超高感度のエギングロッドおすすめ10選!感度の良い最高竿を厳選!

ビギナーからベテランまで、さまざまな釣り人が楽しめるエギングには、ロッドにもさまざまなレベルがあります。

1万円以下のものから10万円近いものまでその価格帯は幅広いのですが、今回ご紹介するのは超高感度のエギングロッド。

感度の良いエギングロッドを使うことによるメリットは数知れず、今回はその一部を解説します。

さらにはおすすめの感度最高なエギングロッドを10製品ご紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

飯田光大郎
執筆者
  • 釣り歴15年
  • 様々なジャンルの経験

兵庫県出身愛媛県在住。5歳頃から釣りを始め、今も毎週釣りに通うほどの釣り好き。得意な釣りはメバリングやエギングですが、ショアジギングやバスフィッシングなど、ほぼすべてのルアーフィッシングを経験しています。釣りの世間イメージを「充実した趣味」にすることが夢です。

超高感度のエギングロッドの特徴

超高感度のエギングロッドの特徴、それは水中の様子が見えるかのように感じられることです。

イカのアタリはもちろん着底から潮の流れまで、得られる情報量が通常のロッドとは大きく異なります。

また、超高感度のロッドは総じて軽量化されていることも特徴。

ロッドの反発力を活かしてキャストしやすく、軽い力で大きなダートアクションをすることが可能です。

超高感度のエギングロッドを使うメリット・デメリット

ここでは、超高感度のエギングロッドを使うメリットとデメリットを解説します。

メリット

アタリを感じ取りやすい

超高感度のエギングロッドを使う最大のメリットは、やはりアタリを感じ取りやすいことです。

アオリイカやコウイカは大きくなるほどエサを取るのが上手く、アタリも小さくなる傾向にあります。

超高感度のエギングロッドであれば、大きなイカの小さなアタリもしっかりと感じ取ることが可能。

周りが釣れていない、そんな時にこそ超高感度のエギングロッドは力を発揮します。

根や藻を避けやすい

超高感度のエギングロッドで感じ取りやすいのは、イカのアタリだけではありません。

底に沈んだ根や藻などの障害物にエギが触れた際の違和感も感じ取ることができるのです。

そのため、着底したことに気付かずに根がかりしてしまうといったトラブルが激減。

エギを無駄にロストすることなく、快適にエギングを楽しめるようになります。

あえて、藻に触れるか触れないかのギリギリを狙うなどのテクニカルな技も使いやすいでしょう。

アクションやキャストがやりやすい

超高感度のエギングロッドの特徴でも述べた通り、超高感度のエギングロッドは総じて軽くなっています。

それは、軽さが直接高感度という性能につながるからです。

軽いことによってキャストした際の振り抜け感が良くなり、より遠くまで飛ばすことが可能。

さらには、小さな力で大きくダートさせられるなどのメリットがあります。

超高感度のエギングロッドは感度だけでなく、総合的な性能にも優れているのです。

デメリット

扱いには注意が必要

通常のロッドよりも気を使わないといけない、これが超高感度のエギングロッドのデメリット1つ目。

それは何故かというと、超高感度のエギングロッドは通常のロッドよりもカーボンの割合が高く、衝撃に弱いからです。

もちろん、イカの引きに対する粘り強さや、キャスト時のネジレに対する耐性は最新の強化構造により高くなっています。

しかし炭素繊維の特性上、地面にティップをぶつけてしまったり、ティップに糸絡みしたままキャストしたりした時の局所的な衝撃には弱いのです。

高価

超高感度のエギングロッドは高品質なブランクスやガイドを使用している分、価格は高くなってしまいます。

高感度なロッドの中でも特に高感度なロッドが欲しいのであれば、予算5万円はほしいところ。

もちろん5万円以下で高感度なロッドはたくさんありますが、本当に最高峰のロッドに比べるとその差は歴然です。

これらのことから、超高感度のエギングロッドは釣りに慣れた方におすすめします。

万能というわけではない

エギングロッドは万能であるというイメージを持っている方も多いと思いますが、超高感度のエギングロッドに限ってはそうではありません。

超高感度のエギングロッドはエギを扱うことに特化して設計されているものが多く、規定以上の重さのルアーを投げた時に普通のロッドよりも破損しやすいのです。

そのため、超高感度のエギングロッドはエギングを極めたい方におすすめ。

超高感度のエギングロッドを選ぶ際のポイント

ここでは、超高感度のエギングロッドを選ぶ際に確認していただきたいポイントを解説します。

ブランクス素材を確認する

超高感度のエギングロッドを選びたい場合、まず確認していただきたいのがブランクス素材です。

超高感度のエギングロッドとそうではないロッドは、ブランクスに含まれているカーボンの割合が異なります。

超高感度のエギングロッドを探している方におすすめのロッド素材が、東レの「TORAYCA T1100G」というものです。

日本を代表する素材メーカー「東レ」が開発したカーボン素材であり、高感度かつ粘り強いことが特徴。

どのロッドを選ぶのか迷った際には、TORAYCA T1100Gが使われているロッドを選んでおけば間違いありません。

ガイドフレーム素材を確認する

ブランクス素材の次に感度へと関わってくるのが、ガイドフレームの素材です。

超高感度のエギングロッドを探している方におすすめなのは、チタンフレームもしくはカーボンフレームが採用されたロッド。

この2つのどちらかのガイドフレームが搭載されたロッドは、軽く感度に優れています。

またガイドリングに関しては、SiCリングもしくはトルザイトリングのものがおすすめ。

チタンフレームやカーボンフレームのガイドの多くがこれらのガイドリングとなっていますので、まずはフレーム素材を確認すると良いでしょう。

自重をチェック

超高感度のエギングロッドを選ぶ際、最後に確認していただきたいのが自重です。

超高感度のエギングロッドの目安となるのが、自重100g以下。

ロッドを100g以下にするためには、高品質なブランクス素材やガイドフレーム素材を使う必要があります。

実際に、今回ご紹介するロッドの多くが100g以下となっており、持った際には驚くほど軽いロッドばかりです。

超高感度のエギングロッドおすすめ10選

それでは、ここからは実際におすすめしたい超高感度のエギングロッドを10製品ご紹介します。

【ダイワ】
エメラルダスストイストRT(76MMH)

引用:Amazon

エメラルダスストイストRTは、ダイワが誇る最高峰エギングロッド「エメラルダスストイスト」をより高感度にしたモデルです。

エギングロッドには初搭載の超高弾性カーボン素材「SVFコンパイルXナノプラス」や、カーボン製ガイド「AGS」などを搭載し、徹底的に感度を追及。

他モデルとは圧倒的に異なる感度と軽さを実現した、まさにレーシングカーのようなロッドです。

【シマノ】
セフィアリミテッド(S85ML)

引用:Amazon

シマノが誇る超高感度のエギングロッドが、セフィアリミテッドです。

ブランクスを細くすることによって、他モデルとは比較できないほどの軽さを実現。

一方、基本構造「スパイラルXコア」を採用することで、細身でありながら強度は一切失われていません。

カーボン製中空グリップ「カーボンモノコックグリップ」や、チタン製ガイドなどの効果により、エメラルダスストイストRTに負けない感度を実現しています。

【がまかつ】
ラグゼ EG X(S89M-solid)

引用:Amazon

ブランクス素材に、シマノ「セフィアリミテッド」にも使われている東レ「TORAYCAT1100G」を使用。

磯竿や投げ竿で培われた技術と相まって、高感度ながらも粘り強さを持っているロッドです。

ロッドの自重や使われている素材などを比較してもダイワやシマノの最高峰ロッドに劣っておらず、約5万円の価格はコスパに優れていると言えるでしょう。

がまかつのロッドらしい、高級感のあるデザインも大きな特徴。

【ヤマガブランクス】
カリスタTZ NANO(89ML)

引用:Amazon

ロッドの生産を全て国内で行っている数少ないメーカー「ヤマガブランクス」の、フラッグシップエギングロッドです。

ブランクス素材には東レのナノアロイ®テクノロジーを使用した高性能なものを採用し、ガイドにはチタン製のトルザイトリングが採用。

軽い力でエギを思い通りに操作する、といった実践性能に優れています。

ロッドを通じてより多くの情報を掴みたい方や、クセのない超高感度のエギングロッドを探している方におすすめです。

【天龍】
ブリゲイドフリップ(BGF852S-M)

引用:Amazon

ブリゲイドフリップは天龍から販売されている、超高感度かつ粘り強いロッドです。

天龍のロッドにしかない素材「カーボンナノチューブ」によって、高感度と粘り強さを高いレベルで両立。

これによって、エギングはもちろんその他の釣りにも使いやすくなっています。

ここまでにご紹介してきたロッドはエギングに特化したものが多いので、それらが自分に適していないと感じている方におすすめ。

【オリムピック】
スーパーカラマレッティーAT(GSCS-892MLM-AT)

スーパーカラマレッティーATはオリムピックのフラッグシップエギングロッド「スーパーカラマレッティー」をさらに進化。

レーシングカーの部品製造にも使われるオートクレーブ製法でブランクスを加工することで、これまで以上に高品質で高感度なロッドに仕上がっています。

価格は10万円オーバーと今回ご紹介するロッドの中でも圧倒的に高価ですが、超高感度のエギングロッドとしては外せないロッド。

一度使うともう低価格なロッドには戻れません。

【エバーグリーン】
スキッドロウセカンドステージ スラッグジャーク92

引用:Amazon

エバーグリーンから販売されている、ラインスラッグを利用した鋭いアクション「スラッグジャーク」に特化したロッド。

超軽量カーボン素材を使ったブランクスを使用し、軽快で振り抜けの良いキャストを実現しています。

また、ブランクス表面に塗装をしておらず、感度や軽さが極限まで追及されています。

圧倒的なアクションのさせやすさが特徴のロッドです。

【ブラックライオン】
ラーテル77

引用:Amazon

ラーテル77はここまでにご紹介してきた高感度でシャキッとしたロッドとは異なり、柔らかいながらも感度の良いロッドです。

ティップにあえてソリッドティップを採用することで、しっかりとアタリを目で見て取ることが可能。

また柔らかいことによる効果として、エギが安定しやすいことが挙げられます。

超高感度のエギングロッドは波や風の影響を大きく受けてしまいがちですが、そんな時にはこのロッドがおすすめです。

【アレス】
レスター 芭蕉NEO 8.3

引用:Amazon

アレスはエサ釣りロッドが有名なメーカー「宇崎日新」のルアー専門ブランド。

そしてレスター芭蕉NEOは、エサ釣りロッドの製造で培われた技術がフルに活かされた超高感度のエギングロッドです。

ここまでにご紹介してきたロッドにも多く使われている東レのブランクス素材が使用されており、その感度は抜群。

さらにはボロンという素材を配合することで、粘り強さが持たされています。

【餌木猿】
モンキースティッククラシック

引用:Amazon

モンキースティッククラシックは餌木猿というメーカーから販売されている、クラシック調のエギングロッド。

コルクグリップにバンブー素材を意識したデザインのブランクスが組み合わされており、他のロッドとは一味違った雰囲気を持っています。

一方、性能面では最新の技術を多く搭載。

チタンフレームのガイドが採用されており、しっかりとアタリを感じ取ることが可能です。

まとめ

以上ここまで、超高感度のエギングロッドを使うメリットや選び方、そしておすすめ製品まで詳しくご紹介してきました。

超高感度のエギングロッドはそれぞれのメーカーが持っている技術が最大限に活かされた、メーカーの顔となるようなロッドばかり。

現時点で最高峰のエギングロッドがどのようなものなのか、体験してみたい方には今回ご紹介したロッドがピッタリです。

紹介アイテム一覧

超高感度のエギングロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

ダイワ
エメラルダスストイストRT(76MMH)
シマノ
セフィアリミテッド(S85ML)
がまかつ
ラグゼ EG X(S89M-solid)
ヤマガブランクス
カリスタTZ NANO(89ML)
天龍
ブリゲイドフリップ(BGF852S-M)
オリムピック
スーパーカラマレッティーAT(GSCS-892MLM-AT)
エバーグリーン
スキッドロウセカンドステージ スラッグジャーク92
ブラックライオン
ラーテル77
アレス
レスター 芭蕉NEO 8.3
餌木猿
モンキースティッククラシック