが最強のルアーと言えるでしょう。

またビッグベイトは魚を寄せる力が強いためサーチベイトとしても使用することも有効です。

シーバスの居場所がわからない時やシーバスがそのポイントにいるかどうか知りたい時に使用することもシーバス攻略の鍵となります。

ビッグミノー

ビッグミノーとは大型のミノーのことで、16cm以上のことを言う場合が多いです。

ビッグベイトと同じようなサイズ感ですが、ビッグベイトほど重たくなく通常のシーバスロッドで扱えるルアーとなります。

有効なパターンとしてはベイトが大型となるコノシロパターンや落ち鮎パターンが挙げられます。

コノシロパターンや落ち鮎パターンでビッグベイトを使用したいけど専用ロッドがないアングラーはまずこのビッグミノーを試してみましょう。

大きいルアーにシーバスが激しくバイトするシーンを目にすると病みつきになるのもこのルアーの魅力です。

ポッパー

ポッパーはルアーの先端がカップ形状になっているため、アクションを加えるとポップ音と水流が発生し、シーバスにアピールします。

ポップ音がシーバスの捕食音や小魚が逃げる音を模しています。

そのためポッパーはシーバスがボイルしている状況で有効になるルアーです。

また水深がないポイントでも根がかりの心配がなくルアーを操作することができます。

サイズや重さの使い分け方

ルアーのサイズはベイトの大きさに合わせて使用することが一般的です。

シーバス釣りにおいては5cm〜12cmがあればある程度攻略することができます。

ビッグベイトにおいては先ほど述べた通り15cm〜30cmが有効なサイズとなります。

ある程度通い慣れたポイントでどのようなベイトがいるか把握していて、一軍ルアーが絞れている状況であれば、その状況にあったサイズのみを持って釣行しましょう。

新規開拓や近況が把握できていない時には様々なサイズのルアーを持っていき、どのようなベイトがいても対応できるようにしておくといいでしょう。

ルアーの重さについては使用するロッドや水深に合わせて使用する必要があります。

ロッドの適合ルアーウェイトを大きく超えたルアーをキャストすると、ロッドが破損する場合があるので避けた方がいいでしょう。

またシンキングペンシルやバイブレーションなど沈むルアーは水深に合わせて選択しないと根がかりにつながります。

特に浅いポイントで釣りをする場合はあまり重たいものを使用することは避けましょう。

カラー(色)の使い分け方

ナチュラル系

ナチュラル系とはイワシやコノシロなどの体色を模したカラーのことです。

リアルなカラーでシーバスに違和感なく口を使わせることができます。

水色がクリアーなときはシーバスからルアーが見えやすく、ナチュラル系のカラーが釣果につながることが多いです。

またシーバスがスレている状況でも効果的で、強すぎないアピールでシーバスが反応することがあります。

アピール系

アピール系のカラーとは、チャートやゴールドといった派手なカラーのことです。

アピールが強く、広範囲にルアーの存在を知らせることができます。

日中にボートや沖堤防からシーバスを狙っていると、なかなかシーバスが釣れない時間帯があります。

そのような時はハイアピールなカラーを使用して、シーバスにルアーの存在にまず気が付かせることが重要になります。

アピール系のルアーではフラッシングも強く出るので、ジャーキングやトゥイッチなどのアクションを加えるとより効果的にアピールすることができます。

クリア系

クリア系カラーはクリアボディのルアーのことで、攻略が難しいアミパターンに効果的です。

シーバスの活性が著しく低い冬にはアミパターンでシーバスが釣れることがあります。

アミパターンはハクパターンなどと同様に難攻不落と言われていて攻略が難しいです。

シーバスがアミを捕食しているときは特にこのクリア系カラーに釣果が出るので必ず用意しておきましょう。

アピールが弱く、シーバスを寄せる力も弱いため、ピンスポットでシーバスがボイルしている定点ボイルが見られる状況で使用することをおすすめします。

まとめ

シーバス釣りでは実績が高いルアーを使用することが釣果アップへの近道です。

今回紹介したルアーはどれも実績十分のルアーばかりですので、必ずチェックしましょう。

この中から自分のフィールドにあった一軍ルアーを見つけ、さらなる釣果アップをしていただけたら幸いです。

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