22ステラ 4000Mのインプレと比較!他機種との違いは?

幅広い釣り人から憧れのリールとして扱われているシマノのステラが4年ぶりにモデルチェンジしました。

歴代モデルの中でも完成度が高く、耐久性の高いギアは過酷な釣りシーンでも期待を裏切りません。

そこで今回は、ラインキャパが大きく大物釣りにも使用出来る4000Mをご紹介させて頂きます。

実際に使用した方のインプレもまとめましたので、リアルな使い心地がイメージ出来ます。

新旧モデルの比較や他社品との比較も行ったので、ステラをご検討中の方は、ぜひ参考にして下さい。

柏崎隆之
執筆者
  • 釣り歴20年
  • 釣り大会の出場経験あり

静岡県在住。 小学生のころ、父とサビキ釣りをきっかけに釣りに熱中するようになりました。 ルアー釣りがメインですが、餌での上物釣りや底物釣りまで幅広いジャンルを楽しんでいます。 魚は釣るのも食うのも大好きで釣りバカ人生まっしぐらです。 釣り方や魚への拘りが強く数釣りよりも理想の釣りを求めています。 現在の目標はイシダイ70㎝オーバーです。 離島まで足を運んでもなかなか出会えない王者の魅力に憑りつかれてしまいました。

22ステラ 4000Mの特徴

【シマノ】
22ステラ 4000M

品番4000M
ギア比5.3
実用ドラグ力(Kg)7
最大ドラグ力(Kg)11
自重(g)260
スプール 径(mm)/ストローク(mm)52/19
糸巻量ナイロン(号-m)2.5-160,3-120,4-90
糸巻量ナイロン(lb-m)
糸巻量ナイロン(mm-m)0.25-165,0.30-120,0.35-80
糸巻量フロロ(号-m)3-110,4-90,5-65
糸巻量フロロ(lb-m)
糸巻量PE(号-m)1.2-250,1.5-200,2-150
最大巻上長(cm/ハンドル1回転)87
ハンドル長さ(mm)55
ベアリング数BB/ローラ―12/1
夢屋スプールタイプS-28
夢屋ハンドルノブタイプA
夢屋ハンドルタイプH-11
夢屋ハンドルスクリューキャップタイプHC-2
夢屋リールスタンドタイプCandE
本体価格(円)88,800円

22ステラ 4000Mの旧モデルと比較

【シマノ】
20ステラ4000HGと比較

引用:Amazon
品番22ステラ4000M20ステラ4000HG
ギア比5.35.7
実用ドラグ力(Kg)77
最大ドラグ力(Kg)1111
自重(g)260355
最大巻上長(cm/ハンドル1回転)8793
ハンドル長さ(mm)5560
ベアリング数BB/ローラ―12/112/1

旧モデルは20ステラ4000HGにあたり、大きな違いはギア比が旧モデルの方が高いという点です。

その為、速いリトリーブ速度でトゥイッチやダートを織り交ぜる攻撃的な釣りスタイルは旧モデルの方が向いています。

特にオフショアでダイビングペンシルを多用する青物狙いではハイギアの特性を生かす事が出来ます。

22ステラの4000Mと近い番手を比較

【シマノ】
22ステラ4000MHGと比較

品番22ステラ4000M22ステラ4000MHG
ギア比5.35.7
実用ドラグ力(Kg)77
最大ドラグ力(Kg)1111
自重(g)260260
最大巻上長(cm/ハンドル1回転)8793
本体価格(円)88,800円88,800円

22ステラは4000番が3種類ラインナップされており、4000MHGが同じミディアムディープスプール仕様になっています。

ただし、ギア比はハイギア化されておりルアーの回収速度を生かしたテンポの良い釣りが楽しめます。

遠浅のポイントで沖のブレイクだけを狙う釣りやナブラやパヤオなどのピン撃ちをする場合は4000MHGが最適です。

22ステラ 4000Mの下位モデルと比較

【シマノ】
ヴァンキッシュ4000MHGと比較

引用:Amazon
品番22ステラ4000Mヴァンキッシュ4000MHG
ギア比5.35.8
実用ドラグ力(Kg)76
最大ドラグ力(Kg)1111
自重(g)260205
最大巻上長(cm/ハンドル1回転)8795
ハンドル長さ(mm)5555
ベアリング数BB/ローラ―12/111/1
本体価格(円)88,800円63,100円

ステラ以外の4000番ミディアムディープスプール仕様はハイギア化されており、ワンランク下の機種はヴァンキッシュです。

ギア比が5.8と高いので早巻きとアクションを組み合わせたリアクションバイトを誘うゲームが展開出来ます。

重量が軽いので手首への負担を抑えることが出来、価格も2割以上安いのでコストパフォーマンスに優れています。

22ステラ 4000Mと近い他メーカー機種と比較

【ダイワ】
EXIST LT4000と比較

引用:Amazon
品番22ステラ4000MEXIST LT4000
ギア比5.35.2
実用ドラグ力(Kg)7
最大ドラグ力(Kg)1110
自重(g)260205
最大巻上長(cm/ハンドル1回転)87
ハンドル長さ(mm)5560
ベアリング数BB/ローラ―12/112/1
本体価格(円)88,800円105,000円

ステラのライバルに当たる機種で、最も大きな違いは重量が約20%軽い事です。

キャストを繰り返す釣りではこの重量差が大きく、ロッドの操作性にも大きな影響を与えます。

その為、激しいジグ操作を行うショアジギングでは手首の負担を気にせずしゃくり続けることが出来ます。

また、テクニカルな操作性が求められるオフショアでのキャスティングゲームではロッドの操作性も向上するのです。

【アブガルシア】
ZENON 4000SH

引用:Amazon
品番22ステラ4000MZENON 4000SH
ギア比5.36.2
実用ドラグ力(Kg)7
最大ドラグ力(Kg)115
自重(g)260170
最大巻上長(cm/ハンドル1回転)87
ハンドル長さ(mm)55100
ベアリング数BB/ローラ―12/110/1
本体価格(円)88,800円48,000円

ハイギアを搭載したリールでルアーをクイックに動かして誘いを掛ける釣りにはこちらの方が適しています。

青物のように泳ぐ速度が速い魚を掛けてもリールの回転速度が追従してくれるのでテンションが抜けにくくバラシを軽減出来ます。

最大ドラグはステラの方が上ですが、価格が4割以上安いので中型の青物までならZENON 4000SHで十分です。

22ステラ 4000Mのインプレ総括・考察

様々なサイトをチェックして購入者の参考になる声をピックアップしてみました。

良いインプレ
悪いインプレ
  • 巻きが滑らかでノイズが無い
  • 丈夫なので10年使えば元が取れる
  • PEが整理されたように密巻きされる
  • 旧モデルより飛距離が伸びる
  • 思ったところでピタッとハンドルが止まる
  • 丈夫なので10年使えば元が取れる
  • 高くて必要性を感じない
  • 重量が重い
  • 繊細さが感じられない

最も多く書き込みが見られたのは歴代ステラ同様のシルキーな巻き心地に関する意見でした。

22ステラからはギアの耐久性が2倍に引き上げられており、最高の仕上がりになっています。

その為、定期的なメンテナンスを行って10年使えば元が取れると考えている方も大勢いました。

高額なリールですが保有する喜びも味わえ、愛着が沸くので考え方次第ではコスパ良いとも判断出来ます。

また、アンチツイストフィンの追加により巻き取りが密になり細いPEラインのトラブルが減ったという意見も目立ちます。

更にインフィニティループの搭載により飛距離が伸びたという意見も目立ちました。

ライントラブルは釣り人を精神的に追い込むので快適な釣りを行うための必須条件です。

これだけでも22ステラは十分、購入する価値があるリールだけど判断しても間違いではありません。

一方、悪いインプレとして目立つのが価格に対する意見でストレートに高すぎるという書き込みを多く目にしました。

趣味のため費用対効果は無視出来るので最終的には個人の判断次第としか言いようがありません。

また、他社メーカーのリールよりも重さを感じ繊細な釣りには向かないという意見も見られました。

高い剛性を求めない小物狙いのライトジギングではステラの良さを生かし切れないので軽いリールを選択するのも有りです。

22ステラ 4000Mのまとめ

22ステラは釣り人の想像を超える進化をしておりハイエンドモデル名に恥じない仕上がりとなっています。

中でも4000Mはパワーと剛性を兼ね備えており、ノーマルギアの汎用性高い釣りが楽しめるモデルです。

高価なリールですが、心強い相棒になる事は間違い無いので二人三脚でロマンを追い求めて下さい。

紹介アイテム一覧

スピニングリールの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

シマノ
22ステラ 4000M
シマノ
20ステラ4000HGと比較
シマノ
22ステラ4000MHGと比較
シマノ
ヴァンキッシュ4000MHGと比較
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EXIST LT4000と比較
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ZENON 4000SH

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