2ozクラスのビッグベイトおすすめ10選!初心者でも投げやすいモデルを厳選!

ビッグベイトの釣りはこれまで一部のバス釣り上級者がビッグバスを捕獲するための一つのテクニックとされてきましたが、ビッグベイトの釣りが広く普及したことで、多くのアングラーが楽しむようになってきています。

特に2ozクラスのビッグベイトは、ビッグベイトの中でも小型モデルと位置づけられており、ビッグベイト初心者でも楽しみやすいモデルが多くあります。

今回は、そんな2ozクラスのビッグベイトに対して、初心者でも投げやすいモデルを厳選してご紹介します。

落合宗一
執筆者
  • バス釣り歴20年
  • 年間釣行100日超え

中部地方出身のバス釣りアングラー。小学生から地元河川を中心に釣りを初め、バス釣りの面白さにどんどんのめり込んでいきました。今ではワクワクするような非日常を感じる事が出来るような釣りが大好きで、新規フィールドの開拓にもチャレンジしています。

2ozクラスのビッグベイトの重さ(グラム)は?

バスフィッシングの本場はアメリカであり、バス釣り用のルアーはoz表示されていることが一般的です。

グラム単位に慣れている日本人にとっては、慣れにくい部分ではありますが、バスフィッシングに慣れてくるとozで記載された重量もグラム単位で覚えることができるようになります。

1ozは約28gとなりますので、2ozクラスのビッグベイトは、56g程度のビッグベイトとなります。

一般的に多用されてる中型ルアーの重量は1/2ozクラスとなるので、ルアーとしては比較的重たい部類となります。

ビッグベイトは多くの場合で2oz~4ozクラスとなり、6oz以上となるルアーなどはジャイアントベイトと呼ばれるようにもなります。

2ozクラスのビッグベイトを使うメリット

キャストしやすい

2ozクラスのビッグベイトを使用する時に、すぐに感じることができるメリットの一つとなるが、キャストの行いやすさです。

ルアーは大型になるほどキャスト時に大きな空気抵抗が生まれるので、キャストが行いにくくなる傾向があります。

非常に大型なビッグベイトやジャイアントベイトは、キャスト時のアングラーに大きな負荷がかかるので、リールから親指をリリースするタイミングが難しく、ロングキャスト&アキュラシーキャストが行いにくくなります。

2ozクラスであれば、通常サイズのルアーのキャストに近い感覚で使用することができるので、ビッグベイトの中では比較的キャストが行いやすいと言えます。

障害物をタイトに攻めやすい

ビッグベイトの中では比較的キャストが行いやすい2ozクラスのビッグベイトは、障害物をタイトに攻略しやすいメリットも生まれてきます。

バスは障害物へタイトに身を寄せる傾向があるので、障害物の攻略と釣果の高さは切り離すことができません。

特にビッグベイトはルアーサイズが大きいことから、1stキャストにおけるインパクトが非常に大きくなり、ミスキャストを繰り返すとバスがルアーを見切ってしまいバイトに持ち込むことができなくなります。

釣果に直結する部分でもあり、ビッグベイトを好んで使用するアングラーが特に注意しているポイントの一つであると言えます。

タックルを選びにくい

ビッグベイトは、その重量の重さから専用のタックルを使用することが一般的であり、ビッグベイトフィッシング用のタックルを揃える必要があります。

ビッグベイトの中でも小型に位置づけられる2ozクラスのルアーは、Hクラスのロッドも使用することができるので、ビッグベイト専用のタックルを使用することなく、扱うことが可能です。

使用できるタックルの範囲が広いのでバスフィッシングを始めるアングラーはもちろん、ビッグベイト以外にも他のルアーも使用しながらフィールド攻略を行いたい方にとっても扱いやすいのが2ozクラスです。

長時間のビッグベイトゲームを楽しめる

大型のルアーとなるほど、キャスティングやルアー操作の時にはアングラーに大きな負荷がかかります。

ビッグベイトゲームはアングラーの体力勝負となる部分もあり、体力や筋力ががないとビッグベイトのキャスティングを続けること自体が困難となります。

2クラスのビッグベイトでも一日中キャストする時には、体力が必要となりますが、他のビッグベイトよりも負荷が小さくなるので、ビッグベイトゲームに慣れていないアングラーでも長時間のビッグベイトゲームを行いやすいと言えます。

ビッグバスをターゲットにできる

ビッグバスを効率よく狙うことができるのは、ビッグベイトを使用した時の最大のメリットでもあります。

2ozクラスのサイズは、視覚的アピールも非常に大きくなり、且つ、強い水押しを行うことができるので、バイトが発生した時には、フィールドのビッグサイズを期待することができます。

2ozクラスを上回るルアーを使用すると、更に大型バスの可能性が高まりますが、釣りの難易度としてしは更に高くなる傾向があります。

種類が豊富

2ozクラスのビッグベイトのメリットとして、選ぶことができるビッグベイトの種類が非常に豊富である点があります。

S字系のビッグベイトやリップ付きのビッグベイトはもちろん、各モデルによって異なるアクションを持っているので、自分好みのビッグベイトが見つけやすいと言えます。

各メーカーから最も一般的にリリースされているビッグベイトサイズと言えるのが2ozクラスなので、数多くのルアーを楽しむことができるのも魅力です。

収納場所に困りにくい

ビッグベイトの収納に、頭を悩ませるアングラーは非常に多いと言えます。

特に2ozクラスと4ozクラスの差は非常に大きく、複数の4ozクラスのビッグベイトを持ち歩く場合は、専用のビッグベイトケースなどを準備する必要があります。

2ozクラスであれば、通常のルアーケースにも入れやすいサイズでもあるので、数が少ない状態であれば特別にビッグベイト専用のボックスの導入や収納方法を考えなくても済みます。

まだまだビッグベイトを導入していないアングラーでも、気兼ねなくビッグベイトを導入しやすいポイントの一つです。

2ozクラスのビッグベイトを使うデメリット

専用タックルの導入に悩む

2ozクラスのビッグベイトは、ヘビーバーサタイルロッドでも使用することができる場合もあり、ルアーとして扱いやすいメリットを持っていますが、最適なアクションやキャストのしやすさを突き詰めると、専用タックルの導入が欠かせません。

ヘビーバーサタイルタックルでも扱うことができる重量であることからも、多くのアングラーが専用タックルの導入を行うか否か悩んでしまいます。

専用タックルの必要性が感じにくくなると、ルアーのポテンシャルを十分に発揮しにくくなってしまいます。

中型サイズもバイトしてくる

ビッグベイトの釣りを行うと、ビッグバスからのストライク率を高めることができますが、ビッグベイトとして小さめのサイズと言える2ozクラスのルアーには、中型サイズのバスからも積極的なバイトが得られてしまう可能性が高くなります。

ビッグベイトの釣りを行いながら、魚に触りやすいなどのメリットを持っていますが、記録級のバスの狙う場合にはボリューム不足となる場合が多くなります。

記録級のバス狙っているアングラーにとっては、まだまだサイズ不足と言えるのが、2ozクラスのビッグベイトです。

2ozクラスのビッグベイトおすすめ10選

【ガンクラフト】
ジョインテッドクロー 178

引用:Amazon

ビッグベイトと言えばガンクラフトのジョインテッドクロー 178を想像するアングラーが多く、日本でビッグベイトを普及させたルアーと言っても過言でないモデルです。

非常に大きく、そして滑らかなS字アクションを発生させることができるようになっており、リアルな造形と相まって、特にクリアレイクでは高い釣果が得られているモデルでもあります。

カラーバリエーションも豊富であり、フィールドのベイトカラーに合わせやすいのも魅力となっているポイントです。

【ガンクラフト】
ジョインテッドクロー シフト 183

引用:Amazon

王道のビッグベイトとして認知されているジョインテッドクロー 178とは異なるアクションを持つビッグベイトとして、2021年にリリースされたモデルです。

低速から超高速のリトリーブまで対応することができるルアーとして作り上げられており、ルアーのジョイント部分にエラストマー素材が用いられていることで、S字からテーブルターンまで演出することができるようになっています。

特にクリアなフィールドで、簡単にルアーを見切ってしまうバスにもハイスピードでアプローチすることができるルアーです。

オリジナルのジョインテッドクロー 178と使い分けたい一品です。

【DRT】
タイニークラッシュ

引用:Amazon

DRTからリリースされているタイニークラッシュは、多種多様なアクションを可能としているビッグベイトです。

リップとテールが脱着可能式となっており、オプションパーツを含めるとクランキングからウェイクベイト的な使い方まで非常に多くのアプローチを行うことができる様になっています。

ジョイント部分が非常に大きく曲がるように作り上げられているのも特徴であり、ボディーサイズ以上の強いアピール力を発揮させることも可能となっています。

入手困難ですが、一つのルアーで様々なアプローチができるルアーとして特に人気があるモデルです。

【シマノ】
バンタム アーマジョイント 190SF フラッシュブースト

引用:Amazon

2ozクラスのビッグベイトの中でも抜群のキャスティング性能を持っていることで、多くのプロとベテランアングラーが使用しているビッグベイトの一つです。

このルアーは、ビッグベイトのキャスティング時に発生してしまう、ルアーの回転を抑え込む為に、キャスティング時にボディーをコンパクトに折りたたむことができるアーマジョイントシステムが採用されています。

従来のビッグベイトよりも35% Upの飛距離を出しながら、フッキング時にもボディーがコンパクトに折りたたまれるので、フッキング率も向上することができるようになっています。

ボートアングラーはもちろん、キャスティングの飛距離が重要なおかっぱりアングラーには特におすすめなモデルです。

【デプス】
スライドスイマー 145

引用:Amazon

ビッグバスハンターが愛用するメーカーとして、多くのアングラーの信頼を獲得しているデプスがリリースしているモデルです。

ビジュアル的なインパクトの大きさに反して、弱波動&ソフトサウンドをコンセプトとして作り上げられているモデルとなっています。

一般的なルアーと異なり、ボディーをソフトシェルで包み込むことで、独特のサウンドと、なまめかしいS字アクションを演出することができるようになっています。

ボディーとソフトシェルの間にダクトが設けられており、ジャークやトゥイッチに対しても非常にレスポンシブルに動くルアーとなっています。

S字系ビッグベイトとして、多くのアングラーが愛用するモデルの一つです。

【デプス】
サイレントキラー 145

引用:Amazon

スライドスイマー 145がリップレスタイプのビッグベイトとして作り上げられているのに対して、サイレントキラー 145は、リップ付きのビッグベイトとして作り上げられているモデルです。

スライドスイマー 145と同様にソフトシェルに覆われた構造を持ちながら、非常にワイドでロングなコフィンリップが採用されているので、積極的に障害物にコンタクトさせながらのビッグベイトアプローチができるようになっています。

あくまでもハイアピールすることのないタイトなウォブルアクションとなっているので、ハイプレッシャーなクリアフィールドのクランキングアプローチとしてもお勧めすることができるモデルです。

【ジャッカル】
ダウズスイマー180SF

引用:Amazon

人気プロである秦拓馬プロの監修によって作り上げられてビッグベイトであり、ワイドなS字アクションと、鋭いダートアクションを演出することができるようになっているルアーです。

3連結のボディーにより滑らかなS字アクションを出しながら、キャスティング時のルアー回転を抑えることができるジョイント可動域が設定されているので、ピンポイントへの高いキャストアプローチを実現することもできるようになっています。

ルアーの下顎部分にはシンカーを取り付けることができるアイもアリ、狙いたいレンジに調整しやすいのも嬉しいポイントです。

【マドタチ】
ハニタスプラス

引用:Amazon

他のビッグベイトには無いオリジナルシステムが導入されているビッグベイトとなっているルアーです。

このビッグベイトの左右にはクウィングシステムが導入されており、ルアーのヒレ部分を3段階に調節することで、一つのルアーで異なるアクション&レンジを攻略することができるようになっています。

テールを含めると4連結のルアーとなっているので、ワイドでありながらなナチュラルなスイムアクションを出すことができるようになっています。

リップレスのハイアピールビッグベイトとしておすすめのモデルです。

【エレメンツ】
ダヴィンチ 190

エレメンツからリリースされているダヴィンチ 190は、斜めのジョイント構造とサイドのフラット面が大きく確保されたデザイン、そして、2種類のラインアイが搭載されているモデルです。

上側のラインアイを使用すると、大型のバイブレーションプラグとして使用することができるようになっており、下側のラインアイを使用するとツイストロールアクションを発生させることができるようになっています。

リップレスであり、硬めで短いテールが取り付けられているので、キャスティング性能も高いルアーとなっています。

美しい造形も多くのアングラーから評価されており、近年ではバスはもちろん、ソルトウォーターでも人気のモデルとなってきています。

【一誠】
ハスフラット 180F

一誠が作り出したビッグベイトであるハスフラットは、その名の通り、大型バスのベイトとなるハスをモチーフとして作り上げられたモデルです。

フローティングモデルとなっており、リーリングを行うと水面直下で大きくボディーをくねらせながら強烈なアピール力を発揮することができるように作り上げられています。

大型のリップが取り付けられているので、デッドスローのアプローチや、トゥイッチによる移動距離を抑えた首振りアクションも得意としているモデルです。

ビッグフィールドでは特におすすめすることができる、モデルの一つです。

まとめ

ビッグベイトでは比較的小ぶりなサイズとなる2ozクラスは、あらゆるフィールドで使いやすく、初心者でも扱いやすいモデルが多く存在しています。

今回ご紹介したモデルは、既に多くのアングラーから高い評価と実績を積んでいるルアーとなるので、是非、参考にしてフィールドに投入してみてくださいね。

紹介アイテム一覧

ビッグベイト 2ozの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

ガンクラフト
ジョインテッドクロー 178
ガンクラフト
ジョインテッドクロー シフト 183
DRT
タイニークラッシュ
シマノ
バンタム アーマジョイント 190SF フラッシュブースト
デプス
スライドスイマー 145
デプス
サイレントキラー 145
ジャッカル
ダウズスイマー180SF
マドタチ
ハニタスプラス
エレメンツ
ダヴィンチ 190
一誠
ハスフラット 180F