エギングロッドでライトショアジギングはできる?兼用竿おすすめ6選!

ライトショアジギングは手軽さと始めやすさに加え、幅広い魚もターゲットにできる人気の釣りといえます。

本格的な専用ロッドを手に入れて始めてみるのもよいですが、同じくショアフィッシングで人気のエギングロッドを兼用してみるのもよいでしょう。

特に初心者の方は一本でいろいろな釣りを楽しめる方が気軽に始められるため、エギングロッドの汎用性の高さを活かさない手はありません。

ただ、これから始める方はどういったものを選べばよいか迷う方もいらっしゃるのではないでしょうか。

今回は、おすすめのエギング&ライトショアジギング兼用ロッドをピックアップするとともに、メリットやデメリット、条件などについてもご紹介します。

竹中丈一郎
執筆者

    三重県在住。基本ルアーフィッシングが好きでシーバスやエギング、アジングにのめり込んでいます。ガッツリ釣りをやるのも好きですが、のんびりアウトドアをしながら自然を満喫するのも大好きです。釣り道具も大好きでいろいろ調べるのも趣味のひとつとなっています。今後はオフショアやエサ釣りなど、釣りのジャンルを広げたいと思っています。

    エギングロッドでライトショアジギングはできる?

    結論から言えば、エギングロッドでライトショアジギングは十分楽しむことが可能です。

    そもそもエギングロッドは非常に軽量なモデルが多く、エギを一日中シャクっても疲れにくいような工夫が施されています。

    また、エギをキビキビと動かすアクションの釣りでもあるため操作性の面も良く、ジグを動かすライトショアジギングとも相性は良いといえるでしょう。

    扱うエギの重さとライトショアジギングで使うジグの重さも近しいため、ルアーウェイトキャパも似ている点も流用しやすいポイントとなっています。

    これらの点からもエギングロッドはライトショアジギングを行う上で適したロッドといって間違いありません。

    エギングとライトショアジギングで兼用ロッドを使うメリット・デメリット

    エギングとライトショアジギングで兼用ロッドを使う上でメリットとデメリットはあります。

    この点を理解しておくことで、今持っているエギングロッドを使う場合やこれから手に入れる場合に参考となるのではないでしょうか。

    メリット

    手軽に楽しめる

    兼用ロッド全般にいえることでもありますが、専用ロッドを新たに用意する必要がないため、気軽に始められて楽しめる点は大きなメリットといえます。

    特に初心者の方は一気にロッドを揃えるよりもまずは兼用できるエギングロッドを手にい入れて、どちらも楽しんでみる方が気楽に始められるでしょう。

    とりあえず一度やってみたい、楽しんでみたい方にはこの方法がおすすめです。

    状況に応じて瞬時に狙える

    兼用ロッドのメリットは実際の釣行時にも体感する場合が多いです。

    始めはエギングを楽しんでいても、途中から魚のナブラやボイルなどが起きる場合もしばしばあるのが釣りの面白いところといえます。

    兼用ロッドならば、この時にエギからジグに変えるだけで瞬時にイカから魚へターゲットを変えて狙うことができる点は大きいアドバンテージといえるでしょう。

    荷物が少なくなる

    エギングとライトショアジギングを専用ロッドで楽しむ場合にはどうしても最低で2つのタックルが必要となります。

    兼用ロッドならば1つのタックルで済むため、荷物も少なくなって身軽に動ける点は魅力といえるでしょう。

    特に陸っぱりの釣りはランガンやポイントの移動は欠かせないことが多く、機動力が高いという点は釣果を左右する上でも重要といって間違いありません。

    デメリット

    ルアーウェイトキャパが把握しづらい

    エギングロッドのウェイトキャパは他のロッドと違い何号のエギまで扱えるかという記載になっているものがほとんどです。

    そのため、扱える最大のエギサイズがジグならば何gか把握しておく必要があります。

    4号のエギならばおよそ25g程度となるため、この重さ以上のジグを扱う場合にはキャストやロッドアクションを行う上で注意が必要でしょう。

    大場所では効率が下がる

    エギングロッドはほとんどが最大でも9フィート程度のモデルが多いため、10フィートを超える専用ロッドに比べるとキャスト性能は劣ります。

    そのため、広大なフィールドを攻略する場合では飛距離の面ではどうしてもロングロッドに軍配が上がるため、効率面は下がると言わざるを得ないでしょう。

    大規模フィールドを主要なポイントにする場合はロングレンジの専用ロッドを選ぶことも選択肢のひとつです。

    ジグを動かしにくい場合がある

    エギングロッドはエギのシャクりやすさを重視しているため、ファストテーパーに設計されているモデルが多いです。

    そのため、初心者の方はフッキングがバラシやすいといったデメリットがあることを理解しておく必要があります。

    また、ライトショアジギング専用ロッドに比べ、エギングロッドはややしなやかさがある点も注意が必要となるでしょう。

    ジグをシャクる上ではしっかりロッドの動きがジグに伝わりにくくなってしまい、ロスが多くなるため、ややテクニックが必要ともいえます。

    ライトショアジギングに兼用できるエギングロッドの条件

    ライトショアジギングに兼用できるエギングロッドにはいくつか条件があります。

    この点を理解しておくことで、ライトショアジギングでも使いやすいエギングロッドを選ぶことが可能です。

    長さ

    ライトショアジギングに兼用しやすいエギングロッドの長さは8フィート後半から9フィートまでがおすすめです。

    もちろん、これ以上の長さがある方がライトショアジギングでは飛距離の面などでさらにアドバンテージがありますが、エギングロッドとしては長過ぎます。

    そのため、エギングロッドとして使える上にショアジギングにも流用できるといった点からこのレングスが最大といえるでしょう。

    欲を言えば9フィートクラスのエギングロッドがショアジギングには最適といえますが、8フィートクラスのロッドでも使いやすい点もあります。

    特に初心者の方はショートロッドの方がジグのアクションも付けやすく扱いやすいといって間違いありません。

    硬さ

    ライトショアジギングと兼用しやすいエギングロッドの硬さはM〜MHクラスがおすすめです。

    基本的にプラグなどがオートマティックに動くルアーに対し、ジグはアクションを付けるいわばマニュアルの釣りとなります。

    ジグはアクションを付けることが必須ともいえて、ジギングの醍醐味ともいえる部分といっても過言ではないでしょう。

    そのため、ある程度パワーのあるロッドの方がしっかりとジグに動きを伝達し、多彩なアクションも使いやすいといえます。

    春イカ用のロッドとしてMやMHクラスのロッドも人気となっており、ライトショアジギングにもピッタリの硬さのため、使いやすいパワーです。

    また、不意の大物が掛かった場合にもしっかりとやり取りができるといった点もこの硬さのメリットといって間違いありません。

    ルアーウェイト

    ライトショアジギングと兼用しやすいエギングロッドを選ぶ上で重視したいポイントがルアーウェイトのキャパシティです。

    エギングロッドはグラム表記ではなくエギの号数で重さを表しているモデルがほとんどになります。

    ルアーウェイトは4号エギが扱えるロッドもしくは、それ以上の4.5号以上のエギも扱えるモデルを選ぶとライトショアジギングにもマッチするでしょう。

    4号のエギで約25g、4.5号のエギで約33gとなっているため、このあたりを参考にして扱うジグの重さも注意すると使いやすいです。

    エギング&ライトショアジギング兼用ロッドおすすめ6選

    ここからは、おすすめのエギング&ライトショアジギング兼用ロッドについてご紹介していきます。

    リーズナブルなコスパ抜群なモデルから、高性能でバーサタイルなモデルまでチョイスしてありますので、ぜひ選ぶ上での参考にしていただけると幸いです。

    【メジャークラフト】
    三代目クロステージ(CRX-862EH)

    引用:Amazon

    メジャークラフトからリリースされている大物のパワーにも負けないトルクフルな性能を持つライトショアジギングにも兼用できるエギングロッドです。

    独自のマイクロピッチクロスフォースをブランクスに採用しており、強靭なバットパワーは不意の大物を掛けてもやり取りできる性能を誇ります。

    張りのあるブランクスでジグの操作もしやすく兼用ロッドとしても性能十分といえるでしょう。

    価格もリーズナブルでコストパフォーマンスに優れたモデルといって間違いありません。

    【シマノ】
    セフィアBB(S89MH)

    引用:Amazon

    シマノからリリースされている遠投性能と強力なパワーを持ち合わせたライトショアジギングにも兼用できるエギングロッドです。

    シマノ独自のハイパワーXをブランクスに搭載しており、シャープでブレのない操作性とトルクフルなファイトが味わえるモデルとなっています。

    エギングロッドの中でもロングレングスとなっておりライトショアジギングにも最適で、ルアーウェイトも33gまで対応可能な点も見逃せません。

    まさにライトショアジギング兼用にマッチしたエギングロッドといえるでしょう。

    【ダイワ】
    エメラルダスX(89MH)

    ダイワからリリースされているモンスターイカ専用のレングスとパワーが魅力的なライトショアジギングにも兼用できるエギングロッドです。

    エントリーモデルながら高水準な基本性能に加えて、独自のブレーディングXによりキャスト時やロッドアクション時のブレを減らし、ロスを抑えます。

    これによってキャストでは飛距離を出し、ジグ操作もロスなく動きをしっかりと伝達できる点は見逃せないポイントといえるでしょう。

    大遠投モデルで不意の大物とも十分に渡り合えるパワーを持つ、ライトショアジギングにも頼もしい兼用ロッドといっても過言ではありません。

    【テイルウォーク】
    EGIST SSD(86M)

    テイルウォークからリリースされているトータルバランスも高いライトショアジギングにも兼用できるエギングロッドです。

    エギングに最適な軽さと感度、モンスターイカにも対応できるパワーを兼ね備えた高水準なモデルとなっています。

    ライトショアジギングにおいてもその性能は使いやすく、アクションもさせやすいテクニカルなレングスと取り回しの良さも魅力といえるでしょう。

    【ヤマガブランクス】
    メビウス(83MH)

    引用:Amazon

    ヤマガブランクスからリリースされているしなやかさとシャープさを兼ね備えたライトショアジギングにも兼用できるエギングロッドです。

    独自の粘りがあるしなやかなブランクスを持ちながら、キャストフィールやジグ操作もシャープに可能な使い勝手のよいモデルといって間違いありません。

    軽量かつ高感度でエギはもちろん、ジグを動かす上でもプラスに働くその性能は兼用ロッドとしても高いポテンシャルを秘めています。

    【テンリュウ】
    ブリゲイドフリップ(BGF832S-MMH)

    引用:Amazon

    テンリュウからリリースされている万能ロッドとしても高性能なライトショアジギングにも兼用できるエギングロッドです。

    メーカー曰く、ユーティリティエギングロッドシリーズとしてよりバーサタイルな使い心地を目指して設計された汎用性の高さが際立つモデルとなっています。

    その性能はエギングロッドとしてだけでは収まらず、ライトショアジギングを行う上でも専用ロッドに迫る使い心地を実現したといえるでしょう。

    一本であらゆる釣りを楽しみたいアングラーのわがままを叶えてくれる高性能なオールラウンダーモデルといって間違いありません。

    まとめ

    ライトショアジギングもエギングも入門用の釣りとして人気が高く、手軽に始められる点も初心者の方にとって魅力といえるでしょう。

    専用ロッドで始めることも良いですが、まずは兼用ロッドで気軽に始めてみるのも一つの手段といえます。

    ぜひ、この機会にライトショアジギングでも使いやすいエギングロッドで幅広く釣りを楽しんでみてはいかがでしょうか。

    紹介アイテム一覧

    ライトショアジギングロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

    メジャークラフト
    三代目クロステージ(CRX-862EH)
    シマノ
    セフィアBB(S89MH)
    ダイワ
    エメラルダスX(89MH)
    テイルウォーク
    EGIST SSD(86M)
    ヤマガブランクス
    メビウス(83MH)
    テンリュウ
    ブリゲイドフリップ(BGF832S-MMH)