丸型の渓流ベイトリールおすすめ6選!特徴を解説!

渓流ベイトフィネスで使うリールには丸型ベイトリールとロープロファイル型ベイトリールの2種類があります。

現在発売されているベイトリールの多くがロープロファイル型ですが、丸型リールを好んで使うというアングラーも数多くいます。

今回は、丸型ベイトリールを渓流で使うメリット・デメリットや、おすすめの丸型ベイトリールをご紹介させていただきます。

梶原
執筆者

    神奈川県在住。海釣りから渓流釣りまで幅広いジャンルをシーズンに合わせて楽しんでいます。友人にライトショアジギングに誘われたのをきっかけに釣りにハマり、今では毎週のように釣りに出かけています。渓流ベイトフィネスをメインに、渓流に行けないときは近所でシーバス、メバル、タチウオなどを狙っています。最近はボートでのロックフィッシュ、タイラバなどにも挑戦中です。

    丸型のベイトリールとは

    丸型ベイトリールとは文字通り丸い形をしたベイトリールで、ベイトリールが開発された初期からある伝統的な形のリールです。

    元々はただのラインストッカーのようなものでしたが、徐々にドラグやクラッチ、レベルワインダーなどの機能が追加されていき、現在のようなベイトリールになりました。

    クラシカルな見た目と堅牢さで渓流に限らず、海釣りなどのでもとても人気の高いリールです。

    渓流釣りで丸型ベイトリールを使うメリット・デメリット

    最近発売されているベイトリールはロープロファイル型が多く、丸型ベイトリールを使ったことがないという方も多いのではないでしょうか。

    ここでは、丸型ベイトリールを使ったことがない方のために渓流釣りで丸型ベイトリールを使うメリット・デメリットをロープロファイル型との比較も交えてご紹介させていただきます。

    メリット

    渓流釣りで丸型ベイトリールを使うメリットは2つあります。

    まず1つ目は、リール自体の剛性が高いことです。

    丸型ベイトリールは金属削り出しのものが多く、ロープロファイル型に比べてボディの剛性が高くなります。

    ビッグトラウトなどのパワーがある魚とのやり取りをする際にも、この剛性があるおかげで比較的楽に魚を寄せてくることができます。

    そして、丸型リール最大のメリットは見た目がとにかくカッコいいことです。

    丸型リールはクラシカルで高級感溢れる見た目で、所有欲を満たしてくれます。

    金属削り出しボディの高級感と、渓流にもよく映えるクラシカルなデザインは、道具にこだわる渓流アングラーにもとても人気です。

    デメリット

    渓流釣りにおいて、丸型ベイトリールを使うデメリットは2つあります。

    1つ目は、サイズが大きく、重量が重いことです。

    丸型ベイトリールは、ロープロファイル型に比べてサイズが大きく、重量も重くなりがちです。

    一般的なロープロファイル型は1軽いもので約150gのものなどもありますが、丸型ベイトリールは200gを超えるものがほとんどです。

    サイズが大きく、重量が重いことで、ロープロファイル型に比べて取り回しのしやすさではやや劣る傾向にあります。

    デメリット2つ目は、値段が高いことです。

    金属削り出しボディは加工にも手間がかかるので、値段も高くなってしまいます。

    また、特に渓流用のベイトリールは数が少なく、ディスコンになっているものも多いので、中古市場でも高値で取引されているものが多いです。

    丸型の渓流ベイトリールおすすめ6選

    ここまで、丸型ベイトリールを渓流で使うメリットやデメリットをご紹介させていただきました。

    ここからは、渓流釣りに使える丸型ベイトリールを6つご紹介させていただきます。

    【シマノ】
    カルカッタコンクエストBFS HG

    シマノで人気の丸型リールであるカルカッタコンクエストのベイトフィネス専用機で、マイクロモジュールギアによるシルキーな巻き心地が特徴の丸型ベイトリールです。

    FTB(Finesse Tune Brakesystem)等の最新技術も詰め込まれており、クラシカルな見た目でも性能が非常に高く、丸型ベイトフィネスリールの決定版とも呼ばれています。

    金属削り出しの高級感ある重厚さがありながら、自重は200gと丸型リールの中では軽めに作られており、所有欲も満たしてくれるおすすめの丸型ベイトリールです。

    【ダイワ】
    ミリオネアCT SV

    ダイワのミリオネアシリーズのバスフィッシングモデルであるミリオネアCT SVは、軽量なルアーを扱うことに長けた丸型ベイトフィネスリールです。

    ギア比6.3の60Hと7.2の70SHの2モデルが用意され、巻きの釣りを得意とするリールとなっています。

    オールマシンカットボディの精度の良さと、SVコンセプトによる最小限の調整で軽量~重量級ルアーまで対応するおすすめの丸型ベイトリールです。

    【メガバス】
    モノブロック

    バス釣りで有名なメガバスから発売されているモノブロックは、コンパクトボディながら非常に高級感のあるデザインで人気の丸型リールです。

    「進化するモノブロック」と銘打たれたグリジオストーンは、その通りモノブロックシリーズの中でも最も新しいモデルで、高級感がありながらも210グラムという軽量ボディを有しています。

    しっかりとしたトルク性能を搭載し、大型のトラウトやバスにも安心して対応できるおすすめの丸型ベイトリールです。

    【五十鈴工業】
    BC421SSS

    日本最古のリールメーカーである五十鈴工業から発売されているBC421SSSは、コンパクトでクラシカルな見た目が人気の丸型ベイトリールです。

    メイドインジャパンの精度の高い加工技術で作られており、細部までこだわった見た目が所有欲を満たしてくれます。

    見た目はクラシカルですが、精密さと堅牢さが非常に高く、実戦でもしっかり使えるおすすめの丸型ベイトリールです。

    【SABRE】
    DX100/DX101

    高級リールが多い丸型ベイトリールの中でも安さがウリのSABRE DX100/DX101は、金属と樹脂を組み合わせたフレームの丸型ベイトリールです。

    DX100が右巻き、DX101が左巻き仕様となっています。

    高級リールに比べるとボディ剛性が劣り、重量も約250gと重めですが、スプールの回転性能やブレーキ性能は渓流でもしっかり使えるスペックとなっています。

    実勢価格で1万円を切るので、丸型ベイトリールを試してみたい方などにはおすすめのベイトリールです。

    【アブガルシア】
    アンバサダー2500C/2501C

    クラシカルな渓流ベイトフィネスリールといえばアブガルシアのアンバサダー2500C/2501Cといわれるほど人気の高い丸型ベイトリールです。

    クラッチがボタン式で押しにくかったり、渓流で使うためにはスプール交換などのチューニングが必要だったりと、機能や軽さでは現行リールより劣っています。

    しかし、現行リールには出せない機械的な機能美からくる圧倒的なカッコよさを持っています。

    2500Cが右巻き、2501Cが左巻き仕様となっており、左巻き仕様でチューニング済みのものだと15万円以上で取引されている超高級品です。

    現在はディスコンとなっており、中古でしか手に入らず、なかなか手に入れられませんが、一生に1度は使ってみたいリールです。

    まとめ

    今回は渓流釣りで丸型ベイトリールを使うメリット・デメリットや、おすすめの丸型ベイトリールをご紹介させていただきました。

    初心者の方ではなかなか手の出しにくい高価格帯の多い丸型ベイトリールですが、値段に見合った価値のあるものばかりです。

    見た目だけで満足させてくれる丸型ベイトリールは、写真を撮ることの多い渓流釣りとも相性が抜群です。

    今回の記事を読んで興味を持ってくださった方は、ぜひ丸型ベイトリールを検討してみてはいかがでしょうか。

    紹介アイテム一覧

    丸型の渓流ベイトリールの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

    シマノ
    カルカッタコンクエストBFS HG
    ダイワ
    ミリオネアCT SV
    メガバス
    モノブロック
    五十鈴工業
    BC421SSS
    SABRE
    DX100/DX101
    アブガルシア
    アンバサダー2500C/2501C