多くのゴルファーが悩みを抱えているクラブは、ドライバーではないでしょうか。
一番遠くまで飛ぶクラブなので、ナイスショットがでたときは気持ちが良いですよね。
ですがその反面、左右へのOBや吹き上がりによる飛距離のロスなど、トラブルも多いクラブです。
そこで今回は、吹き上がりに強い弾道が低いドライバーについて解説し、低弾道のドライバーおすすめ8選をご紹介していきます。
低弾道のドライバーを使うメリット
吹き上がりによるロスが減り、飛距離が伸びる
ドライバーの飛距離が落ちる原因の一つとして、過度にバッグスピンがかかることによるボールの吹き上がりがあります。
低弾道のドライバーはこの過度なバッグスピンを軽減して、吹き上がりにくくする構造となっています。
そのためスピン量が抑えられ、低弾道になることで適切な高さでボールが飛ぶため、飛距離が出やすくなるのです。
ランが出やすく、ビックドライブにつながる
スピン量を抑えて吹き上がりを防ぐ低弾道のドライバーは、ボールが上がりにくいためランが出やすくなります。
ランが出やすくなると、キャリーで落ちた地点から下り傾斜になっている場合など、ライが良い場面でビックドライブの可能性があります。
飛距離が出やすいとセカンドが狙いやすくなるため、コースマネジメント全体でメリットにつながるのです。
低スピンモデルでOBも軽減
低弾道のドライバーは、過度なスピンのかかりすぎを抑える低スピンモデルになります。
バッグスピンの軽減による吹き上がりの防止だけでなく、左右へのスピン量も軽減される構造です。
そのため、左右へのOBも減りやすくなっています。
また、弾道が低くなればなるほど大きなミスを防げるため、結果的にOBを減らすことができます。
低弾道のドライバーを使うデメリット
ボールが上がりにくく飛距離が出にくい場合も
低弾道のドライバーは、バッグスピンを抑えて球を上がりくくしています。
そのため、もともとボールが上がりにくいスイングの場合は、その恩恵を受けにくいです。
逆に、ボールが上がらないことにより飛距離を出しにくくなる恐れがあります。
特に強弾道で飛距離を上げる説明のあるモデルは、低スピンや低弾道モデルが多いため注意が必要です。
左右への意図的な変化がつけづらい
低弾道モデルは過度なスピンを抑制するモデルです。
そのため、ドローやスライスなど、左右への意図的なスピンもかけにくい構造になっています。
そのため、コースマネジメントを行いながらボールの曲がる方向をコントロールしていきたいゴルファーには向かないモデルです。
低弾道のドライバーの選び方
ロフト角の低いモデルを選ぶ
ドライバーには、9°～10.5°程度までロフト角が設定されています。
ロフト角の数字が大きくなればなるほど、ボールは上がりやすくなる設計になっています。
そのため、低弾道のドライバーをお探しのゴルファーは、ロフト角の立ったクラブがおすすめです。
一般的には、9°、10.5°の設定が多いので、9°で試してみてください。
低スピンモデルを選ぶ
低弾道のドライバーは、スピン量を抑える構造になっている低スピンモデルを選んでください。
簡単に言えば、低スピンモデル＝安定性、高スピンモデル＝操作性です。
このように区別して覚えていただくと、ドライバーに限らずクラブ選択の目安となります。
低弾道のドライバーは強弾道のドライバーと同じ意味合いですので、そちらも候補に入れてください。
慣性モーメントの高いモデルを選ぶ
慣性モーメントが大きいドライバーは、無駄なスピンがかかりにくいモデルです。
インパクトの瞬間にフェースの芯から外れた箇所で当たると、フェース面がブレて余計なスピンがかかることを防ぐためです。
昨今はこの慣性モーメントが高いモデルが多く販売されているので、ぜひ参考にしてください。
低弾道のドライバーおすすめ8選
【TITLEIST】
TSi4
アメリカのゴルフ界を象徴するブランド、TITLEISTで展開するTSi4シリーズのドライバーです。
低スピンで吹き上がりを抑制し、早くそして遠くに飛ばすことでゴルファーの飛距離アップを叶えるドライバーです。
コンパクトなヘッドの形状ながら、スイートスポットが大きい構造も人気となっています。
【Taylormade】
SIM2 MAX-D（CCU36）
Taylormadeはたくさんのトッププロからも信頼を得ている、アメリカの老舗ゴルフメーカーです。
こちらはボールを捕まえやすく、なおかつスピン量を抑えるフェイス構造がミスを減らし、飛距離が出せると人気のモデルです。
つかまりが良く、初心者に多い右へのミスが出にくい点も特徴となっています。
【PING】
G430 MAX
いまやプロ、アマ問わず大人気となってるのがPINGのG430シリーズのドライバーです。
特にこちらはヘッドと慣性モーメントが大きく、圧倒的な方向安定性が支持されています。
とにかく左右上下へのミスが少なく、ドライバーの方向性が安定しない初心者ゴルファーには試していただきたい1本です。
【Callaway】
ROGUE ST MAX FAST（4F871527X200）
さまざまなゴルフ用品で支持を集めているCallawayが展開する新モデル、ROGUEシリーズ。
軽量化され、ボールを早く遠くに飛ばすことをコンセプトに作成されたこちらは、低スピンで低弾道のドライバーです。
ROGUEシリーズの中でも最もつかまりやすく早く振れるため、初心者の方にもおすすめのドライバーと言えます。
【BRIDGESTONE】
B2（2DLB1WS9）
TOUR Bで有名な日本のゴルフメーカー、BRIDGESTONE。
ドライバーは操作性のB1シリーズと、安定性のB2シリーズを展開しています。
B2シリーズは低重心で慣性モーメントが大きく、フェースのブレを最小限に抑えた低スピン、低弾道モデルのドライバーです。
その性能もさることながら打球音が良く、人気のクラブです。
【YAMAHA】
RMX VD 59
とにかく曲がらない低弾道のドライバーとして有名なのが、YAMAHAが展開するRMX VD 59です。
特許出願中のRMX VDウェイトシステムが、慣性モーメントを極限まで高めます。
それによりフェースのブレを減らしてスピン量を抑制し、安定した方向性を実現しています。
アマチュアにはもちろん、国内プロにも多く使用者がいるクラブです。
【DUNLOP】
XXIO11（XX11NVW）
多くの年代のゴルファーに愛用されているDUNLOPが展開するゴルフブランド、XXIOシリーズ。
どのクラブも振り抜きやすく、ミスへの許容が広いのが特徴です。
XXIO11はXXIOシリーズの中でも、直進性と低弾道で安定性抜群のドライバーとして評価されています。
始めたばかりのゴルファーは、一度試していただきたいクラブです。
【PRGR】
22 RSD（HHL72）
PRGRが展開するドライバーは、安定性が高いと好評なモデルが多いです。
特に右方向へのスライスのミスが多いゴルファーから、つかまりが良く安定性が増したとの口コミが多くあります。
特にこちらは惰性モーメントによりインパクト時のフェースのブレが少なく、低弾道、低スピンのボールが打てるモデルです。
まとめ
ドライバーは飛距離が出て気持ちが良い反面、ミスが大きくなりスコアを崩す原因となりやすいクラブです。
低弾道のドライバーは方向性、飛距離が出やすくスコアアップに繋がるので、ぜひ検討してみてください。
低弾道のドライバーの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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