オフショアジギングで最適な服装とは?季節毎(春夏秋冬)のおすすめウェアも!

大海原でジグをしゃってフィッシュイーターを狙うオフショアジギングは、ショアでは味わえない魅力のある釣りです。

豪快な大物から、深場の高級魚までそのターゲットはさまざま。

ターゲットとのやり取りや駆け引きが楽しく、多くの釣り人を魅了する釣りです。

ロッドやリール、ルアーなどタックルへのこだわりが必要な釣りですが、快適に釣りをするには服装のセレクトのこだわりも欠かせません。

一度海に出てしまえばすぐに陸には戻れないオフショアの釣りに臨む際は、万全の体制で船に乗り込みましょう。

そこで今回は、オフショアジギングに最適な服装についてご紹介します。

シーズン毎のおすすめの服装をご紹介しますので、安全に快適な釣りを楽しむための参考にしてみてください。

W.T
執筆者
  • 元釣具屋店長
  • 釣り歴16年

2020年まで大手釣具店で13年間勤務。 ソルトフィッシングがメインで釣り歴は16年程です。 職業柄、主要な釣りは一通り経験をしてきました。

オフショアジギングの服装(ウェア)選びで大事なことは

オフショアジギングの服装選びのポイントは、快適性と機動性、安全性です。

暑さ寒さ、風や直射日光から逃げ場のないデッキ上では、環境に対応できる服装を選ばなければ快適な釣りができません。

また、機動性が高い服装でなければ、激しいジャークや魚とのファイトにも対応できないでしょう。

さらに、船釣りでは安全性も確保しなければなりません。

安全に釣りができるように服装や装備を選ぶように心掛けましょう。

シーズンに関わらず欠かせないアイテムは、万が一の落水の際に欠かせないライフジャケット、頭部を保護してくれるキャップ、目を保護する偏光グラス、手元を保護してくれるグローブです。

また、足元はデッキ上で滑りにくいソールのアイテムをシーズンによって選びます。

安全対策を欠かさずに行い、その上で快適な服装で臨むようにしましょう。

オフショアジギングの季節毎(春夏秋冬)の最適な服装

春のオフショアジギングに適した服装

春は朝晩は肌寒く、日中は気温が高くなることもある季節。

状況に合わせて調節できるような服装が好ましいです。

早春は特に肌寒いことが多いため、早朝出船の場合には軽い防寒対策も忘れてはなりません。

風を通しにくいレインウェアに、脱ぎ着しやすい厚手のインナーを着ておくと良いでしょう。

時期や気温によってインナーの厚さを変えて調節をします。

足元が濡れると寒くなってしまうため、春先の装備は足元が濡れない長靴(デッキブーツ)を選びましょう。

夏のオフショアジギングに適した服装

夏場のオフショアジギングの服装選びで欠かせないのは、暑さ対策と日焼け対策です。

厳しい夏の暑さや日差しを和らげてくれるようなアイテムをセレクトして快適な釣りを楽しみましょう。

通気性が良く、汗が乾きやすい素材のTシャツやポロシャツがおすすめ。

パンツも乾きやすい素材のハーフパンツスタイルが快適です。

日焼け対策にはインナーにラッシュガードを着用したり、アームガードやレッグガードを着用したりして肌の露出は可能な限り避けましょう。

足元は滑りにくいソールを採用した釣り用のサンダルがおすすめ。

アシストフックや魚のヒレなどから足を守れるように、ビーチサンダルのようなものではなく、足先を覆ってくれるタイプのサンダルを選びましょう。

また、急な天候の変化に備え、レインウェアも携帯して乗船すると安心です。

レインウェアは、蒸れにくい防水透湿素材のものを選ぶと快適に着用できます。

暑い夏でも、手を保護するためにグローブは欠かせません。

通気性が良く快適に使えるグローブを着用しましょう。

秋のオフショアジギングに適した服装

秋は時期によって気温が大きく変わります。

天気予報の気温を参考に服装を選ぶようにしましょう。

初秋はまだ夏のような暑さが残ります。

朝晩は冷え込むこともあるため、風を通さないレインウェアと長袖のパーカーやスウェットなどで調節できるように用意しておきましょう。

足元は濡れないように長靴(デッキブーツ)を選びます。

晩秋は、寒さ対策を忘れないようにしておきましょう。

日中は気温が高くなることもあるため、インナーの厚みや枚数で調整できるようにしておくと、快適に釣りを楽しめます。

冬のオフショアジギングに適した服装

冬のオフショアジギングは、寒さに耐えられる服装を選ばなければなりません。

しかし、ただ着込むだけでは動きにくくなってしまい、軽快なロッド操作ができません。

アウターレイヤーとミドルレイヤー、ベースレイヤーを上手く重ね着するレイヤリングを取り入れましょう。

インナーには汗を素早く吸収拡散して、汗冷えを防止するベースレイヤーを着ます。

ベースレイヤーは、肌をドライに保つ役割や保温する役割があります。

快適な釣りをするためには高機能なベースレイヤーが欠かせません。

ミドルレイヤーは、体温で温まったウェア内の空気を逃さず保温する役割があります。

フリース素材のものや、薄手のダウンなどがおすすめ。

体を動かすことが多いオフショアジギングでは、ストレッチ性があり、蒸れにくい素材のものを選ぶといいでしょう。

アウターレイヤーは、雨や風、水しぶきから体を守る役割があります。

ベースレイヤー、ミドルレイヤーで保温した空気を逃さず留めておくには欠かせません。

オフショアジギングのアウターレイヤーには、防風、防水性が高く蒸れにくい防水透湿素材のウェアがおすすめです。

加えて防寒グローブやネックウォーマーなどを使用して、体温のキープに努めましょう。

春のオフショアジギング用ウェアおすすめ3選

【シマノ】
DS ベーシックスーツ

引用:Amazon

さまざまな釣りのシーンで活躍する、汎用性の高いシマノのレインウェアです。

外部からの水の侵入を防ぐ防水加工と撥水加工で水濡れを防止。

雨や水しぶきから体を守ります。

透湿性に加え、ベタつきを軽減するドライシールド2層生地と裏地メッシュを搭載。

蒸れを衣類の外へ逃がしてくれるため快適な着心地を実現します。

フィット感を高めるドローコード搭載で、ジャーク時にも邪魔になりません。

潮ガミしにくいビロンファスナーを採用し、長く快適に使用できます。

春先の、まだ風が冷たい時期のアウターにおすすめです。

【シマノ】
アクティブインシュレーションジャケット

引用:Amazon

レインウエアや防寒の下に着るミドルレイヤーとして活躍してくれる、シマノのインシュレーションジャケットです。

保温性があり、早春の肌寒い時期のレインウェアの下に着こむのに最適。

適度な通気性のあるため、激しいジャークを行うオフショアジギングやランガンを繰り返すショアのルアーゲームにおすすめです。

表地撥水加工も施してあり、気温が上がってくれば簡易的なアウターとしても使用できます。

ジップアップタイプのジャケットで、気温に応じて脱ぎ着も楽に行えます。

春先はもちろん、肌寒くなってくる秋のミドラーにおすすめです。

【シマノ】
アクティブプルーフ パンツ

引用:Amazon

高性能な生地で、アクティブな釣りにピッタリなパンツです。

立体的なシルエットで膝の曲げ伸ばしの際も動きやすく、高い機動性を発揮できます。

表地と裏地の間には、防水・透湿フィルムをラミネート。

3層構造のソフトシェル素材を採用することで、軽く着心地の良さは抜群です。

防水性のあるため、小雨にも対応。

早春はレインウェアの内側に着ることで、寒さも防げます。

夏のオフショアジギング用ウェアおすすめ3選

【ダイワ】
DR-3923J コーデュラ ショートレインジャケット

引用:Amazon

高耐久性素材、コーデュラを使用したダイワのショートレインジャケットです。

立体設計を採用し、腕周りを快適に動かせるためジャークが必要なオフショアジギングに最適。

ベタつきを抑える裏メッシュ加工で、快適な着心地を実現しています。

雨や水しぶきを防ぎつつ、衣服内の蒸れを外に逃してくれる透湿防水素材レインマックスハイパーを採用。

夏場の急な雨でも快適な釣りを継続できます。

【ダイワ】
DU-6021S アイスドライ  クルーネックアンダーシャツ

引用:Amazon

真夏の釣りに最適なダイワのアンダーウェアです。

快適な着心地を実現してくれるアイスドライを素材に採用し、接触冷感性や遮熱性に加えて吸水速乾性を実現しています。

UPF50+のUVカットで、日焼け対策も抜群です。

通気性が高い極薄手のアンダーで、Tシャツやポロシャツのインナーとしておすすめです。

【ダイワ】
DU-6021P アイスドライ アンダータイツ

引用:Amazon

同じく触冷感性や遮熱性、吸水速乾性、UPF50+のUVカットなどの機能がある、遮熱クールアンダータイツです。

蒸れやすいウエスト部分や股下にメッシュ素材を採用して通気性を確保。

快適な着心地を実現します。

太陽光や紫外線をシャットアウトし、涼しい着心地で快適な釣りをサポート。

ピッタリとフィットする極薄手のアンダータイツでありながら、ストレッチ素材で激しい動きにも対応。

ハーフパンツの下に着こめば、日焼けを防止して体力の消耗も抑えます。

秋のオフショアジギング用ウェアおすすめ3選

【シマノ】
ベーシック フィッシングレインスーツ

引用:Amazon

ハイコストパフォーマンスなシマノのストレッチレインスーツです。

生地の質感にこだわり、作られたレインウエアで基本的な性能を備えており、さまざまな状況で使用可能です。

防水性、撥水性を兼ね備えており、内部への水の侵入を防げます。

防水性はありつつも、内部の水蒸気は逃してくれる透湿性があり、衣服内の蒸れやベタつきを防止し快適な着心地を維持。

袖口やパンツ裾部分は面ファスナーを搭載。

裾部分にドローコード付きで、フィット感を調整できます。

伸縮性、弾力性のあるストレッチ素材を採用し、体を動かすオフショアジギングにピッタリ。

秋のウエアとしてもおすすめです。

【シマノ】
テックダウン ジャケット

引用:Amazon

ミドルレイヤーとして最適な、シマノのダウンジャケットです。

高品質な800FPのホワイトダックダウンを採用し、高い保温性を実現。

動きやすいようにダウン量を調整しており軽い着心地で、ジャークを繰り返すオフショアジギングにも最適です。

撥水性があり、インナーやアウターとの摩擦を軽減。

レイヤリングにピッタリでレインウェアの下にも着こみやすく、気温が下がってくる秋の時期におすすめです。

【シマノ】
アクティブ ウォーム アンダーシャツ

引用:Amazon

快適な着心地で、ベースレイヤーにピッタリなシマノのアンダーシャツです。

品質の高いメリノウール100%で、高い保温性を確保。

吸湿、放湿性に優れており、運動による水蒸気を適度にのがしてくれるため、肌をドライに保ち快適な釣りをサポートします。

気温が下がってきた時期のベースレイヤーとしておすすめのアンダーシャツです。

冬のオフショアジギング用ウェアおすすめ3選

【ダイワ】
DW-3222 レインマックス HDウィンタースーツ

引用:Amazon

機動性を確保した薄綿の防寒ウェアです。

防水性と透湿性を兼ね備えたレインマックス2層生地をメイン生地に採用。

水の侵入は防ぎつつ、衣服内の蒸れを逃がして快適な着心地をキープしてくれます。

厚みのある生地感ながら、オーバーヒートを防止し快適な動作もサポートする薄綿設定を採用。

動きのあるオフショアジギングにピッタリです。

ポケット止水ファスナーやフード雨返し、二重袖口などさまざまな快適機能を搭載しさまざまな釣りにも対応します。

【ダイワ】
DJ-2822 ポーラテック ハイブリッドジャケット

引用:Amazon

蒸れを防ぎつつ暖かく着られるインナージャケットです。

中綿には適度な保温力と通気性のあるアクティブインシュレーション素材を採用。

軽量・コンパクトで動きやすく、行動中の熱を余分にため込まないため快適な温度をキープしてくれます。

脇部分や腰巻ライフジャケットを重なる腰部分に通気性のあるポーラテックALPHAダイレクトを採用。

快適な着心地で、ジャークを繰り返す冬場のオフショアジギングのミドルレイヤーに最適です。

【ミズノ】
ブレスサーモアンダーウエアEXクルーネック長袖シャツ

引用:Amazon

発熱効果があり、暖かく快適な冬の釣りをサポートする、ミズノのアンダーシャツです。

人体から発生する水分を吸収し、その吸着熱で発熱効果をもたらす吸湿発熱素材ブレスサーモを使用。

暖かい着心地はもちろん、保温力や蒸れにくさもあり快適な着心地を実現します。

ブレスサーモアンダーウエアEXは汗処理機能を向上した、アクティブなシーンにピッタリな中厚手のインナー。

ストレッチ性も高く、ジャークの際の動きを妨げないためオフショアジギングにもピッタリです。

まとめ

今回は、オフショアジギングに最適な服装を季節毎にご紹介しました。

快適に釣りをするのに欠かせないウェアは、シーズンや環境に応じて使い分ける必要があります。

各ウェアの特徴を理解し、最適なものを選んで快適に釣りを楽しみましょう。

ぜひ今回の記事を、服装選びの参考にしてみてください。

紹介アイテム一覧

オフショアジギングウェアの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

シマノ
DS ベーシックスーツ
シマノ
アクティブインシュレーションジャケット
シマノ
アクティブプルーフ パンツ
ダイワ
DR-3923J コーデュラ ショートレインジャケット
ダイワ
DU-6021S アイスドライ  クルーネックアンダーシャツ
ダイワ
DU-6021P アイスドライ アンダータイツ
シマノ
ベーシック フィッシングレインスーツ
シマノ
テックダウン ジャケット
シマノ
アクティブ ウォーム アンダーシャツ
ダイワ
DW-3222 レインマックス HDウィンタースーツ
ダイワ
DJ-2822 ポーラテック ハイブリッドジャケット
ミズノ
ブレスサーモアンダーウエアEXクルーネック長袖シャツ