4番フライロッドおすすめ6選!特徴やメリットを紹介!飛距離はどれぐらい?

フライフィッシングの入門ロッドと言うと一般的には4番ロッドが良いとされていて、そこには様々な理由があります。

#3ロッドでは足りず#5ロッドだと持て余す、#4ロッドでなければ出せないパフォーマンスや用途があり、永く愛され続けている番手です。

今回は4番ロッドに絞って飛距離も含めた機能性やデザイン、そして価格と3拍子揃ったコスパ最強の#4ロッドを6種ご紹介します。

4番フライロッドの特徴やメリットデメリット

フライフィッシングのキャスティング基礎を覚える上で、程よいスタンスで身につけるのに最適なのが4番ロッドの特徴です。

昨今では#2~#3ロッドや#5ロッドからはじめる方もいらっしゃるので各々の環境や人それぞれではありますが、4番ロッドでキャストの基礎を習得した場合そこを基準にして下の番手や上の番手へ移行し易いという利点もあります。

肝心の飛距離についてはやはり練習ありきでラインシステムにもよりますが、一般平均で30m前後です。

4番フライロッドのメリット

ロッドをビュンビュンと前後に振るフライキャスティングですが、4番ロッドは軽すぎず重たすぎず、ちょうど良いバランスでラインの荷重を感じながらその動作を体に刻んでいくことが出来ます。

そして実釣では#3だとパワー不足だけれど#5だとオーバーパワーになるようなシチュエーションで#4ロッドだから狙い撃ちできるポイントも存在し、そう言った場所で威力を発揮します。

4番フライロッドのデメリット

4番ロッドはキャストの基礎やメカニズムを身に着けるには最適なロッドですが、昨今の日本渓流での実釣においてはマッチするフィールドやシチュエーションが限られる事が多いです。

源流や小渓流だとオーバーパワーになり引きが楽しめず、流れの速い下流域や本流、海や湖だとパワーが足りずラインを切られる事もあります。

4番フライロッドおすすめ6選

【シマノ】
ブルックストーン(804)

日本の老舗釣具メーカーシマノからリリースされているロッドで、これからフライフィッシングをはじめる方にとってはキャストの練習にも最適なロッドです。

2ピースロッドなので携帯性や収納性は他の製品にやや劣りますが、2本継ならではのスムーズな曲りと8ftというレングスは短すぎず長すぎないので、リーチキャスト、オーバーヘッドキャスト、カーブキャストなど基本的なキャストがし易いうえ、練習がてらそのまま渓流や管理釣場での釣りが楽しめて、特に流水域でのパフォーマンスがよい2ピースロッドです。

【ユーフレックス】
インファンテ アップロックモデル (804-4 UL)

通常のインファンテシリーズとは異なり、リールの固定方式がアップロックスクリュータイプになってリリースされたモデルで、キャスト時にリールのガタつきが気にならぬようしっかりと固定できます。

フライフィッシング入門者用として選び抜かれたカーボン素材の採用で、柔らかでしなやかなアクションが特徴のロッドです。

クセがなく軽快で振りやすいロッドなので大人男性だけでなく、少年少女や女性にも入門ロッドとして使って欲しい1本です!

【オービス】
クリアウォーター (804-6)

フライフィッシングでは老舗ブランドのオービスからリリースの6本継のパックロッドで、この8ft#4は2021年にシリーズに加わったばかりの新作です。

6ピースロッドなので携帯性はもちろんのこと、ロッドアクションやデザイン、価格、そのどれを取ってもオービスブランドにふさわしい仕上がりです。

クリアウォーターシリーズは4ピース仕様のものもリリースされていますが、携帯性と収納性、このクオリティと価格を考えれば6ピースの方がコスパ良しです。

【ユーフレックス】
Jストリーム(JS834-4)

”日本の渓流を釣る為のフライロッド”として10年の歳月を経て再リリースされたフライロッドで、レングスとしては小渓流ではなく少し開けた渓流や本流域での使用も視野に入るモデルです。

他のモデル同様、いま日本で主流のキャスティングスタイルやリーダーシステムにも対応出来るよう設計されており、Jストリームのテストユーザーからのフィードバックも考慮した上でアクションやパワーを追及したフライロッドです。

日本人が日本のフライフィッシャーために本気で考え抜いて作り上げた、Jストリームクオリティをぜひ体験してください!

【カムパネラ】
クラシックライト (C3784CL)

岩手県で1本ずつハンドメイドで作られているブランドロッドでアフターサービスもしっかりしているので、カムパネラを使ったらもう他のロッドは使えないと仰る方もいます。

レングスは7.8ftとやや小渓流寄りで、進化した現代のカーボンマテリアルを使用し軽量に仕上げているにも関わらず、ロッドアクションは70年代初頭を思わせるミディアムスローなアクションでグリップはリールシートも一体となったパンプキングリップなので手になじみやすく様々なリールとのバランスもよいロッドです。

【ループ】
Q フライロッド(LQR490-4MF)

このロッドは、アクション、デザイン、価格ともに非常にコスパに優れており、ロッドアクションはミディアムファストアクションで通常のオーバーヘッドキャストはもちろんアンダーハンドキャストの練習にも最適なロッドで、主に初心者や中級者におすすめです。

特にアンダーハンドキャストを習得されたい方の入門ロッドとしてもコスパのよいロッドで、アンダーハンドキャストを身に付ければバックが取れない限られたフィールドでのロングキャストも可能です。

まとめ

今回は4番ロッドに絞り、機能性、デザイン、価格と3拍子揃ったコスパに優れたフライロッドを6種ご紹介しました。

#4ロッドは長さやアクションによって低番手にも中番手にも属せるような性質を持っているロッドですが、それもまた多種多様に存在するフライロッドの個性です。

#3でもなく#5でもない、#4で狙って捕る魚、そんなマニアックなところもまたフライフィッシング魅力のひとつではないでしょうか。

紹介アイテム一覧

4番フライロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

シマノ
ブルックストーン(804)
ユーフレックス
インファンテ アップロックモデル (804-4 UL)
オービス
クリアウォーター (804-6)
ユーフレックス
Jストリーム(JS834-4)
カムパネラ
クラシックライト (C3784CL)
ループ
Q フライロッド(LQR490-4MF)