近年、盛り上がりを見せているタコ釣り。
その中でも特に人気なのが、タコエギを使ったタコ釣りです。
手軽に始められるため、釣り初心者の方にもおすすめの釣りになっています。
今回は、タコエギを始めてみたい方に向けて、タコエギの色（カラー）の選び方や、コスパ最強の安いタコエギをご紹介します。
また、無メーカーの激安タコエギでもタコ釣りは可能かどうかなども詳しくご紹介していきます。
- 釣り歴20年
鹿児島県在住のマルチアングラーです。 好きな釣りはルアーフィッシングと泳がせです。 5歳の頃に祖父に家の裏の川にハヤ釣りに連れて行ってもらったのがきっかけで釣りにのめり込みました。 餌釣りもルアー釣りも両方します。「釣れる魚を釣る」スタイルで、ファミリーフィッシングからショアジギング、渓流釣りまで、幅広く釣りを楽しんでいます。
安いタコエギでもタコは釣れる？
まず、最初に「安いタコエギでもタコは釣れる？」についてですが、結論として釣れます。
私自身の経験として、タコは活性の高い時などはなんでも釣ることができます。
過去に、堤防でサビキ釣りをしていた時に、コマセカゴにタコが絡み付いていたことがあります。
他にも、壁際を狙ってメタルジグを落としていた時にも釣れたことがあります。
このように、タコは近くの動くものに反応するので、安いタコエギでも十分釣ることは可能です。
ただ、安いタコエギの注意点としては、耐久性が低かったり、使いづらかったりすることがあります。
タコエギの選び方
次に、タコエギの選び方について、3つのポイントをそれぞれ詳しく解説していきます。
サイズ&重さの選び方
まず、1つ目はタコエギのサイズ&重さの選び方についてです。
タコエギのサイズは、イカ用のエギと同じで、「号数」で表示されています。
サイズもイカ用のエギと同じで、3.5号が標準の大きさになります。
あとは、狙うタコの大きさによって、タコエギのサイズを使い分けます。
冬場の大物狙いでは4.0号や4.5号、初夏の新子狙いでは2.5号や3.0号などを使います。
最初のタコエギは3.5号を買っておくと万能に使えるのでおすすめです。
重さについては、釣りをするポイントによって使い分けます。
シャローエリアでは軽めのタコエギを使うことで、根がかりを減らすことができます。
逆に、ディープエリアや足場の高い堤防などでは重めのタコエギを使うことで、底をしっかりとることができます。
また、船釣りでは重りを追加でつけるので、重さは気にしなくても大丈夫です。
色（カラー）の選び方
次に、2つ目は色（カラー）についてです。
色（カラー）は、その日の天候や潮、タコの活性によって当たりカラーが変わるので、数種類のカラーを持っておくことがおすすめです。
基本となる色（カラー）は黄色と白がアピール力が強く、タコ釣りの定番カラーになっています。
また、赤やピンク、緑もおすすめの色（カラー）になります。
赤やピンクはまずめ時や夜釣り、緑はタコの活性が低い場合やタコがスレている時に使います。
最初のタコエギには、万能で使いやすい白をおすすめします。
種類
最後に、タコエギの種類についてです。
タコエギには、イカ用のエギと同じ作りのシンカーとエギが一体になっているタイプと、シンカーとエギが離れているダウンショットタイプがあります。
基本的には、シンカーとエギが一体になっているタイプが使いやすくおすすめです。
ダウンショットタイプの利点としては、根がかりしづらい点があります。
そのため、根がかりの多いポイントを攻める時はダウンショットタイプがおすすめです。
しかし、ダウンショットタイプのタコエギは基本的に陸っぱりでの使用になるため、船釣りでは使いにくいです。
船釣りと陸っぱりどちらでも使えるタコエギが欲しい方は、シンカーとエギが一体になっているタイプをおすすめします。
初心者の方も扱いが簡単なシンカーとエギが一体になっているタイプをおすすめします。
イカ釣り用のエギで代用できる？
タコエギの代わりにイカ用のエギを代用できるか、どうかについてですが、結論としては代用することは可能です。
私自身の経験として、イカ用のエギでタコを釣ったことが何度もあります。
また、100均エギやシンカーが外れたり、羽根がちぎれたエギをタコエギに改造して使うこともできます。
ただ、1つ注意点としては、イカ用のエギはタコエギと違いカンナになっているため、大型のタコの場合はカンナがすっぽ抜けたり、折れたりする事もあります。
また、底をとるのに時間がかかるため、手返しが悪くなります。
代用することは可能ですが、基本的にはタコエギの使用をおすすめします。
コスパ最強の安いタコエギおすすめ10選
【メガバス】
エイトポッド（タコーレ80）
メガバスから発売されているタコエギになります。メガバスらしいリアルな見た目のタコエギで、大型のダブルフックに小型のフックが付いていることでタコをかけやすく、バラしにくい設計になっています。
また、ラバーも付いていて、アピール力も抜群です。
タコエギの背面をフラットにする事で、テンヤのように餌をつけることも可能となっています。船釣り、オカッパリ問わずおすすめのタコエギです。
【浜田商会】
サイコオクトパスDX 3.5号（CLK009）
浜田商会から発売されているタコエギになります。
5本フック仕様でしっかりとタコをかけることができます。
また、ラトル内蔵で、音でもタコにアピールすることができるようになっています。
カラーラインナップも豊富で、メーカーのタコエギの半額以下で購入できるため、初心者の方にもおすすめです。
船釣り、陸っぱりどちらでも使うことができます。
【ダイワ】
快適船タコエギSS 3.5号
ダイワから発売されているタコエギになります。
貫通力を重視した大型のフックを搭載しており、大物にも対応することが可能となっています。
また、ラトル内蔵で、音でもタコにアピールします。ブレードも付いており、フラッシングでのアピール効果もあります。
船釣り用となっていますが、陸っぱりでの使用も可能です。
【ヨーヅリ 】
タコやん 3.5号
ヨーヅリから発売されているタコエギになります。
エビを模したリアルなボディにラトルを内蔵し、エビの足を再現したラバー付きのタコエギになります。
フックはかかりを重視した段差フックを使用^_^し、シンカーは脱着可能なナス型おもりを使用しています。
シンカーの自由度が高いため、ステイからのシェイクで簡単にアクションすることができます。
カラーラインナップも豊富になっています。
はじめてのタコエギにおすすめです。
【ハリミツ】
蛸墨族 35g
ハリミツから発売されているタコエギになります。
豊富なカラーラインナップで、独特なカラーも用意されています。
このタコエギの特徴としては、ラトル内蔵に加え、フラッシングブレードが搭載されています。
ラトルとフラッシングブレードのハイアピールモデルとなっています。
アピール力の強いタコエギを探している方におすすめです。
【オクトパスハンター】
クラーケン 4.5号（KMY-021）
オクトパスハンターから発売されているタコエギになります。
4.5号と大きめのボディで、大物用のセッティングになっています。
ラトル内蔵に加え、フラッシャーやタコベイトなどを搭載し、大物タコにアピールします。
フックは大型のトリプルフックを使用し、確実にフッキングできるようになっています。
冬場の大物狙いにおすすめのタコエギとなっています。
【がまかつ】
ラグゼ オクトライズ 4.5号
がまかつから発売されているタコエギになります。
独特のフックセッティングのタコエギになります。
手前側にタコ用のトリプルフックを搭載し、後方にはイカ用のエギに使われるカンナが搭載してあります。
中〜大型のタコは手前のトリプルフックでかけ、小型や手前のトリプルフックにかからなかったタコを後方のカンナでかけられるようになっています。
シンカーの形状も、タコエギでよく使われるズル引きアクションを想定した形になっています。
大物から小物までしっかりかけることができるタコエギになっています。
【カンジ 】
蛸音シングルフック 3.0寸
カンジから発売されているタコエギになります。
他のタコエギと違い、スッテ型のタコエギとなっています。
爆音ラトル内蔵で、高音と低音の2種類のラトルでタコに強烈にアピールします。
また、インナーウェイトバランスにより、根がかりを減少させます。
フックは交換可能でシングル・ダブルと状況によって使い分けが可能となっています。
他のタコエギへの反応が悪い時などにルアーローテンションの1つとして持っておくのをおすすめします。
【ナカジマ】
ちょいあげダンサー 3.5号
ナカジマから発売されているタコエギになります。
ダウンショット専用のフローティングタコエギになります。
シンカーにリーダーが付いていて、タコエギが常にふわふわと浮くようになっています。
フックはトリプルフックを搭載し、クリスタルフラッシャーでタコにアピールします。
シンカーは付け外し可能なので、状況に合わせてシンカーを交換して使うことができます。
根がかりの多いポイントなどでおすすめです。
【ハリミツ】
蛸墨族ONBU 30g（VE-2）
ハリミツから販売されているタコエギになります。
イカ用のエギングで人気の邪道エギをタコ用にセッティングしたものになります。
背面がフラットになっており、ワームや餌を装着できるようになっています。
ワームや餌を装着するためのピンがついているため、ワイヤーで巻きつける必要がなく手軽に付けれらるようになっています。
また、ラトル内蔵に加え、ブレードも搭載しており、アピール力も充分となっています。
スレたタコや、警戒心の高い大型のタコを狙う際におすすめのタコエギとなっています。
まとめ
初心者でも手軽に始められるタコエギを使ったタコ釣り。
釣り方もシンプルで、身近な堤防などから美味しいタコが楽しく釣れるとあって人気です。
これからの新子シーズンに向けて、お気に入りのタコエギを持って是非釣りに行ってみてはいかがでしょうか？
安いタコエギの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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