今回は、ビッグベイトにこれからチャレンジする人におすすめしたいビッグベイトに適したベイトリールを紹介したいと思います。
ビッグベイトリールの紹介以外にも「ビッグベイト専用のリールってあるの?」「ギア比はローギア・ハイギアどっちがいいの?」といった疑問にもお答えしていこうと思うので、ぜひ最後まで読んでみてください。
ビッグベイトはデカバスキャッチ率が非常に高い釣り方なので、まだやったことがない人はこれを機会にエキサイティングなビッグベイトゲームにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
目次
- 1 ビッグベイトリールの特徴は?
- 2 ビッグベイトリールの選び方
- 3 バス釣りにもシーバスにも使えるビッグベイトリールおすすめ16選
- 3.1 【ダイワ】タトゥーラ SV TW 6.3
- 3.2 【アブガルシア】ロキサーニ パワーシューター
- 3.3 【アブガルシア】レボ ビースト
- 3.4 【シマノ】バンタム MGL
- 3.5 【シマノ】クロナーク MGL 150XG
- 3.6 【シマノ】カルカッタ 200/300
- 3.7 【シマノ】SLX DC
- 3.8 【シマノ】SLX MGL
- 3.9 【シマノ】スコーピオン MGL
- 3.10 【ダイワ】タトゥーラ HDカスタム
- 3.11 【ダイワ】タトゥーラ TW
- 3.12 【ダイワ】タトゥーラ HLC
- 3.13 【アブガルシア】REVO BIGSHOOTER COMPACT 8/7
- 3.14 【アブガルシア】REVO BIGSHOOTER WM50
- 3.15 【アブガルシア】REVO TORO ROCKET
- 3.16 【アブガルシア】REVO SX
- 4 安いビッグベイトリールまとめ
ビッグベイトリールの特徴は?
ビッグベイトは重さ30~150g程が一般的で、基本的に重量のあるルアーです。
ジョイクロやタイニークラッシュなどの人気ビッグベイトは30~60g程となっており、ビッグベイトの中でも扱いやすい重さになっています。
扱いやすい重さといっても、シャッドやクランクと比べると圧倒的に重いので、ビッグベイトを扱うリールには「重さに耐えうる剛性」が求められます。
また、重量があるゆえに使用するラインも自ずと太いラインになります。
そのため、太いラインを充分に巻ける「糸巻量」もビッグベイトリールには重要な要素です。
ベイトフィネスリールのような軽量ルアーをメインに扱うリールの場合、充分な量の太いラインを巻くことができないためビッグベイトには適していません。
ビッグベイトリールを選ぶ際に知っておきたい要素は4つあるので、1つずつ解説していきたいと思います。
ビッグベイトリールの選び方
実際のところ、ビッグベイト専用として売っているリールはほとんど無いので、リールのスペック(素材や糸巻量等)を見て、ビッグベイトに使えるかどうかを判断する必要があります。
今回はビッグベイト初級者~中級者向けのリールの選び方を中心に紹介したいと思います。
ギア比の選び方
ギア比に関してはローギアでもハイギアでも好みで選んでいただいて問題ありません。
ローギアであれば巻き抵抗の大きいリップ付きのビッグベイトを使うときに最適で、1日中巻き続けたときの疲労感がハイギアと変わってきます。
反対にハイギアであればリーリングジャークが入れやすかったり、トゥイッチやジャーキングしたときのラインスラックをすぐに回収することができます。
主にリップ付きのビッグベイトを巻き続けるスタイルがメインの方はローギアを選び、ジョイクロのようなリップレスタイプを扱う機会が多い方はハイギアをチョイスしましょう。
ブレーキの種類の選び方
1oz以上が主となるビッグベイトですので、ブレーキシステムはバックラッシュのしづらいマグネットブレーキかDCブレーキがオススメです。
扱いやすさで言うと自動でブレーキ調整をしてくれるDCブレーキがおすすめですが、DCブレーキ搭載のリールは金額が高くなってしまうため、初心者の方はマグネットブレーキ搭載のリールから始めてみましょう。
中には遠心ブレーキ派の方もいらっしゃるかと思いますが、空気抵抗の大きいビッグベイトはバックラッシュがしやすいので繊細なブレーキ調整とサミングが必須となります。
糸巻量(ラインキャパシティ)の選び方
1oz以上の重量級ルアーを扱うため、ラインは最低でも16ポンド以上の太さを使用しましょう。
ビッグベイトは大物を狙うルアーですので、細いラインですとアワセ切れやラインブレイクの心配があります。
太いラインを巻くためには、深溝のラインキャパシティのあるスプール径が必要不可欠ですので、16ポンドで100m巻き取れるリールがベストと言えます。
当然、扱うビッグベイトが2oz、3ozとサイズアップすると同時にラインも太くする必要がありますのでルアーウエイトに合わせてチョイスしましょう。

剛性(耐久性)の選び方
ヘビーウエイトのルアーを扱うには、耐久性のあるタフなリールが求められます。
剛性力で言えばカルカッタなどの真鍮で作られた両軸リールが最適ですが、コストパフォーマンスを考えると樹脂製のリールが手に取りやすい価格帯になってきます。
ベイトフィネスリールなど軽さに特化したリールですと、ギアが破損したりと故障してしまうリスクが高まります。
リールの軽さよりも強い負荷にも耐えうる丈夫なリールを選ぶようにしましょう。
バス釣りにもシーバスにも使えるビッグベイトリールおすすめ16選
ここからは、実際にビッグベイトを使ってみて最適だったおすすめリールをご紹介していきたいと思います。
今回は高価格帯のリールをあえて除外し、コストパフォーマンスに優れたリールに特化して選びました。
ビッグベイト以外のルアーも扱えるバーサタイルなリールばかりですので、おかっぱりアングラーは特に必見です。
【ダイワ】
タトゥーラ SV TW 6.3

アメリカからの逆輸入モデルとなるダイワのタトゥーラは、スーパーメタルフレームに超々ジェラルミン製スプールを採用しております。
本場アメリカで実績を積み重ねてきたパワー負けしないタフな仕様になっていますので、ビッグベイトゲームには最適なリールと言えます。
SVスプールとTWSの組み合わせで、スムーズなキャストフィールとバックラッシュ知らずのハイレベルなリールに仕上がっています。
1~2ozクラスのビッグベイトだけでなく、巻物やジグ系など幅広く対応できますので、バーサタイルなアングラーにおすすめです。
【アブガルシア】
ロキサーニ パワーシューター

ベイトリールの中では珍しい、ビッグベイトや巻き抵抗の大きいディープクランクなどを扱うことに特化したモデルとなります。
設計段階から大型ルアー専用機と考え抜かれているため、リールの剛性も太いラインを巻き取るスプールのキャパシティもビッグベイト仕様となっています。
このパワーシューターは大型のパワーハンドルを搭載していますので、巻き抵抗のあるリップ付きのビッグベイトでも安定したリーリングが可能です。
販売価格に関しては、ビッグベイト専用機でありながら2万円以下で購入することができますので、ビッグベイト入門モデルとしては申し分ないリールとなっています。

【アブガルシア】
レボ ビースト

ビーストはパワーシューター同様にビッグベイトの使用に特化したベイトリールとなっています。
30ポンドを100m巻き取れるラインキャパシティに加え、ロープロファイルモデルのリールでは最高クラスの14kgというドラグパワーが魅力的です。
不意の大物にも負けない大型ギアはIBブレーキ搭載で、デカバスだけでなくシーバスや雷魚といったモンスター級の魚とも安心して対峙することができます。
ビーストは海での使用にも考慮したソルトシールドベアリングを搭載していますので、シーバスゲームにもおすすめなモデルとなります。

【シマノ】
バンタム MGL

バーサタイルリールとしてシマノから発売されているバンタムは、オールラウンドに他のルアーも投げたいビッグベイト入門者におすすめしたいリールとなります。
コンパクト設計でありながらコアソリッドボディーという金属製のフレームを採用していますので、ビッグベイトゲームのようなタフな釣りにも最適です。
バンタム MGLは、ビッグベイト用リールとして人気のある両軸タイプよりパーミングがしやすいので、手が小さい方や軽さを重視する方に使っていただきたいリールです。

【シマノ】
クロナーク MGL 150XG

ビッグベイトもハードプラグも投げたいというバーサタイルな方には、タフでコンパクト設計のクロナーク MGL 150XGがおすすめです。
従来のクロナークCI4+にNEW MGL(マグナムライトスプール)とNEW SVSを搭載したことで圧倒的な遠投性能を実現しました。
ブレーキシューが小さめのメタニウムMGLに対し、クロナーク MGL 150XGは一回り大きいブレーキシューを採用しているため重量級のルアーを扱うのに適しています。
駆動部にはマイクロモジュールギアをセットしたことで、重量級のビッグベイトでも滑らかに巻いてくることが可能です。
メタリック系の武骨なデザインがパワーゲームを更に盛り上げてくれます。

【シマノ】
カルカッタ 200/300

シマノの丸形リールの代表とも言えるのがカルカッタシリーズです。
シマノのHAGANE BODYが採用されているので、ビックベイトの巻き抵抗にも十分対応できるリールとなっています。
丸形リールの欠点でもあるパーミングのし易さを改善するために、左右非対称のボディー設計がされており、パワフルな巻き心地と握りやすさを実現しています。
ギア比は200番で5.7、300番では5.6とローギアタイプとなっていますので、リップ付きの抵抗が強いビックベイトには最適となっています。
200番は2ozクラスまでとし、4ozクラスのビックベイトをメインとする場合は300番がお勧めです。

【シマノ】
SLX DC

シマノ独自のブレーキシステムであるDCブレーキを搭載したバーサタイル性の高いリールがSLX DCです。
このSLX DCに組み込まれているDCブレーキは4段階の使い易いブレーキ設定で小型プラグからビックベイトまで幅広いルアーを遠投出来るようになっています。
ギア比は6.3、7.2、8.2の3タイプから選べることが可能となっており、ビックベイトの使い方によって最適なギア比を選ぶことが可能です。
特に風の抵抗を受けやすいビックベイトをロングキャストしたい方やビックベイト以外のルアーも合わせて使いたい方には是非お勧めしたいリールです。

【シマノ】
SLX MGL

SLX DCはデジタルコントロールブレーキを搭載したリールですが、DCブレーキが搭載されていないSLX MGLもラインナップされています。
このSLX MGLにはSVS∞が搭載されているので、シマノらしい遠心ブレーキによる伸びのあるキャストを体感することが出来ます。
もちろんリールボディーにはHAGANE BODYが採用されているので、高い剛性感を持ってキャストからリーリングまで出来る様になっています。
DCモデルとの価格差は1万円を下回りますが、シマノの遠心ブレーキの伸び感が好きな方にとっては主軸となるリールです。

【シマノ】
スコーピオン MGL
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パワフルな巻き上げ性能を持ちながら、高いキャスタビリティーを持っているリールがシマノのスコーピオン MGLです。
このリールには第二世代のマグナムライトスプールが搭載されており、キャスト時のスプール立ち上げが非常に軽くなっていますので、ビックベイトのロングキャストはもちろん、カバー周りでのピッチングによるポイントキャスト時にも高いアキュラシーを持って打ち込むことが出来ます。
ギア比は6.2、7.4、8.5と幅広いラインナップがされており、あらゆるルアーに対応できるようになっています。

【ダイワ】
タトゥーラ HDカスタム

コストパフォーマンスが高く、ベテランアングラーを中心に非常に高い評価を得ているタトゥーラシリーズの中でもとりわけパワーゲーム仕様にカスタムされているのがタトゥーラ HDカスタムです。
36mmの超々ジュラルミン製のスプールが取り付けられており、20lbを100m巻きとりことが可能となっている他、ボディーにはスーパーメタルが採用されているので、ブレが無く、安定した巻き心地が可能となっています。
ビックベイトゲームを初め、巻き抵抗のあるマグナムクランクなどにも幅広く対応できるパワーフィッシングリールです。

【ダイワ】
タトゥーラ TW

ダイワリールのベースとなっている高い基本性能とタフコンセプトを高い次元で実現しているリールがタトゥーラ TWです。
タトゥーラ TWにつけられているスプールは34mm径の物となっており、16lbを100m巻きとることが可能です。
また、タフに作られていながら、リール自体の重量が軽く200gを下回る195gの自重となっています。
とても使用できるルアーレンジが広く、4oz程度のビックベイトまでトラブルなく対応できる高パフォーマンスリールです。

【ダイワ】
タトゥーラ HLC

ビックベイトをより遠くへ遠投しサーチベイトとして使用する方や、ロングディスタンスによる食わせの間を長くとりたいと考えている方にお勧めしたいモデルが、タトゥーラ HLCです。
このリールはビックレイクなどの浜における遠投を視野に入れて作られたリールとなっており、34mm径で16lbを90mまで巻くことが出来るスプールの他、ダイワのブレーキシステムの代名詞でもあるマグフォースZがロングディスタンス用に改良されたものが搭載されています。
オカッパリなどロングアプローチが必要な方には強い味方になるリールです。

【アブガルシア】
REVO BIGSHOOTER COMPACT 8/7

フルサイズのベイトリールでありながら、コンパクトで且つ、頑強につくられているリールがREVO BIGSHOOTER COMPACT 8/7です。
特にビックベイトや大型のスピナーベイトなどに特化したつくられたモデルとなっており、20lbを100m巻きとる深溝のスプールや空気抵抗の大きいルアー用にキャストリリース直後からしっかりとブレーキがかかるマグトラックスIIIブレーキシステムが採用されています。
ビックベイトのリーリングジャークに欠かすことが出来ないロングで軽量なラウンド型のハンドルが標準装備されている専用リールです。
【アブガルシア】
REVO BIGSHOOTER WM50

ビッグベイトの釣りを初めとして、あらゆるビッグゲームに対応できるリールとしてアブガルシアがプロデュースしたリールがREVO BIGSHOOTER WM50です。
40mmの大型スプールが搭載されている他、高い強度を誇るブラス製の大口径ギアが搭載されており、ビックベイトゲーム専用機にふさわしい技術が注ぎ込まれています。
また、ビックベイトゲームはアングラーへの負担が大きくかかることから、ロープロファイルボディーとパーミングも考慮してつくられている一品となっています

【アブガルシア】
REVO TORO ROCKET

ハイスピードビックベイトゲームを極めたい方にお勧めしたいリールがREVO TORO ROCKETです。
このリールの特徴はハイスピードとなる7.6:1のギア比の搭載と105mmの大型ダブルラウンドビックノブが付けられていることで、ビックベイトの高速巻きによるアプローチを可能としている点にあります。
特にリーリングジャークを行うと、他のリールでは出来ないキレのある動きを演出することができるので、現代のビックベイトゲームを極めることが出来るリールとなっています。

【アブガルシア】
REVO SX

ハイパワー&ハイタフネスを低価格で実現したリールがREVO SXです。
自重が220gに抑えられていますが、X-Crafticアルミフレームを使用することでビックベイトにも耐えることが出来るボディー剛性を確保しています。
また、ドラグの力は11kgと非常に強力なものとなっており、カバー周りのビックベイトを使用した際にも、ヒットさせたバスへ主導権を与えず、ランディングに持ち込むことが出来る様になっています。
まず、ビックベイト用のリールを導入したいと考えている方にもおすすめのリールです。

安いビッグベイトリールまとめ
「ビッグベイトを使ってみたいけどなかなか一歩踏み出せない・・・」
という方は、今回の記事を参考にぜひビッグベイトにチャレンジしてみてください。
今回ご紹介したベイトリールは様々なルアーに対応したオールラウンドモデルですので、おかっぱりでタックルが制限されているスタイルでも活躍します。
どれもコストパフォーマンスに優れたリールとなっていますので、気になったリールはAmazonなどでレビューをチェックしてみてください。
ビッグベイトリールの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。
さらに探したい方
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