手持ちの荷物を多く詰め込めるボートフィッシングと異なり、オカッパリでは持ち運べる荷物の制限が多くあるので、厳選されたタックル選ぶ必要があります。
特にロッドに関しては、オカッパリの特徴でもある機動力を行わない様に、出来るだけロッド一本で多くの釣りをカバーできるバーサタイル性の高いロッドは欠かすことはできません。
今回はそんなバーサタイル性が高く、オカッパリの最適な一本となるロッドをご紹介します。
オカッパリに適したロッドのパワーとレングス
オカッパリに持ち込むロッドのパワーとレングスはどのようなものが最適でしょうか。
現代のバスロッドはブランクスが軽量化されているので、6.6ft前後のレングスが一般的で、ロングキャストとアキュラシーキャストの両方が可能となっています。
また、パワー関しては、ミディアムが基準となりますので、自分が通うフィールドの規模と主体とする釣りを考慮してパワーUp/Downとレングスの調整を行うとよいでしょう。
おかっぱりロッドおすすめ10選！
【シマノ】
ゾディアス (1610M-2)
そのコストパフォーマンスの高さからオカッパリを中心とする初心者からベテランのアングラーまで幅広い人気を得ているロッドがゾディアスシリーズです。
その中でも1610M-2は中核と言えるロッドとなっており、取り回しを損ねることが無く、且つ、ロングキャストが可能な6.10ftのレングスにミディアムパワーが与えられているロッドなので、野池はもちろんビックレイクでも活躍することが出来るロッドとなっています。
これからバス釣りを本気で楽しみたい方には是非お勧めしたい一本です。
【シマノ】
エクスプライド (166ML／166ML-2)
ミディアムよりも少しパワーダウンをさせ、小型のプラグや高比重ノーシンカーの釣りを多用したいと考えている方であれば、エクスプライドの166ML／166ML-2がお勧めです。
エクスプライドはシマノがロッドメーカーの威信をかけて作成したハイパフォーマンスロッドとなっており、特に高弾性カーボンの持ち味である軽量でシャープな持ち味を持っているロッドです。
ライトでテクニカルな釣りに適している166ML／166ML-2ですが、バットパワーは非常に強く、カバーの多いエリアでも強引なファイトが可能です。
【シマノ】
ポイズングロリアス (174MH)
シマノ×ジャッカルのコラボレーションロッドの中核となるのがポイズングロリアスシリーズです。
174MHは7ftを超えるロングシャフトにMHのパワーが与えられているパワーパワーバーサタイルに位置するロッドとなっており、巻物ルアーはもちろん、ビックレイク攻略に欠かすことが出来ないヘビキャロまで対応できるロッドとなっています。
強靭なブランクスパワーを活かして、琵琶湖をはじめとするビックレイクでモンスターバスの捕獲を視野に入れた釣りには最高なロッドです。
【シマノ】
ワールドシャウラ (1652R-3)
シマノのルアーロッドの最高峰クラスに位置するロッドがワールドシャウラです。
1652R-3はバスをはじめとしたルアーフィッシングのスタンダードモデルとしてラインナップされているモデルです。
現在のバスロッドの多くが小口径ガイドを採用されていますが、ワールドシャウラには大口径ガイドが採用されている他、中弾性～高弾性カーボンが採用されているので、6.6ftとは思えないロングキャストをすることが可能となっています。
また、携帯性に優れ、高感度な側面も持っているので、オカッパリアングラーから絶大な人気を誇っているロッドです。
【ダイワ】
バスＸ (642LS)
バス釣り入門者用のオカッパリロッドとしておすすめしたいロッドがバスＸシリーズの642LSです。
扱いやすい6.4ftのロッドで、特にフィネスバーサタイルに位置するモデルとなっているので、ライトリグ全般に適用できる他、シャッドやミノーを使った横の釣りに対しても幅広く使用することが出来ます。
約1万円で購入できるエントリーモデルですが、ダイワ独自のロッド技術が多く使われているので、ロングスパンで愛用出来るロッドとなっています。
【ダイワ】
ブレイゾン (6101MLS)
コストパフォーマンスに優れており、且つ、ロングディスタンスアプローチが可能なバーサタイルスピニングであれば、ブレイゾンの6101MLSがおすすめの一本です。
特にネコリグやネーシンカーリグなど一通りのライトリグに精通した仕様となっており、6.10ftのロングシャフトはブレーディングXにより細くて高強度に仕上げられています。
オカッパリのバーサタイルロッドとしてはもちろん、フィネス専用のサブロッドとしても活躍できるロッドです。
【ダイワ】
スティーズ (681MLFS-SV)
オカッパリでフィネスを中心としたアプローチを極めたい方にとって、スティーズの681MLFS-SVは、最高のパフォーマンスが約束されたロッドと言えるでしょう。
スティーズシリーズはダイワのハイエンドモデルに位置するロッドで、ダイワのタイト＆タフのコンセプトに基づき、非常に軽量で高感度に出来ているロッドです。
681MLFS-SVは軽量で高感度のロッド故にリグがスタックする直前の感触や、ボトム形状の起伏変化まで手元で感じることが出来るようになっています。
超絶感度だからこそ出来る、新たなアプローチ方法を手にできるロッドです。
【アブガルシア】
New ディーズ (681MLFS-SV- ZR + -)
アブガルシアが2020年にプロデュースしたロッドがNew ディーズです。
681MLFS-SVは最もバーサタイル性の高いロッドとなっており、巻物ルアーはもちろん、ワーミングまでこなしてしまう万能ロッドとなっています。
ブランクスは100%国産のNanoブランクスが新設計で採用されているので、強度、重量、感度の全てが高次元で融合されています。
癖のないレギュラーファーストテーパーが採用されているので、ピンポイントのショートキャストも高い精度で繰り出すことが出来るロッドです。
【アブガルシア】
バスフィールド (BSFC-652ML)
手軽にオカッパリからバスフィッシングを楽しみたい方であればアブガルシアのバスフィールドがお勧めの一本です。
ラインナップ中のBSFC-652MLはルアーの操作性を高めた一本となっており、ロッド操作を多く必要とするネコリグやミノーの釣りなどには特に最適な一本となっています。
リールの組み合わせによってはベイトフィネス用のロッドとしても使えるので、オカッパリの主要ロッドとしてはもちろん、ボートフィッシングの時にはカバーへのフィネス対応ロッドとして活躍することが出来るロッドです。
【メガバス】
デストロイヤー (F4-66X)
メガバスの高弾性カーボンが採用されたロッドシリーズの中で、高いバーサタイル性を持っている番手がF4-66Xです。
デストロイヤーは登場後、何度もモデルチェンジを繰り返していますが、初代からこのF4-66Xはバーサタイルロッドとして登場しており、現代のバーサタイルロッドのベンチマーク的な存在のロッドです。
最新モデルではメガバス独自の5Dグラファイト採用されることで、最小のマテリアルで最高のパフォーマンスが出る様に設計されていります。
特に巻物全般を主軸としたアングラーにとっては最高の一本となるロッドです。
まとめ
荷物が限られるオカッパリでは、持ち込むロッドのパフォーマンスの高さが釣りの幅を広げ、釣果への直結もする場合もあります。
今回ご紹介したロッドは全てバーサタイル性に長けており、オカッパリの一本としては優秀な物ばかりですが、ロッドそれぞれ最適なシーンや釣り方が異なります。
それぞれの特徴と自分の釣りを考慮して、最適なオカッパリロッドを見つけてみてはいかがでしょうか。
おかっぱりロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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