オモリグ仕掛けで中心となるオモリは、20号~30号が多いです。
ただし、潮が早い場合や、深場を狙う場合には、40号を使うと仕掛けが安定して使いやすいこともあります。
釣り人としては、20~30号が普通に使えて、40号も難なくこなせるロッドがあれば嬉しいですよね。
そこで今回の記事では、40号に対応できるオモリグロッドについてピックアップしました。
40号対応のオモリグロッドの特徴やメリット・デメリットについても、解説していますので、ぜひロッド選びの参考にしてみてください。
- 40号対応のオモリグロッドが活躍する場面
- 40号対応のオモリグロッドの特徴とメリット・デメリット
- おすすめの40号対応ロッド10選
- 釣り歴20年
- 大会上位入賞経験あり
東北の豊かな海で主に根魚やイカメタル、マダイに没頭しています。 内陸住みなので海までは車で1時間半。それでも毎週ドラマを求めて通い続けています。 坊主上等で納得できる釣りを追い求めるストイックアングラーです。 夢は自分の船を持って誰も知らないポイントを開拓することです。
目次
- 1 40号対応のオモリグが必要な場面とは
- 2 40号対応のオモリグロッドの特徴やメリット・デメリット
- 3 40号対応のオモリグロッドおすすめ10選
- 3.1 【ダイワ】エメラルダス X イカメタル（70MLS-S）
- 3.2 【ダイワ】エメラルダス MX イカメタル（OR70MLS-S）
- 3.3 【がまかつ】スピードメタルR（S610H）
- 3.4 【メジャークラフト】NEW ソルパラ イカメタル（SPXJ-S702XH/OMORIG）
- 3.5 【メジャークラフト】トリプルクロス イカメタル（TCX-S732XH/OMORIG）
- 3.6 【テイルウォーク】METALZON TZ（S67MH/FSL）
- 3.7 【テイルウォーク】SSD METALIKA（C68H/FSL）
- 3.8 【テイルウォーク】SSD METALIKA（S610H/FSL LTD）
- 3.9 【カンジインターナショナル】月弓ーつくよみ（706H）
- 3.10 【シマノ】クロスミッション（B66MH-S）
- 3.11 【シマノ】セフィア メタルスッテ エクスチューン（S70MH-S/R）
- 4 まとめ
40号対応のオモリグが必要な場面とは
40号のオモリグが必要な場面は、潮が早い時です。
基本的にオモリグは、一般的なメタルリグよりも「潮が早い時に強い」という特徴があります。
そのため、メタルリグが使えないほど潮の流れが早い時や、2枚潮で仕掛けが安定しない時、40号のオモリグ仕掛けを投入すると、流されずにコントロールできます。
潮の早い・遅いは自分ではコントロールできませんから、万が一に備えて40号オモリとそれを扱えるロッドを準備しておくのが無難と言えるでしょう。
40号対応のオモリグロッドの特徴やメリット・デメリット
基本的に、30号までしか対応しないモデルであっても、40号を吊るせないことはありません。
しかし、40号まで対応するロッドは、海況が悪いときにこそ発揮されるメリットがあります。
40号対応のオモリグロッドのメリット
- バッドパワーが強く操作がラク
- メインになる20~30号が普通に使える
- キャストしやすい
40号対応のロッドはバッドパワーが強い点がメリットです。
とりわけ海況が悪い時は、顕著にロッドパワーの差が出ることになるでしょう。
ロッドの反発力が強いため、潮流を受けても竿がもたれることはなく、エギまでしっかりとアクションを伝えられます。
本当に潮が早い時や、早く沈めたい時には、50号を使うこともあると思いますが、「30号対応のロッドで50号を吊るす」のと、「40号のロッドで50号を吊るす」のでは明らかに後者の方に分があります。
それでいて、基本的な20~30号でも、しっかりと対応可能な機種が多いです。
そのため、40号対応のロッドであれば、全ての状況に対応できるといえるでしょう。
他にも、ロッドの反発力を使って自分の思ったところにキャストが可能なことも、魅力の一つです。
40号対応のオモリグロッドのデメリット
- 繊細なアタリの見極めが難しい
- ロッドの長さや重量が増えるため、体に負荷がかかる
通常のイカメタル用ロッドと異なり、ティップ部も強めに作られていますので、触れるようなアタリを判別するのは難しいです。
ここの「感度を落とさずにパワーを上げる」という相反する性質をどう達成するかが、メーカーの腕の見せ所です。
やはり上位機種のオモリグロッドは、感度とパワーを両立するための工夫がなされています。
また、ロッドパワーを上げるとどうしても太くなってしまいがちですが、素材の工夫によって重量増加を軽減しているものもあります。
デメリットを解消するためには、中級機種以上のロッドを選択すると良いでしょう。
40号対応のオモリグロッドおすすめ10選
40号に対応するオモリグロッドについてピックアップしました。
【ダイワ】
エメラルダス X イカメタル（70MLS-S）
10~40号（40~150g）に対応、自重92gと軽量なオモリグロッド。
エントリーモデルながら、基本性能をしっかりとおさえた高コスパモデル。
バッドを強化するブレーディングXで軽快な操作感を実現し、10gの軽量なものから40号の重量のあるオモリグまで幅広く対応可能です。
【ダイワ】
エメラルダス MX イカメタル（OR70MLS-S）
10~40号（40~150g）に対応、自重85gと驚異的な軽さのオモリグロッドです。
ダイワフィールドテスターの岩城透氏も太鼓判を押す、上位機種に迫るポテンシャルを秘めたロッド。
強めのバッドと繊細なティップを見事に両立させた上、軽さも他追随を許さない超軽量設計に仕上がっています。
【がまかつ】
スピードメタルR（S610H）
12~40号（45~150g）に対応、自重102gの2021年最新オモリグモデル。
手首をひねるだけでフッキングするようにチューニングされたテーパーで、糸ふけの出やすいオモリグ仕掛けでも確実に1杯ずつ釣り上げることができます。
自重よりも軽く感じるバランス設計も使いやすさの秘密です。
【メジャークラフト】
NEW ソルパラ イカメタル（SPXJ-S702XH/OMORIG）
12~40号（50~160g）のオモリに対応するコスパ最強のロッド。
オモリグ用にチューニングされたブランクスで、力強い誘いを実現します。
しっかり脇の下に挟み込めるグリップは、洗浄可能で衛生的。
実売1万円を切る価格設定も魅力です。
【メジャークラフト】
トリプルクロス イカメタル（TCX-S732XH/OMORIG）
12~40号（50~160g）に対応する中級機種。
4軸カーボンのブランクスは、芯のある強さを実現し、ロッドのブレやヨレを抑えて快適な操作感で使用可能です。
SICリングを採用し更に軽量化に寄与。
ロングロッドでも快適に使える工夫が施されたロッドです。
【テイルウォーク】
METALZON TZ（S67MH/FSL）
10~40号（40~160g）に対応、自重127gのフルカーボンソリッドロッド。
フルソリッドならではの「どこまでも曲がり込んでいくベンドカーブ」によって、イカの強烈な引きをいなして、身切れを防ぎます。
トルザイトリングとチタンフレームで感度やバランスに死角のない、ハイエンドロッドです。
【テイルウォーク】
SSD METALIKA（C68H/FSL）
10~40号（40~160g）対応、自重130gのオモリグ専用設計ベイトモデル。
キャスティングせずに「バーチカルに誘うオモリグ」なら、このロッドが適任。
細かくレンジを刻んで、活性の低いイカでも拾い集められます。
絶対に逃したく無い1杯でも、フルソリッドのブランクスでしっかりと曲がり込んで、バラシを軽減できる点も魅力。
【テイルウォーク】
SSD METALIKA（S610H/FSL LTD）
15~45号（60~180g）に対応、自重115gの2021年限定フルソリッドスピニング。
SSDイカメタルS68H/FSLをベースに改良を加えてグリップエンドを延長。
1日中しゃくり続ける釣り人の負担を軽減します。
他にもクラゲ対策のためのガイド径アップや、目感度の向上など、釣り人の声を反映させてブラッシュアップされた最新ロッドです。
【カンジインターナショナル】
月弓ーつくよみ（706H）
20~40号（75~160g）対応の2021年発売の最高級ロッド。
ヘラウキに近いオレンジとライムグリーンのティップが特徴的な、オモリグ専用ロッドです。
ややスローテーパー気味の調子は、手首や腰に掛かる負担を軽減し、一晩中誘い続けても負担が少ない親切設計。
バッドからベリーまでを4軸カーボンでラッピングし、ロッドパワーを確保すると同時に、ティップ部にしっかりアタリが出るように工夫されています。
目感度、手感度ともに優れるハイエンドにふさわしい1本。
【シマノ】
クロスミッション（B66MH-S）
40号（160g）まで対応する、オフショア専用万能ロッド。
オモリグ専用ロッドではありませんが、オモリグはもちろん、イカメタル、タイラバ、ライトジギング、ティップラン、インチクなど何でも対応できる超万能ロッド。
目感度の高いホワイトティップを備える上、スパイラルXやハイパワーXを搭載してロッドパワーは申し分ありません。
専用設計には劣りますが、十分すぎる性能でどんな釣りも卒なくこなせるロッドです。
【シマノ】
セフィア メタルスッテ エクスチューン（S70MH-S/R）
20~40号（75~150g）対応、自重95gのオモリグロッド最高峰。
微細なアタリを手元まで増幅する、「カーボンモノコックグリップ」を採用。
手感度、目感度の両方でしっかりとアタリを取っていけるロッドです。
水深100mを超えるような場所でも使用可能なロッドパワーを備え、それでいて細身で軽く仕上げられたロッドは、手に取るだけで違いを実感できるでしょう。
まとめ
今回は40号対応のオモリグロッドの特徴とおすすめ商品について解説しました。
40号対応のオモリグロッドが1本あれば、どんな状況下でも対応可能になります。
これからオモリグロッドを準備する方は、「40号が使えるか」という視点で選んでみてはいかがでしょうか。
それではまた!
40号対応のオモリグロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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