タチウオ専用ジグが続々登場するなど、東京湾や各地で年々盛り上がりをみせている太刀魚ジギング。
これからの季節、オフショアでの太刀魚ジギングは夏場の浅場から冬場の深場エリアへポイントが変化し、使用するジグも狙いの水深によって臨機応変に変える必要性が出てきます。
各メーカーより様々商品が出ているため、ジグ選びに困っている方が多いかと思います。
そのような人向けにオススメしたい太刀魚ジグを厳選してみました。
これから太刀魚ジギングにチャレンジする方!ぜひ参考にしてみてください。
目次
- 1 タチウオ専用メタルジグの選び方と使いどころ
- 2 タチウオ用メタルジグおすすめ16選!
- 2.1 【ダイワ】 鏡牙ジグベーシック (80~200g)
- 2.2 【ダイワ】 鏡牙ジグセミロング (80~200g)
- 2.3 【ダイワ】 鏡牙ジグRF (80~180g)
- 2.4 【メジャークラフト】 タチジギ道場 スタンダード (80~210g)
- 2.5 【メジャークラフト】 タチジギ道場 スローフォール (80~210g)
- 2.6 【メジャークラフト】ジグパラバーチカルショート (80~300g)
- 2.7 【シマノ】 サーベルチューンワンピッチ (80~200g)
- 2.8 【ジャッカル】 アンチョビメタル タイプゼロ (80~200g)
- 2.9 【ジャッカル】 アンチョビメタル タイプ-I (80~250g)
- 2.10 【ジャッカル】アンチョビメタル タイプ-Ⅱ (80~250g)
- 2.11 【ジャッカル】 アンチョビメタル タイプ-Ⅲ (80~250g)
- 2.12 【ゼスタ】 タチラーム (80~200g)
- 2.13 【マリア】 バイラバイラ (100~200g)
- 2.14 【マリア】 メタルフリッカー太刀魚SP (60~200g)
- 2.15 【オルルド釣具】 ヘビースロージグ ショート (80~150g)
- 2.16 【オルルド釣具】 ヘビースロージグ ロング (100g 180g 250g)
- 3 まとめ
タチウオ専用メタルジグの選び方と使いどころ
メタルジグの選び方には「カラー、重さ、大きさ」の3要素あります。
各々、解説していきます。
色(カラー)
タチウオは視覚で獲物を捕らえ捕食する「視覚重視」のフィッシュイータ―です。
同じポイントを攻めている船内でもジグカラーによって釣果の差が出る事が多々あります。
その日の海の状況でベストなカラーを探る必要があるため数カラー持参することをオススメします。
基本的にグロー、ゴールド、パープル、グリーン、アカキン系、特に各色グローが入ったものが良いとされます。
実はタチウオ共食いする魚なのでタチウオの鏡体をイメージしたシルバー系なども有効な場合があります。
重さ
基本は80~120gとなります。
しかし、潮の流れやポイント(浅場、深場)を考慮し、その場での最適な選択をしていくことが重要で実用ウェイト80~200gの範囲で使い分けることが多いです。
潮の流れが速い場合は、水深100m未満であっても150~200gを使い分ける場合もあります。
大きさと形状
メタルジグは大きさ(ショート、セミロング、ロング)、重心バランス(フロント、センター、リア)、形状(平、円柱、楕円)、左右(対称、非対称)の組み合わせにより様々なアクションの違いを生み出します。
各メーカー全ての組み合わせを網羅しているシリーズはないため、様々なメーカーのジグを適材適所に使い分けしましょう。
タチウオ用メタルジグおすすめ16選!
鋭い歯でラインを切られロストしてしまう事が多いタチウオジギング!
最強に使えるコストパフォーマンスの高いタチウオ専用ジグを厳選しました。
【ダイワ】
鏡牙ジグベーシック (80~200g)
ダイワからリリースされている「鏡牙シリーズ」スタンダードタイプのメタルジグです。
センターバランス設計による、ジャーク時の違和感がない動きにより、バイトを誘発出来ます。
独自のHDコーティング塗装を施しており、タチウオの鋭い歯によるキズや塗装剥がれが起きにくい仕様となっているので、安心して使い続けることが出来るでしょう。
価格帯も550円~880円と低コストで、カラーバリエーションも豊富なのでコスパに優れたジグと言えます。
【ダイワ】
鏡牙ジグセミロング (80~200g)
こちらはダイワ「鏡牙シリーズ」の非対称セミロング系スロージギング対応モデルとなっております。
フォールでしっかりジグを魅せることができ食い渋りのときに効力を発揮できるアピール重視のジグです。
価格帯も550~880円と低コストでHD塗装を標準としたカラーも豊富であり、コスパに優れたセミロングスロー系ジグです。
【ダイワ】
鏡牙ジグRF (80~180g)
ダイワ「鏡牙シリーズ」の新作。
リアウェイト設計により、レンジ攻略に欠かせないフォールスピードを稼ぐことができます。
ジャーク&リトリーブでは、振れの少ない縦のドックウォークアクションがタチウオのリアクションを生みます。
カラーバリエーションも最新の高輝度グロー含むトレンドカラーを重点に見直されており、価格も680~990円と1000円を切っているのでオススメです。
【メジャークラフト】
タチジギ道場 スタンダード (80~210g)
メジャークラフトよりリリースされている「タチジギ道場シリーズ」のスタンダードモデルです。
タチウオジギングの基本動作「ワンピッチ」に特化した設計であり、水の抵抗を逃がす形状によりジャーク後に素早くフォール姿勢へ移ることができメリハリのある動きが可能です。
価格も520~880円と驚くほどの低コストでコスパに優れております。
【メジャークラフト】
タチジギ道場 スローフォール (80~210g)
メジャークラフト「タチジギ道場シリーズ」のスローフォールモデルとなります。
センターバランスの形状より、安定したフォール姿勢を維持することができ、フォールでしっかり魅せることができるジグです。
STANDARD同様に価格も520~880円とコスパに優れています。
【メジャークラフト】
ジグパラバーチカルショート (80~300g)
タチウオ専用形状のジグではないですが、ショートモデルで80~300gとウェイトも豊富であり、じゃか巻きからワンピッチまで幅広く対応できる設計。
太刀魚カラー(180gまで)も塗装剥がれに強い5層マルチコーティング仕様で5種ラインナップされており、汎用性も高く、価格帯も800円前後なのでコスパ良く万能ジグとなっております。
【シマノ】
サーベルチューンワンピッチ (80~200g)
シマノの「サーベルチューン」より、ワンピッチジャークに特化したセミリアバランスのジグです。
フォールスピードも速く、ベイトのパニックアクションを切り返しの速いバックスライドフォールで再現している。
豊富な定番カラーに太刀魚カラーでありそうでなかったフルグロー、反面グローも含まれており充実している。
価格は1040~1240円と多少コストが上がりますが、性能とカラーを考慮すれば、1本ほどボックスに忍ばせておくのはいかがでしょうか。
【ジャッカル】
アンチョビメタル タイプゼロ (80~200g)
太刀魚を釣るために必要な基本要素を凝縮した万能メタルジグです。
フラッシングしながら落ちるフォールアクション、誘い上げ時にもバタつき暴れるアピールアクションを備えています。
アンチョビメタルシリーズTYPEⅠ、TYPEⅡの中間を埋める位置付けのジグとなっており、万能な性能のジグなため、タチウオジギングを始めたばかりの方にもオススメです。
【ジャッカル】
アンチョビメタル タイプ-I (80~250g)
フォールスピードが速く、素早いタナ取りができます。
ワンピッチショートジャークによるテンポの良い誘い上げを得意としており、広範囲のレンジ攻略に最適なジグと言えます。
グローストライプをはじめ定番カラー、ウェイトも豊富に揃っているため選択の幅が広く、価格も630円~とお手頃でオススメです。
【ジャッカル】
アンチョビメタル タイプ-Ⅱ (80~250g)
主にスロージギングスタイルでの使用に適しており、センターウェイトの非対称ボディから生み出されるトリッキーな大振りのヒラヒラフォールが特徴。
じっくり誘いをかけるハイアピールジグなため、スロータイプのジグ枠に最適です。
【ジャッカル】
アンチョビメタル タイプ-Ⅲ (80~250g)
繊細なアクション、ヒラヒラと舞い落ちる平内フォールが特徴です。
スリムな円柱形状により縦の直線的なノーアクションの誘いから、食わせのトリッキーなスライドフォールの対照的な動きがアクションバイトを誘います。
【ゼスタ】
タチラーム (80~200g)
ショートタイプ、弱リアバランス設計のジグでシルエットを抑えたい時などに有効な選択だと思います。
基本アクションはワンピッチジャークの強弱で左右への小刻みなダートアクション、イレギュラーなショートスライドフォールによるメリハリのある動きを得意としています。
【マリア】
バイラバイラ (100~200g)
コンパクトなシルエットですがリアバランス設計により、表記ウェイト以上のフォールスピードが得られています。
狙いのタナを素早く撃つことに特化されており、アクションもスライド幅を抑えたショートスライドを武器としている。
深場&急潮エリアにて縦の誘い用ジグの選択肢としていかがでしょうか。
【マリア】
メタルフリッカー太刀魚SP (60~200g)
センターバランス設計による、ジャーク時のスライドを伴ったヒラ打ち、巻きでのウォブリングアクションとジャーク&巻きに特化したオールラウンドモデルです。
深場のバイラバイラと使い分けをして、浅場にて様々な動きで探りたい場合に真価を発揮します。
【オルルド釣具】
ヘビースロージグ ショート (80~150g)
オルルド釣具よりリリースされているヘビースロージグのショートモデルです。
3色セット(ゼブラピンク・ゼブラシルバー・ゼブラブルー)太刀魚に適したゼブラ(夜光)系カラーが揃っており、値段も Amazon調べで80g3本セット1459円、150gでも2020円と圧倒的な低コストジグです。
太刀魚ジギング初心者、又はライン切りによるジグロストを心配している方にオススメです。
【オルルド釣具】
ヘビースロージグ ロング (100g 180g 250g)
こちらもオルルド釣具より、ヘビースロージグのロングモデルです。
ウェイトラインナップは100g、180g、250gの3種のみですが、ショートと同じく3色セット(ゼブラピンク・ゼブラシルバー・ゼブラブルー)太刀魚に適したゼブラ(夜光)系カラーが揃っており、シルエットを大きくして魚へのアピールを増やしたいと考えている方へオススメな低コストジグです。
まとめ
本記事では、ジグロストが付き纏うタチウオジギングにて、コストパフォーマンスを重視したジグを紹介してきました。
気になるジグは見つかりましたか?
重さ、大きさ、バランス、形状の組み合わせからジグ特性は大きく変化します。
メーカー毎に異なるコンセプトのジグを使い分けることにより、日々変化するシチュエーションに合わせた釣りが成立すると考えております。
今回紹介した商品がジグ選考の参考にしていただければと思います。
タチウオメタルジグの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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