メバルをワームやルアーで狙うメバリングで使用するロッドには、さまざまな長さのものがあります。
その中でも、ルアーを遠投したい時や大型のメバルを狙う際に活躍するのが8ftや9ftのロングロッド。
長いロッドはその長さを活かして遠くまで投げることができ、より深いポイントにいるメバルを狙うのが得意です。
そこで今回は8ftや9ftのロングロッドに注目して、そのメリットやデメリットの解説からおすすめ商品8選まで詳しく紹介します。
- 釣り歴15年
- 様々なジャンルの経験
兵庫県出身愛媛県在住。5歳頃から釣りを始め、今も毎週釣りに通うほどの釣り好き。得意な釣りはメバリングやエギングですが、ショアジギングやバスフィッシングなど、ほぼすべてのルアーフィッシングを経験しています。釣りの世間イメージを「充実した趣味」にすることが夢です。
メバリングで8ft・9ft台のロングロッドを使うメリット・デメリット
まずはメバリングでロングロッドを使うメリットとデメリットを紹介します。
メリットとデメリットをしっかりと理解した上で、ロングロッドを釣行で活躍させてみてください。
メリット
まずメリットとしては、遠投に適していることと長さを活かしたファイトができることが挙げられます。
遠投に適している
ロッドは長ければ長いほど大きな反発力を発生させるため、同じ重さのルアーでもより遠くに飛ばすことができます。
そのため、遠投が得意なロングロッドはより遠くの深場や潮目などを狙いたい方におすすめ。
特に尺メバルと呼ばれる大型のメバルは深場や潮目などにいることが多く、ロングロッドを使用することで大型のメバルと出会える可能性も上がるでしょう。
長さを活かしたファイトができる
ロングロッドを使えば大型のメバルを釣れる可能性があがると解説しましたが、それは遠投できるからという理由だけではありません。
長いロッドはパワーも強く、大型のメバル相手にも余裕を持ったファイトをすることが可能。
実際に掛けてからも活躍してくれるのがロングロッドなのです。
ロングロッドはまさに大型のメバルを狙うのに最適なロッドと言えるでしょう。
デメリット
続いてデメリットとしては取り回しが悪いことと、軽いジグヘッドなどが扱いにくいことが挙げられます。
取り回しが悪い
長いロッドはキャストする際に短いロッドよりもスペースが必要なため、狭い漁港や防波堤での使用には適していません。
特に頭上にロープがあるポイントや、釣り人が多いポイントで使用するとトラブルの原因になることも。
そのためロングロッドは漁港や堤防などではなく、地磯や沖磯、沖堤防などより本格的な釣り場で使うのに適しています。
軽いジグヘッドが扱いにくい
ロングロッドの大きなデメリットとして、1g前後の軽いジグヘッドは扱いにくいことが挙げられます。
もちろん使用できないことはないのですが、ジグヘッドの操作感が得られず、アタリも感じ取りにくいです。
そのため8ftや9ftのロングロッドは万能なメバリングロッドではなく、使うべき状況やルアーを選んでしまうロッドとも言えるでしょう。
8ft・9ft台のメバリング用ロングロッドおすすめ8選
ここからは実際に購入候補に入れて頂きたいメバリング用ロングロッドを8商品紹介します。
ぜひロングロッドを選ぶ際の参考にしてみてください。
【ダイワ】
20月下美人 メバル（83M-T・N）
他の同価格帯のメバリングロッドと比較してもトップクラスに軽い、コストパフォーマンスに優れたロッドです。
初心者の方に最低限必要であると考えられる基本性能が追求。
メバリングを上達させたい方にとってもピッタリと言えるロッドに仕上がっています。
83M-T・Nは3g以上のジグヘッドやプラグを遠投するのに適した、初心者向けのロングロッドです。
【シマノ】
ソアレTT（S80L-T）
価格は約2万円でありながら、その性能は他のセフィアシリーズと大差がないコスパ最強のロッドです。
軽量かつバランスの良いこのロッドはどのようなリールをつけても快適。
S80L-TはLクラス所以の繊細さと8ftの長さによるパワーを兼ね備えた大型のメバルを仕留めるためのモデルとなっています。
そのため、ロングロッドでありながらジグヘッドの操作もしやすいロッドです。
【シマノ】
ソアレエクスチューン（S80L-S）
シマノが誇る技術を駆使することによってメバリングロッドの中でもトップクラスの軽さと感度を持つ、セフィアシリーズの上位機種です。
どの性能をとっても素晴らしいものを持っているため、ロングロッドでの釣りに真剣に取り組みたい方に最適。
S80L-Sはジグヘッドからプラグまで幅広い釣り方をこなしてくれる、万能なメバリング用ロングロッドです。
【シマノ】
ソアレCI4+（S900M-S）
ソアレエクスチューンにも負けない軽さが大きな魅力となっている、上級者にもおすすめのメバリングロッドです。
特にS900M-Sはメバリングロッドの中でも最大級の長さを持つモデルであり、他のロッドでは出せない飛距離を出すことが可能。
少し重ための仕掛けを用いて、誰も攻めることのできない遠くのポイントを狙う能力に長けたメバリング用ロングロッドです。
【メジャークラフト】
エヌワンメバル（NSL-T862M）
大手メーカーが上位機種に使っている素材と同等の性能を持つ素材を使用しながら、より安い価格で手に入れることができるメバリングロッドです。
高価なロッドを1本だけ買うのではなく、それに匹敵する性能のロッドを2本買いたいという方にはぜひ候補に入れて頂きたいロッド。
T862MはMクラスの強いパワーを持っており、少し重ためのジグヘッドやプラグなどを遠くのポイントで操ることが可能です。
【ヤマガブランクス】
ブルーカレントTZ/NANO（93）
品質の高いロッドを数多く販売していることでコアなファンも多い、ヤマガブランクスのフラッグシップメバリングロッドです。
そのシャープでブレのないキャスト性能や綺麗なロッドの曲がりによるパワーはまさに一級品。
93はラインナップの中で最も長いモデルであり、プラグからメタルジグまで重めのルアー全般に対応してくれる万能なロングロッドです。
【ゴールデンミーン】
シンフォニア（SPS-86）
9ftに近いロングロッドをできる限り安く手に入れたい、そんな方におすすめなのがこのシンフォニアです。
価格は1万円以下でありながらガイドにはFuji製のガイドがセッティングされているなど、確かな性能を持っています。
SPS-86は0.6gから8gまでのジグヘッドやプラグなど幅広いルアーを扱える、ほぼ9ftの長さを持つメバリング用ロングロッドです。
【アピア】
グランテージライト（83）
高い汎用性を持つロッドというコンセプトのもと開発された、高コストパフォーマンスが特徴的なメバリングロッドです。
性能面においても全モデルステンレスフレームのSiC-Sリングが採用されるなど、優れたものを持っており、上級者にもおすすめできるロッド。
83はフィネスロングキャストモデル、とされた軽いルアーを遠くまで快適にキャストするのが得意なモデルです。
まとめ
メバリングにおいてロングロッドは普段狙うことのできないポイントまでルアーをキャストできたり、大きなメバルとも安心してファイトできるなど数々のメリットを持っています。
特に、今回紹介した8本のロッドはどの商品もロングロッドの中で高い性能を持つロッドですので、ロングロッドを選ぶ際にはぜひ参考にしてみてください。
メバリングのロングロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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