ショアからのシーバス釣りは想像以上に難易度が高く思い通りの釣りが出来ずに頭を抱える釣り人も少なくありません。
そこでおすすめなのがボートからジギングで楽しむシーバスフィッシングです。
メタルジグを落とし込んでアクションを加えて巻くだけなので初心者でもシーバスとのファイトが楽しめます。
今回はそんなシーバスジギングを楽しむために必要なロッドの特徴、選び方、そしておすすめ商品をご紹介されて頂きます。
ぜひ、沖に出て手軽にシーバスフィッシングを楽しみ思い出に残る1匹を仕留めて下さい。
- 釣り歴20年
- 釣り大会の出場経験あり
静岡県在住。 小学生のころ、父とサビキ釣りをきっかけに釣りに熱中するようになりました。 ルアー釣りがメインですが、餌での上物釣りや底物釣りまで幅広いジャンルを楽しんでいます。 魚は釣るのも食うのも大好きで釣りバカ人生まっしぐらです。 釣り方や魚への拘りが強く数釣りよりも理想の釣りを求めています。 現在の目標はイシダイ70㎝オーバーです。 離島まで足を運んでもなかなか出会えない王者の魅力に憑りつかれてしまいました。
目次
- 1 シーバスジギングロッドの特徴
- 2 シーバスジギングに適したロッドの選び方
- 3 シーバスジギング用ロッドおすすめ8選
- 3.1 【ダイワ】LABRAX AGS BS 610MHB
- 3.2 【シマノ】グラップラー BB タイプ LJ B66-0
- 3.3 【アブガルシア】OCEANFIELD Seabass Jigging OFBC-64L/60
- 3.4 【メジャークラフト】2017 ジャイアントキリングスローモデル GXJ-B66/2SJ
- 3.5 【ジャッカル】Bambluz EXTRO SLJ BBXS-C64-SLJ
- 3.6 【テールウォーク】SSD SLJ S630
- 3.7 【ゼニス】ZEROSHIKI Super Light Spec ZSL-B611UL
- 3.8 【テンリュウ】HORIZON LJ HLJ641B-FLL
- 4 まとめ
シーバスジギングロッドの特徴
シーバスジギングはキャスティングせずフォールと巻きを繰り返すのでベイトロッドを使うのが一般的です。
そして、青物狙いのように激しいジグ操作を必要としないのでハリや硬さは必要ありません。
柔軟性あるロッドの方がバイトを弾かずフッキング率がアップしますし、バラシの軽減にも役立ちます。
また、シーバスジギングではショアからとれないランカーサイズも掛かりますからトルクあるロッドがおすすめです。
この特徴に当てはまるのがライトジグング用やスロージギング用のロッドです。
シーバスジギング専用のロッドはあまり見かける事が無いので専用ロッドに拘る必要はありません。
シーバスジギングに適したロッドの選び方
長さ
シーバスジギングを行う船は小型のものが多く船内は広くありませんから取り回しの良い6f台のロッドがおすすめです。
キャスティングで広範囲を狙うような釣りを行う事はありませんから操作性を重視して選ぶのがポイントです。
この長さですとアクションを加えてもジグが大きく動く事はありませんからシーバスに適した誘いを掛ける事が出来ます。
硬さ
シーバスはベイトを海水と一緒に吸い込むように捕食するので硬いロッドはルアーを的確に吸い込ませる事が出来ません。
また、激しく首を振ったり水面ではエラ洗いで抵抗するので硬いロッドは衝撃を吸収出来ずバラシを多発します。
硬すぎるロッドはジグアクションは大ぶりになりシーバスをスレさせる原因にもなるので不向きです。
その為、しなやかに曲がる柔軟性を持ったMLクラスのロッドをおすすめします。
テーパー
シーバスジギングではただ巻きを基本としてスローテンポなアクションを多用します。
ゆっくりとしたジャークを入れたり、沈下速度が遅い大きなスライドアクションで誘う事が殆どです。
その為、ロッドのテーパーはスロー～レギュラーを選ぶようにして下さい。
ハイピッチジャークやメリハリあるアクションを演出するテーパーのロッドは適していません。
ルアーウェイト
シーバスジギングはディープエリアを攻める事は殆どなく一般的に60～100gのジグを使用します。
派手なアクションを入れる事が無くただ巻きの釣りが中心となりますから多少のオーバーウェイトでも問題ありません。
潮の速いエリアを除けば60g前後のジグを使用する機会が多いので、このウェイトに合わせてロッドを選ぶのがおすすめです。
ティップの形状
食い込み重視の釣りを楽しみたい方はソリッドティップ、掛け重視の釣りを楽しみたい方はチューブラーティップを選んで下さい。
ただし、感度重視のハリを持たせたティップはバイトを弾くので形状に関係なくおすすめしません。
ジグ操作もただ巻きが基本ですからリーリング時に常にティップが入る柔らかいものをおすすめします。
シーバスジギング用ロッドおすすめ8選
【ダイワ】
LABRAX AGS BS 610MHB
ガーボンで作られたAGSと呼ばれるガイドを搭載したシーバスジギング専用ロッドです。
ティップはルアーウェイトが乗せやすくリーリング中にバランス良く曲がってくれるのでジグの動きが的確に判ります。
リールシートは肉抜きされており軽量で握り込んだ時にしっかり手にフィットするので操作性も抜群です。
ベントカーブもスムーズでシーバスを掛けるとワンピースロッドの様な曲がりを楽しめます。
【シマノ】
グラップラー BB タイプ LJ B66-0
ブランクスをハイパワーXと呼ばれるカーボンテープで締め上げたスロージギング用のロッドです。
ロッド全体が非常に柔らかくオーバーアクションを加えてもジグが暴れる様な事はありません。
ティップも柔らかくバイトを弾かないのでシーバスジギングに最適なロッドです。
グリップジョイントの2ピースロッドですが1ピースロッドの様な曲がりを見せてくれます。
【アブガルシア】
OCEANFIELD Seabass Jigging OFBC-64L/60
ブランクスがカーボンテープで補強されておりランカーシーバスとも安心してファイト出来るシーバスジギング専用ロッドです。
ガイドは信頼性高い富士工業製ニューコンセプトガイドが使われておりライントラブルを起こしません。
手に取りやすい価格のロッドですが作りがしっかりしており上級者でも納得して使用出来るクオリティです。
【メジャークラフト】
2017 ジャイアントキリングスローモデル GXJ-B66/2SJ
トルクある中弾性カーボンをブランクスに用いたスロージギング用のロッドです。
ロッド全体をカーボンテープで締め上げておりタメが効くのでバラシを軽減してくれます。
スローテンポのジグ操作に特化したロッドですからただ巻き中心のシーバスジギングに流用出来ます。
青物や大型真鯛も浮かせるパワーを持っているのでランカーシーバスを掛けても安心です。
【ジャッカル】
Bambluz EXTRO SLJ BBXS-C64-SLJ
繊細さと強靭さを兼ね備えた大物対応のスローライトジギング用ロッドです。
カーボンソリッドのブランクスを必用箇所だけカーボンテープで補強してあるのが特徴です。
ロッド全体が柔軟性に富んでおりシーバスを掛けるとトルクを生かしたファイトが楽しめます。
ジグの操作性も高くロッドが硬すぎないのでナチュラルなアクションを演出出来ます。
【テールウォーク】
SSD SLJ S630
フォールアクションで食わせる設計が施されたスーパーライトジギング用のロッドです。
アクションを入れるようなテクニカルな操作性を排除して巻きの釣りに特化しておりシーバスジギングに最適な性能を持っています。
感度も高くボトムタッチの感触がダイレクトに伝わるのでレスポンス良く巻き上げ動作に入れます。
ティップも柔らかく常にテンションを感じながらジグをただ巻きする事が可能です。
【ゼニス】
ZEROSHIKI Super Light Spec ZSL-B611UL
浅場の釣りでフォールを意識した攻めに特化したライトジグング用のロッドです。
拘り抜いて厳選したチューブラーブランクスはシーバスを掛けると動きに対して柔軟に追従するのでバラシを軽減してくれます。
セパレート式のEVA素材が巻かれておりしっかり手にホールドするので快適な釣りが楽しめます。
100gまでのジグ操作が可能ですから潮の速いポイントでの攻略におすすめです。
【テンリュウ】
HORIZON LJ HLJ641B-FLL
シーバスジギングで多用する60g前後のジグ操作が快適に行えるスーパーライトジギング用のロッドです。
カーボン素材を結着させる樹脂の間にC・N・Tと呼ばれる特殊素材が混ぜられておりタメを効かせたファイトが楽しめます。
ティップはグラス製のチューブラーティップが採用されており感度の高さと柔軟性を兼ね備えています。
まとめ
シーバスジギングは初心者でも手軽にシーバスを狙う事が出来る魅力的な釣りです。
フォールと巻きを繰り返すだけなので体力も必要なく女性やお子様でも手軽に楽しめます。
ジギングの入門としてもピッタリですからぜひ、チャレンジしてシーバスの引きをお楽しみ下さい。
シーバスジギングのロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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