秋に釣れるビッグベイトおすすめ8選!シーズナルパターンを攻略!

夏の高水温状態からバスの適水温に近づく秋は、バスが積極的にベイトを追いかける時期でもあり、バスフィッシングを楽しみやすい季節であるともされています。

バスの行動が活発になる秋は、バスがフィールドに拡散するため、効率のよい釣りを心ががける必要があり、巻物ルアーであるビッグベイトの釣果が伸びやすくなります。

今回は、そんな秋に釣れるビッグベイトのおすすめをご紹介します。

落合宗一
執筆者
  • バス釣り歴20年
  • 年間釣行100日超え

中部地方出身のバス釣りアングラー。小学生から地元河川を中心に釣りを初め、バス釣りの面白さにどんどんのめり込んでいきました。今ではワクワクするような非日常を感じる事が出来るような釣りが大好きで、新規フィールドの開拓にもチャレンジしています。

秋に釣れるビッグベイトを使うメリット

広範囲にアプローチすることができる

秋はフィールドのいたるところにバスが拡散しており、アングラーにとってポイントが絞り込みにくくなる時期でもあります。

このため秋のパターン攻略として、できるだけ効率よく広範囲にサーチすることができるルアーが有効とされています。

ビッグベイトは視覚的な大きさがあり、通常サイズのルアーよりも強い波動を持っているので、フィールドで高いアピール力を発揮することが可能となります。

秋のバスは積極的にルアーをチェイスする体力を持っているので、ビッグベイトのアピール力で、やる気のあるバスを効率よく引き付けることができるようになります。

通常サイズのルアーよりも、ワンキャストでのインパクトが大きいので、ビッグフィールドで釣りを行った場合でも、バスのポジションを把握しやすくなります。

ハイスピードなアプローチができる

ビッグベイトは巻物ルアーであることからも、ハイスピードでアプローチすることができるモデルが多く存在します。

春~夏の間に高いプレッシャーがかけられた秋バスは、簡単にルアーを見切ってしまう状態にあり、バスがルアーを見切ることができない高速リトリーブなどによるアプローチも非常に重要となります。

バスにルアーを見切らせないスピードと高いアピールで、秋バスに適したアプローチを行うことができるようになります。

デカバスが釣れる

秋バスが積極的にベイトを捕食する状況は、ビッグバスに限らず、フィールドの大多数を占める子バスや中型のバスも積極的に捕食活動を行うようになります。

小型や中型ルアーの使用を行った時に、子バスやアベレージバスからのストライク率が高くなります。

ビッグベイトであれば、サイズによってビッグバスのみに焦点を当てたアプローチが可能になります。

ビッグバスを効率よくアプローチすることができるモデルとして、ビッグベイトはおすすめすることができる選択肢の一つとなります。

捕食しているベイトに合わせやすい

秋が深まってくると、フィールドに存在している甲殻類は姿を消し、バスはベイトフィッシュをメインベイトとして捕食する傾向が強まります。

特に横に移動するベイトへの反応が良くなるので、巻物ルアーであるビッグベイトの反応は良くなる季節と言っても過言ではありません。

フィールドに存在しているバスが捕食しているベイトフィッシュに近いビッグベイトを選択することで、更に高い反応を得ることができるようになる確率が高まります。

秋に釣れるビッグベイトの選び方

高速リトリーブに対応することができる

秋バスを攻略するために欠かすことができない要素となるのが、リーリングスピードです。

簡単にルアーを見切ってしまう秋バスは、ルアースピードで騙すことが有効であり、スローアプローチでは口を使わない場合が多くなります。

ビッグベイトの中には、デッドスローモデルとして作り上げられているモデルや、高速リトリーブを行うと動きが破綻してしまうモデルも存在しています。

このため、高速リトリーブを行っても動きが破綻しないバランスの優れたモデルを選び出すことが重要となります。

サイズで選ぶ

特にバスの視覚が効くクリアなフィールドであるほど重要な要素となるのが、使用するビッグベイトのサイズです。

デカバスやプレッシャーの高いバスは、捕食しているベイトに対してセレクティブになっている場合が多くあり、捕食対象としているベイトとかけ離れたサイズをを持っているビッグベイトにはバイトしない場合も多く存在します。

フィールドに存在しているベイトフィッシュサイズや、バスが積極的に捕食しているベイトサイズを意識して、ビッグベイトサイズを調整することができるようになると、セレクティブなバスに対しても口を使わせることができるようになります。

少しの違いが釣果に大きく影響する場合がありますので、異なるビッグベイトサイズを準備しておくこともおすすめです。

カラーで選ぶ

ビッグベイトを選ぶ時にサイズと合わせて、要チェックしておきたいポイントとなるのが、ビッグベイトのカラーです。

デカバスやセレクティブなバスは、カラーの違いで釣果が大きく変わる場合も多くあり、ビッグベイトのルアーのカラーローテーションは非常に重要となります。

特にその日に反応の良いビッグベイトを見つけた時には、カラーローテーションを行い、更に反応のよいカラーへ絞り込みを行うと、他のアングラーとの釣果に差をつけることに繋がります。

アクションで選ぶ

ビッグベイトを選ぶときに、ビッグベイトが得意としているアクションに着目したルアー選定を行う必要があります。

S字系ルアーや、リップ付きのクランキングタイプは王道のルアータイプとなりますが、ルアーの中でもジャークやトゥイッチを加えた時に大きなダートアクションを発生させることができるモデルを使用すると、秋バスからも見切られにくいと言えます。

積極的にベイトを追いかけまわすことができる秋バスは、ビッグベイトのチェイスも船縁や足元までくることが多くなります。

スムーズにエイトトラップなどの動作に移ることができる、ルアー選択を行うと、チャンスをものにできる確率が高まります。

秋に釣れるビッグベイトおすすめ8選

【ガンクラフト】
ジョインテッドクロー シフト 183

引用:Amazon

ビッグベイトの定番ルアーとして、多くのアングラーが使用しているジョインテッドクローをモディファイし、オリジナルのジョインテッドクローよりも幅広い速度域に対応することができるようになっています。

一部のジョイント部分がエラストマー素材で作り上げることで、リーリングのスピードに応じてジョイント部分の可動をコントロールする仕組みが導入されております。

超高速のリトリーブスピードでは、非常にピッチの細かいS字となり、低速時には大きなS字アクションを演出することができるようになっています。

【イマカツ】
ギルロイドブーツテール

イマカツからリリースされているギル型ビッグベイトであり、大型のフラット面とブーツ型のテールを採用することで、水中で強烈なアピールを発揮することができるようになっているモデルです。

リーリングスピードによってI字とS字アクションを切り替えることができるようになっているルアーでもあり、動きの変化によるエスケープアクションを演出することができるようになっています。

特にフィーディングを行うためにシャローへ差してきているバスを強烈に引き付けることができるルアーとして、おすすめのモデルです。

【ジャッカル】
ダウズスイマー220SF

引用:Amazon

大型のS字アクションを持ちながら、トゥイッチで鋭いダートアクションに切り替えることができるルアーとしておすすめなモデルとなるが、ダウズスイマー220SFです。

間隔の狭い3連結ボディーが採用されていることで、高速リトリーブや、強めのトゥイッチを入れた場合でもルアーが水面を割ることなく、切れの良いアクションを演出することができるようになっています。

特にビッグレイクでのハスパターンでは確かな実績を残しているルアーでもあり、バスが高速で移動しているベイトを捕食している状況では、特に協力なルアーとなります。

【DRT】
クラッシュナイン

引用:Amazon

DRTからリリースされているクラッシュナインは、高速クランキングを行うことができるビッグベイトです。

ジョイントベイトの中でもワイドに可動することができるジョイント部分を持っており、強烈な波動を発生させながら水中アピールすることができるようになっています。

クラッシュナインはテールやリップを任意に交換することで、異なるアクションを楽しむことができるルアーであり、別売のオプションテールであるトランスファーテールを装着することで、高速クランキングアクションに特化したモデルとして使用することもできるようになっています。

【デプス】
サイレントキラー 175

引用:Amazon

サイレントキラー 175はビッグベイトを積極的に障害物へコンタクトし、リアクションバイトを誘発したいアングラーにおすすめしたいモデルです。

このルアーは、ソフトシェルに覆われているので、強すぎないサウンドを発生させることができ、更に障害物にコンタクトした時にも高い障害物回避能力を発揮させることができる大型のリップが採用されています。

ポーズ時には惰性でジョイント部分がキックバックする自発的なアクションを発生させることができるようにもなっているので、強すぎるアピール力ではバイトに持ち込めない状況でも、バイトに持ち込むポテンシャルを秘めているルアーです。

【フィッシュアロー】
ライザージャック

フィッシュアローとDRTのコラボによって誕生したビッグベイトです。

数あるビッグベイトの中でも元祖として呼ばれるモンスタージャックを原型として、DRTがチューニングしたモデルであり、DRTオリジナルのVテールが採用されているモデルです。

超高速巻きに対応することができるショートリップに加えて、ポーズ時には頭上がりでライズアップするエスケープアクションを演出することができるようになっています。

ポーズでルアーを見切ってしまうバスを攻略するのに、おすすめなルアーです。

【シマノ】
バンタム アーマジョイント 190SF フラッシュブースト

引用:Amazon

シマノからリリースされているビッグベイトであり、他のビッグベイトを圧倒するキャスティング飛距離を出すことができるルアーです。

ボディーを大きく折りたたむことができるアーマジョイント機能とフックを固定することができるプチロック機能の搭載により、空気抵抗を最小限にすることで、抜群のキャスティング飛距離を出せるようになっています。

また、ルアー内部にはフラッシングを発生させるプレートが内臓されており、常に不規則なフラッシングを発生させることができるようにもなっています。

広範囲のサーチが必要となる秋の攻略において、特に大きなアドバンテージを持っているルアーです。

【ガラパゴス】
グレイス 240F

引用:Amazon

リリースされて間もないビッグベイトですが、各地で高い釣果が確認されているルアーです。

全速度域に対応することができるルアーとして作り上げられおり、高速リトリーブから、ピンスポットでの首振りアクションまで可能となっているので、一つのルアーであらゆる状況に適応することができるようになっています。

特にフラットサイド面が大きく確保されているボディーデザインと、非常にワイドなSアクションにより広範囲のサーチを得意としており、広大なフィールドからグッドサイズを効率よく引き付けることができるようになっています。

まとめ

秋はバスが積極的にルアーへチェイスを行う時期でもあり、ビッグベイトの釣りが成立しやすい時期の一つであるとも言えます。

今回ご紹介したビッグベイトは、秋の釣りに欠かすことができない高いキャスティング性能と高速リトリーブに対応することができるモデルとなっていますので、是非、参考にしていただき、フィールドに投入してみてくださいね。

紹介アイテム一覧

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ガンクラフト
ジョインテッドクロー シフト 183
イマカツ
ギルロイドブーツテール
ジャッカル
ダウズスイマー220SF
DRT
クラッシュナイン
デプス
サイレントキラー 175
フィッシュアロー
ライザージャック
シマノ
バンタム アーマジョイント 190SF フラッシュブースト
ガラパゴス
グレイス 240F