22サハラの完全ガイド！評価や人気番手・不人気番手も紹介！

シマノが販売している22サハラはワンランク上の基本性能をもった初心者向けのスピニングリールです。

12機種がラインナップされているため魚種・釣法毎にベスト番手がどれなのか迷う方も少なくありません。

そこで今回は22サハラについて初心者の方でも分かるように評価を加えて徹底解説させていただきます。

ライバル機種との比較も行いましたのでリール選びの参考にしてください。

22サハラの特徴

初心者向けに発売されているスピニングリールのサハラは2014年にエルフの後継機として発売されました。

22サハラは2代目となっており前モデルに比べて巻き心地の良さが一段とアップしています。

ボディ全体の設計を見直しガタ付きや揺れを徹底的に排除したサイレントドライブ機能を搭載したことが大きく影響しています。

また、低価格のリールですがねじ込み式ハンドルを採用しておりパワーのある巻取りができるようになりました。

他にもHAGANEギアやAR-Cスプールを搭載することで定価1万円ほどのリールとは思えない仕様となっています。

上位グレードのリールとの主な違いは防水性能だけですから初心者の方は満足して使うことができるでしょう。

22サハラの人気番手と不人気番手

22サハラには12機種がラインナップされており、全てが人気の高い機種という訳ではありません。

まず、人気が高い番手として挙げられるのが、4000XG、 c5000XG、500、C3000HGの3機種です。

この3機種は初心者の方が22サハラの巻き感度とパワー生かしてシーバスや青物、トラウト、アジなどを狙うのに最適です。

一方、人気の低い番手として挙げられるのが、1000、C3000DHの2機種となっています。

メバリングやアジングで人気の高い1000番ですがライバル機種であるダイワのレブロスが5g軽いため人気を奪われたと推測されます。

C3000DHに関してはエギングに適したダブルハンドルを搭載しており用途が限定されるため不人気番手となりました。

22サハラの評価

良い評価

• 定価1万円ほどのリールと思えない巻き心地が魅力的
• 音が静かで快適な巻きの釣りを楽しめる
• ハンドルのガタツキが無い
• 軽くて使いやすい
• ドラグ音が素晴らしい

22サハラは購入した方のほとんどが定価1万円ほどのリールとは思えないと驚きの声をあげています。

特に巻き心地の滑らかさ、音の静けさについて高い評価を下している方が多く見られました。

また、ハンドルのガタツキがなく軽くて使いやすい、ドラグ音も素晴らしいと快適性に関する高い評価も得ています。

よって、アプローチからファイトまで満足できるリールと判断して良いでしょう。

悪い評価

• ラインローラーの精度が悪い
• ハンドルの汚れが目立つ
• 長期間使用しているとハンドルがべたつく

悪い評価として気になったのはラインローラーの精度が悪いということです。

ラインローラーをベアリングチューンすればこの問題は簡単に解決できるでしょう。

また、ハンドルノブの汚れ、べたつきに関しては使用による劣化も考えられます。

ハンドルノブは専門的な知識を持たない方でも簡単に交換できるのでかっよくカスタムするのもよいでしょう。

22サハラの魚種・釣法毎にベスト番手を紹介

トラウト釣り

コンパクトで軽量な500番リールはショートロッドとバランスが取りやすいためネイティブトラウトの釣りに最適です。

また、1000番リールは500番に比べて太いラインを巻くことができるため、大型トラウトが潜むエリアトラウトの釣りに適しています。

ノイズの少ない滑らかな巻き心地が軽量なスプーンの操作をアシストしてくれるでしょう。

バス釣り

バス釣りにおいてスピニングリールを使用するメリットはバックラッシュを気にせず軽量なルアーをキャストできることです。

どんなロッドともバランスが取りやすいのは2500番ですので釣りスタイルが確立していない初心者の方はこのサイズを選ぶとよいでしょう。

柔らかいロッドを使用してより繊細な釣りを行う方にはコンパクトで軽い2000番をおすすめします。

アジング

常夜灯周りや波止際に寄ったアジを近距離戦で狙うには6ft以下のショートロッドが適しています。

500番、1000番のリールは重量が軽いためタックルのトータル重量を軽くして繊細な釣りが展開できます。

AR-C スプールを搭載しているので細いPEラインやエステルラインを使用してもライントラブルが抑制されるでしょう。

メバリング

ワームを使用してただ巻きを多用するメバリングでは0.3～0.6号の細いPEラインを使って繊細な釣りでアプローチします。

そのため、細いラインを必要な量だけ巻くことができる1000番サイズが最適です。

フロートを使用して広範囲を探る際はラインキャパが豊富な2000番を選ぶとよいでしょう。

巻き上げるパワーが1000番より強いのでヘビーリグも快適に操作することができます。

チニング

初心者の方はPEライン0.8号を使用すれば40cmを越える黒鯛を掛けても安心して寄せることができます。

近場のストラクチャーを攻める機会が多い方は操作性を重視して2000～2500番を選ぶとよいでしょう。

湾岸エリアで広範囲を探る方には150m以上のラインを巻くことができる3000番をおすすめします。

ボトムの感触と小さい前アタリを見逃さないハイギアリール選択することが大事です。

エギング

エギングでは0.6～0.8号のPEラインを150m以上巻くことができる2500番、300番が適しています。

初心者の方にはエギの移動距離を減らしてイカに抱くチャンスを与えやすいノーマルギアを搭載した2500、C3000、C3000DHがおすすめです。

中でもC3000DHはダブルハンドルを搭載しておりアタリを感じてすぐにハンドルを掴めるメリットが得られます。

サーフ釣り

ヒラメやマゴチを狙うサーフ釣りではPEライン1.0～1.5号を200m以上巻ける2500～4000番のリールを選択してください。

ロングキャストを繰り返し潮の流れや変化を感じながらアプローチするため回収が早く巻き感度に優れたハイギアモデルが最適です。

ロングロッドの扱いに慣れていない初心者の方は9～10ftのロッドに3000番リールを組み合わせるとよいでしょう。

シーバス釣り

シーバス釣りはランガンを基本としているためタックル重量を軽減できる2500～3000番をおすすめします。

PEライン0.8～1.5号を200m以上巻くことができるのでトラブルでラインを失っても釣りを継続できます。

近距離のストラクチャーを攻める際は2500番、オープンエリアで広範囲を攻める際は3000番と使い別けてください。

ショアジギング

60g以下のメタルジグを使ったライトなショアジギングではPEライン0.8～1.5号を使用します。

対象魚が大きいときや深場を狙うシーンではPEライン1.5～3.0号を使用します。

いずれも遠投することが多いためラインは200m以上巻いておくとよいでしょう。

手返しの良さも求められるため4000番以上のハイギアリールを選択してください。

海上釣堀

海上釣堀ではウキ釣り、ミャク釣りで青物や真鯛などを狙うことができます。

遠投する必要ありませんから1.5～2.0号のナイロン、フロロラインを100m巻いておけば安心です。

ただし、大型の魚が放流されていることも多いのでパワーのある巻き上げができる3000番以上を選択してください。

ハイギアのメリットは少ないのでノーマルギアのリールを選択すればよいでしょう。

ファミリーフィッシング

ファミリーフィッシングではお子様も使いやすい2000～3000番リールをおすすめします。

チョイ投げやサビキ釣りを楽しめるナイロンライン1.0～2.0号を150m以上巻くことができます。

ハイギアのリールは巻き重りを感じるのでノーマルギアを選択するとよいでしょう。

お子様用専用のリールをお探しの方は短いロッドに合わせやすい2000番を選択してください。

22サハラをライバル機種と比較

22サハラのよくある質問

22サハラにベアリング追加はできる？

22サハラはラインローラーの回転が重いためベアリングを1個追加すれば回転性能が劇的に向上します。

ハンドルノブのベアリングも交換すると更に巻き心地がよくなるのでより繊細な釣りが楽しめるでしょう。

22サハラと互換性のあるスプール（機種）は？

22サハラは17-18セドナ、16-18ナスキー、17-18セドナ、22ミラベル、21ナスキー、21ネクサーブのスプールと互換性をもっています。

ただし、22ミラベル、21ナスキー以外はスプールが装着できても糸巻き形状に調整が必要な場合もあるので注意してください。

22サハラのハンドルやノブは交換できる？

22サハラのハンドルを交換する際は2000番以下の場合「夢屋：H-10」、2000番以上は「夢屋：H-11」というサイズを参考に探してください。

また、ハンドルノブを交換する場合は「タイプA」を選択すれば初心者でも簡単に交換することができます。

22サハラにリールスタンドはつけられる？

22サハラは夢屋が販売している純正品、社外品など好みのリールスタンドを装着することができます。

ただし、ネジサイズをあわせる必要があるため、「夢屋リールスタンドタイプC」と表記されている商品を選択してください。

まとめ

22サハラは同じ価格帯のリールと比較してワンランク上の性能をもっているため、初心者の方が選ぶ初めの一台に最適です。

番手の数が豊富ですので自分の釣りスタイルにあわせたリールを探し出すことができるでしょう。

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