地面を熱から保護するため、今やキャンプに欠かすことのできない焚き火台ですが、種類は用途によって様々です。
中には、テーブルの上に設置して、そのまま焚き火を楽しめるものまであり、手軽に焚き火を楽しむことができます。
しかし、サイズや大きさの適していない焚き火台を無理にテーブルの上に載せて使うのは大変危険です。
そこで、卓上で使うことができ、コンパクトながら本格的に焚き火を楽しめる卓上焚き火台を10個ご紹介します。
卓上焚き火台を使うメリット
近くで焚き火を楽しめる
卓上タイプはテーブルの上で焚き火をすることができるので、地面に置くよりも近く、炎の魅力をより感じられることでしょう。
またテーブル上を炎の光で心地よく照らしてくれるので、細かい作業等をすることがなければ十分な灯りが確保できます。
寒い日のキャンプでも、卓上であれば顔に近く、燃える薪や炭で効率良く暖をとることができます。
足元がスッキリして安全
一般的な焚き火台は足元に設置するため、移動する際につまずいて倒れてしまう恐れがあります。
まだ燃えている最中の焚き火台を倒して、中の薪がこぼれるようなことがあっては大変危険です。
卓上焚き火台であればその心配はなく、パッと見える位置なので、足元を気にし過ぎる必要はありません。
調理がしやすい
焚き火台は、燃やした薪に鍋やフライパンをかけたり、炭を使ってバーベキューを楽しむこともできます。
しかし、低い位置では座ったまま調理することが難しく、立ったり座ったりの動作や、腰を曲げた姿勢での作業で疲れてしまいます。
テーブル上であれば、すぐに手が届くため座ったまま作業ができ、火加減も分かりやすいため調理がスムーズです。
卓上焚き火台を使うデメリット
テーブル上が汚れやすい
焚き火台は全く灰がこぼれないと言うわけではありませんので、卓上で使う場合にはテーブル上が汚れてしまう可能性があります。
少しの灰が落ちる程度であれば、拭き掃除で落とせますが、まだ焼けている火の粉などが落ちてしまうと黒い痕ができてしまいます。
汚れが気になる方は、焚き火用のシートをテーブルの上に敷くなどの準備をしておくと安心です。
火の管理を細かく行う必要がある
卓上に限った話ではありませんが、体や物に近い分、火の管理は徹底しなくてはなりません。
燃えやすい木などの素材でできたテーブル上に、薪の燃え残りが落ちてしまうようなことがあれば大変危険です。
汚れ防止にも役立つ焚き火シートなどを活用しつつ、火をつけたらその場から離れず、火力を調整することが重要です。
薪を載せにくい
卓上で使える焚き火台はコンパクトなものが多く、多くの薪を載せるのには適していません。
仮に多くの薪を入れられる大きさであっても、卓上の焚き火台に薪を入れすぎるのは、燃え上がる可能性があり危険です。
また、薪も軽くはないため、足元の焚き火台よりもテーブル上に載せる方が少し手間がかかってしまいます。
卓上焚き火台おすすめ10選
【Qfun】
バーベキューコンロ 1〜2人用（ZS-X19-S）
バーベキューコンロはテーブル上でのバーベキューや、小規模な焚き火を楽しむことができる少人数向けの焚き火台です。
収納時はアタッシュケースのような外観で、ロックを外して開けば簡単にセットができます。
軽量構造で軽く、持ち運びに便利なハンドル付きなので、様々なシーンで気軽にバーベキューや焚き火を楽しむことができます。
【Arriving】
バーベキューコンロ 折りたたみ
こちらのバーベキューコンロは、卓上タイプとしてはやや大きめで、たためば小さくなるので様々な用途に使うことができます。
火床の位置を調整できるツマミがあるので、バーベキューでの火力調整がスムーズにできて便利です。
空気を取り入れるための穴や隙間が多いので、火の管理には注意が必要ですが、焚き火シートなどを使えば安心です。
【キャプテンスタッグ】
V型ファイアグリル（UG-77）
V型ファイアグリルは、その名の通りセットした時にV型の形状となり、安定感のある焚き火台です。
土台となる脚が少し長めなので、火との距離を程よく確保でき、近くに機材などを置くことができるので便利です。
本体そのものがケースとなり、パーツが全てケース内に収まるため、コンパクトに持ち運ぶことができます。
【KUPOOL】
コンパクト bbqコンロ
コンパクトに折りたたんで小さく収納ができるBBQコンロは、小さめなポーチ付きで持ち運びに便利です。
組み立ても簡単にでき、初めて焚き火台やバーベキューコンロを買われる方にもおすすめです。
本体が小さいため、丸ごと流しで水洗いすることもでき、ステンレス素材で錆びにくく、お手入れも簡単にできます。
【C-JETANK】
卓上 BBQグリル
収納時のよこが約21cm、たて約16cmと大変コンパクトになり、持ち運びに便利な卓上BBQグリルです。
サイズが小さめですが、火床の高さを調節できるので、入れられる薪の量も調整することができます。
深さがある分、残った灰の清掃は少し手間がかかりますが、掃除だけできてしまえば、収納は楽々です。
【スロウワー】
バーベキュー コンロ 卓上
どっしりとした見た目で安定感があり、卓上で使うことができる少人数向けのバーベキューコンロです。
折りたたんで小さく収納することはできませんが、取っ手があり、手頃なサイズなので持ち運びにも困りません。
シンプルなつくりではありますが、丸みを帯びた四角形のデザインで、おしゃれに焚き火を楽しむことができます。
【コールマン】
クールステージテーブルトップグリル（170-9368）
テーブルトップグリルは、主に卓上でのバーベキューに適しており、幅があるためグループやファミリーにもおすすめです。
網を外すことで、小規模な焚き火ができるので、バーベキュー前に炭に火をつけることができて便利です。
炭を入れる部分と外枠が完全に別れており、卓上が熱されてしまう心配がないので安心してバーベキューができます。
【Mt.SUMI】
パーフェクトグリル スクエア
パーフェクトグリルは折りたたみができて、コンパクトに収納ができる便利な焚き火台です。
展開した時、サイドにプレートが付くため、バーベキューの際にトングや箸を置いておくのに便利です。
取り外しのできるパーツがあるため、分解して丸々水洗いすることができ、簡単にお手入れができます。
【ロゴス】
グリルアタッシュ（81060970）
グリアスタッシュは、収納ケースがそのまま土台になる、コンパクトな卓上焚き火台です。
可愛らしいカラーでデザインも良く、機能性だけでなく、見た目でも楽しませてくれるアイテムです。
ちょっとした焚き火や、焼き網を使ってバーベキューをしたり、軽くおつまみを焼いて屋外の食事を楽しむことができます。
【COWEKAI】
ポータブルBBQチャコールグリル
ポータブルBBQは、焼き網はもちろん、収納袋やトングといった付属品が多数あり、このセットだけで大変便利な焚き火台です。
収納ケースをそのまま使うため、安定感があり、不安定になりやすいテーブルの上でも安心してバーベキューや焚き火ができます。
収納した時の外観はアタッシュケースのような見た目で、コンパクトに収まるので持ち運びもスムーズです。
まとめ
テーブル上で使う焚き火台は、火の粉が下に落ちにくく、より安定感のあるものが理想的です。
今回ご紹介した焚き火台をご参考に、安全で快適な卓上焚き火台を探して、魅力あるアウトドアを楽しんでください。
卓上焚き火台の購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
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