今年も各メーカーから鮎竿新モデルがラインナップされています。
最新技術が搭載された最高峰の竿。
上級者の方は是非手に入れたいと思っておられるのではないでしょうか。
今年一番値段の高い最高級の竿はどの竿か、また上級竿の特筆すべき点を紹介し、購入検討の一助になればと思います。
- 釣り歴55年
- 元釣具屋店員
- 釣具に累計2000万円程使用
釣りは5歳の時父親に大阪の猪名川にマブナ釣りに連れて行ってもらってから続けています。好きな釣りはヘラ鮒釣り、筏釣り、渓流釣り、鮎の友釣りです。道具は工夫や自作するのもまた釣りの楽しみ。釣りは自然相手の遊び、自然を大切にしながら楽しんでいきたいものですね。
目次
一番高い最高級の鮎竿はいくらする？
最上位クラスの鮎竿の値段は一番高額な竿で50万円台。
トーナメントなどで活躍する最上位クラスで40万円前後。
各メーカーの鮎竿に対する取り組みは、高級感より実用での最高パフォーマンス搭載の方向にあるようです。
鮎竿は道具ですから、飾られたり、もったいぶられてはよさは体感できません。
いくらすばらしい竿だからといって手の届かない値段になってしまっては道具としての価値はなくなってしまうということでしょう。
高い鮎竿は何が違う？高い竿を使うメリットは？
研究開発された素材が生み出す軽さ、感度、剛性、曲がり、操作性、持ち重り感。
最高のものが最上級竿にはあるのです。
釣り竿の中でも最長クラスの9mの竿がなんと200g程度。
栄養ドリンク1本の重さより軽いのです。
そして竿につながった細い糸の先の針が、石に当たったことが手のひらに伝わるほどの感度。
自分の思いを指先ひとつで囮に伝えることができる操作性。
そんな夢のような機能が最上位クラスの竿にはあるのです。
高級な鮎竿おすすめ5選
がまかつ エクセルシオ ノブレス 引き抜き早瀬9.0
今年ラインアップされた鮎竿の中で一番高額なのがこの「がまかつ エクセルシオ ノブレス」です。
高級感にあふれ、作りもとてもしっかりしています。
そして感度のいい「テクノチタントップ」と「SⅡソリッドトップ」の2つの替え穂先を標準装備し、対応力を高めています。
高級感にひたりながら1匹1匹の鮎との出会いをじっくりと味わえる竿です。
ダイワ グランドスリム 95Y
ダイワの他のシリーズとは一線を画し、軽さや価格にこだわらず、「釣れるロッド」に完成させたグランドスリムシリーズ。
掛けるまでは先調子、掛けてからは胴調子という理想の調子を作り上げ、遠慮なく大胆な竿操作ができる肉厚細身設計になっています。
今回、軽量化に成功。
軽くなった分で50cmUPして作った95-Yは、95の長さを見直させてくれる最高級竿です。
なお、この竿にはダイワの誇る最高感度の「SMTチューブラー」「SMTソリッド」の替穂先とパワータイプ替穂持ちが標準装備されています。
ダイワ 銀影競技スペシャル T90･N
このT調子はダイワを象徴するロッドと言えます。
ダイワのテクノロジーを惜しみなく注ぎ込み、作り上げた竿です。
先調子でありながら粘りを兼ね備え、さらに極限域の好感度、操作性、抜きの速さと最高のトーナメントチューンに仕上げてあります。
この竿には別売りパーツも用意されており、組み替えることで急瀬抜きクラスのパワーロッドにすることが可能になっています。
シマノ リミテッドプロFWベリーベスト P90NR
シマノのFWは軽さに特化した竿です。
なんとH2.75という硬さで9mが210g。
けれどその軽さからはイメージできないほどの引きやすさと感度、そしてクラスを越えたパワーを秘めています。
近年、放流鮎主体となってきた河川の良型鮎でも余裕を持って抜くことができます。
もちろんFWの特性である引きやすさは従来通り。
瀬の中に立ち込んで釣るのが好きな人にはもってこいの竿です。
シマノ リミテッドプロRS H90NR
今の友釣りの世界は、自然な囮の泳ぎを演出させる釣りから釣り人の思うがままに囮を操作する世界に変わってきています。
その視点から緻密な操作で意のままに囮を操る竿というとこのRSだと思います。
先端のソリッドにテンションを掛ける緻密な操作で、釣り人の持つ技術を囮に伝えて、思いのまま鮎を掛けることができる竿です。
まとめ
近年、鮎竿は、各釣り人の釣り方に対応できるように研究と実績を積み重ね、最高のパートナーとなるべく開発されてきています。
それだけに自分の釣りに合った1本を見つけたとき、至極の時を持つことができることでしょう。
上級者必携の高い鮎竿の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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