ラウンドではショットからパットまでありますが、パターを使う頻度はほかのクラブに比べてかなり多くなります。
だからこそ、自分に合うパターを選びたいですよね。
重いパターはボールの転がりが良くなるので、小さいストロークでも距離が出せたり、インパクト時のボールのブレが少なくなります。
パターで3パットが少なくなると、スコアも大きく変わってくるでしょう。
そこで、今回は重いパターを使うメリットとデメリット、重いパターの人気ランキングをご紹介するのでぜひご覧ください。
重いパターを使うメリット
ボールの転がりが良くなる
重いパターのメリットとして、ヘッドの重みを利用して打つことができるので、ボールの転がりが良くなる傾向にあります。
ロングパットなど距離を出したいとき、なかなか打ちきれないときに重いパターを使えば、比較的楽にボールが転がるでしょう。
ボールの転がりが良くなることで直進性も上がるので、真っ直ぐ転がりやすくなるのも良い部分ですね。
手打ちになりにくくなる
重いパターはヘッドの重みを利用してストロークできるので、手打ちになりにくい傾向があります。
手打ちにならないと言うことは、芯に当たる確率も上がり、当たったときのミスも減らせるでしょう。
そして、ミスが減ることでパット数も減らせます。
重いパターは初心者から上級者の方まで幅広く使うことができるでしょう。
芝目や風の影響を受けにくい
ベント芝や高麗芝などの芝の種類や芝目、コースに吹いてくる風など、いろいろな影響によって転がりも変わってきます。
その際にも、重いパターはグリーンの影響を比較的受けにくい傾向にあるでしょう。
そのため、自分自身で繊細なタッチの必要なくストロークできます。
どのような状況でもいつも通りストロークしたい方に重いパターはおすすめです。
重いパターを使うデメリット
ダフってしまう可能性がある
重いパターは軽いものよりもヘッドの形状が大きい物が多いので、パットでダフってしまう可能性があります。
パターでダフると、距離感が合わないうえに方向性もズレてしまうので、致命的なミスになってしまいます。
そのような心配がある方は、重いパターでもマレット型やミニマレット型など、少し小ぶりのヘッドを使用すると良いでしょう。
距離感、繊細なタッチが難しい
重いパターは直進性や転がりが良くなるため、距離感が出しにくかったりショートパットの繊細なタッチが難しい場合があります。
特に普段通りに打つと転がりすぎてしまう場面や、下りのパットなどの転がりを抑えたい時 ときにオーバーすら可能性があるでしょう。
対策としては、普段よりグリップを短く持ったり、ストローク幅を小さくすることで転がりを抑えられます。
重いパターの選び方
ヘッドの形から選ぶ
重いパターのヘッドの形状として、ネオマレット型、マレット型が多く見られます。
ネオマレット型で有名なのは、オデッセイの2ボールやテイラーメイドのスパイダーなど多数あります。
それぞれボールの残像を意識してストロークできたり、真っ直ぐ構えやすいなど、ヘッドが重い以外にもメリットがあるでしょう。
グリップの太さから選ぶ
重いパターとの組み合わせで多いのは、太めや極太のグリップです。
極太のグリップは手打ちになりにくく、緊張した場面でも指に力が入りにくいので、普段通りのストロークがしやすくなります。
しかし、太すぎるグリップだと違和感を覚える方や、普段のショットと近い感覚で構えたい方は、普通のグリップが良いでしょう。
実際にいろいろなグリップを握ってみて、フィットするグリップをおすすめします。
フェース面の素材から選ぶ
フェース面は主に硬いものと柔らかいものがあり、金属製と樹脂製があります。
金属製は軟鉄やアルミニウム合金、ステンレス銅など、樹脂製は樹脂インサートやストロノミクスなど、素材だけでも沢山の種類です。
ボールの転がりが変わる訳ではありませんが、金属製と樹脂製では打感が変わるので、それが打ち方に影響します。
どちらが良いか分からない方は、普段自分がどのようなミスをしてしまうかで選ぶと良いでしょう。
普段からショートしてしまう方はフェース面の硬い金属製の素材、オーバー気味のミスが多い方は柔らかい樹脂製の素材がおすすめです。
重いパターおすすめ7選
【TAYLOR MADE】
TP COLLECTION HydroBLAST
こちらの商品は、TPコレクションハイドロブラストの中でもヘッドが大きめで、トラスセンターのネックが特徴的です。
センターシャフトが苦手な方でも構えやすくなっています。
また、トラスセンターのネックにより、ミスヒットしてもブレを抑えられるので、直進性が上がりやすいです。
ヘッドの形から目標に対して構えやすく、ストロークもしやすいでしょう。
【Cleveland Golf】
ハンティントンビーチ ソフト パター #11S（PHBS2011J）
こちらの商品は、コスパも良くリーズナブルなパターです。
グリップがやや太めなので、元々そのようなグリップを使いやすい方にとっては良いでしょう。
フェース面にソフトステンレスを採用しているので打感は柔らかく、しっかりと打ちたい方にとってもおすすめです。
ヘッドの形はツノ型になりますが、マレットタイプになります。
【ODYSSEY】
TEN（73010Y3300）
こちらの商品は、コスパ重視の方や構えやすいパターを探している方におすすめです。
アライメントに中央に赤線、その横に青線が描かれていて、よりターゲットに対して真っ直ぐ構えやすくなるでしょう。
フェース面はインサートを搭載していますが、ホワイトホットシリーズよりも高めの打球音やしっかりとした打感になっています。
【ヨネックス】
EZONE PUTTER TP-S600
こちらの商品は、1mのパットが理論値ですが90%以上の確率で入ると言われているパターです。
ヘッドのデザインがターゲットに対して構えやすく、カップの半円と同じ大きさが描かれていることから、入るイメージを強く持てるでしょう。
また、ヘッドの四隅についているウエイトビスを交換することで、重心と打ち出し方向の調整が可能となっています。
【TaylorMade】
スパイダーGT ブラック TM1（IPR98）
こちらの商品は、テイラーメイドのスパイダーシリーズの2022年モデルです。
ヘッドとシャフトが三点で接続されているトラスデザインが採用されており、インパクト時のボールのブレを抑えています。
また、ヘッドの形がウイング構造で、90gのスチールウエイトをヘッドの両サイドに配置しているので、パットが安定するでしょう。
【TITLEIST】
スコッティキャメロン PHANTOM X12LTD（742RJ34J）
こちらの商品は、タイトリストの人気パターでもあるスコッティキャメロンです。
ヘッド周りの重さがミスヒットを減らし、同じファントムXパターでも最も高い惰性モーメントを実現しています。
素材はステンレス鋼、フェース面はアルミニウムを使用しており、優しい打感と打音を感じるのも特徴の一つです。
【ODYSSEY】
WHITE HOT OG 2-Ball BLADE（73012R3300）
こちらの商品は、2ボールタイプのパターを探している、ボール残像をイメージして打ちたい方におすすめです。
ヘッドにラインがあることで、ボールにラインを入れている方もそうでない方も、目標に対して正確に構えやすくなるでしょう。
また、インサートをボールのカバーと同じ素材を使用しているので、優しい打感でありながらもしっかりと反発してくれます。
まとめ
最近では、ヘッドを大きくして重くしたり、総重量自体が重くなっているパターが多くなっています。
軽い物も重い物もどちらも良さはありますが、重いパターで転がりや直進性を良くしたい方は、今回の記事をぜひ参考にしてください。
重いパターの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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