持ち運びの際や車載運搬時にロッドが傷ついてしまったり、ガイドの破損が起きてしまったりして釣りができなくなってしまった経験はありませんか。
それが竿先の繊細な部分であれば、小さな傷でもアクションの変化や魚とのファイト時に破損してしまうきっかけでもあり、釣果にしても金額にしても大きな痛手となります。
今回はロッドを安全に運搬したり、保管時でも安心して管理できるおすすめのロッドティップカバーの紹介をします。
ロッドを破損してからでは遅いので、これから購入を検討している方や、ロッドティップカバーとは何かわからない方でも詳しく紹介していきますので参考になれば幸いです。
目次
- 1 ロッドティップカバーとは?
- 2 ロッドティップカバーの必要性
- 3 ロッドティップカバーを使うメリット・デメリット
- 4 ロッドティップカバーおすすめ14選
- 4.1 【タカ産業】ティップカバー
- 4.2 【プロックス】ティップガードカバー 40cm 55cm
- 4.3 【プロックス】クロロプレンティップガードカバー 40cm 55cm
- 4.4 【ヤマガブランクス】ティップカバー S M
- 4.5 【ダイワ】ティップカバー (A) ロング(A) ロング80(A)
- 4.6 【デプス】ティップカバー
- 4.7 【デプス】ロッドチューブカバー
- 4.8 【マルシン漁具】穂先まも~る+α 大小
- 4.9 【アブガルシア】ロッド ティップカバー&ベルト
- 4.10 【スラッシュ】ロッドティップカバー
- 4.11 【スラッシュ】ソリッドティップカバー
- 4.12 【クレイジーオーシャン】オーシャンティップカバー
- 4.13 【ティクト】ティッププロテクトカバー
- 4.14 【ガンクラフト】オリジナルティップカバー
- 5 100均(ダイソー等)で自作する方法
- 6 まとめ
ロッドティップカバーとは?
ロッドティップとは、竿先部分のことを言います。
これはとても繊細で家の場合では天井にぶつけてしまったり、車では運搬時の接触や扉に挟んでしまうと破損の直接的な原因となります。
また、ロッド同士の擦れで傷をつけてしまう場合があります。
これらを主にロッドの穂先部分にクッション性の高いゴム素材でカバーする事で、安全にロッドを運搬や保管する事ができるアイテムとなります。
ロッドティップカバーの必要性
車で釣行する場合でも不意な急カーブや急ブレーキなどで車内でのロッドの衝突や擦れでロッドに傷がつく場合があります。
また、ランガン時でも足場の悪いポイント移動やより魚との出会いを求めて何本かのロッドを持ち歩く場合でも、木などにぶつけながら移動してしまう事もあります。
他人への配慮を考えていたとしても、不意な破損はつきものです。
備あれば憂い無し、大事なロッドほどロッドティップカバーは必要なものと言えます。
ロッドティップカバーを使うメリット・デメリット
メリット
ロッドティップ部の保護性はもちろんのこと、複数のロッドを持ち歩く際のラインが絡まるトラブルの軽減やライン自体への傷防止にもなります。
自宅などへの保管時でも、カバーを装着しているだけで埃などへの付着防止にもなります。
またランガン時でもベルトを装着する事で、より容易に持ち運ぶ事ができるようになり、釣果にも影響する事でしょう。
デメリット
常に装着するので一瞬の時合いを逃してしまう可能性もあります。
また、海などで使用してメンテナンスを疎かにしてしまった場合、ガイドのサビや汚れに気がつかずに過ごしてしまう場合もあります。
ロッドティップカバーおすすめ14選
【タカ産業】
ティップカバー

タカ産業から発売しているティップカバーは、アジングやメバリングロッドの繊細なティップも、クッション性の高い素材で安心してまとめる事が出来るカバーとなります。
また、ベルトも付属しているので、ティップ部以外のロッドをベルトでまとめる事で持ち運び時でもバラける事なく利便性のある製品となります。
価格もリーズナブルですので、初めてのティップカバーの購入にはうってつけの製品になります。

【プロックス】
ティップガードカバー 40cm 55cm

プロックスから発売しているティップガードカバーがあります。
曲がりを防ぐためにシャフトをグラス製にしていたり、ネオプレン素材のゴムベルトでしっかりと固定してロッドを保護する事が出来ます。
こちらの製品は40cm・55cmの2種類があり、55cmのサイズでは胴調子のロッドでは重宝するラインナップとなっております。


【プロックス】
クロロプレンティップガードカバー 40cm 55cm

クロロプレン製と言われるゴム性の素材を使用しており、耐老化性、耐油性に優れロッドティップを守ってくれるカバーとなります。
曲がりを防ぐグラス製のシャフト入りで繊細な穂先を守ります。
こちらもラインナップが40cmと55cmとなり、55cmサイズであればベルトも3本でしっかりとロッドを固定する事が出来、持ち運びに便利です。
胴調子ロッドをよく持ち運び移動する方にはオススメできる商品です。


【ヤマガブランクス】
ティップカバー S M

こちらのヤマガブランクスのテュップカバーではSサイズとMサイズのラインナップがあり、Sサイズでは36cmでライトクラスのロッドサイズで、Mサイズでは45cmのオフショアロッドが適正になります。
ネオプレーン製ティップカバーとなっており、ウェットスーツにも使用される素材をしようしているため、柔軟性、伸縮性、撥水性が優れているのは言うまでもありません。
デザインもシンプルでどのロッドとも合わせやすく、スタイリッシュなティップロッドでお洒落に保護することができます。


【ダイワ】
ティップカバー (A) ロング(A) ロング80(A)

ダイワから発売しているティップカバーでは、3種類のラインナップがあります。
通常のサイズでは37cmで、先端内部ではセミハードボードや本体内部にクッション材を内蔵しダブル構造で衝撃や擦れに意識しているところでは流石ダイワと言えます。
ロング(A)では55cmのサイズになり胴調子ロッドにも最適で、ティップカバーロング80(A)ではカワハギ竿などのシングルガイドがほとんど保護する事ができる80cmのサイズとなり、ダイワのロッドティップカバーで様々なサイズのロッドティップを保護できるラインナップと言えます。


【デプス】
ティップカバー

デプスから発売しているティップカバーの特徴として、3mm厚のネオプレーン素材で繊細なティップを保護しており、移動の安全性や積載時のトラブルを限りなく最小に抑えるように作られています。
また、ロッドの種類によっては4〜5本ほどまとめてカバーリングする事ができる大きさでもあり、備え付けられているロッドベルトでより強固に固定する事で安心した保護性があるのでデプスのティップカバーになります。

【デプス】
ロッドチューブカバー

こちらのデプスのロッドチューブカバーでは、ブランクスやガイドなどの傷を保護するだけでなく、ラインを通した状態でも糸絡みを防いでくれる特徴があります。
ラインを通した状態で移動することで、現地での準備が短縮するのはもちろんですが、ロッド同士のラインがガイドに絡み破損してしまう事があります。
こちらのロッドチューブカバーではその心配もなく、車への積載が行えるメリットがあり、一歩早く釣りを始める事が可能となります。

【マルシン漁具】
穂先まも~る+α 大小

マルシン漁具から発売している穂先まもーるでは大きいサイズでは長さが16cm、小さいサイズでは13cmの2種類の大小のラインナップがあります。
繊細で感度を持つティップ部を高耐久性のクッション素材を使用しており、ティップ部のベルト以外でも、継ぎ形状のロッドに役立つようロッドベルトも付属しており、しっかりと固定して持ち運びのできる商品となっております。
価格もリーズナブルでサイズのラインナップもあるので、こだわりのメーカーがなければ使用しても問題無くオススメできる製品でしょう。


【アブガルシア】
ロッド ティップカバー&ベルト

アブガルシアはスウェーデン企業のメーカーで海外のスタイリッシュなデザインで多くのファンがいるメーカーとなります。
ティップカバーの素材として、ネオプレン製で安心してティップを保護する事が出来、ロッドベルトが付属しておりロッド自体をしっかりと固定してバラける心配がなく持ち運べます。
またロッドを素早く束ねるようマジックテープ式の開口部を採用していたり、別売しているロッドキャリーショルダーベルトを取り付ける事でランガンスタイルで使用することも出来ます。


【スラッシュ】
ロッドティップカバー

スラッシュのティップカバーでは最大6〜7本をまとめて収納し、持ち運びができるのが特徴となります。
全長が約65cmとちょうど良いサイズ感で、たくさん収納できるティップカバーとしてはかさばることなく持ち運びが出来ます。
素材もクッション性の高いポリエステルインターロックをしようしており、保護性も安心できるものとなっております。
一度の釣行でたくさんのロッドを持っていくアングラーに関しては、要チェックの一品です。

【スラッシュ】
ソリッドティップカバー

ロッドのティップ部分をガードに特化したティップカバーとなります。
こちらの素材もポリエステルインターロックの保護性の高い素材を使用しており、ライトゲームなどの繊細でスリムなソリッドティップなどのロッドを安全に衝撃から保護するために、本体内部にてグラスソリッド芯を内蔵していることで安心して収納する事が出来ます。
ソリッドティップの1ピースロッドであれば4〜5本、2ピースロッドであれば1〜2本ほど収納する事ができるサイズとなります。

【クレイジーオーシャン】
オーシャンティップカバー

クレイジーオーシャンから発売しているティップカバーで全長が47cmとなっており、見た目もスタイリッシュでどんなロッドにも合わせられるデザインとなっております。
また、4カ所のベルトでしっかりと固定できる作りとなっており、移動の際にティップが擦れて傷がつく事なく、極細穂先でも安心して保護してくれるティップカバーですので、特に繊細なロッドを持ち歩く際には重宝することでしょう。

【ティクト】
ティッププロテクトカバー

アジングやメバリングなどライトゲームで有名なティクトから発売しているティップカバーがあります。
特に極細なティップで繊細な取り扱いが必要なライトゲームでは、小さな小傷でも致命的になってしまう場合もあります。
ティップを優しく保護するためにソフトナイロン生地を使用しており、リアベルトでロッドと固定し保管時や車載の移動の時の保護性が高く安心して釣行出来ます。
デザインもスタイリッシュなロゴと無駄のないサイズ感で、ライトゲームのロッドでもフィット感のあるティップカバーと言えます。

【ガンクラフト】
オリジナルティップカバー

ビックベイトやジョインテットクローなどで有名なガンクラフトから発売しているティップカバーがあります。
クッション性に優れたクロロプレンゴムを2.5mm厚で使用しており、移動時や運搬などではベルトでガッチリと固定することでティップ部への衝撃を軽減し、安心して持ち運べます。
また、サイズが65cm×5cmで、バス用のロッドであればまとめて4本ほど収納する事ができるサイズ感となっております。
ビッグフィッシュを狙う際にどうしてもロッド自体が太くなってしまいますが、ガンクラフトのティップカバーであれば安心して複数のロッドをまとめて持ち歩く事ができる事でしょう。

100均(ダイソー等)で自作する方法
タブレッド、PCのクッションケースの素材がとても耐久性があり、軽量素材のため任意の大きさにカットして自作ロッドティップとして代用している人もいるみたいです。
もしくはスマホ、携帯ゲーム機、デジカメを収納するクッションケースであれば加工することもないサイズ感で、ティップの保護を代用する事が出来ます。
また、椅子やテーブルの足裏のニットカバーで自作代用として行えます。
クッション素材、ニット素材の自作として用いる際に、電気コード類をまとめるマジックテープも使用することでより頑丈でしっかりと固定でき、より安全にロッドティップカバーを100均などで代用する事が出来ます。
まとめ
釣果に直接関わることのないロッドティップカバーですが、釣果の良い人ほどロッドを万全の状態でフィッシングに挑んでいるのではないでしょうか。
ロッドの心臓部とも言えるティップ部を安全に保護してくれるカバーで、本来のロッドアクションが出来、破損というストレスのないフィッシングができれば幸いです。
ロッドティップカバーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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