5cmインフレーターマットおすすめ10選!メリットやデメリットは?

近年のアウトドアブームにより、すっかりキャンプも身近なアクティビティの一つとなりました。

とはいえ、一日中を外で過ごすキャンプだからこそ、ハードルを感じやすく実践を躊躇ってしまうかもしれません。

その中でも特にハードルが高いのが「外での就寝(お泊まりキャンプ)」だと思います。

今回はお泊まりキャンプを快適に過ごすために必要不可欠であり、尚且つコスパに長けた厚さ5cmのインフレーターマットについて、ご紹介します。

5cmインフレーターマットを使うメリット

簡単にマットを膨らませることができる

エアーマットは空気のみで体を支えるため、その分大量の空気をマット内に送り込む必要があります。

一方で、インフレーターマットはマット内にウレタン(硬いスポンジ)が充填されており、このスポンジが膨らむことで体を支えます。

スポンジは空気弁を開けると自動的にある程度膨らむので、膨らませる動作を最小限に減らすことができます。

寝心地が安定している

エアーマットは内部が全て空気なので、ふわふわしている反面安定性に欠けるのが特徴です。

一方、インフレーターマットはマット内にウレタンが充填されており、低反発マットレスのような寝心地になります。

そのため横になった際に体を安定して支えることができます。

寝返りをうった際のマットが軋む音も少なく、ある程度重さもあるため寝相でマットが動いてしまうことも少ないです。

断熱性に優れている

室内ではあまり感じない「底冷え」ですが、屋外での就寝においては最も寝心地に影響する要素になります。

エアーマットはマット内が空気のみで構成されているので、空気が冷たくなると一気に体に冷気を伝えてしまいます。

一方、インフレーターマットはマット内にウレタンが充填されており、断熱材の役割を果たすので、冷気を遮断してくれます。

コストパフォーマンスに長けている

インフレーターマットの厚みは様々であり、薄いものから分厚いものまで幅広く展開されています。

その中でも「5cm」という厚みは最もコストパフォーマンスに長けている厚みだと言えます。

厚みは断熱性や寝心地に影響しますが、厚みが増せば増すほど高価になり、日本においてはオーバースペックとなるケースがあります。

一方、十分な断熱性と寝心地を確保することができ、なおかつ最低限のコストで製造することができるのが5cmという厚みになります。

5cmインフレーターマットを使うメリット

収納サイズが大きくかさばる

マットの性能は優れているといえますが、ウレタンを含んでいる分、圧縮には限界があり嵩張ってしまうデメリットがあります。

ただし、収納時は細長い形状になるためクローゼットの隙間や棚の上など、意外と収納しやすい形状になります。

エアーマットに比べると高価

性能が優れている分、実現するためのコストが掛かっているため必然的に購入価格はエアーマットに比べて高価になってしまいます。

しかし、近年は低コストな中華製であっても高性能で優れた製品が多く展開されていますので、このあとオススメをご紹介します。

5cmインフレーターマットの選び方

長さと幅

基本的にゆったりサイズの製品は少ない傾向にあります。

長さ・幅ともにピッタリサイズや、収納サイズを考慮し、短めに設計されたショートサイズの製品が多い傾向にあります。

サイズ確認せず購入してしまうと、思わぬ誤算が生まれてしまうので、購入する際は必ずサイズを確認するようにしてください。

長さは身長+15〜20cmぐらい、幅は肩幅+5〜10cmほどあると、ベストなサイズと言えます。

R値

R値とは、「地面の冷たさをどれだけ遮断できるか」を表した数値になります。

数値が高いほど冷気をシャットアウトするので暖かく、数値が低いほど冷気を伝えやすいので、背中がひんやりしてしまいます。

冬場の使用を想定している場合は、特に冷気を感じやすいので、「R値=2以上」を目安に購入を検討してみてください。

そもそも、インフレーターマットは全般的にR値が高めに設計されています。

コストを優先し、最後にR値を確認すれば、目的に合ったインフレーターマットを見つけられるかもしれません。

※R値は一部のメーカーのみ採用している評価基準になります。

空気の膨らませ方

一般的な膨らませ方は、「自動注入式」という方法になります。

膨らませるときに空気弁を開け、自動的にある程度膨らんだら最後に手動で空気を送り込んでパンパンにしてあげる方法です。

一方で、自動注入式では無い場合は、一から空気を送り込んであげる必要があるため、非常に手間がかかってしまいます。

時間と手間がかかってしまい、キャンプを始める前から疲れてしまうので、なるべく自動注入式を採用したマットを選んでください。

5cmインフレーターマットおすすめ10選

【THERMAREST】
ベースキャンプ(040818132821)

引用:Amazon

R値が脅威の6.0となっており、一年中季節を選ばず使用できるハイスペックモデルとなります。

サイズ展開はR・L・XLの3つの展開となっており、ご自身の体のサイズに合わせてサイズを選択することができます。

しっかりとした反発力が特徴的で、比較的硬めな仕様となっていますが、体全体を支えてくれるので、寝疲れすることはありません。

【Coleman】
キャンパーインフレーターマット シングルⅢ(2000032354)

引用:Amazon

サイドに連結するためのボタンが付属しており、2つ購入すればダブルベッドのように使用することができます。

厚みは5cmですが、十分な反発力があり地面のゴツゴツを感じることなく就寝することができます。

収納方法はロールにするだけなので折りたたむ必要もなく、付属の袋に収納しやすい設計となっています。

【MERMONT】
インフレーターマット(‎BAB001GR)

引用:Amazon

比較的安価なインフレーターマットですが、しっかり自動吸引式なので自動で膨らませることができます。

両サイドに連結するためのボタンがついており、組み合わせることでダブルベッドのような大きさにすることができます。

収納袋に加え、丸めた状態を保つためのバンドも付属しており、収納も楽に収めることができます。

【YOLER】
アウトドアマット(B09Q5K8T4M)

引用:Amazon

幅が69cmあるので、男性の方や大柄な方でも方がはみ出すこともなく、快適に就寝することができます。

背面に滑り止め加工が施されているので、寝相でマットが動くことも少なく、快適に就寝することができます。

カラー展開が4色あり、自分好みの色を選ぶことができるので、愛用しているギアの色に合わせることができるのも好ポイントです。

【Clostnature】
インフレーターマット(B0B14YR7XK)

引用:Amazon

収納サイズが33 × 15cmとかなり小さくまとまるので、収納スペースを圧迫することはありません。

リュックの中に入れることはもちろん、普段収納する際にも場所を取らないので「お試し購入」を検討している方におすすめです。

また、角がなく曲線を描いているのでスペースに無駄がなく、ソロテントなど就寝スペースが狭いテントでの使用にも適しています。

【FIELDOOR】
車中泊マット(B07Z4NY5KW)

引用:Amazon

商品名にある通り、車中泊でも使用できる大型のインフレーターマットです。

幅は93cmと幅広な設計になっており、シングルベッドよりも大きなサイズとなっているので、自由に寝返りをうつことができます。

大きなマットですが、吸引バルブが2箇所あるので膨らむ時間も短くストレスなく使用することができます。

【FIELDOOR】
枕付き 車中泊マット(B07WR9LG8M)

引用:Amazon

ベースとなる【FIELDOOR】車中泊マット』をスリムにした代わりに、枕が備え付きになっているインフレーターマットです。

キャンプの必需品ではないからこそ忘れがちな枕が備え付きになっているので、忘れる心配もなく安心して就寝できます。

サイズ展開はS・Lとなっており、体のサイズに合わせてサイズ選択が可能です。

【Hilander】
スエードインフレーターマット(枕付きタイプ)(B01JAI6BK0)

引用:Amazon

こちらのマットは枕が最初から備え付きになっていますが、生地が通常使用されるポリエステルではなく、スエード生地を使用しているのが特徴です。

スエード生地なので触り心地がよく、ポリエステルのようなツルツルした感覚もないのでベッドに近い印象です。

また、サイズ展開の幅が広くシングル・セミダブル・ダブルの3パターンから選べるので一人での使用からカップルでの使用まで幅広いニーズに対応できます。

【Naturehike】
エアーマット インフレーターマット(B09SH8HQ22)

引用:Amazon

長さが200cmもあるため、高身長な男性でも安心して使用できるインフレーターマットです。

また、比較的安価でありながらR値が3.8あり、真冬でも耐えられるほどのスペックを有しています。

シーズンを選ばずいつでも快適に就寝することができるので、コストパフォーマンスに長けたマットといえます。

【HIEKYOIT】
エアーマット(B0B87WRZJD)

引用:Amazon

インフレーターマットをベースにエアーマットの優れた部分のみ取り入れたハイブリッド設計なマットです。

人間工学に基づいた設計となっており、腰と脚で構造を切り替えており、体圧を分散することで体を痛めることなく就寝することができます。

R値も5.0あり、真冬の使用でも問題なく就寝することができそうです。

まとめ

快適な就寝をするのに欠かせないマットですが、その中でもインフレーターマットは性能に優れており、なおかつ5cmという厚みはコストパフォーマンスと快適性を両立した、全ての方におすすめできる厚みとなっています。

これからマットを購入検討している方や、どんなマットを購入すればいいのかわからない方など、マット選びの参考にしていただけると幸いです。

紹介アイテム一覧

5cmインフレーターマットの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

THERMAREST
ベースキャンプ(040818132821)
Coleman
キャンパーインフレーターマット シングルⅢ(2000032354)
MERMONT
インフレーターマット(‎BAB001GR)
YOLER
アウトドアマット(B09Q5K8T4M)
Clostnature
インフレーターマット(B0B14YR7XK)
FIELDOOR
車中泊マット(B07Z4NY5KW)
FIELDOOR
枕付き 車中泊マット(B07WR9LG8M)
Hilander
スエードインフレーターマット(枕付きタイプ)(B01JAI6BK0)
Naturehike
エアーマット インフレーターマット(B09SH8HQ22)
HIEKYOIT
エアーマット(B0B87WRZJD)