【ロックフィッシュ】ベイトリール用ラインの太さ選びとおすすめ5選!

ロックフィッシュの醍醐味といえば、ガチンコパワーで魚と格闘することですよね。

それにはやっぱりベイトリールを使うのが一番。

ドラグフルロックで魚を浮かせて、キャッチ率を大幅にアップすることができます。

そこで非常に大事になってくるのがライン選び。

いくら強靭なタックルでも、ラインが弱ければ魚の暴力的な引きをねじ伏せることはできません。

そこで今回の記事では、ロックフィッシュベイトタックルに最適なラインの太さなど、選び方のポイントについて紹介します。

本間信成
執筆者
  • 釣り歴20年
  • 大会上位入賞経験あり

東北の豊かな海で主に根魚やイカメタル、マダイに没頭しています。 内陸住みなので海までは車で1時間半。それでも毎週ドラマを求めて通い続けています。 坊主上等で納得できる釣りを追い求めるストイックアングラーです。 夢は自分の船を持って誰も知らないポイントを開拓することです。

ロックフィッシュのベイトリールに適したラインの選び方

ロックフィッシュベイトタックルに適したラインの選び方は、場所や狙い方によって異なります。

冒頭でガチンコパワーでの勝負にはベイトリールが一番と書きましたが、フィネスな操作にもベイトを使うことがあります。

前者の場合は、根ズレにもビクともしない太めのラインを選択しますが、後者の場合は比較的細めのラインを使います。

また、素材の選択でも使いやすさは全く異なりますので、確認していきましょう。

太さの選び方

太さの選び方は、使う場所によって変えるのがおすすめです。

磯場や根がかりが多い場所、足場が高くてぶち抜かなくてはならない場所などでは太い16~25lbクラスのフロロラインを使いましょう。

磯場は根の起伏が激しく、手前に高い根があったりすると、常にラインを擦りながら操作することになります。

比重が重くて沈みやすいフロロラインならなおさらです。

太いラインを使うことによって合わせ切れを防止するとともに、強引なファイトでラインをゴリゴリに擦ってもブレイクを防げます。

一方、太いラインは飛距離が落ちるというデメリットもあります。

そのため、漁港などで軽めのシンカーを使いたいときには太いラインは不向き。

フィネスな釣りには、飛距離のことも考慮して、10~14ポンドほどのフロロラインを選びましょう。

素材の使い分け

素材は基本的にはフロロラインを使いますが、その他のラインを使った方が良いことも。

各素材の使い分けについて確認しましょう。

フロロライン

まずは定番のフロロライン。

フロロラインの特性は表面が硬く傷が入りにくいことと、比重が重く沈むことが特徴です。

そのため、根回りを釣るロックフィッシュにはピッタリなラインと言えるでしょう。

スピニングリールで太ラインを扱うとすぐにライントラブルに見舞われますが、ベイトなら問題なし。

磯場などでは基本的にフロロラインを使用して、根ズレ対策をしましょう。

磯場では最低16lb、基本的に20lbから上のものを使うようにしましょう。

PEライン

PEラインは根ズレにめっぽう弱いという特性がありますが、直線的な強度や飛距離の面ではピカイチの性能を持ちます。

そのため、使用する場合はPEラインの先にフロロカーボンもしくはナイロンのリーダーを組み、根ズレ対策をすることが必須条件。

ノットを組むのは大変ですが、その代わりに抜群の遠投性能を確保できます。

また、ボートの釣りではPEラインの「伸びない」という特徴が大活躍。

深場でのバイトでも、伸びが少ないためシッカリとフックアップできます。

根ズレ対策を考えるのなら2~3号、飛距離重視なら1.5号がおすすめです。

ナイロンライン

ナイロンラインは、「伸びる」「根ズレに弱い」という性質からロックフィッシュ界隈ではあまり使われないラインです。

しかし、現在のナイロンラインはフロロカーボンよりも耐摩耗性がアップしたものも。

そのため、機能性の高いナイロンラインをベイトリールに使うのもOK。

柔らかいため飛距離を稼げますし、リーダーを組む必要もないため、釣りが快適になります。

ただし、安物ラインは耐摩耗性はありませんし、劣化も非常に早いため、ライン選びが非常に重要になることは覚えておきましょう。

ロックフィッシュ用ベイトリールラインおすすめ5選

ロックフィッシュ用ベイトにおすすめなラインをピックアップしました。

状況に応じて最適なラインは異なりますので、使い分けしてみましょう。

【クレハ】
シーガーフロロマイスター

安くても使えるフロロカーボンラインといえば、このシーガーフロロマイスター。

80m毎のマーキングで巻きかえ目安がひと目で分かる仕様。

適期的な巻きかえ前提で使うなら、このラインのコスパが最強でしょう。

14lbまでは320m、16lb、20lbは240m巻きで、たっぷり使えます。

【サンヨーナイロン】
APPLAUD GT-R ウルトラ

フロロを遥かに凌ぐ耐摩耗性を謳うナイロンライン。

感度が劣ると思っている方も多いですが、魚のバイトを感じたりボトムを感じる段階ではさほど差を感じません。

合わせを入れる時は、十分ラインスラックを取ればOK。

または、リーダーとして使えば伸びも最小限に抑えられていいとこ取りできます。

【ダイワ】
UVF PEデュラセンサー×4+Si²

ダイワのデュラセンサーは、高密度に編み込まれた耐摩耗性に優れるPEライン。

「マッスルPE」という密に編み込まれたPEラインによって、耐摩耗性や耐久性だけではなく、飛距離UPや糸鳴り軽減など、使い心地も進化しています。

魚種毎に細分化されたラインナップを用意し、使い分けも可能。

また、4本撚りは8本撚りと比べて飛距離はやや劣るものの、耐摩耗性に優れ、ロックフィッシュシーンでの仕様には最適です。

【バークレイ】
バニッシュレボリューション

バニッシュレボリューションは、価格と機能のバランスの取れた高品質フロロライン。

超低伸度かつ高耐久で、強度も面ではビックフィッシュとのパワーゲームでも全く引けをとりません。

150m巻のため、2回に分けて使うことができる他、中途半端に余ってしまったときにはPEラインのリーダーとしても申し分ないため経済的です。

【よつあみ】
XBRAID アップグレード X8

アップグレードX8は、しなやかで使いやすいPEラインの代表と言える商品。

PEラインは一般的に密度が高くなると耐摩耗性が上がり、直線強力が落ちますが、独自技術で両方の性能を実現しています。

使ってみると、表示の太さよりも1段階細いような使用感を感じるのは、太さ標準規格に準じたものづくりをしているから。

使用感もよく、ライントラブルも少ないことから、長年コレしか使わない人もいるほどファンの多いPEラインです。

まとめ

今回の記事では、ロックフィッシュのベイトリール用ラインについて紹介してきました。

ライン選びはそれぞれのスタイルによっても最適な商品は異なります。

そのため、最初から自分にピッタリの商品を見つけるのは難しいでしょう。

たくさんのラインを使ってみて、使いやすい商品を見つけてみてください。

紹介アイテム一覧

ベイトリールのラインの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

クレハ
シーガーフロロマイスター
サンヨーナイロン
APPLAUD GT-R ウルトラ
ダイワ
UVF PEデュラセンサー×4+Si²
バークレイ
バニッシュレボリューション
よつあみ
XBRAID アップグレード X8