カエル型ルアーおすすめ10選!人気な蛙系を厳選!

今まで以上に高い釣果を目指したいと考えてるアングラーにとって、多種多様なアプローチとルアーの使いこなしは非常に大切なポイントの一つとなっています。

バスフィッシングにおいて、バスプロはもちろん、釣り上手なアングラーが好んで使用するルアーに、カエル型のルアーがあります。

出しどころをバッチリ当てはめることが出来れば、攻略することが出来るポイントの増加や、その他のルアーを見切ってしまうバスもバイトに持ち込むことが出来る可能性が高まります。

今回は、そんなカエル型ルアーに関しておすすめなモデルを厳選してご紹介します。

落合宗一
執筆者
  • バス釣り歴20年
  • 年間釣行100日超え

中部地方出身のバス釣りアングラー。小学生から地元河川を中心に釣りを初め、バス釣りの面白さにどんどんのめり込んでいきました。今ではワクワクするような非日常を感じる事が出来るような釣りが大好きで、新規フィールドの開拓にもチャレンジしています。

カエル型ルアーを使うメリット

カバーエリアに強い

多くのカエル型ルアーは、カバーエリアに強い特徴を持っています。

最も多く浸透しているカエル型ルアーにフロッグが存在しますが、フックが上向きであり、高い浮力を持っているので、トレブルフックが取り付けられているルアーでは攻略することが出来ないヘビーカバーもアプローチすることが出来るようになっています。

ヘビーカバーは、ヘビーカバーを攻略することが出来ないルアーや、タックルを持っていない場合はアプローチすることが出来ないため、他のアプローチしやすいエリアよりもフィッシングプレッシャーが低い可能性があります。

低プレッシャーのエリアを攻略することが出来るので、周りが釣果に恵まれないような状況であっても貴重な1匹を手にすることが出来る可能性が高まります。

偏食するバスに強い

バスの中には、捕食する対象を限定する個体も数多く存在すると言われております。

もちろん、夏場にカエルのみを好んで捕食する個体も存在しており、そのような個体へは、他のルアーでは捕食スイッチを入れることが出来ず、カエル型ルアーを使用した時のみバイトを得ることが出来る場合も存在します。

カエルをメインベイトとしているフィールドであれば、カエル型ルアーはフィールドを攻略する主軸とすることも出来るので、必ずボックスには入れておくべきルアーとなります。

デカバスが釣れる

カエル型のルアーが釣り上手なベテランアングラーや、バスプロに人気が高い理由の一つとして大型のサイズが釣れやすい点も見逃せないポイントの一つとなっています。

カエル自体が比較的ボリュームのあるベイトであり、他のベイトフィッシュよりも大型となることが多い為、デカバスにターゲットを絞ってアプローチすることが出来るルアーの一つです。

一般的には、デカバスである程、警戒心が強いとされていますが、フロッグを代表としたカエル系ルアーであれば警戒心が低くなるカバーエリアで使用できる他、バスがシルエットをはっきり確認することが出来ない水面でアプローチすることとなるため、警戒心の高い魚に対しても非常に有効なアプローチ方法となります。

アピール力が強い

カエル系ルアーはルアーの中でもアピール力が強いルアーです。

カエル系ルアーの多くが、横幅のあるファットな形状や、レッグが取り付けられている為、水押しが強く、水が濁っている状態や、水面がウィード等で覆われている状況であってもバスへルアーの存在を認識させることが出来るようになります。

カエル型ルアーの中には、ハイプレッシャーレイクに特化したナチュラル重視のモデルも存在しているので、フィールドの条件によって使いこなすことが出来れば、更に高い釣果に結び付ける可能性が高くなります。

着水音が小さい

カエル型のルアーの多くは、ソフト素材で作り上げられています。

ボディーが柔らかい為、壁際やカバーエリア等に積極的なアプローチを行うことが出来るようになっている他、ハードタイプのルアーよりもキャスト時の着水音を小さくしたアプローチも行うことが可能です。

ハイプレッシャーなエリアでは、ルアーの着水音を感じただけで逃げてしまう敏感な魚も多くあり、非常に丁寧なプレゼンテーションを行うことが重要となります。

特に小型でソフトなカエル系ルアーを使用することが出来れば、ポイントへのプレッシャーを最小限に留めた状態でアプローチすることが出来るようになります。

カエル型ルアーを使うデメリット

ミスバイトが多い

カエル型ルアーは、カバーエリアで使用でき、更に、水面でのアプローチとなるため、バスから見切られにくい特徴を持っていますが、その分、バスがバイトした時にも、ミスバイトが発生しやすい特徴も持ち合わせています。

ミスバイトが発生した時に、多くのアングラーがルアーを回収して次のキャストを行ってしまいますが、その時点でバスはルアーの存在を追えなくなってしまっています。

ミスバイトが発生した場合でも落ち着いてアクションを継続することで、再度バイトに持ち込むことが出来る可能性が高くなります。

カエル系のルアーを使用するときは、あらかじめミスバイトの発生も想定して使用することがおすすめです。

専用タックルを必要とする場合が多い

カエル系ルアーを使用する時には、専用タックルを使用する必要が多くなってしまいます。

カエル系ルアーを使用した時に得ることが出来るメリットであるスナッグレス効果を活かした釣りを行う場合、他のルアーでは攻略することが出来ないヘビーカーバーを積極的にアプローチすることとなります。

フックセットを行ってからランディングに持ち込む間は、カバーの中に潜り込もうとするバスとのパワーファイトを行う必要があり、力負けしてしまうと障害物に巻かれてランディングに持ち込めなくなってしまいます。

このためカエル系ルアーを使用する場合は、使用するフィールドのカバーの濃さによって使用するタックルを選択する必要も出てきます。

使い易さとランディングに持ち込めるパワーを考えると、多くの場合で専用タックルとなってしまう場合が多くあります。

オープンエリアでの使いどころが少ない

カエル系ルアーは、カバーが絡みトレブルフックが取り付けられているルアーで攻略することが出来ないエリアでは非常に出しどころが多いルアーですが、カバーが薄く、広く探る場合では、出しどころが少ないルアーでもあります。

アピール力が比較的強いカエル系ルアーであっても、ハード素材のルアーの方が、水押し、サウンドによるアピール、フラッシングなどの要素も加えることが出来るので、オープンエリアでバスを引き付ける力が強くなります。

ハードタイプのルアーとカエルタイプのルアーを使い分ける必要があるのも、デメリットの一つと考えても良いでしょう。

季節を限定しやすい

カエル型ルアーの多くは、表層でアピールしてバイトに持ち込むルアーであるため、バスが水面を意識している状態でないと効果が発揮しにくいルアーです。

また、カバーエリアを攻略することが出来るメリットを持っているルアーでもあるため、必然的に活躍する時期は夏場に限定されやすくなってしまいます。

カエル型ルアー自体はフィールドによっては非常に出しどころが多くなるルアーですが、通年で考えると出しどころが少なくなってしまうルアーの一つでもあります。

カエル型ルアーの選び方

サイズで選ぶ

カエル型のルアーは、数あるルアーの中でもサイズ展開が豊富に行われているルアージャンルの一つです。

フロッグを代表としたフルサイズルアーや、スピニングタックルの使用を前提とした小型なフロッグも存在します。

カエル型ルアーのサイズを選ぶ時には、必要となるアピール力、狙いたいバスのサイズ、フィールドのプレッシャー、捕食しているベイトのサイズを考慮して選び出すことがおすすめとなります。

釣果に左右しやすいポイントの一つなので、異なるサイズのカエル型ルアーをローテーションし、フィールドや自分の狙いに合ったモデルを投入出来るようにしておくことがお勧めです。

アクションで選ぶ

一言でカエル型ルアーと言っても、一つ一つ異なる特徴を持っており、演出することが出来るルアーアクションも異なります。

ドッグウォークして誘うモデルや、スプラッシュ演出するモデル、レッグのみ動かしてスイミングアクションを出すモデル等、様々です。

ポイントやフィールド状況によって最適なアクションは異なりますので、サイズと合わせて複数異なるモデルを所有しておくと、更にフィールド攻略の幅を広げることが出来るようになります。

ルアータイプで選ぶ

カエル型ルアーは大きく分けて、フロッグタイプと、ワームタイプに分けられます。

共にカエルを模して作り上げられているルアーですが、サイズ感、および、使い勝手が異なります。

フロッグはフルサイズで作り上げられていることが多く、ワームタイプは小型なモデルとして作り上げられている場合が多く存在します。

フロッグはサイズからなるアピール力が強く、既にフックも取り付けられているのに対して、ワームタイプはアピール力が弱く、フックもオフセットフックを後付けする等、使い方によってアングラーの好みのセッティングを行うことが出来るようになっています。

過去には少なかったワームタイプのカエル型ルアーも近年では非常に多くなってきており、高い使い勝手から特に人気が出てきているタイプでもあります。

必要となるアピール力によってフロッグタイプとワームタイプを使い分けることがおすすめです。

カラーで選ぶ

カエル型ルアーを選ぶ時にルアーカラーはバスにとってはもちろん、アングラーにとっても重要な要素を秘めています。

バス目線で最も重要となるのが、ルアー腹部や側面カラーです。

他のルアーと同様に水質がクリアであればナチュラル系カラーを選び、濁っていればチャートや、ブラック、ホワイト等のカラー選択を行うことが基本となります。

フロッグにおいては、ミスバイトが発生しやすいルアーでもあるので、バスへルアーの存在を視覚的にはっきりさせたい場合等は、クリアフィールドであってもブラック系のシルエットをはっきり認識出来るカラー選択を行うことが有効となります。

小型のカエル系ルアーは、水中へのアピール力が弱くなりやすく、アングラー側からもルアーの位置が視認しにくい側面を持っていますので、特に視認性も考慮して選び出すことも重要となります。

カエル型ルアーおすすめ10選

【デプス】
バシリスキー

引用:Amazon

デプスが作り上げているフルサイズフロッグルアーであり、カバーエリアに潜むデカバスをターゲットにしているアングラーから高い人気を得ているモデルです。

左右に大きく広がったレッグで水をしっかりと掴み、ただ巻きでも左右へのクロールアクションを演出することができるようになっております。

ソフト素材で作り上げられていることもあり、ハードプラグでは発生させることが出来ない、甘いサウンドでカバーエリアのバスにアピールさせることが出来るようになっています。

【デプス】
ケロムシ

引用:Amazon

デプスからリリースされているワームルアーである、ケロムシは、カエル型ルアーと虫系ルアーの中間的なルアーとして作り上げられているモデルです。

オフセットフックを使用した場合でも、高い浮力を維持できるようにボディーマテリアルが高浮力のノンソルトマテリアルで作り上げられています。

パドル形状で作り上げられているレッグ部分は、カエルや虫のもがきアクションを演出することが可能となっており、オーバーハング下等でバイトチャンスを伺っているバスに高い効果を発揮することが出来るようになっています。

【OSP】
ドリッピー

OSPからリリースされているドリッピーは、OSPとフロッグルアーメーカーとして有名なテッケルが共同で作り上げたルアーです。

一般的なフロッグと異なり、フロッグワームとして作り上げられていることが特徴であり、非常にソフトなボディー素材とオフセットフックを組み合わせて使用するタイプのルアーとなっています。

ただ巻きでは、ドリルテールで大きく水面を攪拌出来る他、ピンポイントでの首振りアクションも行うことが出来るようになっています。

一口サイズであり、PEラインを組み合わせていないMやMLロッドでも扱いやすいので、おかっぱりアングラーには特におすすめしたいモデルです。

【OSP】
ダイビングフロッグ

引用:Amazon

OSPからリリースされているダイビングフロッグは、フロッグとしての要素を持ちながら、クランクベイトやダーターに近いアクションも演出することが出来るモデルとして作り上げられています。

独特な形状を持っているP.C.D.マルチアクションカップと低重心ボディーによりダーターやクランクベイトのようなダイビングアクションを出すことが出来るので、水面を割ってバイトしないようなバスにもアプローチすることが出来るようになっています。

一般的なフロッグやカエル型ワームでは攻略することが出来ない状況を打破することが出来るモデルとしてお勧めです。

【ボトムアップ】
スクーパーフロッグ

カエル型ルアーの欠点であるフッキング率の悪さを克服し、高いフッキング率を発揮することが出来るルアーとして、プレッシャーの高いフィールドで特に人気の高いモデルとなっているのが、スクーパーフロッグです。

スクーパーフロッグは、浮力と強度の高いエラストマー素材にて作り上げられており、高いフッキング率を実現するため、ボディーの左右上下に深めのスリットが設けられています。

ボディーサイズに対して大型のレッグと、水受けしやすいヘッド形状が採用されているので、移動距離を抑えたアクションでピンポイントをじっくりと攻略することが出来るようになっています。

【エンジン】
房総蛙

引用:Amazon

日本屈指のハイプレッシャーフィールドとして知られている房総レイクを攻略する為に作り上げられたカエル型ルアーです。

ハイプレッシャーフィールドを攻略する為に、カエルの動きを忠実に再現して作り上げたルアーであり、I字系ルアーにも近い直線的な動きの中に、リアルなレッグアクションを演出することが出来るようになっています。

エラストマー素材で作り上げられており、ボディーに凹凸が少ないことからスキッピングしてピンポイント攻略が行いやすいのもこのルアーの特徴となっています。

【ジャッカル】
クローンフロッグ

引用:Amazon

全国に存在するカエルを忠実に再現して作り上げたカエル型ワームであり、本物に近いリアルなルックスを持っているモデルとなっています。

高い浮力を持たせたワームとなっているので、フロロカーボンラインを巻いたスピニングタックルでも使用することができ、ただ巻きや、トゥイッチアクションで簡単に使用することが出来るようになっています。

特に使い易さとコストパフォーマンスは数あるカエル型ルアーの中でも高い評価を受けているモデルとなっているので、初めてカエル型ルアーを使用する方にもおすすめしたいモデルです。

【ジャッカル】
ガヴァチョフロッグ

引用:Amazon

ジャッカルからリリースされているフロッグルアーであり、非常に多くの愛用者が多いルアーの一つです。

生命感のあるアピール力が発揮できるように作り上げられており、ヘッド部分へオリジナル形状のカップが付けられていることで、テーブルターン時に細かな飛沫を作りながらアクションすることが出来るようになっています。

ガヴァチョフロッグ自体の重量は18gですが、キャスト性能も考慮して作り上げられているので、他のフロッグよりもロングキャストが出来、おかっぱりアングラーかの人気が高いルアーとなっています。

【メガバス】
ビッグガボット

引用:Amazon

メガバスからリリースされているビッグガボットは、ポッパーも似たカップ形状が取り付けられているフロッグであり、ドッグウォーク中にバブルとスプラッシュを作り出すことが出来るモデルとなっています。

既に使用しているアングラーの口コミでは、フロッグの中でもピンポイントのテーブルターンが行いやすいことが高く評価されており、バスが高確率で潜んで居るヘビーカバーエリアを丁寧にアプローチすることが出来るようになっています。

ビッグサイズのフロッグとして、ビッグレイクでは特におすすめしたいモデルです。

【ダイワ】
スティーズフロッグ

引用:Amazon

扱いやすいフロッグとして、数多くのアングラーから定番のルアーとして認知されてきているのが、スティーズフロッグです。

スティーズフロッグは、一般的なフロッグに存在するフックホール等が存在しておらず、ボディー内部への浸水を最小限に留めることが出来るトンネル構造が採用されています。

水面と接地する部分においてはフラット面を大きく確保することで、ドッグウォーク時に大きく水を押してアピールすることが出来るようになっています。

豊富なカラーバリエーションやJrサイズモデルも展開されており、様々なフィールドにベストマッチさせることが出来るモデルです。

まとめ

今回ご紹介したカエル型ルアーは数あるカエル型ルアーの中でも、特に人気と実績が高いモノを厳選していますので、多くのアングラーが納得するポテンシャルを秘めているはずです。

使用するフィールドによって最適なモデルは異なりますので、是非、フィールドで活躍することが出来るベストなモデルを探し出してみてくださいね。

紹介アイテム一覧

カエル型ルアーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

デプス
バシリスキー
デプス
ケロムシ
OSP
ドリッピー
OSP
ダイビングフロッグ
ボトムアップ
スクーパーフロッグ
エンジン
房総蛙
ジャッカル
クローンフロッグ
ジャッカル
ガヴァチョフロッグ
メガバス
ビッグガボット
ダイワ
スティーズフロッグ