【インプレ】シマノ 20メタニウムの使用感!文句の付け様がない超優秀リール!打ち巻き両方に!

今でも多くのシマノファンから支持を集めているバーサタイルベイトリールであるメタ二ウムですが、2020年に新たにモデルチェンジして話題になっていますよね。

今回はそんなシマノの大人気機種であるメタ二ウムのニューモデルについて深く掘り下げて紹介していきたいと思います。

スペックや使用感に加えて他のリールとの比較も紹介していこうと思うので購入を考えている人はぜひご覧ください。

木村
執筆者
  • バス釣り歴10年程

茨城県の野池、霞ヶ浦を中心に活動しているバスフィッシング大好きマンです。主にサイトフィッシング、巻物の釣りを得意としています。今後は打ち物や底物の釣りのレベルアップが目標です。

20メタ二ウムの特徴やスペック

ギヤ比 6.3/7.1/8.1
自重 175g
スプール径 34mm
ハンドル長さ 42mm
最大ドラグ 5.0kg
標準糸巻量 (ナイロン) 12lb-100m 14lb-90m 16lb-80m 20lb-65m

今回モデルチェンジしたメタ二ウムの最大の特徴と言えば「マグナムライトスプールⅢ」ですよね。

飛ばし感がよく、軽量かつタフに作られているためバス釣りの幅をこれまでよりも広げてくれる優秀なスプールとなっています。

その他にも「コアソリッドボディ」「マイクロモジュールギア」「S3Dスプール」「ブラスギア」などシマノの独自技術がふんだんに盛り込まれている1台です。

20メタ二ウムの外観レビュー

20メタ二ウムは前回のモデルと比べてボディ形状も大きく変化しました。

バンタムを彷彿させるようなボディで前回のモデルより更にコンパクトになっていますね。

個人的には前回のボディ形状の方が好みではありましたが、今回のモデルもかなりかっこよく、スポーティーな仕上がりになっていると言えるでしょう。

またコンパクトになった分手の小さい人にも握りやすい気がしますね。

20メタ二ウムを使って感じたメリット・デメリット

メリット

自重の軽さとパーミングの良さからくるロッドワークのしやすさが第一に挙げられるでしょう。

特に近年では打ち物やロッドワーク系のルアーを使うシチュエーションが多いのでこのメタ二ウムの軽快感は非常に大きな強みになっていると感じますね。

また近距離、中距離の飛ばしやすさも素晴らしい部分でそこまで力を入れてキャストしなくてもしっかり飛んでくれます。

これはMGL3スプールの特徴である立ち上がりの良さとどこまでも伸びるキャストフィーリングの恩恵と言えるでしょう。

長時間釣りすればするほど顕著に感じる利点だと思います。

その他にも滑らかな巻き心地、ボディのがたつきのなさなど剛性という点においても非常に優秀であるため打ち物や底物の釣りだけでなく巻物の釣りでも快適に使うことができると思います。

デメリット

先ほどもお伝えしましたが、内部ブレーキへのアクセスのしにくさが唯一のデメリットとなっています。

サイドプレートが結構ガッチリはまっていてどうしても開け閉めがしにくいです。

シマノの触れ込みでは外部ブレーキだけで調整できるとのことでしたので内部ブレーキを頻繫に開けないと仮定して作ったのかもしれませんね。

しかしより気持ちの良いキャストをしたいのであれば内部ブレーキもしっかり調整するべきだと思います。

20メタ二ウムの快適な使用範囲は?

ルアーウエイト

1/4~1/2oz前後が今回のメタ二ウムで快適な使用範囲だと思います。

1/4oz以下になるとキャストにおいて少しストレスを感じる場面もあると思うので注意が必要です。

ライン

12~16lbの範囲で選んでいただくと快適に釣りができると思います。

また16lbより太いラインでも使用しましたがナロースプール特有の目減り問題が顕著に現れてくるように感じたので太いラインでの使用を考えている人は少し注意が必要かもしれませんね。

ロッド

基本的にバーサタイルリールであるためどんなロッドにもマッチしてくれるので自分の釣りに応じて組み合わせてみてください。

個人的にはM~Hパワー辺りがベストだと感じました。

16メタ二ウムMGLとの違い!明らかにトラブルレスになった!?

16メタ二ウムMGLは全体的にブレーキの掛かりが弱く、設定がピーキーだったように感じます。

しかし20メタ二ウムではそのようなブレーキのピーキーさはなくなり、明らかにトラブルレスになっていると思いました。

また飛距離の面でも明確な違いがあり、特に10g以下のルアーでは遠投、ピッチングの両方で20メタ二ウムの方が伸びている感覚が強く、明らかに飛距離も出ていましたね。

正直飛距離に関してはそこまで違いが出ないと思っていたのでこの変化には驚きでした。

しかし10g以上になると両機種ともそこまで変わらないかなと思います。

一方で操作性の部分は16メタ二ウムMGLでもかなり優秀であったのでそこまで大きな変化はなく、両機種とも操作性は抜群と言っても良いでしょう。

買い替えを検討している人はぜひ参考にしてみてください。

20メタ二ウムの方がよりトラブルレスに、より軽めのルアーが投げやすくなるので個人的には買い替えることをお勧めしたいです。

20タトゥーラsv twとの比較!この2機種で迷っている人へ

メタ二ウムと同じ年に新しくモデルチェンジしたタトゥーラsv twはスペックが似ているということで悩まれている人もいることでしょう。

もちろんこの2機種には1万円程度の値段差があるため正確に比べることは難しいですが、今回は値段を取り払った形で1つ1つ比較していこうと思います。

まず操作性やパーミング性能という点においては両機種ともほぼ互角と言った感じでどっちも優秀だと思います。

しかしトラブルレスという点では圧倒的にタトゥーラsv twの方が上だと感じましたね。

いくら旧モデルよりトラブルレスになったと言っても正直SVコンセプトには敵いませんでした。

一方で巻き心地や剛性感、キャストフィーリングなどの使用感の部分では圧倒的に20メタ二ウムに軍配が上がります。

そのためトラブルレスを取るか、使用感の気持ち良さを取るかで決めていただくのが一番良いのではないでしょうか?

まとめ

今回は20メタ二ウムについて深く掘り下げて紹介してみました。

デザイン、性能、使用感どれをとっても最高で個人的には文句の付け様がない優秀なリールだと思います。

購入を考えている人はぜひ参考にしてみてください。

きっと皆さんの期待を裏切ることはないでしょう。