釣りにのめり込んでいくにつれて、誰しも悩むのがドンドン増えていくフックをどうやって収納するか、という問題。
釣具屋でフックケースを買ってみたものの何だかしっくりこない…という人も多いのではないでしょうか。
そんなフック収納問題を解決する助けになるようにフックの収納方法をまとめてみました。
収納方法は大きく分けると3種類
ワームフックの収納方法は「ボックスケース」「ファイルケース」「ポーチなどに元袋のまま入れる」の3種類に分類できます。
フックの保有数や釣りのスタイルによってベストな収納方法は変わってくるので、自分に合う収納スタイルを模索していきましょう。
ボックスタイプのフックケース

釣具屋で収納具コーナーで種類豊富に置いてあるのがボックスタイプのフックケースです。
収納できるものはフックだけではなく、シンカーやスプリットリングなどの小物類をまとめて収納することが可能です。
この種類で一番人気といっても過言ではない製品は「バーサス」シリーズです。釣りビギナーならこれ1つに小物類をすべて収納できてしまうほどの収納力と汎用性の高さが魅力です。
ファイルタイプのフックケース

ボックスタイプよりもきれいに分かりやすく収納できるのがファイルタイプのフックケースです。
台紙を一緒に入れられるので、フックサイズやメーカーを忘れる心配がありません。
また、防水性に優れるため、雨に濡れたり、水に落としたとしても浸水しないので安心です。
気付いたら水に濡れてフックが錆びていた…ということも少なくなるのではないでしょうか。

クリアポーチに袋ごと入れる

ファイルタイプでは収まり切らない量を持ち歩く人はクリアポーチにまとめて入れたほうがかさばりません。
ただ、こまめに整理しないと何がどこにあるのか分からなくなっていくのがデメリットです。
あまり使わないフックはポーチに入れておき、よく使うフックだけをファイルタイプのフックケースに入れるなど、他の収納方法と併用すると便利かもしれません。
各フック収納製品のメリット・デメリットを紹介
フック整理でよく使われる製品の特徴やメリットデメリットを紹介します。
見た目は似ていても防水の有無や耐久度に違いがあるので購入する際は気をつけましょう。
バーサス VS-388DD・VS-388SD(MEIHO)

小物がまだ少ない釣り初心者には一番おすすめ。
フックの他にもシンカーやスナップなどをこれに全てまとめて収納することも可能です。
価格がリーズナブルなのに耐久性は十分に高いので長く使えてコスパが良いです。
デメリットとしては、防水性は期待できないこと、#4/0以上の大型オフセットフックが入らないこと、フタがグレー掛かった透明なので中が見にくいこと、本のように開かないといけないのが面倒といったことが上げられます。
WG-9・WG-6・WP-3(MEIHO)

写真は3コマに分かれていますが、内トレーを外すことで1コマにすることができます。
このケースのメリットは、バーサスに比べると出し入れしやすい、防水である、フタがクリアで中が見やすい、連結できる、などです。
バーサス VS-388DD のデメリットを払拭しているので、フックと一緒にシンカーなども仕舞いたい人にはオススメです。
デメリットは、バーサスよりも価格が高いこと、そして耐久性です。
僕の場合はシンカーケースとして利用していますが、フタのストッパー部分が1シーズンで壊れてしまいます。
落としたりしていないのに壊れるので、そういうものだと諦めて毎年買い替えるようにしています。
※使用頻度によって差が出ると思います。
フックケース(MEIHO)

このケースは他のケースに比べ、圧倒的に価格が安いところが魅力です。
耐久性はやや低めで、落としたり、圧力が加わると割れやすい印象があります。
また、防水性がないところやオフセットフック #5/0 以上が入らないところもデメリットですが、価格の安さを考えると十分な機能性だと思います。
フックストッカー(A)(ダイワ)


ファイルフック2(OWNER)

フィールド ワレット(メガバス)

シングルフックストッカー2(リューギ)

防錆フックフォルダー(バレーヒル)

リューギのシングルフックストッカー2と同じくファイル数は10枚で大容量です。
水に浮くフローティング仕様や防錆紙入りでフックのサビ予防ができるのが特徴です。
機能の多さでは他のファイルケースより一段上ですが、フックによっては台紙が入らないので注意です。
HAYABUSA フックファイル BASS1(ハヤブサ)

フックファイル(タカ産業)
まとめ
ベストなフックケースは見つかりましたか?
釣りが上手い人ほど釣具をしっかりと整理している傾向があります。この機会に一段上の収納術に身に着けてみてはいかがでしょうか。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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