ヘビキャロロッドおすすめ21選!安いけど専用としても使える竿を紹介!

ビックレイクでのオカッパリにおいて欠かすことが出来ない釣りに、ヘビキャロがあります。

地形変化を好むブラックバスは、沖のブレイクラインや障害物についている場合が多くありますが、岸から沖のポイントまでの距離があり、通常のルアーやタックルでは届かない場合があるのも事実です。

そんな時に有効なのが、ヘビキャロです。

ヘビキャロは重めのシンカーを利用し驚異的な飛距離を出すことが出来るので、岸からでも沖のポイントまで探ることが可能になります

今回はそんなヘビキャロ向けのコスパに優れたロッドや1万円前後の安いロッドも含めたおすすめロッドを紹介します。

また、別記事ではヘビキャロに適したリールワームも紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

ヘビキャロ専用ロッドを使うメリット

ヘビキャロ専用のロッドを使用することで得ることが出来る大きなメリットとなるのが、圧倒的なロングキャストを行うことができ、ストレスなくロングディスタンスアプローチが可能となることです。

多くのヘビキャロ専用ロッドは、7フィート後半以上のロッドレングスとなっており、他の用途として使用されるロッドよりもかなりレングスが長い為、ロングキャストがし易くなっており、おかっぱりからでもプレッシャーの低いディープエリアを直撃することが可能となります。

また、ロングロッドであるため、ロッドとラインの角度をつけることが出来るので、操作性が向上すると共に、ブレイク等による根掛かりを低減することも可能となります。

ヘビキャロに適したロッドの選び方

長さ

ヘビキャロに適したロッドを選ぶ際に着目すべき初めのポイントとなるのが、ロッドの長さです。

他のルアーよりもロングキャストが出来るヘビキャロの特性を最大限引き出す為には、圧倒的なロングディスタンスアプローチを行うことが出来る長いロッドレングスは欠かすことが出来ません。

ヘビキャロに適したロッドと言われるロッドの多くは7.5フィート以上のロングロッドです。

長いロッドを選ぶ場合、取り回しが悪くなってしまいロッド重量も重たくなるため、他の釣りと併用した一本として考える場合は、7.5フィートクラスを上限と考えると良いでしょう。

ヘビキャロ専用の一本であれば7.5フィート以上のロッドを視野に入れると、更にもう一段階広いアプローチを行うことが可能となります。

硬さ

ヘビキャロに適しているロッドを選択する場合、ロッドの硬さにも着目する必要があります。

ヘビキャロでのロングディアスタンスアプローチを行うには、重量のあるシンカーを鋭いキャストで振り切る必要があります。

このため、ヘビキャロを多用して釣果を伸ばしているアングラーは、8号や12号などの非常に重たいシンカーを使用して飛距離を伸ばしています。

重量のあるシンカーを振り、そして操作を行うには、強靭なロッドパワーが必要となるため、ヘビキャロでは最低でもハードクラスの硬さを持っているロッドが必要となります。

また、エクストラヘビークラスのロッドであれば、他のワーミングの釣りでの使用用途が限定されがちですが、ヘビキャロロッドとして最適な一本となるはずです。

テーパー・アクション

他のワームやプラグと異なり、リーダーがある分、直接的にルアーをロッドで操作しないヘビキャロですが、意外と使用するロッドのテーパーは重量な要素です。

ワームやシンカーに対して繊細な動きを出しながら、ウィードなどの障害物を回避するには、ファーストテーパーが最適となります。

しかしながら、ファーストテーパーは万能では無く、キャスト時にブランクへシンカーの重さが乗せにくく、ロングキャストをしにくい特性を持っています。

このため、ベテランアングラーであれば、ファーストテーパーで問題ありませんが、まだまだキャストに不安がある方や、バス釣り初心者がヘビキャロを行う場合は、レギュラーファーストテーパーなど使用すると、気持ちよくロングキャストを行うことが可能となります。

ファーストやレギュラーファーストをフィールド状況や使い心地で使い分けることが、おすすめです。

ヘビキャロロッドおすすめ21選

【シマノ】
ゾディアス(172H/172H-2)

2020年にフルモデルチェンジが実施されたシマノのゾディアスです。

フルモデルチェンジにより新たにシマノのカーボンモノコックグリップが採用されたことで、今まで以上に軽量化され感度が高められています

172H/172Hはヘビキャロの使用はもちろん、ラバージグやテキサスリグなどにもベストマッチして使用することができますので、ヘビキャロに限定せず底物ルアー全般に使用することができます。

初心者からベテランアングラーまで、高いコストパフォーマンスで人気の高いロッドです。

【シマノ】
エクスプライド(1911XH-2/176H)

ビッグレイクのヘビキャロロッドとして人気が高いのがシマノのエクスプライドです。

高弾性のカーボンがシマノのブランクス技術であるハイパワーXで更に強化されているので、シャープな振り心地と高いパワーの両立を実現しています。

ヘビキャロに適したハイパワー且つ、ロングレングスの1911XH-2/176Hは、重量級のシンカーでも問題なく背負うことが出来、圧倒的な飛距離を出すことが出来るようになっています。

ヘビキャロ専用ロッドとして愛用されるモデルですが、濃いカバーフィッシングにおける釣りでもロッドパワーを十分に生かした釣りが出来ます。

【シマノ】
ポイズンアドレナ(172H)

シマノとジャッカルのコラボにより製作されているハイパフォーマンスロッドがポイズンアドレナです。

このロッドのブランクスにはシマノ最新技術のスパイラルXコアが使用されている他、グリップにも一体成型カーボンのフルカーボンモノコックグリップが採用されており、ヘビキャロやジグなどを操作する時には欠かすことの出来ない感度を高い次元で実現しています。

172Hはジグやワーミングまでもこなすロッドとなっており、底物を極めたい方は特に手放すことが出来ない一本となっています。

【シマノ】
バンタム(173H)

バスフィッシングの基本と本質が追及されて作られているロッドがバンタムシリーズです。

バスロットが必要とする要素を全てバランスよく高次元で纏められているので、日本に限定することなく世界標準で仕上げられているロッドです。

173Hはレングスを活かしたヘビキャロのロングキャストはもちろん、ピンポイントでのジグ打ちも対応可能なモデルです。

7フィート3インチのレギュラーファーストテーパーを活かした繊細なルアーアクションを付けることが可能なモデルとなっています。

【シマノ】
スコーピオン(17113R-2)

バス釣りに留まることなく、マルチに釣りを行いたい方にとって強い味方となるのがスコーピオンシリーズです。

スコーピオンシリーズはワン&ハーフの2ピース構造をとっているので持ち運び安く、あらゆるフィールドへ持ち込むことが出来きます。

また、大口径のガイドがつけられているため、同レングスの他ロッドよりキャスト飛距離が伸び、太いラインシステムでも問題なく対応できるようになっています。

ヘビキャロにはもちろん、バーサタイル性の高いロッドなので、バイブレーションなどの巻き物やジグの釣りなどでも使うことが出来るロッドです。

【ダイワ】
バス X (722HB/752XHB)

ダイワのエントリーバスロッドのバスXです。

初心者向けのロッドとなっていますが、ヘビキャロに対応できるロッドを含めた、細かなラインナップがされているモデルです。

バスX 722HBや752XHBは約1万円の価格設定でありながら、ヘビキャロやカバーフィッシングに欠かすことが出来ないパワーとレングスを持ち合わせており、重量もエントリーモデルでありながら約150gの軽さを誇っています。

初心者でも扱いやすくビックレイクでのヘビキャロやパワーフィッシングを楽しむことが出来るようになっています。

【ダイワ】
ブレイゾン(721HB/722HB)

ダイワの中でのコストパフォーマンスが高いことで人気なのが、ブレイゾンシリーズです。

ダイワのロッド技術である高密度HVFカーボンが採用されているので、とても筋肉質で粘りのパワーを持っているロッドです。

特に実力派のアングラーから高い支持を受けていますので、初心者からベテランアングラーまで納得できる性能を持ち合わせていることは間違いありません。

多くのモデルでワンピースと2ピースモデルをアングラーの好みで選ぶことが出来るのも魅力の一つとなっています。

【ダイワ】
リベリオン(731HFB/722HFB)

2020年に新たにデビューしたロッドのリベリオンです。

731HFB/722HFBはヘビキャロやジグ用のロッドですが、繊細なティップを持っていることが特徴です。

特にウィードエリアを攻略の時における使用満足感は高く、ロッドの本来のパワーと繊細なティップで確実にバスの口を使わせることが可能となっています。

また、ロッドキャスト時にはベリー部分が鋭く立ち上がってくれるので、キャスト時の遠投性能も高めとなっています。

【ダイワ】
ブラックレーベル(701MHXB/721H+FB/6101MHFB)

質実剛健のバスロットをコンセプトにダイワが作り上げたロッドがブラックレーベルシリーズです。

高弾性カーボンが徹底的に研究されて感度及び、レスポンスが非常に高く作りあげられているのが特徴です。

特に701MHXBはヘビキャロのスペシャルモデルとしてラインナップされており、高弾性カーボンの高い感度を持ちながら高いフッキング力をバスに使えることが出来るようになっています。

特にヘビキャロ使用時にボトム形状を詳細に感じ取りたい方には特におすすめしたいモデルです。

【メジャークラフト】
バスパラ(BXC-702H/BXC-702X)

最高のコストパフォーマンスを得ることが出来ることで、人気のバスパラです。

エントリーロッドでありながら、末永く使用できるように設計されていますので、バス釣りをこれから始めてみたいという方には特におすすめ出来るロッドです。

BXC-702H/BXC-702Xはバスパラの中でも最もパワーのあるロッドとなっており、ヘビキャロはもちろん、ビックベイトの操作まで可能となっています。

エントリーモデルですが、末永く使うことが出来る間違いのないロッドと言えるでしょう。

【メジャークラフト】
ベンケイ(BIC-702H/BIC-702X)

日々タフ化が進むフィールドに合わせてメジャークラフトが新たに提案したロッドがBENKEIシリーズです。

BIC-702H/BIC-702Xに関しては、カバー周りやビックベイト対応できる強めのブランクスとなっていますが、7フィートとは思えない軽さとシャープさを実現しています。

ヘビキャロをはじめとしたパワーを必要とする釣りには一通り対応することが出来る強靭なシャフトとなっています。

【メガバス】
デストロイヤー(F6.1/2-67X/F7-70X)

2020年にフルモデルチェンジがされたメガバスのデストロイヤーシリーズです。

このロッドはメガバス独自のブランクスデザインである5Dグラファイトが採用されており、5つの異なる特性を持たせたグラファイトが1つのシャフトに融合させることで、高感度で軽量な強いブランクスが出来上がっています。

F6.1/2-67X/F7-70Xは特にヘビキャロやジグの使用時に出るショートバイトを最速でフックセットする仕様となっています。

年々タフ化するフィールドに対応するためにコアなアングラーから多くの支持を受けているロッドです。

【メガバス】
ヴァルキリー (VKC-76XXH/VKC-74H+)

モンスターハンティングロッドとして作られたロッドがVALKYRIEシリーズです。

このロッドはグリップレングスを変化するMAHSが搭載されています。

特にVKC-76XXH/VKC-74H+はロングレングス、ロンググリップを活かしてヘビキャロの遠投を可能とすると共に、ヘビキャロ以外の釣りを行う時にはグリップを短くし、操作性のよいロッドに変えることが可能です。

トルクフルなブランクスが採用されているので、ヘビキャロでビックバスを狙う方にはお勧めしたいロッドです。

【DEPS】
サイドワインダー(HGC-962HR/HGC-76XX)

デカバス狙いのアングラーが最も信頼するメーカーの一つであるDEPSのサイドワインダーシリーズです。

デカバスを掛けて捕るというシンプルな信念を下にロッド製作がされており、ベテランアングラーから高い人気を誇っているロッドです。

HGC-962HR/HGC-76XXはディープエリアでのヘビキャロにも対応できる圧倒的なパワーを持ち合わせているので、琵琶湖をはじめとしたビックレイクのディープエリアを狙いたい方には特におすすめしたいロッドです。

【アブガルシア】
ホーネットスティンガー(HSC-722H)

アブガルシアが提案する低価格設定でありながら、最新バスロッド技術を搭載しているロッドがホーネットスティンガーシリーズです。

ハイスペックのバスロッドに搭載されているマイクロガイドシステムやX状のカーボンラッピングにより、低価格でありながら、ハイスペックバスロッドに見劣りしない性能を持っています。

HSC-722Hはデカバスとのファイトを考慮し、頑丈なオールダブルフットガイドが採用されている最強のヘビーアクションモデルです。

【アブガルシア】
バスビート3 (BBC-702H+ III)

手ごろにバスフィッシングを楽しむために、オールマイティーに使えるロッドとしてつくられているのが、Bass Beat IIIです。

誰もが使い易いようにデザインがされているロッドですが、ロッド性能としては高く、ベテランアングラーでも納得が出来るものとなっています。

BBC-702H+ IIIはヘビーアクションのバーサタイルロッドとして作られており、ヘビキャロから中型の羽モノルアーなどにも幅広く対応できるロッドとなっています。

バス釣りを始める方の初め一本としてお勧め出来るロッドです。

【レイドジャパン】
グラディエーター アンチ (GA-611HC)

レイドジャパンのGLADIATOR Antiシリーズは、オートマチックロッドをコンセプトとしてアングラーが期待するロッドの仕事を自動的にこなすものとして、開発がされています。

高弾性ではなく、あえて中断性のカーボンを使用することで、キャストからファイトまでアングラーが気持ちよく使用できるようになっています。

GA-611HCはヘビーロッドとして開発がされていますが、中断性カーボンが使用されているので、軽量ルアーでもキャストが可能

ヘビキャロのみではなく、ポイントによって扱うルアーを変えてアプローチしたい方にお勧めの人気モデルです。

【エバーグリーン】
コンバットスティック・ヘラクレス(HCSC-74X)

タフで強靭なロッドを求める方におすすめしたいのが、コンバットスティック・ヘラクレスです。

このロッドのブランクスにはヘラクレスクロス製法が採用されており、しなりの戻りが速く、ネジレに対して各段に強いブランクスが採用されています。

また、徹底的にブランクのレジンが少なくもなっているので、強靭なロッドでありながら軽さも兼ね揃えています。

デカバスを強靭なトルクでねじ伏せるパワーフィッシングを行いたい方にとっては唯一無二のロッドとなるでしょう。

エバーグリーン
コンバットスティック・ヘラクレス HCSC-74X

【ノリーズ】
ロードランナー ストラクチャーNXS (STN700H)

ノリーズのソフトベイト特化型のロッドがロードランナー ストラクチャーNXSです。

他のブランドには無く、ソフトベイト特化型として開発されたことにより、ソフトベイトでの釣りに欠かすことが出来ない張りと感度が非常に高められています

STN700Hはキャロライナリグ専用に作られたロッドであり、ヘビキャロなどの遠投でも狙いのポイントへの高いアキュラシーを持ちつつ、リアクションキャロライナの動きを可能とするシャープなティップを持ち合わせているロッドです。

ヘビキャロを極めたい方にはおすすめ出来る専用ロッドです。

【TULALA】
モンストロ (710)

世界記録のバスをとるコンセプトのもと作り出されたのがTULALAのMonstruoシリーズです。

中でもMonstruo 710はロングディスタンス用のロッドとして開発されており、圧倒的なロングディスタンスを出し、分厚いビックバスの顎を確実にフックセットし釣り上げるパワーを持った設計されています。

ユーザーの口コミではキャストがしにくいと言われるヘビキャロであってもMonstruo 710であればキャストがしやすく、驚くほどの遠投が可能と言われています。

対モンスターバス用のロッドとして絶対の安心感を持っているロッドです。

まとめ

ヘビキャロに適しているお勧めのロッドを紹介しましたが、いかがでしたか。

ヘビキャロのロッドであってもメーカーごとにロッド設計は当然異なっており、ヘビキャロ専用のロッドはもちろん、ヘビキャロ以外の用途にもバーサタイルに使えるロッドとして開発されて物もあり、様々です。

数あるロッドの中から自分に適した最適なタックル選びは、バス釣りの一つでもあります。

今回ご紹介した内容を参考に、自分の武器となる最高のヘビキャロロッドを見つけ出してみてください。

紹介アイテム一覧

ヘビキャロ向けロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

シマノ
ゾディアス(172H/172H-2)
シマノ
エクスプライド(1911XH-2/176H)
シマノ
ポイズンアドレナ(172H)
シマノ
バンタム(173H)
シマノ
スコーピオン(17113R-2)
ダイワ
バス X (722HB/752XHB)
ダイワ
ブレイゾン(721HB/722HB)
ダイワ
リベリオン(731HFB/722HFB)
ダイワ
ブラックレーベル(701MHXB/721H+FB/6101MHFB)
メジャークラフト
バスパラ(BXC-702H/BXC-702X)
メジャークラフト
ベンケイ(BIC-702H/BIC-702X)
メガバス
デストロイヤー(F6.1/2-67X/F7-70X)
メガバス
ヴァルキリー (VKC-76XXH/VKC-74H+)
DEPS
サイドワインダー(HGC-962HR/HGC-76XX)
アブガルシア
ホーネットスティンガー(HSC-722H)
アブガルシア
バスビート3 (BBC-702H+ III)
レイドジャパン
グラディエーター アンチ (GA-611HC)
エバーグリーン
コンバットスティック・ヘラクレス(HCSC-74X)
ノリーズ
ロードランナー ストラクチャーNXS (STN700H)
TULALA
モンストロ (710)