21アンタレスDCに合うロッドおすすめ5選!ベストマッチな竿を厳選!

今回の記事では、21アンタレスDCに合うロッドを解説していきます。

昨年発表となった、SHIMANOが誇る世界最高峰の技術を集結させた21アンタレスDCですが、そのズバ抜けた飛距離、キャストフィールを体感してほしいです。

リールを検討されている方で、まずどんな用途に合うのか?どんなロッドに合うのか?迷ってる方がいたらぜひ参考にしてください。

21アンタレスDCの性能を最大限に引き出すことのできる、ベストマッチな竿を厳選して紹介します。

やましたあつし
執筆者
  • 釣り歴24年
  • 海外遠征経験あり

愛知県在住。普段はブラックバスや雷魚、シーバス、ロックフィッシュなどのルアー釣りがメインです。国内外を週末弾丸遠征で釣り歩くスタイル。石垣島、タイ、マレーシアでの釣りが大好きです。今後の目標は、日本三大怪魚制覇やカヤックでGTを釣る事、アマゾン・ボルネオ・パプアニューギニア・パリ遠征など、夢が尽きません。

21アンタレスDCに合うロッドはどんな竿?

まずはリールの性能と用途を理解する

ロッドの選び方の前に、リールの基本的な内容を解説していきます。

まずは歴代のアンタレスDCとの最も大きな変更点としては、DCリールとして初のMGLスプールⅢを搭載しています。

これにより、従来よりも薄肉、ナロー化することで立ち上がりが軽く、投げてすぐに最高速に達し、今まで以上に伸びのある弾道を実現しています。

簡単に言えば、剛性はキープしたままスプールの軽量化に成功し回転がスムーズになったことで、ルアーの扱える幅も広くなり更に万能リールへと進化したということです。

また、今までは淡水設計であったアンタレスDCですが、21アンタレスから正式に海水使用OKとうたっており、ソルトでのタフユースも前提とした設計になっています。

硬さ(パワー)

ML〜XHクラスまで幅広く選択が可能です。

歴代のアンタレスDCよりもスプールが軽量化されたことで、ミドルクラス以下のルアー(10g以下)であっても扱えます。

それによってベストなパワー帯は、ML〜XHクラスまで幅広くロッドの選択肢は広がり、自分のやりたい釣りに対しギア比の変更だけで全ての釣りをカバーできます。

ロッドを柔らかくすることで、7〜8gまでの極端な軽量ルアーでなければ快適に投げれます。

また、今までのようにクランクやスピーナーベイトなど一般的なルアーはもちろん、ワームやジグやヘビキャロ、ビッグベイトなど重量級まで扱えます。

アンタレスだから遠投専用、アンタレスだから強い釣りに使う、といった固定概念は捨てて、幅広くどんな釣りに対しても選んでみてください。

長さ(レングス)

ロッドのパワー選びと同様に、レングスも幅広く5ft〜8ftクラスまでベストマッチさせることが可能です。

5〜6ftのショートロッドで、ピンスポットキャストやテクニカルなアクションを加える釣りにおいて21アンタレスDCは最適です。

ショートロッドの弱点である飛距離を、DCによってカバーできるからです。

また従来どおり7〜8ftのロングロッドでは、長尺を利用しての大遠投が可能になります。

筆者は6ftのXHロッドに載せて、バス釣りからビッグベイトシーバス、雷魚まで幅広く使用しています。

リールの性能に合わせて長さを寄せていくよりも、やりたい釣りにアジャストさせていくイメージで選べばOKです。

巻物ロッド(グラス)

巻物専用のグラスロッドにベストマッチです。

カーボンロッドであれば、キャストした時に曲がった竿が復元するスピードが早く、デコピンする指のようにしなって高速で元に戻ろうとします。

この力でルアーは飛んでいくため、ハリの強いカーボンロッドは良く飛びます。

しかし、グラスロッドはこのしなりと元に戻ろうとする復元スピードが遅く、戻った後も反動でロッドがブレるため、飛距離を出すことが難しいです。

そこでDCブレーキの伸びのある弾道が、このグラスロッドの弱点をカバーします。

21アンタレスDCをグラスロッドに載せることで、今まで諦めていたグラス巻物ロッドでの遠投を可能にします。

撃ち物ロッド

ジグやテキサスリグをカバーに入れて、魚を引きずり出すH~XHクラスのカバー撃ちロッドにも適しています。

アンタレスDCと言えば、琵琶湖など広大なフィールドで飛距離を出して探る釣りに使用するイメージです。

しかし、DCブレーキは飛距離だけでなくバックラッシュのリスクを極限まで下げることが可能なので、スキッピングやカバー撃ち等のピンスポットキャストを簡単にします。

また、ロッドが硬いので普通のリールではキャストに伸びを出すことが難しいため、DCが伸びのある低弾道キャストを実現してくれます。

ウィードエリアからカバーごと魚を抜く場合、リールに強度がないと、負荷を掛けた時にリールが壊れる可能性もあります。

アンタレスであれば強度に問題はなく、安心してカバーゲームを行えます。

大遠投ロッド

ヘビキャロが活きてくるフィールドで使用する、ロングロッドにも最適です。

飛距離を活かすという意味では、最も適しているかもしれません。

基本的には8ft前後で、1ozくらいまで扱えるロッドを使用します。

しかし、もっと飛距離を伸ばしたいコアなアングラーの中には9ftクラスのシーバスロッドを流用する方もいます。

特に琵琶湖の浜など、沖のブレイクやウィードを攻略する時に使用します。

21アンタレスDCであれば、12〜14lbラインを120mほど巻くことが可能なので、ロングロッドで大遠投したとしても問題ありません。

ビッグレイクでの広大なエリアに限られますが、ヘビキャロで届く沖のエリアにはスレていないバスがたくさんいます。

ヘビキャロ攻略にぜひ、21アンタレスDCとロングロッドの組み合わせをおすすめします。

ビッグベイトロッド

7〜8ftのビッグベイトロッドにもベストマッチであり、DCブレーキの恩恵は大きく影響します。

伸びのあるブレーキのリールでなければ、ビッグベイトで飛距離を出すことはできません。

また、ルアーの面積が広く抵抗が大きいため、風の影響をもろに受けます。

そんな中でDCブレーキであれば自動で調整し、その状況下で最適な距離を出してくれます。

また、ビッグベイトのアクションにはXG(エクストラハイギア)が適しています。

また、ルアーの重さが100〜200gになるビッグベイトゲームにおいて、リールの強度も必要不可欠です。

21アンタレスDCのXGであれば、強度も十分にあり、最大巻上長が91cmありますのでキレのあるアクションを出すビッグベイトゲームを可能にします。

ソルトゲームにも

ボートシーバス、ロックフィッシュ、ショアジギングロッドにベストマッチです。

21アンタレスDCから正式に、海水使用OKがうたわれるようになりました。

ボディのメッキ精度が向上し、塗装を一新することで海水による塩害腐食を防ぎます。

また、サビに強いベアリングも採用され、しっかりと水洗いとグリスアップを続ければ問題なく使用できます。

近年では、ソルトゲームでのベイトタックルのメリットが数多く見出されていますが、どうしても風に弱くライントラブルが耐えません。

しかし、アンタレスDCであればDCブレーキの恩恵により、向かい風や強風下においてもバックラッシュのリスクを軽減してソルトゲームを楽しめます。

海外遠征にも

海外遠征に対応している、バックロッドにも21アンタレスDCは最適です。

南米のビーコックバス、アジアのトーマン、などルアーゲームで狙うロッドに特にマッチします。

アンタレスDCの性能は飛距離だけではありません。

忘れてはいけないのは、その圧倒的な強度です。

Xシップによる大口径ギア、HAGANEボディによるネジレの抑制によって海外の猛魚にも臆すること無く使用できます。

また、DCブレーキにはPEラインモードも備えているのでPEラインが基本の海外の釣りにも最適です。

また、海外遠征先でのバックラッシュなどのライントラブルは致命傷です。

DCブレーキは、釣旅を快適に遂行するための大きなアドバンテージとなります。

21アンタレスDCに合うロッドおすすめ5選

【FISHMAN】
ブリストコンパクト BC4 5.10MXH

引用:Amazon

海外遠征用に設計された、FISHMANの4ピースパックロッドです。

MHクラスのパワーで、シリーズ中最も万能なモデルです。

5.10ftのショートレングスにより細かなアクションもしやすく、よく曲がるブランクスでピンスポットキャストが可能です。

とてつもなく強いロッドで、ピーコックバスやトーマンなどの海外のモンスターにも主導権を与えません。

【TULALA】
エルホリゾンテ70

引用:Amazon

こちらも海外遠征を視野に入れた『一本で何でもこなす』をコンセプトにしたTULALAの万能ベイトロッドです。

7ftの短すぎず、長すぎず最も扱いやすいレングスで、おかっぱりにもボートにも最適です。

柔らかなティップに強靭なベリー〜バットで、10g前後から2ozクラスのビッグベイトまで幅広く扱うことが可能です。

【SHIMANO】
ポイズンアドレナ1610M-G

引用:Amazon

SHIMANOとJACKALLの技術を集結させたコラボロッドです。

巻物に特化したグラスコンポジット製で、粘りのある使用感が特徴です。

グリップがカーボンでできているため、グラスの欠点である感度を克服しています。

バイトも巻き合わせでしっかりとノリますし、魚を掛けた後も強く懐の深さを感じます。

【DAIWA】
スティーズ C74MH+

引用:Amazon

DAIWAのハイエンドモデルスティーズシリーズで、ヘビーバーサタイルロッドです。

ミドル〜ヘビークラスの巻物ルアー、ジグ、軽めのビッグベイトまでかなり幅広く扱えます。

また、10g以下のリグから1ozまでの底物にも対応できます。

7.4ftのロングレングスにより、ロックフィッシュやショアジグングまでソルトゲームにも流用可能です。

【SHIMANO】
ワールドシャウラ1703R−2

引用:Amazon

SHIMANOが誇る『世界基準バーサタイル』ワールドシャウラシリーズで最も万能な1703です。

巻物はもちろん、最高クラスの感度でジグやテキサスリグなど撃ち物まで幅広くカバーします。

Hパワーでありながら、ティップは柔らかく軽量ルアーから重量級まで多彩に対応できます。

柔らかな竿先から、主導権を魚に渡さないバットパワーを融合させたヘビーロッドです。

アンタレスDCには、ワールドシャウラで決まりです。

まとめ

21アンタレスDCの特徴を知れば知るほど、様々な釣りに使えることがわかります。

自分のやりたい釣りに当てはめていただき、ベストマッチなお気に入りのロッドを見つけてください。

紹介アイテム一覧

21アンタレスDCに合うロッドの購入で失敗しないために、各ショッピングサイトのレビューもしっかり確認して自分にピッタリなモノを見つけましょう。

FISHMAN
ブリストコンパクト BC4 5.10MXH
TULALA
エルホリゾンテ70
SHIMANO
ポイズンアドレナ1610M-G
DAIWA
スティーズ C74MH+
SHIMANO
ワールドシャウラ1703R−2