皆さんは、魚とのファイト中にバレて悔しい思いをしたり、小さなバイトは有るのだけれどなかなかフッキングしないなどと感じたことはありませんか。
これって実は、フックの針先が鈍っていたり、数回の使用でのメンテナンス不足でうまく魚の口にフッキングしない原因だったりします。
魚と釣り人を繋ぐ最前線のフックは言わば、タックルの最重要ポイントとも言える道具です。
このように悔しい思いをしないためにも、今回はフックを砥ぎフッキング率を上げるフックシャープナーの紹介をします。
目次
- 1 【使い方】ルアーフックの研ぎ方
- 2 フックシャープナーおすすめ12選
- 2.1 【オルルド釣具】 フックシャープナー 両面タイプ
- 2.2 【オーナーばり】 フックシャープナー (81104-1/-2)
- 2.3 【ゴールデンミーン】 フックシャープナー
- 2.4 【プロックス】 フックシャープナー (PX90845)(PX90880)
- 2.5 【ティムコ】 セラミックフックホーンII
- 2.6 【第一精工】 MCフックシャープナー 79mm
- 2.7 【第一精工】 MCオマツリシャープナー
- 2.8 【ラパラ】 フックシャープナー (RHKS-1)
- 2.9 【スミス】 C&Dシャープナー
- 2.10 【プロトラスト】 PTフックシャープナー (PT-5010)
- 2.11 【マルシン漁具】 フックシャープナー
- 2.12 【ファンツール】 ダイヤモンドフックシャープナー
- 3 まとめ
【使い方】ルアーフックの研ぎ方
フックシャープナーでのルアーフックの研ぎ方を紹介いたします。
まず、基本的にはフックシャープナーでルアーフックを研ぐ際は、フックシャープナーを水で濡らして使用する事が基本となります。
乾燥状態であるとフックを研ぎ過ぎてしまったり、フックが滑らかに砥げない分、ムラのある仕上がりになることでしょう。
水が潤滑油のような役割も担っているため、きれいに仕上げるためでなく、フックシャープナー自体の劣化防止にもなります。
また、研いで出る粉をバラけない効果もあるので、自宅でのメンテナンス時でも安心して行えます。
フックシャープナーでフックの針先を研ぐ際には、針先のから根元のフックが交差している部分に向けて研ぐように行います。
研ぐ方向を間違えたり、針先から根元、根元から針先と交互に行ったりすると針先にバリと言われる不要な突起が出てきて、それがラインとのトラブルの原因にもなりかねません。
研ぐ際には方向や、研ぎ方に注意して行いましょう。
フックがきちんと研げたかを確認するには、爪の表面を軽く当ててみて、刺さり加減を確認します。
爪に針先を軽く当てた時に、フックは滑るか、軽くそこに留まるように抵抗があるかで針先の研ぎ加減を認識します。
すぐに滑り落ちそうな場合は再度フックシャープナーで研ぎ直して針先をより鋭利にする意識して研ぎましょう。
フックシャープナーおすすめ12選
【オルルド釣具】
フックシャープナー 両面タイプ

オルルド漁具から発売しているフックシャープナーでは、表面と裏面の両面で粗さが異なる作りとなっております。
両面に溝の作りがあることでフックの針先を容易に研ぐ事ができ、表面では粗目でこちらで大まかに針先のギズを均し、裏面が細目なのでこちらで仕上げに研ぐ事により本格的なメンテナンスが出来る事でしょう。
軽量で小型なフックシャープナーなので携帯性にもすぐれ、落下防止の紐も付いております。
リーズナブルですので、最初の購入ではもちろん本格的なアングラーのメンテナンス道具におすすめ出来る製品になります。

【オーナーばり】
フックシャープナー (81104-1/-2)

釣りばり専門メーカーとして有名なオーナーばりから発売しているフックシャープナーでは、荒削り用と仕上げ用の2種類のラインナップがあります。
荒削り用では、ダメージの大きい針や太軸の針を研ぐ時に使用し、仕上げ用で全体的に均しで研いだり、より鋭利な針先に仕上げる時に使用します。
また左右の側面に溝があり、ストレート針先を研ぐようのストレート溝、カーブ針を研ぐカーブ溝がありタイプ別の使用も可能となります。
より専門的な釣りや針を使用するアングラーからみたら必需品とも言えるフックシャープナーでしょう。


【ゴールデンミーン】
フックシャープナー

ゴールデンミーンのフックシャープナーではダイヤ砥石を採用しており、フックの素材を選ぶ事なくオールマイティーな製品となっております。
また、針先を溝に通すだけと容易に針研ぎが行えるので、急な時合いでもすぐに研ぎ終え釣りを行えるスピーディー仕様も見逃せません。
スライド式のカバーがあるので、研ぎ面を常に晒すこともないので、安心して釣行に備える事も出来ます。

【プロックス】
フックシャープナー (PX90845)(PX90880)

プロックスから発売しているフックシャープナーではシンプルでサイズ感もコンパクトな印象のある製品となります。
小型プラグやスモールサイズのフックに最適な、全長47mmとオールラウンドなルアーフックに対応できる、82mmのラインナップがあります。
ストラップホール加工があるので鞄などのチェーンなどに付属することで、コンパクトなサイズでも紛失する事なく、釣行時に携帯する事ができます。
また、ルアーのラインやフックを繋ぐアイを調整することができる、ダイヤモンド加工が施されており、フックだけでなくルアーの泳ぎやフック位置への調整も可能な万能シャープナーといえるでしょう。


【ティムコ】
セラミックフックホーンII

ティムコから発売しているフックシャープナーは、長方形な形状でシンプルな印象ですが、本体の”面”を有効に使用できるような作りとなっております。
また、セラミックと言われる硬い素材で作られているので、研ぎ味は間違い無いです。
フックを研ぐ際にも、凹凸のある丸い面の溝にフックを通すだけで研ぐことができるので、釣行時の時短にも大変役に立つ製品と言えることでしょう。

【第一精工】
MCフックシャープナー 79mm

第一精工から発売している、MCフックシャープナーは持ちやすさに拘った作りになっております。
全長が79mmと釣行時に邪魔にならないサイズ感でありながら、3ホールディンプルのグリップとなっており、指先で強く握ることができる為、ライトゲームなどの小さなフックでも確実に研ぐことができます。
ライトゲームや夜釣りなどのいざという時に、頼りになるフックシャープナーですので持っておいて損は無いでしょう。

【第一精工】
MCオマツリシャープナー

こちらも第一精工から発売しているMCオマツリシャープナーはフックを研ぐのはもちろんのこと、読んで字の如く、ライントラブルの原因となる糸がらみを直す簡易ピックがあることが大きな特徴と言えます。
研ぎ面に関してもライトゲームにおける小さなフックが研げるよう溝付き加工もされています。
嬉しいことに、研ぎ面と、おまつりほぐしピックの二つをコンパクトに収納できる作りにもなっているので、鋭利なピック先を露出することなく安心して釣行に臨める製品といえるでしょう。

【ラパラ】
フックシャープナー (RHKS-1)

ラパラから発売しているフックシャープナーの素材では、酸化アルミニウム製の砥石となっております。
こちらの酸化アルミニウムの砥石では、高い強度と靭性や断熱性に優れており、針先を数回通すだけでより鋭利な針先に仕上がりフッキング率も向上することでしょう。

【スミス】
C&Dシャープナー

スミスのC&Dシャープナーでは、セラミックとダイヤモンドの二つの面で分かれており、ダイヤモンド素材で荒砥ぎを行い、セラミック素材で仕上げてより確実なフックを仕上げるシャープナーとなります。
また、デザインもシンプルな作りとなっておりますので、デザインにこだわりがなく確実な研ぎ味にこだわりのある方では、おすすめできる製品です。

【プロトラスト】
PTフックシャープナー (PT-5010)

プロトラストのフックシャープナーでは、砥石面がスライドして収納する作りとなっておりますので、砥石面の汚れや傷などの心配がなく持ち運べるのも大きなメリットの一つです。
また、砥石面がセラミック性の素材ですので、魚のバイトがあるのにフッキングまで行かない時には、軽く砥石の溝に通すだけでフッキング率も向上することでしょう。

【マルシン漁具】
フックシャープナー

ソルトウォーター製品をメインに取り扱うマルシン漁具から発売しているフックシャープナーでは、砥石面の溝が3パターンあることが特徴です。
海でのフックは錆びやすく、以前使っていたフックであればすぐに脆くなるのは必然となりますが、都度、交換していたらキリがなく、海の穴釣りなどの坊主の少ないフックが傷つきやすい場面ではとても重宝することでしょう。
砥石の素材もダイヤモンド砥石を使用しているので、品質面でも妥協なく、釣り場での急なメンテナンスでも本格的に行うことができる、心強いシャープナーです。

【ファンツール】
ダイヤモンドフックシャープナー

ファンツールのフックシャープナーでは砥石面の溝をサイドよりに設けており、トレブルフックも容易に研げるように作られております。
紛失防止のチャーンが付いているのはもちろん、両面にて研ぎ目が異なり、荒砥用と仕上げ用に分かれていますので、不意の根掛かりやストラクチャーの多い場所での釣行で、痛んだ小さな傷や鈍りを砥ぎ直すことで再度使用できるまでに復活できることでしょう。

まとめ
釣りをしている中で何が起こるかわかりません。
硬いストラクチャーにフックが引っかかり針先を傷つけるのは避けて通れないことでしょう。
そんな場合に瞬時にメンテナンスを行えるフックシャープナーを一つ持っておいて損は無いと思いますよ。
備えあれば憂いなし、まだ持っていない方は、魚とのファイト時にきっと安心に繋がるメンテナンス道具を揃えるきっかけになれれば幸いです。
フックシャープナーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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