ヒラスズキ用ウェットスーツおすすめ8選!磯ヒラで着るメリット・デメリットも!

磯やゴロタなどで、時には波を被りながら釣りをする磯ヒラゲームにおいては、ウェットスーツは頼もしい味方になります。

そこで今回は、磯ヒラゲームにおすすめのウェットスーツをご紹介します。誰もが一度は憧れるロマン溢れるヒラスズキゲームですが、その釣りは常に危険と隣り合わせの釣りです。

ウェットスーツを過信せず、安全マージンを十分に確保した上で、磯際から一歩下がった立ち位置での釣りを心がけてください。

井上
執筆者
  • 釣り歴13年
  • 大会出場経験あり

小学生の頃に行ったサビキ釣りをキッカケに釣りの世界にのめり込み、今に至ります。 休みの日はショアジギングメインに磯、防波堤問わず各地を飛び回るほどの釣りバカです。 時期によってエギング、フカセ釣り、シーバス等、他のジャンルも含め様々なターゲットを狙っています。

ウェットスーツとは

ウェットスーツと聞いてまず想像できるのは、サーフィンやダイビング、素潜りなど海中に立ち入るシーンにおいて着ているイメージではないでしょうか。

ウエットスーツは、その名の通り、あえて濡らすことで生地が水を吸い、その水を保つことで保温効果が期待できるため海水温によって体の熱が奪われるのを防ぐ効果があり、またクラゲやその他漂流物から体を守る効果など様々な恩恵を得られます。

それは磯ヒラなどの釣りにおいても同じことで、万が一の時に磯肌から自分達の体を守ったり、波が立ち込める磯に入って釣りをすることで通常とは違ったアプローチを楽しむことができるのです。

ヒラスズキ(磯ヒラ)でウェットスーツを使うメリット・デメリット

メリット

攻略の幅が広がる

ウエットスーツを着ることで通常濡れてしまうので避けていたフィールドやポイントでの釣りが可能になるため、攻略の幅は大きく広がることでしょう。

普通は打てないポイントへのアプローチも可能になるので磯影に潜むヒラスズキや根のキワをしっかりと攻め切ることができます。

怪我防止

肌を直接露出することがないため、思わぬ怪我を防止することができます。

特に磯は、鋭い磯肌や磯際についたフジツボや貝など怪我をする要素が多く存在するためウェットスーツは保護には適していると言えます。

しかし、ウエットスーツは薄い素材ですのであまり過信しない方が無難でしょう。

防寒対策

ヒラスズキゲームは冷たい風にさらされることも多く、寒さとの戦いでもあります。

そんな際このウエットスーツは、しっかりと濡らしておくことで外気温や海水温から奪われる熱をシャットアウトし、保温効果を発揮してくれます。

十分に効果を発揮するためにはしっかりと濡らした状態で水分を保つことが重要です。

デメリット

過信

良くも悪くも、海に立ち込んで釣りができるので、普段以上に安全には気をつける必要があります。

荒天や波の高い時に釣れやすくなるヒラスズキですが、「ウエットスーツを着ているから大丈夫」と過信して釣りをするのは極めて危険です。

相手が自然であるということをしっかり理解した上で安全が確保できる範囲内で釣りをすることが大切です。

塩害

海に立ち込むということは、当然タックルやライフジャケットなどの他の道具も酷い塩害に遭います。

リールは防水機能の高いものでなければたちまち使い物にならなくなってしまいますし、日頃のメンテナンスを入念に行わなければ道具の劣化は通常よりどうしても早くなってしまいます。

陸上での防寒性

海では強い防寒性能を発揮するウエットスーツですが、陸上で冷たい風にさらされればひとたまりもありません。

ウエットスーツに含まれた水分が風によってどんどん冷やされてしまうので、海中とは一変、地獄の寒さを味わうことになります。

その為、海中で釣りをした後の陸上の長時間の移動には注意が必要です。

ヒラスズキ用ウエットスーツの選び方

着脱性

様々な状況に柔軟に対応するためにも、ヒラスズキゲームでは着脱が容易なものを選ぶのがベターでしょう。

脱ぐのに手間がかかりがちなウエットスーツですが、釣り用に開発されたものでは非常に簡単に着脱できるものもあり、素早く着脱できることで陸上に出てから体温が奪われるのを防ぐ効果もあります。

厚さ

一般的にウエットスーツの厚さは「3mm」「5mm」「7mm」の三つがオーソドックスですが、ヒラスズキ釣りでは中間の厚さである5mmのものがおすすめです。

厚すぎず薄すぎず、十分な保温効果もある厚さがこの5mmのものなので、どんなシチュエーションにも万能に対応できるでしょう。

素材

素材は大まかに分けて2種類。「ナイロン」と「ネオプレン」があります。ネオプレンは釣り用防寒グローブなどにも使われる素材で、ナイロンよりも防寒性能に長けています。

その他の素材特性としては、伸びやすい素材と伸びにくい素材などがありますがその特性は一長一短です。

寒いフィールドの場合はネオプレンの温かいもの、機動力を高めたければよく伸びる素材のものなど使い分けると尚いいでしょう。

ヒラスズキ用ウエットスーツおすすめ8選

【モルゲンスカイ】
ウェットスーツ (A1106)

引用:Amazon

モルゲンスカイが発売しているセミドライタイプのウエットスーツになります。

性能はもちろんのこと、驚くべきはその価格です。釣り用メーカーや大手ウェットスーツメーカーが発売しているものは安くても3万円台からのものが多い中、こちらは1万円台と破格ながら性能も申し分ない仕上がりになっています。

また、セミドライということで比較的水が侵入しにくく防風性能にも優れているという点も嬉しいポイントです。

【Mazume×Aims】
ウェットスーツ 3点セット (MZWS-320)

引用:Amazon

ロックショアゲームにおいて数々のアイテムをリリースしているMazumeとAimsがコラボレーションしたウェットスーツになります。

ネオプレン素材で、スーパーストレッチ素材を使用しているため、ツッパリ感がゼロに等しく着用していてストレスを感じにくい仕様になっています。

また、釣りにおいての動作に支障がないよう立体裁断によって専用設計されているため、ランディングやルアーのアクションの際にも邪魔になりません。

【リバレイ】
ウェットスーツII

引用:Amazon

リバレイから発売しているウェッスーツになります。こちらはセミウォータープルーフ素材を使用しており、防水性能が格段にアップしています。

また、磯などで最も擦れて負荷のかかる膝とヒップ部分には二重でパッドが入っており、安心して使用することができます。

非常にシンプルながら機能性は抜群で、誰でも使いやすい設計になっているので初めてウエットスーツを使って釣りをする方にもおすすめです。

【Rearth(リアス)】
SW TPR ウエットスーツ (FWS-3200)

https://product.rakuten.co.jp/product/-/8af80017f377ea5e4c089de8b4bccd43/item/

リアスから発売している、コストパフォーマンスに優れたモデルのウエットスーツです。

厚みは3mmですが、ネオプレン素材とジャージ素材の併用で抜群の着心地と使用感を生み出し、快適な着心地を実現しています。

価格は3万円台とミドルクラスの価格帯ですが、リアスの「動体裁断理論 」を応用した裁断方式により価格以上の性能を引き出しています。

【ウミネコ(Umineko)】
ウエットスーツ (UM-N06)

引用:Amazon

ウミネコから発売のこのウエットスーツは、リーズナブルながら高性能なウエットスーツとなっています。

4WAYストレッチネオプレンを採用したこの生地は、磯での運動時にも筋肉へのストレスを感じさせない設計になっており、特にヒラスズキゲームなどのよく動くシチュエーションにおいては抜群の効果を発揮します。

価格が2万円程度と比較的リーズナブルであるのも嬉しいポイントです。

【TAKAMIYA(タカミヤ)】
H.B CONCEPT ウェットスーツ 5mm (TG-2966)

引用:Amazon

タカミヤから発売のシンプルなウエットスーツになります。無駄な機能を取り除いた非常にシンプルな作りで、ウエットスーツとしては必要最低限の機能を詰め込んだ一品になります。

しかし耐久性や性能は抜群で、ネオプレン素材のため保温性、耐久性共に優れており、フードとソックスも付いているため何不自由なく快適に釣りを楽しめるでしょう。価格は1万円台と非常にリーズナブルです。

【ラッシュ】
RASH MT-NOZIP TYPE ウエットスーツ

引用:Amazon

サーフィンで知名度の高いRASHから発売されている高機能ウエットスーツになります。

ノージップで機密性が高く、また水が入りにくい仕様になっているため常に保温力を保つことができます。また、負荷のかかる膝にはパッド、フロントには着脱可能なマジックテープがあり、十分な機能が備わっています。

また、非常に伸びやすくかつ高耐久素材なので、ストレスを全く感じさせないでしょう。

【ACEGO】
ウェットスーツメンズ 3mm ネオプレン素材

引用:Amazon

ACEGOから発売のこのウエットスーツは、非常にリーズナブルな価格で、初めてウエーディングや磯ヒラでウエットスーツを導入する方におすすめの一品になっています。

表面のジャージ生地と裏側のネオプレン素材により、しっかりと水をブロックしながら保温性を高めてくれます。

バックジップなので少し着脱は大変ですが、価格が7000円程度と考えればこの価格でこの性能は驚異的です。

まとめ

今回は磯ヒラで使用できるさまざまな価格帯のウエットスーツをご紹介しました。

ウエットスーツの着用により攻略の幅が広がるヒラスズキ釣りですが、冒頭でも書きましたが過信しすぎることが何よりも危険です。

身の回りの状況を判断し、無理のない範囲で釣りを楽しんでください。

紹介アイテム一覧

ヒラスズキ用ウェットスーツの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

モルゲンスカイ
ウェットスーツ (A1106)
Mazume×Aims
ウェットスーツ 3点セット (MZWS-320)
リバレイ
ウェットスーツII
Rearth(リアス)
SW TPR ウエットスーツ (FWS-3200)
ウミネコ(Umineko)
ウエットスーツ (UM-N06)
TAKAMIYA(タカミヤ)
H.B CONCEPT ウェットスーツ 5mm (TG-2966)
ラッシュ
RASH MT-NOZIP TYPE ウエットスーツ
ACEGO
ウェットスーツメンズ 3mm ネオプレン素材