ドッグウォークルアーおすすめ8選!やり方も解説!

ペンシルベイトを代表としたルアーアクションであるドッグウォークは、ルアーフィッシングには欠かすことができないアプローチの一つであり、これからバス釣りを楽しみたいアングラーにもしっかりとマスターをおすすめしたいアクションです。

ドッグウォークをマスターすることができれば、更にルアーフィッシングの醍醐味を味わうことに繋がります。

今回は、ドッグウォークにおすすめのルアーをドッグウォークのやり方を合わせて解説します。

落合宗一
執筆者
  • バス釣り歴20年
  • 年間釣行100日超え

中部地方出身のバス釣りアングラー。小学生から地元河川を中心に釣りを初め、バス釣りの面白さにどんどんのめり込んでいきました。今ではワクワクするような非日常を感じる事が出来るような釣りが大好きで、新規フィールドの開拓にもチャレンジしています。

ドッグウォークルアーとは

ドッグウォークアクションはルアーの首振りアクションのことを指しており、ドッグウォークルアーはその名の通りドッグウォークアクションを演出させることができるルアーのことを指します。

ドッグウォークアクションを出すことができる主なルアーは、ペンシルベイトやポッパー、そしてフロッグなどです。

これらのルアーは連続したトゥイッチを行うと、首を左右に振りながらアプローチすることができ、逃げ惑うベイトフィッシュを演出することが可能となります。

特にペンシルベイトは水面をスケーティングするようにアクションするので、初心者でもドッグウォークアクションが演出しやすいルアーであると言えます。

ドッグウォークルアーを使うメリット

ルアー操作する楽しさがある

ドッグウォークルアーを使用するメリットとして、ルアー操作を行う楽しみがあります。

ドッグウォークルアーはただ巻きで使用するルアーではなく、アングラーがロッド操作によってアクションをつけるため、アングラーがルアーを操作している実感が湧きやすいルアーでもあります。

ドッグウォークにも高速ドッグウォークや、スローなドッグウォークがあり、アングラーが使用するルアーや、フィールドの状況を鑑みたアクションが必要です。

ただ巻きでも釣れるルアーと異なり、アングラーのテクニックで釣るルアーなので釣れた時の喜びは大きくなります。

サーチ能力が高い

多くのルアーは直線的にルアーを引くことでアプローチしますが、ドッグウォークルアーは、直線的ではなく、首振りにより左右への幅を持ったアプローチを行うことができるようになっています。

低いアピール力を持っている場合でもルアーを通過させることができる幅が広くなので、手早く広範囲なサーチを行うことができるようになります。

空気抵抗が少なく、ロングキャストができるペンシルベイトや、サウンドで深場からもバスを浮上させることができるポッパーなどは、特にフィールドサーチ能力に優れているタイプであると言えます。

ドッグウォークルアーを使うデメリット

体力を使う

ドッグウォークは、常にロッド操作を操作を必要とするアクションとなります。

数回のキャストであれば、問題ない場合でも、手数が多くなる場合や大型のドッグウォークアクションを行う場合は、アングラーの腕や手首にも大きな負担をかけることとなります。

腕への負荷が強くなると、ロッド操作が行いにくくなり、キレの良いアクションを演出することができなくなります。

体力を可能な限り温存するには、パーミングしやすく、軽量なタックルを使用する必要があります。

慣れが必要となる

慣れてしまえば簡単なドッグウォークのアクションですが、バス釣りをはじめたばかりのアングラーは力加減やロッドアクションのリズムがつかみにくく、キレイなドッグウォークアクションを行うことができない場合もあります。

リズミカルでルアーが持つポテンシャルを適切に発揮しながらの操作には、ある程度の慣れが必要となります。

ルアーのアクションがしっかりと目視できる距離間で練習することがおすすめです。

タックルバランスに大きく影響する

ドッグウォークの行いやすさはタックルバランスにも大きく影響します。

前述したようにタックル全体重量の他、ラインの比重、ロッドのテーパーデザインに大きく影響します。

特にラインの比重が重たいとトップウォータールアーも沈んでしまい、目視でルアーの動きを確認しながらのアプローチが行いにくくなります。

ドッグウォークルアーおすすめ8選

【メガバス】
ジャイアントドッグX

引用:楽天市場

登場してから長い年月が経過しているルアーですが、名作ルアーとしても知られているモデルです。

ジャイアントドッグXは、ドッグウォークアクション時にルアーが横倒れしながらアクションするので、水面下へルアー側面のフラッシングによるアピールを行うことができるようになっています。

ゆったりとしたドッグウォークアクションとポーズで、水深の深いエリアからもバスを浮上させてバイトに持ち込むことができるルアーです。

【メガバス】
ドッグエックス スピードスライド

ジャイアントドッグエックスよりも一回り小型のペンシルベイトであり、誰でも扱いやすい3/8ozクラスのルアーです。

ゆったりとしたドッグウォークアクションとは異なり、非常に鋭いキレと幅の広いドッグウォークアクションを実現することができるルアーです。

ルアーの顎下にはスタビライザーが取り付けられているので、ドッグウォークが行いにくい流れがある状況でも水面にしっかりと食らいつきながらアクションを行うことができるようになっています。

【メガバス】
ドッグエックス クイックウォーカー

引用:Amazon

メガバスからリリースされているもう一つのドッグエックスとなるのが、クイックウォーカータイプとなります。

前述したモデルが幅広のドッグウォークアクションを実現することができるモデルであるのに対して、このクイックウォーカーはクイックターンによる連続ドッグウォークを得意としたバランシングが施されています。

数あるペンシルベイトの中でも高速ドッグウォークが可能なモデルとして、クレバーなバスにも口を使わせることができるモデルとなっています。

【メガバス】
ポップX

フィネスポッパーとして作り上げられており、過去には入手困難にもなった人気ルアーです。

ポッパーの中でもネチネチとした連続ドッグウォークアクションを得意としているモデルです。

極めて細かなバブルとナチュラルなサウンドをドッグウォーク時に演出し、ハイプレッシャーレイクを攻略することができるようになっています。

丁寧なドッグウォークでアプローチしたいルアーの一つです。

【エバーグリーン】
シャワーブローズ

フィールドに存在するビッグワンに焦点を当てたアプローチを行うことができるペンシルベイトでありフィールドサーチ能力にも長けているモデルです。

全長12.5cmの大型ボディーとヘッド部分を小型のカップ形状とすることでドッグウォーク時に強い水押しと飛沫を飛ばして広範囲にアピールすることができるようになっています。

もともと空気抵抗が小さいとされるペンシルベイトですが、更にタングステンボールを用いて後方重心とすることで、抜群の飛距離を出すことができるペンシルベイトでもあります。

【へドン】
オリジナルザラスプーク

引用:Amazon

全てのペンシルベイトのベンチマークとしても知られているルアーであり、世界的にロングセラーとなっているモデルです。

非常にシンプルな形状を持っていますが、ドッグウォークのレスポンスが良く、ボディーで強烈な水押しを発生させることができるようになっています。

スライドターンはもちろん、切れの良いクイックアクション、そしてダイビングアクションも演出することができる高バランスなルアーとなっています。

ドッグウォークを初めて行うアングラーにもおすすめです。

【レーベル】
ポップR

世界的に評価されているポッパーであり、ポッパーとして非常に高いバランス力を持っているモデルです。

ポップ音はもちろん、スプラッシュ、そしてハイレスポンスのドッグウォークを実現しているルアーであり、ポッパーが必要とするアクションを一通りハイレベルにこなすことができるようになっています。

45度未満での浮き姿勢をとるルアーとなっているので、ポッパーの中でもドッグウォークが行いやすい設計が施されているとも言えます。

ポッパー入門者にもおすすめすることができるモデルです。

【デプス】
スリザーク

引用:Amazon

ビッグバスハンター御用達のメーカーでもあるデプスからリリースされているフロッグとなるのが、スリザークです。

スリザークは高速ドッグウォークアクションを行うことができるルアーとして作り上げられているペンシルベイト形状のフロッグです。

フロッグのボディーサイドに窪みを設けることで、ドッグウォーク時の水の抵抗を大きくし、ロッド操作のタイミングがつかみやすくなっています。

フロッグでのドッグウォークアクションを主体としたアプローチには、特におすすめなモデルです。

ドッグウォークのやり方

ドッグウォークのやり方は非常にシンプルであり、慣れてしまえば自由にドッグウォークのスピードやリズムの変化をつけることができるようになります。

ドッグウォークはキャスト後にロッドティップを下げた状態で、軽いトゥイッチを連続して行い、ラインの緩急を瞬間的につけることで発生させることができるようになります。

トゥイッチの強さは使用するルアーとタックルパワーによって異なるので、ルアーが見える範囲のショートキャストを行い、力加減を調整しましょう。

操作に慣れた後は高速アクションや、ドッグウォークのスライド幅を大きくとることができるように、トゥイッチのタイミングを見極めることができるように練習することがおすすめです。

ドッグウォークの練習を行う時には、ラインの比重が軽く、初心者でも扱いやすいナイロンラインを導入したタックルを使用することがおすすめです。

まとめ

ドッグウォークルアーは、ルアーアクションを楽しむことができ、バイトを得ることができた時は、テクニックで釣った実感を得ることができます。

今回ご紹介したルアーはドッグウォークが行いやすく、高い性能を持っているおすすめルアーなので、是非、参考にしてフィールドに投入してみてくださいね。

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