50号の鉛スッテ重さや特徴を紹介!おすすめ2選!

シンプルな仕掛けとゲーム性の高さで人気のイカメタル。

鉛スッテを使う釣りは昔からありますが、ライトタックルでイカのレンジを探ったり、繊細なイカのアタリを捉えたりするルアー感覚で楽しめる釣りです。

水深や潮流によってさまざまなスッテを使い分けますが、スッテを選ぶ上で基準となるのが重さです。

さまざまな重さを使い分けることで、幅広い状況に対応できます。

今回は、鉛スッテの中でも最も重いクラスである50号の鉛スッテについて解説します。

おすすめのスッテもご紹介しますので、スッテ選びの参考にしてみてください。

W.T
執筆者
  • 元釣具屋店長
  • 釣り歴16年

2020年まで大手釣具店で13年間勤務。 ソルトフィッシングがメインで釣り歴は16年程です。 職業柄、主要な釣りは一通り経験をしてきました。

50号の鉛スッテの重さってどのくらい?

釣りではさまざまな重さの単位が使用されます。

号数表記に慣れない方は重さを想像しにくいでしょう。

号という単位は、尺単位法の匁という単位の廃止に伴い使われるようになった表現です。

1匁は一文銭の目方で、重さは3.75g。

1号も3.75gなため、この数値を覚えておくとgに換算できます。

これをもとに計算すると50号は187.5gということがわかります。

ライトゲームに使うウエイトとしてはかなり重たい部類で、タイラバやライトジギングなどでもあまり使われない重さです。

50号の鉛スッテの特徴

イカメタルはライトタックルで繊細なアタリを取るテクニカルな釣りです。

軽い鉛スッテを使用することで、ゆっくりとしたフォールでイカに抱かせる間を与えられます。

また、スッテの重さは感度に繋がり、軽いスッテほど抑え込むアタリや持ち上げるような繊細なアタリもとりやすいでしょう。

しかし、軽いウエイトでは対応できないような状況もあります。

そんな状況に対応できるのが重たいウエイト設定の鉛スッテ。

そんな重たいスッテの中でも50号は最も重い部類です。

なかなか使用するシチュエーションも少ないため、作っているメーカーも少なく希少なアイテムといえるでしょう。

50号の鉛スッテを使うメリット・デメリット

メリット

50号の鉛スッテは187.5gもの重さがあります。

通常使用する鉛スッテは15~30号くらいまでですが、50号の鉛スッテはそれらを大きく上回る重さが特徴です。

軽い鉛スッテでは対応できないようなディープエリアを狙う場合には最適。

素早く狙いたいタナに到達しイカを誘えます。

また、潮流が速くスッテが流されてしまうポイントにも有効。

仕掛けを立てやすく、正確なレンジキープが可能です。

仕掛けを安定させ、オマツリのリスクも軽減できます。

デメリット

50号の鉛スッテのデメリットは、その重さ故のフォールスピードです。

フォールスピードが速いためゆっくりとした誘いには向きません。

アクションから、フォールやステイでイカに抱かせるイカメタルにはやや重すぎるウエイトなのです。

また、重い鉛スッテは軽い鉛スッテに比べて感度が劣ってしまいます。

50号の重さがあるため、軽い鉛スッテで感知できるようなアタリを見逃してしまう可能性があります。

以上のようなことから、推奨しているエリアが少ないため出番が少ないのもデメリットでしょう。

使うシチュエーションは少ないですが、軽いスッテで太刀打ちできないような場合の切り札として持っておくと良いでしょう。

50号の鉛スッテおすすめ2選

【ナカジマ】
鉛スッテ 50号

さまざまな釣りの小物や用品などを製造しているナカジマの鉛スッテです。

コストパフォーマンスに優れたベーシックな鉛スッテで、使いやすい点が特徴です。

集魚力のある夜光下地塗装を施し、イカを誘います。

他のメーカーにはない50号の展開かつ6カラーのラインナップで、軽いスッテで対応できない状況でも果敢に攻めることが可能です。

【プロマリン】
クロスファクター AST100 サイコスッテゲーム 50号

コストパフォーマンスの良いさまざまな釣り用品を企画開発しているプロマリンの鉛スッテです。

イカメタルに最適な鉛スッテで、他メーカーでは少ない50号の重さまで展開。

ジャークでイカを誘い、ステイでイカを抱かせます。

5色展開でさまざまな状況に対応可能。

コストパフォーマンスも良いため、いくつか持っておくとディープエリアや潮流の速いエリアで活躍してくれるでしょう。

まとめ

今回は50号の鉛スッテについて解説しました。

あまり出番の多くない重さの鉛スッテではありますが、軽い鉛スッテではどうしようもない状況にて活躍してくれるでしょう。

乗合船の場合には重さの指定などがありますが、マイボートなどでは自由に使用できるため他の釣りのタックルでも使いやすい重さです。

今回の記事を参考に、悪条件にも活躍してくれる50号の鉛スッテを準備してみてはいかがでしょうか。

紹介アイテム一覧

50号の鉛スッテの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

ナカジマ
鉛スッテ 50号
プロマリン
クロスファクター AST100 サイコスッテゲーム 50号