ショアジギングでメインのルアーと言っても良いほど、頻繫に使用されるのがメタルジグ。
メタルジグの使い方はジャークさせてフォールさせる、その繰り返しだけだと思っている方も多いでしょう。
しかし、メタルジグの中にはただ巻きで使えるただ巻きジグがあります。
当記事では、そんなただ巻きジグの選び方からメリット、デメリット、おすすめ製品まで詳しくご紹介！
- 釣り歴15年
- 様々なジャンルの経験
兵庫県出身愛媛県在住。5歳頃から釣りを始め、今も毎週釣りに通うほどの釣り好き。得意な釣りはメバリングやエギングですが、ショアジギングやバスフィッシングなど、ほぼすべてのルアーフィッシングを経験しています。釣りの世間イメージを「充実した趣味」にすることが夢です。
目次
- 1 ただ巻きジグとは
- 2 ただ巻きジグを使うメリット・デメリット
- 3 ただ巻きジグの選び方
- 4 ただ巻きジグおすすめ16選
- 4.1 【ハヤブサ】ジャックアイ マキマキ 30g
- 4.2 【ヤマリア】ムーチョルチア 25g
- 4.3 【ジャクソン】飛びすぎダニエル
- 4.4 【メジャークラフト】ジグパラ マイクロ スイム
- 4.5 【ダイワ】TGベイト 45g
- 4.6 【シマノ】熱砂 スピンビーム ハイアピール
- 4.7 【メガバス】マキッパ 40g
- 4.8 【ブリーデン】メタルマル 19g
- 4.9 【ハヤブサ】ジャックアイ クネクネ 30g
- 4.10 【イッセイ】海太郎 ネコメタル（30g）
- 4.11 【メジャークラフト】ジグパラ サーフ（40g）
- 4.12 【デュオ】ドラッグメタルキャスト（40g）
- 4.13 【アブガルシア】ソルティーステージマイクロジグフラット（3g）
- 4.14 【ブリーデン】バイスライダー 10g
- 4.15 【コアマン】CZ-30 ゼッタイ
- 4.16 【ダイワ】フラットジャンキー ヒラメタルZ
- 5 ただ巻きジグの釣れる使い方
- 6 まとめ
ただ巻きジグとは
ただ巻きジグとは数多くあるメタルジグのうち、ただ巻きでもアクションしてくれるものを指します。
メタルジグのアクションとしてはジャーク＆フォールが中心ですが、ただ巻きジグはただ巻きで使うことが可能。
アピール力控えめの動きになっていることが多いので、ジャーク＆フォールとは異なったアピールができます。
多くのただ巻きジグが、ヒラヒラと漂うようにアクションし、油断したベイトフィッシュを演出します。
ただ巻きジグを使うメリット・デメリット
まずは、ただ巻きジグを使用するメリットとデメリットについて確認します。
メリット
ただ巻きジグを使う最大のメリットは、ルアーを変えることなくアピール力控えめのアクションをさせられることです。
ただ巻きジグではないメタルジグの場合、食わないと感じた時にはルアーを変える必要があります。
ただ巻きジグではルアーを変える必要がないので、素早く状況に対応させることが可能です。
ただ巻きジグのアクションは、食い気があまりないフィッシュイーターのスイッチを入れるのにピッタリ。
また、ただ巻きであれば初心者でもアクションさせやすいでしょう。
デメリット
ただ巻きで使えるように開発されたメタルジグは、そうではないものとは少し形が異なります。
そのため、ただ巻きジグではなく、通常のメタルジグでしか釣れないといった状況も存在します。
しかし、これはどのルアーでも言えることであり、その日のアタリルアーを探すのも釣りの楽しさ。
ただ巻きジグだけで釣りを組み立てるのではなく、引き出しの1つとしてただ巻きジグを使ってみてください。
その他に大きなデメリットはなく、持っておいて損はないでしょう。
ただ巻きジグの選び方
それでは、ここからはより具体的にただ巻きジグの選び方をご紹介します。
アピール力で選ぶ
ただ巻きジグは基本的には控えめなアクションですが、その中にもアピール力の大小があります。
ただ巻きでテールをしっかり振ってくれるものから、少ししか動かないものまでタイプはさまざまです。
もし、初めてただ巻きジグを使うのであれば、おすすめはしっかり動いてくれるもの。
しっかり動いてくれるものから使用することで、ただ巻きジグの使い心地や動かし方に慣れられるでしょう。
ただ巻き以外のアクションで選ぶ
ただ巻きジグといっても、基本的となるのは通常のメタルジグと同じジャーク＆フォールのアクションです。
ジャーク＆フォールのアクションには、スッと素早くフォールするものや、ヒラヒラと漂うようにフォールするものがあります。
一般的には青物やシーバス狙いであればスッとフォールするタイプ、根魚やマダイ狙いであればゆっくりとフォールするタイプが良いと言われています。
ただ巻きメインで使うのであれば、ナチュラルカラーがおすすめ
最後にただ巻きジグのカラーについて、ただ巻きメインで使うのであればアピール力控えめのアクションを活かしやすいナチュラルなカラーがおすすめです。
食い渋ってなかなか口を使ってくれない時に、ナチュラルカラーのただ巻きジグは大活躍します。
ただ巻きがメインではないのであれば、通常のメタルジグと同じようにカラーを選んでも問題ありません。
迷った際には、ピンクやブルーといったカラーがオーソドックスなカラーになります。
ただ巻きジグおすすめ16選
今回はただ巻きでも使えるメタルジグ「ただ巻きジグ」を16製品ピックアップしました。
【ハヤブサ】
ジャックアイ マキマキ 30g
ジャックアイ マキマキはその名にもある通り、ただ巻きで使うことを前提に開発されたメタルジグです。
リアフックにはブレードが付いているので、巻くだけながら広範囲にアピール可能。
さらには巻くスピードによってアピール力の強さを調整できるように設計されています。
ただ巻きジグを使ったことがない、しっかり泳ぐものが良い、そんな方におすすめです。
【ヤマリア】
ムーチョルチア 25g
ムーチョルチアはジャーク＆フォールのアクションと、ただ巻きをどちらも高いレベルでこなしてくれるメタルジグです。
巻いた際にはヒラヒラと弱ったベイトフィッシュを演出。
食い渋った魚や、警戒心の高い魚も思わず口を使ってしまうアクションが特徴です。
剝がれにくく、ハードな使用にも耐える高強度な塗装も大きな魅力と言えるでしょう。
【ジャクソン】
飛びすぎダニエル
飛びすぎダニエルは、遠投性能を追求したただ巻きジグです。
メタルジグでありながらバイブレーションのような動きをすることが特徴。
激しいアクションで広範囲の魚を誘います。
対象魚も幅広く、ヒラメから青物、根魚までフィッシュイーターであればなんでも釣れる可能性があるでしょう。
基本的には巻くだけで釣れるルアーですので、初心者にもおすすめです。
【メジャークラフト】
ジグパラ マイクロ スイム
ジグパラマイクロはメジャークラフトが販売している、小さめサイズのメタルジグシリーズ。
そんな中でも、スイムは巻くだけでウォブリングアクションをしてくれるただ巻きジグです。
1.5gなど軽いウエイトが用意されており、ライトゲームタックルでも扱うことが可能。
ただ巻きによるアクションはさまざまな魚を狙えるので、ボウズ逃れとしてもおすすめです。
【ダイワ】
TGベイト 45g
TGベイトは鉛よりも高比重で、同サイズでも重たいタングステンで作られたジグです。
空気抵抗を受けにくいのでより遠くまで飛ばすことができ、なおかつシルエットを小さく見せられます。
TGベイトは巻いた時にはナチュラルなスイミングアクションをすることが特徴。
ショアからのマダイ狙いや、オフショアでの根魚狙いなど幅広く使えるただ巻きジグです。
【シマノ】
熱砂 スピンビーム ハイアピール
鉛よりも比重の軽い合金を使用することで、より幅の広いウォブリングアクションをすることが特徴のただ巻きジグ。
比重の軽い合金は飛距離が落ちがちですが、スピンビームでは空気抵抗を受けにくい形状を採用することで飛距離を確保。
より長いフォールでルアーを見せられるので、ただ巻きとフォールの緩急を付けたい方におすすめです。
ハイアピールなカラーが揃っていることも特徴。
【メガバス】
マキッパ 40g
マキッパは誰もが簡単に使えるよう、アクションや投げやすさが調整されたただ巻きジグです。
リアにはブレードが備わっており、ゆっくりと巻いてもしっかりとフラッシングでアピールしてくれます。
針掛かりが悪いと感じた際には、お腹に設けられたアイにフックを装着することも可能。
初心者からベテランアングラーまで、どんな釣り人の要望にも応えてくれるルアーです。
【ブリーデン】
メタルマル 19g
一見、エギのような形をしたこのルアーは、食わせの力が非常に強いただ巻きジグです。
アジや太刀魚、ハマチなどのフィッシュイーターはもちろん、アイナメやマハゼなどフィッシュイーターではない魚が釣れることも。
リアのブレードは針掛かりを損なわないようにセットされているので、ブレード目掛けてアタックしてきた魚もしっかり掛けられます。
1つ持っておいて損はしない、かなり優秀なただ巻きジグです。
【ハヤブサ】
ジャックアイ クネクネ 30g
ジャックアイ クネクネは、ただ巻きするだけで生きているようなクネクネアクションをしてくれるメタルジグ。
リアフックに付けられたネクタイが青物はもちろん、真鯛や根魚などさまざまな魚の捕食本能を刺激してくれます。
岸からのショアジギングはもちろんですが、オフショアジギングでも大活躍してくれるでしょう。
【イッセイ】
海太郎 ネコメタル（30g）
さまざまなアクションを使いこなせるメタルジグが欲しい、そんな方におすすめなのがネコメタル。
ネコメタルはリフト＆フォールはもちろん、ただ巻きではフラッシングの強いスイミングをしてくれます。
さらにネコメタルは安定したフォール姿勢が特徴。
ただ巻き以外のアクションにも優れた優秀なメタルジグです。
【メジャークラフト】
ジグパラ サーフ（40g）
ジグパラ サーフはサーフと名にもある通り、サーフからのフラットフィッシュ狙いにピッタリなメタルジグです。
遠くまで飛ばす必要のあるサーフでしっかりとキャストでき、広範囲を効率よく狙えます。
アクションはミノーのように首を振ることが特徴。
ミノーでは届かないポイントをミノーのように誘いたい、そんな時にこそ使用してみてください。
【デュオ】
ドラッグメタルキャスト（40g）
ドラッグメタルキャストはデュオから販売されている、コンパクトでファットなボディが特徴のメタルジグです。
空気抵抗が小さいので、同じ重さのジグよりも遠くへと飛ばすことが可能。
ただ巻きではテールを振って誘う、高アピールなアクションとなっています。
幅広いカラーラインナップが用意されているので、自分好みのものを選んでみてください。
【アブガルシア】
ソルティーステージマイクロジグフラット（3g）
アブガルシアから販売されている、ソルティーステージマイクロジグフラットは、ライトゲームにピッタリなただ巻きジグです。
巻いてもフォールさせてもヒラヒラとアクションすることが特徴であり、比較的アピール力は控えめ。
食い渋ったアジやメバル狙いで力を発揮してくれるでしょう。
何も魚が釣れない時の救世主として、バッグに1つ忍ばせておくのも良いかもしれません。
【ブリーデン】
バイスライダー 10g
バイスライダーはフォールさせた時のスライドアクションが特徴的なメタルジグです。
ただ巻きではキラキラと揺れながら泳ぎ、その後ストップさせるとスライドしながらフォールします。
この緩急は真鯛や根魚に強く、ワームとは違ったアプローチが可能。
もちろん、早い動きにも対応しているので、青物やシーバスを狙うこともできます。
【コアマン】
CZ-30 ゼッタイ
コアマンのCZ-30 ゼッタイは、シーバスの岸壁ジギングのために開発されたメタルジグです。
強いフラッシングでアピールするために、あえてボディの面が広く設計されています。
ただ巻きでもフラッシングの高いキラキラとした動きをしてくれるので、アピールしたい時にピッタリ。
もちろん岸壁ジギングでは唯一無二の強さを発揮します。
【ダイワ】
フラットジャンキー ヒラメタルZ
フラットジャンキー ヒラメタルZはヒラメやマゴチなど、フラットフィッシュを狙うために開発されたメタルジグです。
ミノーなどのハードプラグでは届かないポイントを狙うことができ、他人に攻められていない魚を効率よく狙えます。
ただ巻きでもしっかりと首を振ってアピールしてくれるため、初心者にも最適。
フラットフィッシュはもちろん、青物やシーバスの実績も高いルアーです。
ただ巻きジグの釣れる使い方
ただ巻きジグの釣れる使い方としては、一定速度で同じ深さを巻くことが基本になります。
しかし、それだけでは反応がないことも多々あり、そんな時にはリフト＆フォールなどの使い方が有効。
ただ巻きジグはリフトの際にもアクションしてくれるので、フォールとの緩急をつけやすいです。
この緩急をうまく利用し、ただ巻きの単調な動きでは口を使わない魚のスイッチを入れることができます。
まとめ
以上ここまで、ただ巻きジグのメリット・デメリットや選び方の解説から、おすすめ製品まで詳しくご紹介してきました。
ただ巻きジグにはさまざまな種類があり、製品によってアピール力もさまざま。
今回はアピール力控えめなものから、ハイアピールなものまで幅広くご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。
ただ巻きジグの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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