5000番のスピニングリールおすすめ15選!シマノやダイワのコスパの良い安い機種も紹介!

ソルトウォータールアーゲームの魅力と言えばなんと言っても釣れる魚種の多さにあるのではないでしょうか。

シーバスなどの身近なターゲットからマグロ等の大型回遊魚まで様々な魚が狙えますが、ターゲット魚種毎にリールやロッド等のタックルサイズが異なってきます。

ここではそんなソルトウォーターゲームにおいても、ショア、オフショアゲームと汎用性の高い5000番サイズのスピニングリールの中でもシマノ、ダイワの2社を中心としてコスパが良く、初心者の方もおすすめな比較的安い製品を中心にご紹介していきます。

遠山直樹
執筆者
  • 元釣具屋店員
  • 釣り歴21年
  • 大会出場経験あり

物心付いた頃から釣りを始め、基本的にルアーでターゲットとなる魚は、淡水、ソルトに関わらず狙っています。年間を通して釣れる魚を日々追って、長期連休時は遠征釣行も行っています。当面の目標は100㎏オーバーのクロマグロ、キングサーモンを釣り上げる事です。

5000番のスピニングリールの用途や使い道、魚種は?

ショアジギング

5000番サイズのリールとなれば、PE2号クラスのラインが300m程巻けるラインキャパシティがある為、青物等をメインで狙うショアジギングゲームで活躍します。

リールの剛性により狙えるターゲート魚種が若干異なりますが、80gまでのジグを使用したサワラやワラサなどの中型青物をメインでターゲートとして狙うことができ、またある程度太糸で強引なファイトが出来る為、根の荒い地磯などでも安心して使用出来ます

オフショアゲーム

近年、船宿の設備の充実化にともない初心者や女性の方にも人気急上昇中のオフショアゲーム。

ショアからの釣りと比較すると、釣れる魚種の豊富さや釣れる確率、大型回遊魚まで狙える点が魅力となります。

5000番サイズのリールでは、PE2~3号クラスのラインを使える為、オフショアライトジギングゲームやサワラやカツオ、シイラ等の比較的ライトなキャスティングゲームを楽しむことが出来ます。

【シマノ】5000番のスピニングリールおすすめ5選

【シマノ】
アルテグラ(C5000XG)

国内釣り具総合メーカーであるシマノが販売する汎用タイプのスピニングリールです。

シマノが代表するエントリーモデルで、最上位機種のステラシリーズにも搭載されている「マイクロモジュールギアⅡ」や「サイレントドライブ」を採用したことによる圧倒的な巻き心地を体感できるモデルで、ツーランク上の性能があります。

ショアジギングで使用する際は、リールの剛性を考慮し40gまでのジグを使用した五目ライトショアジギングまでの釣りにおすすめです。

【シマノ】
ストラディック(C5000XG)

シマノが販売するエントリーミドルクラスのリールです。

実売価格2万円弱の価格帯でありながら、「マイクロモジュールギアⅡ」や「サイレントドライブ」を採用し上位機種と変わらない使用感を体感できます。

またコアソリッドシリーズという剛性性を高めた仕様である為、ハードな釣りにも安心して使用できる堅牢性があり、またドラグ性能も魚の引きに追従した滑らかな作動が感じられベテランアングラーも納得の性能です。

60gまでのメタルジグを使用したショアジギングやサワラ等の中型回遊魚をターゲットとしたオフショアキャスティングゲームに非常におすすめ出来ます。

【シマノ】
サステイン(C5000XG)

上位機種のツインパワーXDの兄弟機種となるシリーズで、高い剛性と軽快な巻き心地が売りのシリーズです。

基本的にはストラディック5000XGと同じ様な釣りに向いていますが、構造がより堅牢性を意識して設計されている為、重いルアーを扱うシーンや魚とのファイトでも比較的楽にやり取りを行うことが出来ます

またローターを「CI4+」と言うシマノ独自のカーボン素材で構成することで、巻き出しの軽さに定評があり、ジャークの際に巻きとストップを繰り返す釣りをやり易いというメリットもあります。

【シマノ】
ストラディックSW(5000XG)

ストラディックシリーズの中でもオフショア用に剛性や防水性能を強化し、チューンされた専用モデルです。

ショアフィッシングで使用するリールと比較し重量がある為、扱いに多少体力が必要な面もありますが、引き換えに剛性がしっかりしている為、強烈な引きをする回遊魚とのファイトもガチンコファイトが展開出来ます。

また上位機種に搭載されている「インフィニティドライブ」を搭載したことで、非常に力強い巻き取りが出来ます。

シイラやカツオなどの強烈な引きをする魚をターゲットにする際は、このクラス以上のリールがおすすめです。

【シマノ】
ツインパワーSW(5000XG)

シマノのオフショア向けスピニングリールとして、長くに渡り多くのアングラーに愛用されているハイクラスのシリーズです。

2021年にモデルチェンジが行われ、「インフィニティドライブ」の搭載や、ラインローラーの防水性能が上がったことにより、更に使用感と耐久性がアップしました。

ストラディックSWシリーズよりも更に力強い巻き取りでガチンコファイトが展開でき、これから長く本格的に釣りを行いたいと考えている方にはこちらのモデルを選択することを強くおすすめします。

【ダイワ】5000番のスピニングリールおすすめ5選

【ダイワ】
フリームスLT(5000-CXH)

国内釣り具総合メーカーであるダイワが販売するエントリーモデルのスピニングリールです。

エントリーモデルでありながらダイワ独自の技術である「ATD(オートマチックドラグシステム)」や「タフデジギア」を採用したことで、安定したファイトをパワフルな巻き上げ力を実現しています。

またボディには新たな素材の「ザイオンV」を採用することで、軽量でありながら更なる剛性アップを実現しています。

40gまでのメタルジグを使用したライトショアジギングと相性が良く、一日中投げ続けても疲れにくいメリットがあります。

【ダイワ】
BG(4000H)

オフショア向けエントリーモデルのスピニングリールです。

汎用リールと比較し剛性やリールのパワーを重視した仕様になっており、エントリーモデルでありながら「ATD」や「エアローター」を搭載し、初心者にも扱い易い設計になっています。

PE3号:250m巻けるラインキャパシティからカツオやシイラ、サワラ、ワラサ等の中型青物ゲームに向いており、ライトショアジギングよりワンランクハードなショアジギングで100gまでのメタルジグの仕様を想定したシーンでは、リールのパワーから汎用リールよりこちらのリールの方がおすすめです。

【ダイワ】
ヴァデル(4000H)

BGシリーズのワンランク上のモデルとして、ダイワ独自の防水技術である「マグシールド」を搭載し、地磯やオフショア等の海水を被るシーンでより活躍するモデルです。

BGシリーズと異なる点として、オートマチックドラグにドラグが作動する「ATD」ではなく、アングラーが自身で調整する「UTD(アルティメットトーナメントドラグ)」を採用している為、調整通りの素直なドラグ値で作動してくれます。

中型青物向けジギングやキャスティングゲゲーム向けでは非常にコスパの高いモデルです。

【ダイワ】
ブラストLT(5000D-CXH)

ヴァデルシリーズよりも更にワンランク上のミドルクラスのオフショア向けスピニングリールです。

ダイワの新コンセプトであるライトタフ仕様のモデルであり、軽量でありながら高い剛性があり、よりタフな釣りをする方におすすめで、キャスティングゲームの他、常にリールに負荷が掛かり続けるオフショアジギングゲームにも向いています。

【ダイワ】
セルテートLT(5000D-XH)

ダイワが販売するハイクラスの汎用スピニングリールです。

セルテート=剛性とのイメージが定着する程、高剛性なリールでリール本体を従来のボディとキャップでの設計ではなく、ドライブギアでフタをする「モノコックボディ」を採用したことで、従来よりもワンサイズ大きいギアを使用でき、汎用リールでありながら圧倒的な巻き取りパワーと剛性があります。

その他巻き心地やドラグ性能も非常に高いものがあり、プロアングラーの方にも愛用されている質実剛健の高性能な1台で、釣りを本気で続けていきたい方には非常におすすめです。

【アブガルシア・その他】5000番のスピニングリールおすすめ5選

【アブガルシア】
REVO ALX THETA(5000H)

海外釣り具メーカーであるアブガルシアが販売する汎用タイプのスピニングリールです。

既にカスタムをしたかの様な豪華なデザインが特徴で、対青物とのファイトでも熱ダレし難い「カーボンマトリックスドラグ」の採用や「フリクションフリー」構造の採用によりパワーファイトが展開し易い仕様になっています。

PE3号:240m巻けるラインキャパシティの為、ライトショアジギングから80gまでのメタルジグを使用したショアジギングにおすすめです。

【ペン】
バトルⅢ(5000)

海外メーカーであるペンが販売するスピニングリールです。

ペン=剛性のイメージが根強く、国内メーカー品と比較すると安価でありながらクラス以上の剛性があります。

その分巻き心地やリール重量等は国内メーカー品と比較すると劣る部分がありますが、その点を気にしない方には非常におすすめです。

【ペン】
スラマーⅢ(5000)

バトルⅢシリーズの上位機種です。

より剛性やドラグ性能を併せ持った完成度の高いリールですが、その分リール自重も重く、100g以上のジグをシャクリ続けるにはある程度の体力が必要な点はデメリットとなる反面、不意の大型回遊魚とのファイトでも安心感が期待できるメリットもあります。

体力のある方にとってはこれ以上ないコスパの高いリールです。

【テイルウォーク】
クロシオHGX(33HGX)

国内ロッドメーカーであるテイルウォークが販売するオフショア向けスピニングリールです。

実売価格2万円以下で購入できる価格帯でありながら、巻き心地や巻き取りパワー、ドラグ性能、防水性等が総合的にまとまっており近年使用しているアングラーが急増している注目のリールです。

こちらはハイギアモデルである為、青物メインでのハイピッチジャークやキャスティングゲームを視野に入れる方はこちらのモデルがおすすめです。

【テイルウォーク】
クロシオPGX(33PGX)

KUROSIOシリーズのオフショア向けスピニングリールのパワーギアモデルです。

基本性能はKUROSHIO HGXと同様となりますが、ギア比が低いパワーギアモデルの為、巻き取りパワーが必要なオフショアで100m以上のディープエリアを攻めるシーンやスローに誘いたいシーンに最適なモデルと言えます。

まとめ

対青物をターゲットにするとリールの巻き心地等よりもリールの剛性やパワーの方が重要になります。

各リールの性能やターゲット魚種を明確にしてコストに見合った最適なリールを選んでください。

紹介アイテム一覧

5000番スピニングリールの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

シマノ
アルテグラ(C5000XG)
シマノ
ストラディック(C5000XG)
シマノ
サステイン(C5000XG)
シマノ
ストラディックSW(5000XG)
シマノ
ツインパワーSW(5000XG)
ダイワ
フリームスLT(5000-CXH)
ダイワ
BG(4000H)
ダイワ
ヴァデル(4000H)
ダイワ
ブラストLT(5000D-CXH)
ダイワ
セルテートLT(5000D-XH)
アブガルシア
REVO ALX THETA(5000H)
ペン
バトルⅢ(5000)
ペン
スラマーⅢ(5000)
テイルウォーク
クロシオHGX(33HGX)
テイルウォーク
クロシオPGX(33PGX)