バス釣りはもちろん、シーバス釣りでも人気となってきているビックベイトの釣りで、より大きな魚をキャッチしようとタックルの研究を行っている方は多いではないでしょうか。
そんなビックベイトのタックル研究で見逃すことが出来ない重要なアイテムが使用するラインです。
アングラーとビックベイトを結ぶラインは、PEやナイロン、フロロによってルアーの動きやフッキング率なども大きく変わるので、非常に重要なポイントです。
今回はラインごとの使い分けとおすすめのラインをご紹介します。
PEとナイロン、フロロをどう使い分ける?
PEライン
水中に沈むことなく、フロロやナイロンよりも細いラインで高い強度が出せ、そして伸びが少ないのがPEラインの特徴です。
他のラインよりもラインを細くすることが出来るので、空気抵抗が大きく遠投が難しいビックベイトであっても飛距離をUpさせることが出来るため、ビックベイトを遠投したい方にお勧めです。
また、他のラインよりも伸びが少ないので、ロッドやリーリングに対して機敏に反応出来、テクニカルでキレのある動きを演出させたい場合に向きます。
ナイロンライン
PEラインやフロロラインよりもラインの伸びが大きく、比重もPEラインとフロロラインの中間となるのがナイロンラインです。
他のラインより伸びがあり、ビックベイトでクランキングを行った時のフックセットしやすい為、ビックベイトでリアクション中心の巻きの釣りに適しています。
また、フロロカーボンよりも水に沈みにくい為、ビックサイズのトップウォーター系ルアーにも適しています。
フロロカーボンライン
ナイロンラインよりラインが沈みやすいのがフロロカーボンラインです。
ビックベイトを使って水深のあるエリアを探る場合に適しており、ラインを沈めて潜行深度を確保することが出来ます。
また、伸びが少なく根ズレにも強い特徴を持っているので、カバー周りでの使用や、ビックベイトで巻きの感度を重視したい方におすすめです。
ビックベイト対応PEラインおすすめ3選
【よつあみ】エックスブレイド オルトロス WX8P-1
よつあみから出されているPEラインでパワーフィッシングをメインとするアングラーから厚い支持を受けているモデルです。
このエックスブレイド オルトロスは、ビックベイトをはじめとしたパワーフィッシングを得意とする木村健太プロ監修によって作り上げられており、非常に張りが強く硬いPEラインとなっていることが特徴です。
張りが強いPEラインなので、ベイトタックルで発生するPEライントラブルを低減させることが出来、フロロやナイロンラインに慣れているアングラーでもトラブルレスで使用可能なラインです。
【サンライン】バススーパーPEライン
バスフィッシングにおける定番のPEラインとも言えるのがサンラインから出されているバススーパーPEラインです。
PEラインのしなやかさを持ちながら、安定した高い強度を持っているラインです。
ラインナップされているⅼb数も66lbまでラインランプされているので、ビックベイトの釣りはもちろん、カバーゲームフィッシングにも対応することが出来るラインです。
これからPEラインでビックベイトの釣りを始めてみたいかたにおすすめのラインです。
【シーガー】PEX8
シーガーから出されているPEラインで、8本撚りのタイプとなっているのであらゆるシーンで使い易いタイプです。
このPEラインは伸びの少ないPEラインの中でも、最も伸びが少ないPEラインが使用されているので、使用時にはダイレクトな感度と鋭いキレのルアーアクションを行うことが出来る様になっています。
PEラインとしては比較的安価で、手に入りやすく、コストパフォーマンスが高い面もこのラインのGoodポイントといます。
ビックベイト対応ナイロンラインおすすめ3選
【サンヨーナイロン】GT-Rウルトラ
サンヨーナイロンがプロデュースしているGT-Rウルトラは村田基プロの監修によって作り上げられたナイロンラインです。
一般的にスレに弱いとされているナイロンラインですが、このGT-Rウルトラはフロロカーボンをも凌ぐスレ強度を誇っているのが特徴です。
特にビックベイトクランキングなどで障害物へのコンタクトを積極的に行う釣りではラインへのスレとフックセットのノリの良さから絶大な人気を誇っているラインです。
50lbまでラインナップされているので、アングラー好みのlbを選ぶことが出来るのも嬉しいポイントです。
【VARIVAS】デッド-オア-アライブ ストロング
ライン強度の中でも引張強度を強くすることに焦点を当てて開発されたのが、デッド-オア-アライブ ストロングです。
VARIVAS独自の2層コーティングが施されているので、長期間でナイロンラインのしなやかさが維持できるようになっている他、障害物に対するスレ強度に対して高い性能を発揮できるようになっています。
他のラインと異なり、150mが採用されているので、2回に分けて使用することができ、コストパフォーマンスも優れているラインです。
直線の引張強度が非常に強いので、オープンエリアでビックベイトをフルキャストしてもキャスト切れの心配がない高品質のラインです。
【TORAY】ソロラーム ポリアミドプラス
ナイロンラインの特性を持ちながら、フロロラインのように高い感度を得たいと感じているアングラーにおすすめしたいラインがソロラーム ポリアミドプラスです。
ナイロンラインの特徴であるしなやかさと低比重はそのままに、低伸度でスレに強くなるよう独自の設計が施されているラインです。
ラインナップも25lbまで設定されているので、多くのビックベイトに使用することが可能です。
特に巻きの感度を重視して繊細な釣りを行いたい方におすすめのラインです。
ビックベイト対応フロロカーボンラインおすすめ3選
【シーガー】R18 フロロリミテッド
数あるフロロラインの中でも性能の高さから抜群の信頼度を誇っているラインがR 18フロロリミテッドです。
一般的にフロロラインはナイロンやPEラインよりも張りが強く、しなやかさに欠ける部分がありますが、このR18フロロリミテッドはナイロンナインに近いしなやかさを持っています。
また、多くのトッププロが愛用するラインとしても知られており、結束強度、スレの強さ、ライン自体の品質全て高い次元でまとめ挙げられています。
【ダイワ】モンスター ブレイブ Z
モンスターハンティング用のラインとしてダイワがプロデュースしているラインがモンスター ブレイブ Zです。
ライン自体の素材やコーティングなども徹底して高強度のラインを作るために選定されており、濃いカバーや急深のブレイクからモンスターバスを引きずり出すことが出来るラインに仕上げられています。
既に使用しているユーザーの口コミでは、コーティングがしっかりしているので、長期間でも劣化がすくない点や400m巻きもラインナップされており、コストパフォーマンスも優れている点も評価されているラインです。
【よつあみ】オルトロスFC
フロロカーボンラインの中でもビックベイトにダイレクトな操作感と感度を得たいのであれば、よつあみのオルトロス FCがおすすめです。
オルトロスFCはフロロカーボンの中でも伸びが少なく、また、フロロカーボンラインの原糸レベルで断面強度が最高レベルに高い物が使用されているので、非常に高い感度と安定した高強度を持っているラインとなっています。
ビックベイトでディープエリアを攻略するときにはもちろん、底物用として使用することもできるので、使用用途が広いのも特徴です。
ビックレイクのディープ攻略を視野に入れたい方に特におすすめのラインです。
まとめ
ビックベイトの釣りはビックバスのバイトの可能性が高くなることはもちろん、使用するルアーサイズも大きい為、ラインにかかる負荷は通常より大きく、重要性も格段にUpします。
ルアーや状況にあったラインの選定を行い、ビックバスのバイト&キャッチ率を飛躍的にUpさせてみてくださいね。
さらに探したい方