2番フライロッドおすすめ6選!特徴やメリットを紹介!飛距離はどれぐらい?

日本渓流でのフライフィッシングにおいて3番ロッドへ基準が移行してからしばらく経ちますが、近年さらに低番手の1番や2番ロッドをメインタックルとしているフライフィッシャーが増えてきています。

新しい時代と共に素材や技術は進化しているとはいえ、益々低番手化していく理由はなんなのか、今回は#2ロッドへ標準を絞ってその特徴やメリットとデメリット、飛距離も含めた機能性やデザインなど2番ロッド選びに失敗しない為のおすすめの6種をご紹介します。

2番フライロッドの特徴やメリットデメリット

2番ロッドと聞くと3番ロッドでもだいぶライトなのに大丈夫なのかと感じる方もいるかと思いますが、実際の使用感としては#3ロッドとさほど変わらないアクションやテイストに仕上げてあるロッドが多いです。

飛距離についてはやはり練習ありきでラインシステムにもよりますが、一般平均で15m前後です。

2番フライロッドのメリット

2番ロッドのメリットはその単体のみにあらず、使用するフライラインも2番でさらに細いラインなので水面へのインパクトを軽減できる事とドラッグの回避性能により魚への警戒心を軽くし、より自然にフライを流す事で魚から見切られづらくなります。

また3番よりもさらに軽く、曲がりのよい2番ロッドは同じ20cm前後のイワナやヤマメをかけた時にさらにロッドが曲がり、より魚の引きが楽しめます。

2番フライロッドのデメリット

2番ロッドはリールやフライライン含め他の番手と比較すると市場がまだ豊かではないので自身のフィーリングに合うロッドを見つけてもフライラインの選択肢が少なく、リールも含め全体を合わせてロッドを振った時に納得のいくフィーリングが出せなかったりします

また、そのラインの細さから低質量になりがちで、より風に弱い性質があります。

2番フライロッドおすすめ6選

【エム マキシマムキャッチ】
マックスキャッチ ウルトラライト(6624)

16年の歴史がある海外のフライフィッシングブランドで1年間の製品保証と生涯修理対応が約束されおり、6.6ftと言うレングスは正にショートロッド、川幅も狭く流木やブッシュなど障害物が多いフィールドでそのとり回しの良さを発揮します。

ロッドの長さ、ロッドアクション、重量などそのすべてが山岳渓流用に設計されていて4本継ぎ6.6ftなのでバックパックにもほどよく収まり、価格帯を見ても非常にコスパに優れたロッドです。

【リバーピーク】
ジェーピーシックス (RP-JP6-7026)

日本の渓を釣り歩くをコンセプトに作られたフライロッド、レングスは7ftジャストの柔らかめのロッドアクションなので、ロングリーダーなど今主流のラインシステムにも対応可能で主なターゲットはイワナとヤマメです。

6本継で仕舞寸法が40cmなのでバックパックにも収まりがよく、源流から小渓流が守備範囲ですがバットパワーに余裕を持たせた設計なので、小規模河川に潜む大物とのやり取りも安心して行えます。

【モーリス】
アイディー イワイドリフト (iD-822-4)

イワイイワナなど数多くのオリジナルフライを世に生み出した岩井渓一郎氏が監修を務めた8.2ftのフライロッドです。

日本の渓流で最も狙う距離である4~13m前後のキャストパフォーマンスに軸をおいて開発されていて、渓流に数多く存在する狭いライズスポットをロングリーダーシステムでナチュラルドリフトさせる事ができるフライロッドです。

岩井イズムを継承するロッドがこの価格で手に入る時代が遂にやってきました!

【ユーフレックス】
インファンテ (802-4)

キャスト時にラインの荷重がわかりやすく、初心者から上級者までご利用いただけるロッドアクションに仕上がっており、2番ロッドならではの軽さを存分に活かしながらも3番ロッドのようる扱えるロッドです。

メーカーからおすすめの適合ラインの提示もあるので、ラインに選びに迷うことなく基準として使用する事が可能で、メーカー推奨の適合ラインはJストリーム、ウェーブレングスJストリームのDWF-2Fです。

【オービス】
クリアウォーター (102-4)

お手頃価格かつメーカーの25年保証が標準で付いているコスパの良さでユーザー数を増やしているオービスのフライロッド。

このロッドはレングスが10ftあり他の#2ロッドよりも長めなのでその長さを活かしてより効率のよいメンディングを行えるのが特徴で、流れが複雑なポイントやニンフフィッシングにおいてそのメンディングのし易さが釣りを快適にします。

数多くの知識と経験を持つオービスのロッドデザイナーが1から考え設計して作り上げた老舗ブランドの機能性と実用性をぜひ体現してください。

【ユーフレックス】
Jストリーム (JS792-4)

メイドインジャパンを代表するフライロッドと言っても過言ではないほど日本渓流の釣りに特化し、テストと試作を繰り返して10年の歳月を経て生まれ変わった二代目のJストリーム。

柔軟によく曲がるロッドですがバットパワーには余裕を持たせてあるのでラインを通して振ると、柔らかさの中にもしっかりとした強さを感じる事のできる仕様で、メーカーからの推奨ラインはSA・JストリームDWF-2F、使用するフライのサイズは#12以下が良いでしょう。

まとめ

今回は2番ロッドに標準を絞ってご紹介しましたが、2番ロッドは全体的にとても繊細で柔らかくよく曲がるものが多いので、20cm以下の魚でも十分に魚とのやり取りや引きを楽しめる事が魅力です。

それでいて素材や技術の進化により軽量かつ耐久性にも優れているので、日本渓流でのフライフィッシングロッドの基準はもう#2ロッドに移行していると言えるでしょう。

紹介アイテム一覧

2番フライロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

エム マキシマムキャッチ
マックスキャッチ ウルトラライト(6624)
リバーピーク
ジェーピーシックス (RP-JP6-7026)
モーリス
アイディー イワイドリフト (iD-822-4)
ユーフレックス
インファンテ (802-4)
オービス
クリアウォーター (102-4)
ユーフレックス
Jストリーム (JS792-4)