鮎釣り偏光サングラスおすすめ10選!色や素材の選び方も紹介!

夏、きらめく太陽の光はとても気持ちいいものです。

けれど、上からの光りに加え水面の反射と、眩しい光りは友釣りでは目印を見ることや水中の状況を知ることの妨げになりがちです。

眩しさを取り除き、クリアーな視界を造り出してくれる偏光サングラスは、鮎の友釣りでは重要なアイテムです。

鈴木三郎
執筆者
  • 釣り歴55年
  • 元釣具屋店員
  • 釣具に累計2000万円程使用

釣りは5歳の時父親に大阪の猪名川にマブナ釣りに連れて行ってもらってから続けています。好きな釣りはヘラ鮒釣り、筏釣り、渓流釣り、鮎の友釣りです。道具は工夫や自作するのもまた釣りの楽しみ。釣りは自然相手の遊び、自然を大切にしながら楽しんでいきたいものですね。

【鮎釣り】偏光サングラスとは

通常のサングラスは、レンズに色をつけることによって太陽の光を減光し、眩しさを防ぎます。

しかし、紫外線や光をカットできても、眩しさの原因である反射光は、カットすることはできません。

反射光まで減光しようとすれば、それだけレンズの色を濃くせざるを得ないので、視界がとても暗くなってしまいます。

偏光サングラスは、レンズの間にはさんだ偏光フィルターによって、光の中の反射光などの余分な光りをカットしてくれます。

レンズの色を必要以上に濃くすることなく、余分な光だけがカットされて、非常にクリアな視界を確保してくれるサングラスなのです。

また、レンズにつける色によって見え方を変えることができ、天気に合わせて視界を明るくしたり暗くしたりと調節できます。

さらに、対象物のコントラストを鮮明にし、ものの輪郭をはっきりさせたり、ある色調の色を強調させたりすることもできます。

鮎釣りで偏光サングラスを使うメリット

鮎の友釣りでは、水中糸につけた小さな目印で、囮の位置や囮の動きを把握します。

また、川の水底の状況、石の状況、鮎の魚影など水中の状況を把握することも、友釣りの釣果に直接結びつく重要な手がかりです。

偏光サングラスを使うと、直射日光と川面の反射光の眩しさを防いでくれるので、川面の上にある目印が見やすくなります。

また、赤色強調コントラストのレンズを使えば赤い目印がはっきりと見え、遠くの小さな目印をとらえやすくなります。

それから、水面のギラつきや反射を防ぐことによって水中の状況を捉えやすくなります。

見る物のコントラストがはっきりすることで、底石の状況、垢付きの状態、鮎の魚影なども水上から行うことができます。

偏光サングラスは、ポイントの状況把握や川中の歩行を助けてくれます。

また、鮎の友釣りでは、ずっと直射日光の当たる下でぎらつく水面を見ながら釣るので、眩しさを防ぐことは眼の保護にもなります。

なので、鮎の友釣りでは偏光サングラスはなくてはならない必須アイテムの一つと言えます。

鮎釣りに適した偏光サングラスの選び方

レンズ素材

偏光サングラスに使われているレンズの素材には、ガラスとプラスチックがあります。

さらにプラスチック製レンズには、CR-39、ポリカーボネイト、トリアセテートなどがあります。

偏光サングラスは、そのレンズで性能が決まりますから、それぞれのレンズの特性を理解して、自分に合ったものを選ぶといいですね。

ガラスレンズ

ガラスレンズは、視界の明るさ、透明感がピカ1です。

見え方で言うと、レンズの中では、群を抜いて1番と言えるでしょう。

また、硬いので、傷が付きにくく、熱に強いので、真夏の高温になる車の中でも変形しにくいという良さがあります。

枠への装着時も歪みが生まれにくく、目の疲れを引き起こしにくいです。

しかし、ガラスレンズには割れる、重い、形を変えにくいという欠点もあります。

プラスチックレンズ

プラスチックレンズは、ガラスレンズと比べて透明感は落ちますが、とても軽いです。

また、「割れにくい」、「薄くできる」、「形を変えやすい」、材質によっては「安価に製造できる」という良さがあります。

けれど、「傷が付きやすい」、「熱に弱い」という欠点がありますから、取り扱いや保管には注意が必要です。

そして、レンズ自体が柔らかいので、枠にはめたとき枠周辺を中心に、どうしても歪みが生まれてしまいます。

CR-39

CR-39レンズは、プラスチックレンズの中では一番ガラスレンズに近い、硬く、透明感に優れたレンズです。

硬いので傷が付きにくく、枠装着時も歪みが非常に少ないレンズです。

ただ、他のプラスチックレンズに比べると少し高価になります。

ポリカーボネイト

ポリカーボネイトレンズは、透明感等光学性能はCR-39レンズに劣りますが、衝撃に強く、薄く、軽く作れます。

変形しやすいので、スポーツサングラスやゴーグル型など、いろいろなデザインされたフレームに装着できます。

トリアセテート

トリアセテートレンズは、光学性能は最も落ちますが、軽さと薄さが特徴で、最も安価にできます。

ポリカーボネイトとトリアセテートは、非常に安価ですが、紫外線で劣化し、また熱変形もしやすいので、品質の寿命は短いと言えます。

周期的に買い換えた方がいいでしょう。

長く使い続けたいのであれば、高価ではありますが、大切な目のためにもガラスかCR-39を選ぶ事をおすすめします。

偏光レンズは、レンズに着色することで、いろんな色に仕上げることができます。

サングラスのレンズ色は、ファッションデザイン的要素もありますが、ここでは色による見え方の違いについて述べます。

偏光サングラスのレンズの色は、多彩な色に着色されているのもがありますが、見え方の特色としては、3つの仲間に分けられます。

グレー系

グレー系の色は、眩しさを防ぐ効果が高い色です。

見え方としては、見る対象物そのものが、自然な色合いで見えます。

なので、長く使っても目が疲れにくい、目に優しい色だと言えます。

水中の把握は少し苦手なので、川底があまり見えず、川面が鏡状態の深トロなどに向いていると言えるでしょう。

ブラウン系

レッド系やブラウン系のレンズはコントラストを強調します。

なので、川底の様子や石の状況、魚影などを把握しやすいです。

また、赤い色が強調されるので、目印なども見えやすくなります。

ただし、目に刺激が大きいので、目が疲れやすくなると言うことがあります。

膝上水深ぐらいまでの鮎釣りの中心となるポイントで、水中の状況を把握したいときは、この色が適していると言えます。

イエロー系

イエロー系やライトグリーン系のレンズは、周囲が明るく見える特色があります。

少し眩しさを押さえる効果は下がりますが、薄暗い中でも、明るくくっきりと物が見えます。

なので、早朝や夕暮れ、雨や曇天の天気の時には大変ありがたい存在です。

鮎釣りでは、そういう天候の時にも釣りをしますので、使い分けのアイテムとして持っておくと重宝します。

可視透過率

可視透過率というのは、外の光りがどのぐらいレンズを通ってくるのかを、数値化した物です。

透過率が高いほど、光を通すと言うことになるので、明るく見えます。

可視透過率は、レンズの色の種類や、色の濃さで変わってきます。

夏の快晴の時のように、外が晴れて明るく眩しいときは、可視透過率が低い方が眩しくなくていいです。

早朝や夕方、雨や曇天の天気のように、暗い時には、可視透過率が高い方が明るく見えていいです。

基準は30%で、それより高い物は暗い時に使う明るいレンズ、低い物は明るすぎるときに使う暗いレンズと思うといいでしょう。

鮎釣り偏光サングラスおすすめ10選

【サイトマスター】
ディグニティTi ソードシルバー ラスターオレンジ(775123151400)

偏光レンズメーカーとしては定評のあるTALEXのガラスレンズを採用しているサイトマスター。

プラスチックレンズにはない、透明感のある視界で、何も掛けていないような自然な見え方です。

そして、ゆがみのないレンズで、目の疲れも軽減してくれるとたくさんのプロからも指示されています。

ラスターオレンジは、明るい視界を確保しつつ、コントラストを強調し、曇天から晴天までをカバーしてくれます。

レンズカラーは、他にも多種ラインナップされています。

ディグニティTi ソードシルバーは、軽く強いチタンフレームで、シンプルで飽きの来ないデザインです。

サイトマスター
ディグニティTi ソードシルバー ラスターオレンジ 775123151400

【Zeque(ZEAL OPTICS)】
Devon F-1980 アクション コパー(型番なし)

レンズは、TALEXのプラスチックレンズCR-39を採用し、軽く透明感あるクリアな視界を確保しています。

アクションコパーは、赤色を強調し、高いコントラストで水中の状況を浮き立たせてくれるので、しっかり把握できます。

Devonのフレームは、横からの光も遮断し、集中力を高めてくれます。

スタイリッシュなデザインで、軽くて顔にフィットする快適な掛け心地です。

度付きレンズにも対応するオールラウンダーです。

【ダイワ】
TLX015 イーズグリン(3 077463)

ダイワのハイスペック偏光グラスもTALEXのレンズを採用しています。

イーズグリンは、とても明るい視界を確保しながら、眩しさを抑えてくれる色です。

早朝や夕暮れ、雨や曇天といった暗い中でも、明るくしっかりと物が見えます。

ニューモデルであるTLX015は、新設計のノーズパッドや自分で曲げられるテンプルとフィット感を生み出すフレーム設計です。

また、レンズは、8カーブのものを使用し、視る角度を変えてもレンズ視射角度が確保でき、疲れを軽減します。

【シマノ】
フィッシンググラス LIMITED PRO ハイコンパープル(613424)

シマノの高スペック偏光グラスには、コンベックス社のポラウィングを使用しています。

ポラウィングは、純国産のCR39レンズで、偏光度は99%以上あり、水中の様子を鮮明に見ることができるレンズです。

ハイコンパープルは、自然な色合いの中、赤色を強調し、目が疲れずに目印や石の輪郭をはっきりと見せてくれるレンズカラーです。

フレームは、軽量のニッケル合金でできており、シンプルなデザインで、普段の生活でも使いたくなるデザインです。

【がまかつ】
偏光サングラスGM-1776(GM1776)

がまかつのGM-1776は、がまかつ磯釣りフィールドテスターの猪熊博之氏プロデュースでデザインされたフレームです。

可動式ノーズパッドやテンプルやフレーム形状は、顔へのフィット感を追求した物となっています。

レンズは、ガラス製のVISIGHTレンズを使用し、歪みのない自然で透明感のある視界を確保しています。

フィット感あるアルミ製の軽量なフレームを含めて、1日中掛けていても疲れにくいものになっています。

以上の物は、裸眼かコンタクトレンズ使用の人用となります。

普段メガネを使用される方は、眼鏡屋さんでレンズを別注文すれば、度入りの偏光レンズを購入することはできます。

けれども、度入りの偏光レンズは大変高額になります。

また、視力が変わるごとにレンズを交換しなくてはいけなくなるので、最近はメガネの上から装着するタイプに人気が出てきています。

レンズを二重に掛けるので、プラスチックレンズだと透明度が下がるのが気になります。

しかし、透明度の高いガラスレンズは、重さが気になります。

透明度を取るか軽さを取るか難しいところなので、両方をカバーするCR-39レンズをおすすめします。

【ダイワ】
TLQ 019 トゥルービュースポーツ(208789)

ダイワの前掛けタイプの偏光グラスです。

普段使いの眼鏡に装着でき、必要の無いときには跳ね上げることができます。

また、使わないときは、折りたたんでコンパクトに収納できます。

レンズはプラスティックレンズの中でも一番ガラスに近い、TALEXのCR-39 PPL75を使用しています。

レンズカラーが限定されているのですが、トゥルービュースポーツは、明るく、曇天から晴天までをカバーしてくれます。

視界は、自然な色合いに、輪郭を強調するコントラスト性能も兼ね備え、石の状況や目印をはっきりとらえさせてくれます。

【ダイワ】
TLO 028 ラスターオレンジ(2 330374)

こちらもダイワ社の製品ですが、オーバーグラスタイプの偏光グラスです。

普段使いのメガネの上にそのまま装着でき、メガネを包むようにグラス周囲の光りを遮光します。

しっかりフレームが、顔にフィットしますので、花粉の侵入も軽減されます。

レンズはTALEXのCR-39 PPL75を使用し、ガラスレンズに近い透明度をキープします。

レンズカラーのラスターオレンジは、明るい視界を確保しつつコントラストを強調する曇天から晴天までをカバーしてくれます。

プラスチックレンズのポリカーボネイトとトリアセテートは、安価に製造できるレンズです。

軽く薄く作ることができるということが、これらレンズの特徴です。

レンズを薄くできるので形を変えやすく、いろいろとデザインされたフレームに装着されています。

このレンズを使った偏光グラスは、安価でコスパのよい偏光グラスと言えます。

レンズそのものは安価にできますが、使用するフレームによって値段の幅は結構大きくなっています。

ただ、これらレンズは熱に弱く、紫外線劣化するので、取り扱いや保管には十分注意する必要があります。

例えば、

暑くなる車内に置きっ放しにしない。

偏光グラスを保管するときは裸にせずに必ずケースに入れるようにする。

柔らかく傷が入りやすいので、汚れは布で拭かず、流水で洗い流して水分をティッシュで吸い取る。

経年劣化するので2年ごとなど周期的に買い換える。

などです。

目の健康に直結することなので、レンズの性質を理解して、しっかりとケアして使いたいですね。

商品として非常に安価な物も出ていますが、目の健康のことを考えると、出所元のはっきりしない商品は、おすすめできません。

以下、買い換えることを考慮してフレームのデザイン性はあまり重視せず、安価で機能性の良い物を紹介いたします。

【冒険王】
調光ハイパーサテライトHST-10B(4992308037054)

日本でいち早く偏光サングラスを商品化した視泉堂の偏光サングラス「冒険王」シリーズです。

調光ハイパーサテライトHST-10Bは、光の強さに合わせて、レンズの色の濃さが変わる調光レンズを装着しています。

天候に合わせて色が変わり、可視透過率が変わるので、曇天から晴天まで幅広い天候に対応してくれます。

水中の状況の把握が釣果に直結する友釣りでは、見る物の輪郭がはっきりするコントラスト性能が高いブラウン系が適しています。

フレームは、顔にピッタリフィットするカーブをもたらせた、アスリート系デザインになっています。

より自然で、雨天時など暗い中でも明るい視界を確保する、グレー系のHST-10Bもあります。

【ダイワ】
ポリカーボネイト折りたたみ偏光オーバーグラスDO-40009(2017773)

ダイワのポリカーボネイトレンズを使ったオーバーグラスです。

使用している眼鏡が、スッポリ内装できる大きめなサイズで、オーバーグラスですが裸眼での装着でも違和感のないデザインです。

折りたたみ機能が付いているので、使わないときは、折りたたんでコンパクトに携帯できます。

レンズカラーはブラウン(グレーもあります)、可視透過率は22%で、晴天下を中心に曇天でも使えます。

ダイワ
ポリカーボネイト折りたたみ偏光オーバーグラスDO-40009 2017773

【がまかつ】
偏光サングラスGM-1778(GM1778)

6カーブフレームに可動式ノーズパッドと、顔へのフィット感を大事にした偏光グラスです。

幅広のテンプルは、横からの日差しが入りにくく、集中力を高めます。

レンズは、トリアセテートを使用し、レンズカラーはブラウンです。

可視透過率20%は、晴天中心使用の明るさですが、物の輪郭を強調するコントラスト性能で対象物がはっきり見えます。

まとめ

川の状況をつかみ、鮎の魚影をとらえ、ポイントの状況をつかむことは友釣りでは大切な要素です。

1日中川に立ち、川底の石の状況と、小さな目印を見続ける事を含めて、偏光グラスは、友釣りでは重要アイテムの一つです。

重要なアイテムであるからこそ友釣り師は、高度な性能を偏光グラスに求めます。

また、1日使っても疲れない精度を求めます。

そして目を傷めない安全性も求めるのです。

そこには、ただ安価であることや、ファッショナブルであることで妥協することができないものがあります。

竿や他の道具と同じように、しっかり素材や性能を吟味して、自分に合った物を見つけるといいですね。

紹介アイテム一覧

鮎釣りの偏光サングラスの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

サイトマスター
ディグニティTi ソードシルバー ラスターオレンジ(775123151400)
Zeque(ZEAL OPTICS)
Devon F-1980 アクション コパー(型番なし)
ダイワ
TLX015 イーズグリン(3 077463)
シマノ
フィッシンググラス LIMITED PRO ハイコンパープル(613424)
がまかつ
偏光サングラスGM-1776(GM1776)
ダイワ
TLQ 019 トゥルービュースポーツ(208789)
ダイワ
TLO 028 ラスターオレンジ(2 330374)
冒険王
調光ハイパーサテライトHST-10B(4992308037054)
ダイワ
ポリカーボネイト折りたたみ偏光オーバーグラスDO-40009(2017773)
がまかつ
偏光サングラスGM-1778(GM1778)